校長による記事

【校長の窓】1学期終業式 式辞

皆さんおはようございます。もう1学期の終業式となりました。

皆さん1学期のこれまでの生活を振り返ってみてください。

充実していましたか?

私は、皆さんの明るい挨拶や授業に真剣に取組んでいる姿、体育の授業や部活動の元気なかけ声、など、毎日皆さんが頑張っている姿から元気と勇気をもらっています。

うれしいこともたくさんありました。駅で倒れた他校の生徒を相高生が助けてくれたということでお礼の電話がかかってきたことがありました。

部活動では、この後表彰伝達式がありますが、多くの部活動が活躍して素晴らしい成績を残しています。陸上競技、剣道での近畿大会への出場もありました。 

相高祭では、皆さんの生き生きとした充実した笑顔はもちろんですが、私がもう一つうれしかったのは、有志の出し物で色々なジャンルで日頃から頑張ってきていることをみんなの前で披露してもらえたことです。また、先日の講演会で皆さんからたくさんの質問が出たこともとてもうれしく思いました。大勢の前で堂々と自分が頑張ってきたことを発表したり疑問に思ったことを質問したりできるということは素晴らしいことです。

相生高校は、生徒の皆さんも先生方も一生懸命で本当に良い学校だといつも思っています。それと同時に、それだからこそ、もっともっと良い学校になれる、そうしたいと思っています。おそらくその思いは皆さんも同じではないかと思います。

私は「皆さんはなりたい自分になれる」ということをずっと言ってきました。先日の講演会でも皆さんの可能性は無限大だという話があったと思います。

夢を夢のままで終わらせるのか、チャレンジするのか、どんな人生にしていくかを決定するのは常に自分しかありません。1日1日の積み重ねが人生になります。そしてその1日は、今この一瞬の積み重ねです。今何をするかを決めているのは自分だということをしっかりと意識することです。

一人で頑張ることはしんどいことですが、皆さんの周りには頑張っている素晴らしい仲間がいるということを忘れないでください。お互い切磋琢磨して高め合ってみんなで頑張ってほしいと思います。

夏休みは何かにチャレンジする絶好の機会です。夢に向かって何をするか。まだ夢が見つかっていないという人は、自分の可能性を広げるために何をするか。自分でしっかりと考えて計画を立て、行動に移してください。そして継続してください。自分で決めたことを継続すれば力になり自信になります。「継続は力なり」です。

それでは、この夏、暑さに負けず、健康で有意義な夏休みにしてください。