カテゴリ:2022年度
令和4年度 第6回講座
講座「チーム医療」の6回目が、6月7日の6限目と7限目に実施されました。
6回目の講座は、神戸常盤大学短期大学部口腔保健学科の上原弘美准教授にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「口腔保健の立場からみたチーム医療について」。
講義の前半は、歯科衛生士の仕事について説明をしていただきました。
口腔の役割を学んだ後、実際に患者の写真を見ながら歯科衛生士ができることを教えていただきました。
「年齢」という漢字からも歯の重要性がわかり、歯科衛生士が大切な役割を担っていることを理解しました。
講義の後半は、「う蝕」と「歯周病」について説明をしていただきました。
「う蝕」と「歯周病」は感染症であり、放置すれば全身に原因菌が感染することを知り、歯科衛生士がチーム医療の一員として治療を担っていることを学びました。
最後に、医療に携わるためには「国家試験」に合格する必要があり、これからの継続した学びが大切であると教えていただきました。
次回からは、1学期で学んだ内容を整理して振り返りを行います。
令和4年度 第5回講座
講座「チーム医療」の5回目が、5月31日の6限目と7限目に実施されました。
5回目の講座は、神戸常盤大学保健科学部診療放射線学科の今井方丈教授にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「診療放射線技師とチーム医療」。
講義の前半は、診療放射線技師の仕事について説明をしていただきました。
診療放射線技師は放射線を扱う唯一の仕事であり、放射線の特徴を理解して職務につく必要があります。放射線は治療に有効な反面、使い方を間違えると非常に危険であることを学びました。
講義の後半は、チーム医療における診療放射線技師の役割を説明していただきました。
診療放射線技師の仕事は患者と直接関わる仕事であり、特に医師や看護師と連携することが重要であると学びました。また、診療放射線技師の活躍の場は病院だけではないということも知りました。
次回は、6月7日に「歯科衛生士とチーム医療」について学びます。
令和4年度 第4回講座
講座「チーム医療」の4回目が、5月24日の6限目と7限目に実施されました。
4回目の講座は、神戸常盤大学保健科学部医療検査学科の田村周二先生にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「病院における臨床検査技師とチーム医療」。
講義の前半は、医療従事者になるために必要なことをお話していただきました。
自分自身を知ることが、医療従事者になる第一歩であると教えていただき、高校生活をとおして自己分析をすることが重要であると学びました。
講義の後半は、「コロナ感染と医療崩壊」「臨床検査技師の仕事」についてお話していただきました。
医療崩壊の定義を学んだ後、チーム医療の中でも院内感染対策チームについて詳しく教えていただきました。
その後、血液検査や尿検査の映像や写真を見ながら臨床検査技師の仕事について説明をしていただきました。
次回は、5月31日に「診療放射線技師とチーム医療」について学びます。
令和4年度 第3回講座
講座「チーム医療」の3回目が、5月10日の6限目と7限目に実施されました。
3回目の講座は、神戸常盤大学保健科学部看護学科の西村充弘先生にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「精神科におけるチーム医療」。
講義の前半は、「精神科医療」についてお話をしていただきました。
精神疾患患者が増加している現状を踏まえたうえで、統合失調症が減少して認知症や依存症が増加傾向にあることを学びました。また、各症状の治療方法についても教えていただきました。
講義後半は、「チーム医療」と「看護師養成」についてお話をしていただきました。
精神科で活躍している主なチーム医療を紹介していただき、精神保健福祉士との連携が重要であることを学びました。
最後に、看護師・保健師・助産師・養護教諭になる過程について詳しく教えていただきました。
次回は、5月24日に「臨床検査技師とチーム医療」について学びます。
令和4年度 第2回講座
講座「チーム医療」の2回目が、4月26日の6限目と7限目に実施されました。
2回目の講座は、神戸常盤大学保健科学部看護学科の島内敦子准教授にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「妊娠・分娩期におけるチーム医療」。
母性看護学がご専門の島内先生から、周産期医療におけるチーム医療について教えていただきました。
講義の前半は、母性看護学や助産学について学んだあとに周産期医療について説明をしていただきました。看護師と助産師の違いや日本では女子しか助産師になれないなど、具体的に分かりやすく教えていただきました。
また、周産期医療の定義や具体的な看護内容について学びました。
講義の後半は、周産期医療におけるチーム医療について説明をしていただきました。助産又は妊婦、褥婦が安心で安楽に過ごせるための看護、出産体験を肯定的に捉えるための看護の必要性を教えていただきました。
コロナ禍で、助産の機会が減っているという現状についても説明をしていただきました。
次回は、5月10日に「精神科におけるチーム医療」について学びます。
令和4年度 第1回講座
講座「チーム医療」の1回目が、4月19日の6限目と7限目に実施されました。
1回目の講座は、神戸常盤大学保健科学部看護学科の尾﨑雅子教授にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「看護職を目指すあなたへ」。
基礎看護学がご専門の尾﨑先生から、「チーム医療とは」「看護とは」について教えていただきました。
講義の前半は、「チーム医療とは」についてお話をしていただきました。
まずは、医療の現場に関わるさまざまな職種について紹介をしていただきました。そして、患者を中心に複数の医療専門職が専門性を活かし、共有した目標に向かって協働して医療を実践していくことがチーム医療であることを学びました。
講義後半は、「看護とは」について教えていただきました。
ナイチンゲールの教えを学び、看護の概念や看護師の役割について説明をしていただきました。
次回は、4月26日に「妊娠・分娩期におけるチーム医療」について学びます。