校長室より
発達障害の理解と高校生への効果的支援ー職員研修会ー
特別支援教育の現状を、12月19日午後からの時間を使って、大谷大学教育学部の井上和久教授に教わりました。
特別支援教育の現状、発達障害の生徒、二次障害と対応、高等学校での指導支援、生徒を支える校内チームと機関連携について、職員皆で知識と理解を深めました。
インターネットゲーム行動症についてのお話もあり、対応としては、ゲーム以外の生活の楽しみを実感する。運動を伴った活動を積極的に行う。学習や対人関係への相談支援を行い、ゲームを楽しみの2番、3番にしていく。家庭との連携、保護者相談を行い、家庭で実現可能なルールを考える。言葉にして書くこと、振り返りが大切といったお話をしていただきました。ポジティブな思考パターンを形成していけるよう、学んだことを活かしていきたいです。
多可の地にゆかりのある井上先生、ご講義を賜りありがとうございました。おかげさまで、今年度も、北はりま特別支援学校の生徒さん達との充実した共同学習を実施できました。
多可高校では、毎月の職員会議の後に、職員研修会を開いています。次回は、兵庫県の学力向上プロジェクトに参加しての学びを各教科からしていただき、共有し合う予定です。他府県への先進校視察も行います。
多可町『たからもん』が贈る☆ステキな大人になぁれ特別授業☆
婚活アドバイザーに聞く『また会いたい』をかなえるコミュニケーションと題した魅力的な企画を、12月19日、多可高校2年生を対象に実施していただきました。
『たからもん』とは、「第41回ひょうご女性未来会議inたか」の実行委員会で立ち上げられた女性グループで、多可町に人を呼び込み、誰もが幸せに暮らせる町にすることを最終目標に活動されています。
相手も自分も大切にしながら歩みを進める「モテの3つのチカラ」や、「友人関係コミュニケーション10の心得」などを具体的に学びました。グループでの意見交換をとおして楽しく学び合い(愛)、非常に充実した時間を過ごすことができました。
講師の先生、たからもんメンバーの方々、多可町生涯学習課の皆様、貴重な機会を設けていただき、本当にありがとうございました。
1年生は、多可町商工会のお世話になり、企業見学バスツアーに出発して行きました
DX講演会【笹倉 剛 教授をお招きして】
12月18日、神戸親和大学文学部国際文化学科教授、笹倉剛先生にお越しいただき、読書についての研修会を開きました。
読書の意義や重要性を知り、読書を身近に感じることで、探究的な学びが広がる機会となりました。
また、先生ご自身の人生哲学に触れ、一度きりの人生をより豊かに生きるために、非常に大切なことを教わりました。
「人生は何があるか分からない」「人生はやりがいのある生き方をしないといけない」「自分に何ができるか」「世の中の卑劣なものに負けてはいけない」「本があなたの人生を変えるかもしれない!」「人間の一生は短い、つまらない本に出会っている暇はない、青春はあっという間に過ぎゆく」「多可高校に入ったことを幸運と思い、どう充実して3年間を過ごすか」「今いる場所でどう花が開くか」「自分は何のために生まれてきたのか」・・・それを考えることで、これからの生き方の信念が固まる。
そして、おすすめの本を沢山紹介してくださいました。笹倉先生、本当にありがとうございました。
多可町の晴れの日の朝は、冬の時期特有の霧が出ています。
「霧の中を行けば覚えざるに衣湿る。よき人に近づけば覚えざるによき人になるなり。」道元の言葉が思い浮かびます。
高校3年生かんたんパパっと朝ごはん
12月17日と19日の両日、多可町健康課および多可町いずみ会の皆様にお越しいただき、就職・進学を控えた3年生に、一日のエネルギー源となる朝食を取ることの大切さを教えていただきました。
実際に☆おりたたみおむすび、だしのうまみたっぷり☆みそ汁、☆フルーツヨーグルトの三品を楽しくつくり、家でも作ってみたいという声が聞こえました。
皆で美味しくいただいた後は、糖分やカフェインがたくさん含まれているドリンクの危険性についても学び、健康についての意識を高めました。
町役場、地域の皆様、多可高校にお越しいただき、大変ためになる食育講座を有難うございました。
総合的な探究の時間 探究活動 成果発表会
11月21日と28日の2週に渡り、52回生(1年生)が一人一台端末を活用して、成果発表会を行っています。
28日は、先週の全員発表の結果、選抜された14名の生徒が全体の前で発表しました。
1.聴く姿勢はしっかりと、2.発表者は堂々と、3.評価は丁寧に。
指導にあたる先生の熱意がこもった言葉です。
各テーマは次のとおりです。「なぜ世界の戦争・紛争問題が発生するのか」「人を助けるとは」「介護福祉士の資格について」「性格は遺伝するのか?」「手話ダンスについて」「日光が与える体への影響」「やる気がある時とない時のちがい」「躁鬱について」「なぜ人はたまにボーッとするのか?」「友達はどこから友達なのか?」「犬の世界と人間の世界について」「スマホやタブレットのブルーライトが与える脳への影響」「絵について」「世界で日本車が人気な理由」。
探究活動を通じて、思考力と集中力の高まりを感じる時間になりました。賢い人に、共に成長していきましょう!
