学年・専門部

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1学期終業式

暑さが増した7月19日。1学期の終業式が体育館で行われ、校長先生に講和をいただきました。

春からの有高生の活躍で、新聞に取り上げられた記事を紹介されました。有高生の新聞記事インタビューに答えた「言葉」には意義があることを唱えられました。

また、過ぎ去った日には戻れない、やり直しができないこともある。だからこそ、一生懸命に生きていくことの重要性を話され、やり直しはできずとも、『見直し』はできると。目の前にやってきた夏休みも、後悔ない青春の日々を過ごしてください、と締めくくられました。

有意義な夏休みを過ごしましょう。

続いて、夏休み中、オーストラリアに短期研修に行く14名の生徒団の挨拶がありました。

異国文化に触れ、価値観や異文化生活を体感し、学びを深めたい思いを語ってくれました。現地で学びんだことを、有高に持ち帰って報告会で共有くださいね。

そして、卓球部女子ダブルスが近畿大会出場にあたり、壮行会が開かれました。

継続は力なり、努力の賜物で勝ち取った近畿大会への出場権を手にした以上、精一杯の闘いをしてくれることと思います。

全校生が応援しています!

その他、各方面の部活動で活躍した生徒の皆さんの表彰伝達も行われました。

皆さんの頑張り、努力が、周囲の人の力にもなっています。

入賞おめでとうございます。

いよいよ夏休み。どんな風に過ごすかは自分自身。

9月2日、生き生きと美しい表情の皆さんに会えることを期待しています!

 

 

 

産業社会と人間 「大学訪問」

総合学科の1年生は、7月12日(金)に大学訪問を行いました。

 

訪問先の大学は

1コース・・・兵庫医科大学→関西学院大学三田キャンパス

2コース・・・神戸親和大学→関西学院大学上ヶ原キャンパス

3コース・・・神戸女学院大学→武庫川女子大学

4コース・・・大阪工業大学→関西学院大学三田キャンパス

 

の4つの中から、事前に自分の興味関心と進路希望に合わせて選択しました。

朝まで雨が降っていましたが、日中は曇り空でこの時期らしい蒸し暑さもありましたが、生徒たちは大学の職員や学生の説明に熱心に耳を傾け、進んで質問をする様子も見られました。また、実際にキャンパス内を歩き、様々な施設を見させていただくことで、大学の雰囲気を感じ取ることができました。

夏休み中に各大学でオープンキャンパスが行われます。今回訪れた大学を再び訪れても良いでしょうし、また違う大学を訪れてみても良いと思います。1年生は卒業後の進路に対してまだまだ実感が湧かない人もいると思いますが、情報収集は進路決定をしていくうえでまず初めにすべきことです。ぜひ自分から積極的に動いて、進路についての知識を深めていきましょう。

三田小学校 自由研究応援プロジェクト

7月16日午後。ここは三田小学校ビオトープ前。

三田小学校6年生の夏休みの宿題に『自由研究』がある、と聞きつけた有高生7名(総合学科3年生、1年生)は、お困りごと、ご相談ごとはお任せあれ!とばかりに三田小学校を訪問させていただきました。

7名の中には卒業生もいます。探究活動を行っている総合学科の生徒は、自分たちが探究したことやその方法、アイデアが少しでも小学生の役に立てば、という思いでした。

小学校を懐かしく感じながら打ち合わせをし、緊張しつつ、6年生が待つ体育館へ。

拍手で迎えられてほっとしたのか、自己紹介では笑顔が見られました。

そもそも『自由研究』とは何でしょう。一緒に考えます。6年生は一生懸命に聞いてくれました。

クラスごとに分かれてのアドバイスも真剣なまなざしで、高校生の話を聞き入ってくれ、やる気がみなぎります。

小学生は屈託なく質問をしたり、話しかけたりしてくれました。

グループを回りながら話をしているうちに、自分たちが役に立っている、という実感が湧いてきたようです。

時間終了時には、6年生から感謝の拍手をいただきました。

高校生の学びや達成感も大きく、「小学生の柔軟な意見に驚いた」「行こうかどうか迷ったけど、行って良かった」「楽しかった」と、校長室で感想を述べていました。

三田小学校の6年生のみなさん、校長先生をはじめ、職員のみなさま、温かく迎えてくださり、また貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

自由研究、がんばって取り組んでください。そしてまた、いつでも話しかけてくださいね。

有高生もいつでも質問に応えられるように、勉学に励んでいきたいと思います。

探究活動や自由研究で、実りある夏休みにしましょう!

