カテゴリ:農業部
人と自然科 ひょうごまちなみガーデンショーin明石 アグリハイスクールガーデンに出展
9月18日(日) ~ 9月25日(日)の8日ひょうごまちなみガーデンショーin明石』が兵庫県立明石公園にて開催されています。
『ひょうごまちなみガーデンショーin明石』公式HPはこちら(←開催期間終了後HPが閉鎖される可能性があります。)
イベントの一つとして、県下の農業高校の生徒が自分たちでデザイン・施工した自慢の庭を展示する、アグリハイスクールガーデンが開催されており、有馬高校人と自然科 環境班の生徒2名が作庭に行きました。担当した生徒は、課題研究の一環として夏休み前から設計、準備し、学校で何度も試作を行うなど、この日に向けて準備を進めててきました。
作庭は1.5m×2.3mの木枠の中に作成していきます。リュウノヒゲを中心にアイビー、ペチュニア、ケイトウ、観賞用トウガラシなど自分たちで栽培した8種類の草花苗、観葉植物を持参し、当日は約4時間かけて作品を完成させました。
完成した作品はこちら。今回のテーマは『Potdoll city』です。
森、草原、村、水辺の4つの世界観をイメージし、素焼鉢を12個組み合わせて手作りしたテラドールの日常を表現しています。流木にちょこんと座った姿がかわいいですね。
さらに、花や花火、さざ波を描いた手作りの竹灯籠を配置することによって季節感を演出。ウッドチップを敷き詰めた中央の河原が緑に映えて印象的ですね。
そして注目は後方には自分たちで木材を加工し手作りし、花いっぱいに装飾した一輪車。テラドールの乗り物として配置しました。
今回作庭した作品は、9月27日(日)まで、明石公園に展示しています。明石公園を訪れた際は是非ご覧ください。そして5体のテラドールを探してみてください。
人と自然科 地域自然保護 夢プログラム実施報告会に向け中間発表会実施
9月13日(火)人と自然科3年生選択科目『地域自然保護』の授業で、県立有馬富士公園についての中間発表会を実施しました。
有馬高校から車で約15分にある県立有馬富士公園は、地域の方が自分の特技を生かして、来園者に体験プログラムを提供するという取り組みを行っているユニークな公園です。そして有馬高校人と自然科の生徒も自分たちの特技を生かして来園者を楽しませようというのが地域自然保護の授業の最終目標です。4月からスタートし、今日まで公園の職員から説明を受けたり、実際に公園で活躍されている夢プロ団体の皆さんから体験プログラムを受けたり、自分たちで公園内を調査したり・・・とにかく公園を知る活動を続けてきました。
学校設定科目 地域自然保護 今年もスタートしましたに関する記事はこちら
フィールドワークその1 有馬富士公園を知ろうに関する記事はこちら
フィールドワークその2 天文を通したありまふじ夢プログラムを体験に関する記事はこちら
フィールドワークその3 有馬富士公園の生きものに触れように関する記事はこちら
フィールドワークその5 棚田の管理を通した夢プログラム体験に関する記事はこちら
この日は約4か月間の成果をまとめ、発表する会です。この日に向けて生徒は一生懸命準備してきました。
そして発表直前も、原稿や模造紙を前に、役割分担など最後の打ち合わせです。緊張感が増してきますね。
発表にはアドバイザーとしてお世話になっている、人と自然の博物館研究員の先生方、管理者であるパークセンター職員、行政からは宝塚土木事務所の職員にも来校いただき、忌憚のないご意見、アドバイスを頂きました。
いよいよ発表スタート。1班10分から15分の持ち時間で発表を行います。発表では夢プロ体験や調査して感じたこと、有馬富士公園の魅力や改善点を行政や管理者であるパークセンターの方に直接伝えることができました。
そして最後は自分たちがホストとして提供したい夢プログラムの企画案を紹介しました。
・公園の植物を使ったテラリウムづくり
・公園に生息している植物を観察するツアー
・公園の木の実や枝を使った雑貨づくり
・外来種の駆除を兼ねた魚釣り
・園内で人気の遊具 ターザンロープのリメイク