公開授業週間
11月10日(月)〜21(金)までの期間、各授業を公開しています。
ぜひ多可高校へお越しいただき、校内や生徒達の様子をご参観ください。
過日の総合文化祭で特選や入選を果たした作品や、思いを込めて作られた展示も行われています。
多可町ふれあいまつり及び町議会議員選挙について
11月3日(月・祝)、ガルテン八千代グラウンド周辺で多可町ふれあいまつり(10時〜15時)が開催されます。多可高校ボランティア部の生徒が祭りの運営協力で活躍します。
11月9日(日)は、多可町長選挙・多可町議会議員選挙の投票日です。
11月1日は、多可町合併20周年記念日です。誠におめでとうございます。これまで多可高校を陰に日向に支えてくださり、心より感謝申し上げます。今後とも、よろしくお願いいたします。
修学旅行パンフ コンペ実施中!
職員室前の廊下に、情報の授業で作成されたパンフレットが掲示されています。
各班、A4一枚に、沖縄への誘いを表現しています。
投票期間は11月4日までとなっています。
じっくりと見て、読んで、感じて決めてくださいね!
秋の読書習慣
職員室前廊下に、素敵なコーナーが設けられました。いろいろと面白そうな本が展示されています。ぜひ手に取ってご覧ください。
生徒の皆さんに、新聞も読んでもらいたい!という先生の思いから、日々新聞も掲示されています。
読書週間:10月27日〜11月9日
今年の標語:「こころとあたまの、深呼吸。」
沖縄修学旅行に寄せて
兵庫県高等学校教育研究会福祉部会後期研究協議会
全県から沢山の先生にお集まりいただき、福祉ボランティア類型の授業を参観していただきました。
こころとからだの理解「災害時における要配慮者への対応について」、多可高校の体育館が避難所になった場合を想定し、要配慮者の立場となって気持ちを考え、自分たちで行動を起こせるようになることを目標にしました。班活動や発表の機会を通じて、主体的・対話的で深い学びを目指しました。
午後からは、「コミュニケーションの育て方」と題して、日本絵手紙協会公認講師の村上先生から、丁寧に絵手紙の講演・演習を開いていただきました。それぞれに味のある絵手紙ができあがりました。誰かに向けて想いを込めて作る絵手紙は、福祉の心を育む大事な体験活動です。
教員自身も学びの機会を大切に、素直な気持ちを伝えていきたいと思います。
秋のオープン・ハイスクールへ
体育大会の準備が進んでいます
9月26日(金)に開催される第50回体育大会に向けて、各所で準備・練習が進んでいます。
テーマは、「走れ!笑え!夢中になれ!~We can do it~」です。
ベストを尽くして取り組むことは素晴らしいことです。
仲間の良さを認め、自分の良さを伸ばすことを大切に。
そして、自分に誇りが持てるよう、取り組みを振り返り、新たに考える習慣を身につけてください。
そのために私たちは、様々な経験の機会を作り、生徒たちの選択肢の幅が広がるように努めていきます。
朝に夕に、秋らしさを感じるようになりました。季節も進んでいます。お元気で!
