兵庫県立 有馬高等学校
Hyogo Prefectural Arima Senior High School, Since 1896
2022-7 Blog Entry List
夏季オープンハイスクール(総合学科)
7月29日(金)9:30~総合学科夏季オープンハイスクールを実施しました。
たくさんの中学生みなさんにお越しいただき、大盛況に終わりました。
今年は新型コロナ感染症対策として、ZOOMによる全体説明会から始まり、2つの体験授業を行いました。
それぞれのコースに分かれ、教室に入る中学生や保護者を、WILLスタッフ・生徒会メンバー・昨年度の元WILLスタッフが案内・誘導しました。
全体説明会では、学校長挨拶をはじめ、生徒会動画・WILLスタッフによる総合学科動画を配信しました。
体験授業では、28の授業を用意し、日ごろの有馬高校の豊富な選択科目を体験していただきました。今日のオープンハイクールが中学生のみなさんにとって進路選択の指針となれば、幸いです。
本日は、お暑い中、どうもありがとうございました。
WILLスタッフによる挨拶
バイオテクノロジーの世界を覗いてみよう(理科)
先手必勝?後手必勝?それとも・・?(数学)
簡単おもちゃを作ってみよう(家庭)
アンニョン!ハングルを知ろう!(外国語)
「産業社会と人間」(総合学科)
7月15日(金)「産業社会と人間」の授業では、1年次生対象に上級学校訪問発表会と科目選択を実施しました。
上級学校本門発表会では、6月3日に訪問した大学について、総合学科のボランティアスタッフとして活躍中のWILLスタッフが、5コースに分かれプレゼンテーションソフトを使って発表しました。どのプレゼンも工夫を凝らした興味深い発表でした。
科目選択では、自分の希望する進路分野をもとに、受験科目を踏まえつつ、興味関心に応じた科目を加えた自分の時間割を考えました。夏休みの三者面談で担任、保護者をまじえて相談の機会を持ち、8月30日には登録用紙を提出します。総合学科77回生、いよいよ進路実現に向け、動き始めます。
司会のメンバーです
コース別の発表です
教育課程表です
担任と相談中です
人と自然科 ブドウ(ベリーA・ピオーネ・マスカット)の栽培順調です
人と自然科の1年生と3年生が栽培を学んでいるブドウ(ベリーA、ピオーネ)も、9月の収穫に向け、いよいよ最終段階に入ってきました。
種なしブドウにするためのブドウジベレリン処理に関する記事はこちら
生徒の熱心な管理作業の結果、順調に生育しています。
収穫前最後の作業、袋がけを前にまずは摘粒という作業です。摘粒とはブドウの粒を一粒一粒丁寧に抜いて、割れている粒を抜いたり、詰まりすぎている房の粒を抜く作業のことです。
1年生が栽培を学んでいるベリーAの場合、房の車の数(つぼみの塊の数)を15車にして、形を円筒形に整房します。そして一房の目標は75粒になるように摘粒します。
3年生が栽培を学んでいるピオーネの場合、房の車の数(つぼみの塊の数)を10車にして、同じく形を円筒形に整房します。そして一房の目標は45粒になるように摘粒します。今年は過去最速で梅雨が明けましたがその後は雨が多く、ブドウの粒は一気に大きくなり、難易度高め。生徒は1週間に2~3日自主的に農場に行き管理を頑張りました。
そして7月考査も無事終わり、いよいよ袋がけ作業です。(大雨のため5日ほど予定より遅れてしましました。)
袋がけはその名の通り一房一房丁寧に紙の袋をかける作業です。鳥害や虫害、裂果、日焼けなどを防いだり、ブドウ表面に付着するブルームと呼ばれる白い粉(ブドウが自らを守るために出す油脂成分。新鮮な証拠です。)が取れるのを防ぐなどの目的があります。また、使用した袋の数を数えることで、収量を予想することもできます。
ポイントは袋の口に隙間がないように丁寧に止めていきます。袋に隙間が空いていると、雨が入ってきてカビが発生したり、害虫が入ってしまいます。約2時間の実習で無事完了です。
これから夏休みにかけては枝の管理は続きます。美味しいブドウを収穫するため、各自で定期的に行いましょう。そして9月に入りいよいよ収穫。在校生、保護者を対象としたブドウ販売会が実施されます。
現時点では9月7日(水)に2年生、9月9日(金)に3年生、9月14日(水)に1年生を対象に販売会を実施予定です。(諸事情により変更の可能性もあります。)収穫まで好天が続くよう、また害獣のアライグマに食べられないように祈りましょう。
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