学年・専門部

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《人と自然科修学旅行11(3日目)》 国の天然記念物を“知る” “守る” ~ヤンバルクイナ生態展示学習施設で本物のヤンバルクイナに会う~

沖縄北部・やんばるの象徴でもあり、世界でここにしかしない、飛べない鳥「ヤンバルクイナ」。

絶滅危惧IA類に分類されるヤンバルクイナを間近で観察できる唯一の施設にいってきました。

 

まずはじめにヤンバルクイナの生態や特徴を職員の方に教えていただきました。

「飛べない」「鳴き声が独特」「意外と走るのが速い」などなど、知っているようで知らなかった情報がたくさん。

 “やんばるの森でどう生きているか”が浮かび上がってきました。

 

そしてガラス越しに、実際のヤンバルクイナを観察。

目の前をスタスタ歩いたり、落ち葉をつついたり、時にはじっとこちらを見つめてきたり…。

また、この施設では、外来種の問題や交通事故の現状についても詳しく紹介されていました。

「夜行性で道路に出やすい」「黒っぽい体で車から見えにくい」…こうした理由で事故が多発していて、地域の人たちの取り組みや標識の設置など、守るための努力も知ることができました。

“希少種を守る”ことの第1歩は知ること、そして「気づくこと」からなんだと実感でき、自然との共生について考えさせられる体験となりました。

《人と自然科修学旅行10(3日目)》沖縄の固有種に出会う~やんばる学びの森でトレッキング~

昨日、ナイトハイクで訪れた森の昼の顔を除きに行きました。

あいにくの雨天ですが、みんなカッパを着てやる気満々です。

入り口でスタッフさんにコースの説明を聞いてからスタート。

 

 

ガイドさんから「これはケナガネズミの食痕、これはリュウキュウハグロトンボ」など動植物や名前や特徴など沖縄の植生や固有種、外来種について学びながら、どんどん山の中を進んでいきます。

 中盤にさしかかると、小さな滝のほとりで小休憩。雨上がりには滝に虹がかかるので、「虹の滝」と言われているそうです。

 

ガイドさんの話もとても面白く、時間を忘れて夢中で探検してきました。

季節を変えてまた歩きたいと思えるヤンバルの森でした。 

《人と自然科修学旅行9(2日目)》やんばるの森で出会った夜のいのちたち 〜ナイトハイク体験〜

ライトをつけて、「やんばる学びの森」へ、ナイトハイクに出発しました。

少し緊張しながらも、みんなの顔には期待の笑顔が。

遠くで「キュルルル…」という鳴き声。

「これはリュウカジカガエルの声ですよ」とガイドさんが教えてくれました。

外来生物の侵入を防ぐため、森に入るときは足裏をマットで綺麗にしてから入ります。

このような小さな取り組みの積み重ねが貴重な生態系を守っているのだと教えていただきました。

夜の森は“生物”でいっぱいで、生きもの好きが集まる人と自然科の生徒にはたまらない時間。

生物を発見するたびに「これなんですか?さっきのと種類が違うんですか?」など、ガイドさんに質問攻めでした。

今日は、海に山に1日中動きまわる日でしたが、いつも実習で鍛えているからか、疲れを感じさせないパワフルさで発見や学びの多い充実した時間を過ごすことができました。

明日は昼間のやんばるの森の探索です。ヤンバルクイナに会えるのを夢見て修学旅行2日目は終了です。

《人と自然科修学旅行8(2日目)》海の教室へ!〜サンゴの苗を海で見てきました〜

昨日、水産養殖研究センターで教えていただいたサンゴの養殖を自分の目で見に行きました。

午前中に引き続き、波もおだやか。今度は船でいざ珊瑚畑へ

岩の上に並んだサンゴの苗たちのまわりを小さな魚たちが元気に泳いでいます。

とても綺麗な反面、黒くなってしまっているサンゴもちらほら。 

美しい海が壊れていっていることを実感しました。

 

《人と自然科修学旅行7(2日目)》 ナチュラルブルーでマリン体験!

沖縄の海が一望できる「ナチュラルブルー」。

到着すると、スタッフさんが笑顔で迎えてくれて、「今日はこの時期には珍しく青の洞窟の近くから海に入れます!」の一言に、みんなのテンションが一気に上がりました。

 

ウェットスーツに着替えて、スタッフさんからしっかりと説明を受けます。

マスクのつけ方や呼吸の仕方、フィンの使い方などを練習して、いざ出発!

少し緊張しながら海に入ると…

海の中には、カラフルな魚がいっぱい!

スタッフさんが水中で手を振って合図をしてくれるので、安心して楽しめました。

浅瀬の岩の間には、クマノミ(ニモ!)も顔をのぞかせていました。

 

 

お昼は潮風を感じながらお弁当

昼からの体験に備えて、お昼はしっかり食べます。

沖縄の風を感じながら、みんなで食べるお弁当は格別です!