2024年10月の記事一覧
神戸学 須磨の観光を探究する② 観光学講義
10月9日(水)、学校設定科目「神戸学」の時間に、流通科学大学 人間社会学部 観光学科の西村典芳先生をお招きし、「成長が期待される日本の観光市場」と題したご講義を行っていただきました。
日本の観光学の現状や世界の観光市場、また訪日外国人観光客の特徴などについて教えていただきました。講義の後には生徒たちの質問に丁寧にお答えくださり、今後、須磨の観光コンセプトを考えていく上で大変勉強になりました。
神戸学 須磨の観光を探究する① 神戸市「出前トーク」
3年次の学校設定科目「神戸学」では、2学期より「須磨の魅力を活用した観光誘致」をテーマに、「観光客が訪れたいと思う明確なイメージを創るために、須磨はどのような地域を目指すのか」を探究しています。
10月2日(水)には、神戸市 経済観光局観光企画課と建設局公園部整備課より、神戸市職員の方にお越しいただき、今年6月にオープンした神戸須磨シーワールドと須磨海浜公園について、その魅力や再整備計画についてご説明していただきました。
3年次「課題研究Ⅱ」実学探究 マナー講演会
3年次では、新たな取り組みとして「実学探究」が始まりました。「実学探究」では、単にこれからの実生活に役立つ知識や利用方法を知るだけでなく、取り組みの中で各自が問題を見つけ、その意味や意義について考えます。
9月30日(月)には、株式会社Y’Sプロ・voice Japan 代表取締役の友井川泰子様をお招きし、マナーや接遇の大切さを考える講演会を実施しました。適切な態度・言葉や心地よさにつながる「おもてなし」の心など、良好な人間関係を築く基本を教えていただきました。
2年次「課題研究Ⅰ」全体中間発表会
9月30日(月)、LHRの時間に2年次「課題研究」の全体中間発表会をおこないました。今年は6つの系列ごとに代表者3~4名の発表を行いました。8名の大学の先生方(神戸女子大学、関西学院大学、神戸芸術工科大学、神戸常盤大学)にお越し頂き、専門的な見地からアドバイスと全体の講評を頂きました。5分間で各系列の代表生徒が研究の途中経過を発表し、約5分間の質疑応答をおこないました。
代表生徒は緊張しながらも、各系列の代表として堂々と発表しました。質疑応答では大学の先生方からの的確な質問に返答し、丁寧なアドバイスに耳を傾けて研究を進展させようとする意気込みが感じられました。代表生徒以外の生徒も自分自身の研究に照らし合わせて「自分ごととして」聴くことが出来ていました。今回の中間発表会を通じて、自分たちでは気付けない沢山の視点を頂きました。2年次の生徒全員があらためて自分自身の研究を振り返り、研究の軌道修正をするまたとない機会となりました。
〈生徒の感想〉
・どの発表者も「きっかけ」がしっかりしていて、本当に自分の調べたいことを研究している感じがして説得力も感じました。
・先行研究や研究内容に関する情報などアプローチが足りていない部分に気づけた。
・データの客観性や正確性が重要視されることがわかった。また、実験においての条件の統一性や実験を「何回するか」が大切になってくることがわかった。
・大学の教授の方々のアドバイスがとても参考になった。私たちよりはるかに色々な視点を持っていて、多くの研究への配慮が必要だとわかった。また、研究において客観性がとても大切であることが分かった。
3年次「課題研究Ⅱ」全体発表会
3年生全員が、2年次から取り組んできた課題研究をプレゼンスライドにまとめゼミ内発表をしました。今年度は2.3年継続のゼミではなく系列を混ぜた新たなメンバーに組み替えたので、お互いの研究を興味深く聴けたようです。
各ゼミの代表として18名が「全体発表会」に出場しました。発表会では、教員だけでなく生徒たちも評価をしながら真剣に研究の内容や発表の表現などを観ました。全体発表会の結果、年次代表に選出された生徒は、学校説明会(11月)や総合学科発表会(1月)で成果発表を行います。
〈生徒の感想〉
・課題研究を通して多面的に物事を見ることができるようになった。
・課題研究を通して、1つの事柄について詳しく調べたり考えたりする能力が日常生活でも活かされるようになり、授業でも少し疑問に思うことがあると家に帰ってその事を詳しく調べたり考えるようになった。
・課題研究を通して、発表で人に伝えることにあまり緊張しなくなり、以前より前向きに考えられるようになった。