 

 

 

 

人と自然科 収穫までもう一息 ブドウの袋掛けを行いました

 人と自然科では、ベリーA、ピオーネ、マスカット3種類のブドウを栽培しており、ベリーAは2年生の『果樹と緑』の授業で、ピオーネは3年生で『果樹と緑』コース(科目)を選択した生徒を中心に、そしてマスカットは全学年の生徒が『総合実習B』(別名放課後の農場当番)の授業で栽培を学んでいます。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 1学期期末考査前には、一粒一粒丁寧に粒を抜き、房の形を整える摘粒作業を行いましたね。

 ブドウの栽培 現在摘粒作業中です・・・・に関する記事はこちら

 1学期期末考査に全力を出し切った生徒たちは、翌日からすぐに気持ちを切り替えてブドウ畑に向かいます。あっという間に粒が大きくなり、しっかり育っていますね。

 

 そして夏休み前最後の作業となる袋がけの実習を行いました。袋がけは、鳥害や虫害、裂果、日焼けなどを防いだり、ブドウ表面に付着するブルームと呼ばれる白い粉(乾燥などから身を守るため、ブドウ自身が出す油脂成分。)が取れるのを防ぐことを目的に行う作業です。有馬高校で栽培する3種類のブドウ合わせて約1600房すべてに袋掛けを行います。

 まずは最後となる房の確認、『修正摘粒』です。摘粒ができているか、裂果がないか最終確認する大切な作業です。今回袋がけをしたら次房を触れるのは収穫後となり、房を整える最後のチャンスです。

 今年も考査中にしっかり梅雨の雨が降ったため、特にピオーネで粒が大きくなり詰まってしまい、結構時間がかかってしましました。

 

 そしていよいよ袋がけです。紙袋を受け取り、各自の担当区に入っていきます。

 

 袋の口に隙間がないように、袋の上部で丁寧に止めていきます。

 ひと房残らず袋掛けすることはもちろん。口の綴じ方も注意が必要で、広がっているとそこから雨が入ってきてカビ(病気)が発生したり、害虫が入ってくるのでしっかり止めます。しっかりできましたか?

 

 袋掛けは約1時間で完了しました。白い袋がぶら下がっている光景は爽快ですね。

 

 そして袋掛け終了後はブドウ畑を電気柵で囲みます。アライグマによる食害を防ぐためです。

 近年有馬高校で一番悩まされている害獣はアライグマです。(今年は特に害獣被害が目立ちます。アライグマに加えてカラスも大暴れしています。)先日収穫交流会を行った、1年生が「農業と環境」の授業で大切に栽培していたスイートコーンもかなりやられてしまいました。

 園児の皆さんと一緒にスイートコーンの収穫を楽しみました・・に関する記事はこちら

 アライグマの鼻の高さをイメージしながら、電気線を張っていきます。これで大丈夫・・・と信じたいですね。定期的に見回りに行きましょうね。

  さて、夏休みに入ると、「総合実習B」(別名夏休みの農場当番)がスタートし、実習でかん水(水やり)や副梢などの枝管理を定期的に行う予定です。収穫までもう一息です。頑張りましょう。

 ちなみに有馬高校のブドウは、在校生ならびにその保護者限定での販売となります。(過去、ブドウが足りないなど地域の方にご迷惑をおかけした経験から、現在は一般販売を行っておりません。)2学期始業式でブドウ販売に関するお知らせを生徒に配布し、販売日(学年ごとに設定しています)をお知らせます。ご確認ください。

人と自然科「クラインガルテン⑥」スイートコーンの収穫

連日、酷暑の毎日ですがクラインガルテンの野菜は元気です!

5月に定植して2ケ月、アライグマやカラスなどの被害もありましたが、

スイートコーンを収穫する日がやってきました。

まずは収穫の方法の説明です。

収穫の目安は絹糸(ひげ)の色が茶色になった頃が目安になります。

畑に行き、収穫のスタートです。次々と収穫を終えて満面の笑顔です。

それが終われば担当圃場で誘引や収穫などの管理実習です。

最後に今回の収穫物をもって記念写真です。

1学期の授業形式のクラインガルテンは本日で終了です。1学期お疲れさまでした。

次回は8月、夏野菜の片づけと秋冬野菜の種まきをおこないます。2学期からも授業の様子を発信していきます。