などなど・・・ユニークで高校生らしいアイデアの体験が次々に発表されました。聴衆者も評価シートを用いて、他の班、そして自分たちの班の発表や模造紙を評価しながら真剣に聞いていました。
各班が作成した模造紙はこちら。どれも力作ですね。これらの模造紙は、有馬富士公園パークセンターに一定期間展示させていただきます。公園を訪れた際はぜひご覧ください。
さて中間発表も終わり、いよいよ今回の発表をもとに、実際に来園者に提供する夢プログラムを企画していきます。テーマは有馬富士公園の利用が最も少ない世代である『高校生が有馬富士公園の魅力を感じることが出来る体験プログラム』です。そして12月には実際に高校2年生の後輩を有馬富士公園に招待し、自分たちが企画した夢プログラムを実践します。大変ですが楽しみながら頑張っていきましょう。
最後に中間発表を聞きに来てくださいました皆様、忙しい中お越しいただきありがとうございました。
人と自然科 淡路花博2022秋 第11回高校生花と緑のガーデンに出展
今年も9月17日(土)~11月6日(日)まで、淡路島を舞台に、淡路花博2022秋が開催されます。
淡路花博2022秋公式HPはこちら(←開催期間を過ぎるとHPが閉鎖される可能性があります。)
催しの一つとして県立公園淡路花さじきエリアに、県内の農業高校で学ぶ高校生が、日頃学んだ知識や技術を生かして創作した庭を展示する、高校生花と緑のガーデンが設けられ、有馬高校人と自然科も環境班の生徒2名が作庭を行いました。明石海峡大橋を渡り、県立公園あわじ花さじきに到着です。
第11回高校生花と緑のガーデン公式HPはこちら(←開催期間を過ぎるとHPが閉鎖される可能性があります。)
今回持参した植物は、自分たちで栽培したペチュニア、ゴールドクレスト、マリーゴールド、トレニアなど、11種類の草花苗、観葉植物です。作庭するデザインも自分たちで考えました。
花壇の右側には観賞用五色トウガラシ、ペチュニア、アゲラタムを配置、左側にはトレニア、ケイトウ、ニチニチソウなどを植栽していきます。そして高さの異なるゴールドクレストを配置し、中央に寒水石を敷き詰めます。どんな作品に仕上がったのでしょうか。
完成した作品はこちら。タイトルは『月夜に輝く天の川』です。
中央の寒水石の上空には、自分たちで鉄板を切断、溶接、曲げの加工作業を行い制作した三日月を立て、三日月の中にはアイビー、トレニア、マリーゴールドを植栽し、動きを出しました。
そして寒水石の左側は、紫や青など彩度の低い植物を配置し夜をイメージ。右側には赤や黄色など彩度の高い植物を配置し朝日をイメージし、暗闇から夜明けへと変化する情景を表現しました。
今回作庭した二人に話を聞くと、隠れたテーマは『黎明(れいめい)』この作品を見に来てくれた人に、新しい時代の始まりを感じてもらいたいとのことです。
今回作庭した作品は、9月17日(土)~11月30日(日)の期間中、県立公園あわじ花さじきの園路(駐車場から見て2本のシンボルツリーの下です。以下写真参照)で見ることができます。有馬高校人と自然科以外にも県下10校の農業高校生が作庭した作品をご覧いただけます。
淡路島を訪れた際、是非お立ち寄りください。
人と自然科 ブドウ販売大盛況 無事終了いたしました(ありがとうございました)
人と自然科の生徒が授業で丹精込めて栽培したブドウ(ベリーA、ピオーネ、マスカットオブアレキサンドリア)の即売会(本校保護者、生徒限定)を9月7日(水)、9日(金)、14日(水)の3日間、各学年ごとに開催させていただき、大盛況の中無事終了しました。
いよいよブドウの収穫を迎えます(収穫調査)に関する記事はこちら
販売を前に、生徒自ら調整、包装、袋詰めを行います。各販売日で700房以上の調整が必要なため、1年生から3年生まで手分けをして行います。
傷んだり割れたりしでいる粒がないかどうかじっくり確認し、ハサミで調整していきます。
そして調整したブドウは、粒のつまり具合で3つにランク付けし、上と中のランクのブドウはセロファンの包装紙に丁寧に包み、1袋に2~3房を詰め、重さをはかり価格を決定します。
このように調整、袋詰めは販売直前まで行われ、そしていよいよ体育館前で販売準備です。人と自然科ののぼりを立てた名物のトラック市です。
今年も新型コロナウィルス感染拡大防止のため、事前に整理券を配布し、少人数ずつ売り場に来てもらう方式をとりました。またレジ前には間隔を開けて並んでもらうための表示をはり、レジ前には生徒が実習で手作りした飛沫防止のついたても設置。さらに1人1人に丁寧に手指消毒を行うなど、万全の体制で臨みました。
人と自然科の実習は1年生から3年生が一緒になって行います。初めての1年生に2.3年生が丁寧に教えながら販売実習を行っていました。
レジでは、品種、重さを伺い、商品を準備し会計を行います。昨今の資材の高騰を考慮し、今年度よりやむなく50円から100円の値上げをさせていただきました。50円単位になったため、計算を間違えないようにゆっくりやりとりをを行いました。そしてどんどん売れて無くなった品種、ランクを一覧表に線を引いていきます。どんどん無くなっていきましたね。
そして今年は野菜部門で収穫最盛期のキュウリも同時販売。大人気でした。(今後も2週間ほど県道脇の販売所で販売しています。1袋3~4本入って100円。お近くを通る際は是非ご購入下さい。)
今年は台風などの気象災害や害獣被害もなく、さらに夏の晴天にも恵まれなかなかの出来栄え。一方でベリーAでは、ブドウを種なしにする『ジベレリン処理』が上手くできていなかった房もあったようで『とても美味しかったけど種があったよ。』というご指摘をいただきました。来年への課題ですね。
さらにピオーネとマスカットは元々畑の面積が小さいため、数量制限をさせていただきましたが、やはり人気で、最後には売り切れてしまい、買えなかった方もいらっしゃいました。本当に申し訳ありませんでした。
3日間で合計333名の方に来場いただきました。販売を担当した生徒は自分たちが栽培したブドウを喜んで買ってくださる姿を見て、大きな自信となったそうです。お忙しい中ご来校いただいた保護者の皆さまありがとうございました。そして購入してくれた総合学科の生徒の皆様も、本当にありがとうございました。人と自然科の学びの内容を少しでも理解してもらえたら嬉しいです。
有高チャレンジ教室「フラワーアレンジメント」~9/27(火)授業開始時間変更のお知らせ~
学校設定科目「フローラルアート」は、フラワーアレンジメント技術を2年生から3年生まで2年間専門的に学ぶことができ、高度な技術を習得できる授業です。
3年生では外部講師の先生をお招きし、より実践的な授業を受けることができます。また、これまで学んできた知識や技術を生かし、生徒自らが先生役となり地域の方々にアレンジメントを教える「チャレンジ教室」を開講しています。
今年度も定員を超える応募があり、その中から厳正なる抽選で選ばれた10名の受講生の方が決定。5月10日(火)に第1回目のチャレンジ教室が開講しました。
9月13日(火)に開講された第4回目のチャレンジ教室では、有馬高校で栽培している「トクサ」を用いたアレンジメントを制作しました。
トクサの他にも、有馬高校で栽培している「センニチコウ」や「アゲラタム」、パスカル三田で購入した「スプレーギク」や「ミズヒキソウ」など、季節の花材を使用しました。
これまでのチャレンジ教室では、形や寸法が決められている作品を作ってきましたが、今回のアレンジメントは“自由”に制作してもらいました。
基礎の復習も兼ねて、スポンジセットや花材の切り方・挿し方も生徒が丁寧に説明しました。
トクサは内部が空洞になっているため、ワイヤーを挿し込み、自由自在に形を作ることができます。
生徒もデザインや花材の挿し方などをアドバイスしながら、一緒に作品制作に取り組みました。
約1時間半かけて完成した作品がこちら。素敵なアレンジメントが完成しました。
< チャレンジ受講生の方への連絡 >
次回のチャレンジ教室は、9月27日です。この日は体育大会予行前日のため、40分授業となります。5時間目の授業開始時間が12時35分からとなりますので、ご予定をお願いいたします。
※悪天候により、行事予定、時程等が変更になる場合があります。その場合、再度ブログ情報を掲載しますので、お手数をおかけしますが、確認をよろしくお願いいたします。
ご不明点がある場合は、079-563-2881(学校)へご連絡ください。