芸術鑑賞会【10月16日】開催予定・ピアニスト弓張美季さん
ピアニストの弓張美季さんに、多可町ベルディーホールにて、ピアノ演奏と「今、高校生に伝えたいこと」をお話いただきます。一般の方もご参加いただけます。詳しくは下記のウェブサイトをご覧ください。
ピアニスト弓張美季 演奏とお話 ~今、高校生に伝えたいこと~
"Let the music keep our spirits high!" by ジャクソン・ブラウン
ところで、芸術の秋もさることながら、食欲の秋でもあります。本日の給食は、多可町で作られた食材が沢山使われていました。米、小松菜、播州百日どり、金ごま、ふすまクッキーです。ふすまとは、小麦の皮の部分のことを言うそうで、小麦を皮ごと生地に使って作られています。サクッとした食感で美味しくいただきました。1学期よりも2学期は、給食を利用する人が増えました。創立50周年の記念事業で設置されたエアコンが効いた食堂です。ご支援に感謝申し上げます。
月の秋
お元気ですか?9月というものの蒸し暑い日が続いています。
始業式では、『あなたの一日が世界を変える』"Your day wiII change the world" という本の紹介、そして8月の神戸新聞の記事で特に印象に残った投稿を紹介しました。多可町に生まれて66年になられる方のメッセージです。
人間関係の摩擦等で悩んでいる人がいるかもしれません。
時には空を見上げたり、虫の音に耳をすませたりしながら、健康に気をつけて、悔いの残らぬよう毎日を過ごしてください。
生け花の先生は長年 、多可高校生を指導して下さっています。多可町制20周年企画、15年前の「あっ!たかニュース」(たかテレビ)から、妙見祭(文化祭)の一コマです。
多可町制20周年記念式典
暑中お見舞い申し上げます。
8月3日、多可町文化会館ベルディーホールにて多可町制20周年記念式典が盛大に挙行されました。
20年前、杉原紙発祥の旧加美町、山田錦の里・旧中町、敬老の日が生まれた旧八千代町、3つの地区がひとつになって、強さを増しました。
多可高校生は、カウントダウン企画に積極的に参加したり、播州歌舞伎の稽古に地元の方々と打ち込んできたりしました。これからも地域の皆様に愛される多可高校生を目指します。
賑わう「あすみる」の会場では、色々なイベントが行われていましたが、百日紅の咲く旧中町幼稚園の石碑に目が留まりました。
「いつの日か」
赤とんぼ おわれて見たのは 「いつの日か」
「いつの日か」 世のため 人のため 役立つ人になりたいね
「いつの日か」 思い出そうよ この幼稚園時代を
終業式~多可町高校生議会ワークショップ
●本日、無事に1学期が終了しました。
生徒の皆さん、職員の皆さんと一緒に校歌を歌えることが出来て幸せです。
表彰式では、第141回情報処理検定試験(表計算)1級合格を始め、沢山の生徒が表彰されました。
瀬戸修二さん、藤原海斗さんは、8月8日に名古屋で開催される「第39回全国パソコン技能競技大会」に出場します。
また、今回は舞台に上がることはなくても、一生懸命に打ち込み、自分の持ち場でベストを尽くした人に敬意を感じます。
健康や事故に注意して、充実した夏を過ごしましょう。
●ALTのジェシーさん(米国・カリフォルニア州出身)の離任の挨拶で印象的だったのは、
"I am very sad to be leaving, but I will never forget the woderful times I had here at Taka. You are very kind and friendly people, and I hope you continue learning English. Learning a language creates opportunities for new relationships that can add value to your life. While learning languages I have made new friends, experienced different cultures, and moved across the world to be here with you today. This has been one of the best years of my life and I appreciate you being part of it."
「ここを離れるのはとても寂しいですが、多可で過ごした素晴らしい時間を決して忘れません。みなさんはとても親切でフレンドリーな人たちです。これからも英語の勉強を続けてください。言語を学ぶことは、新しい人間関係をつくるチャンスになり、人生に大きな価値を与えてくれます。私自身、言語を学ぶことで新しい友達ができ、さまざまな文化を体験し、世界の反対側から日本へ来ることができました。この一年は私の人生の中でも最高の一年のひとつでした。そして、その一部になってくれてありがとうございます。」
●丁寧に大掃除とワックスがけを行った後は、インターンシップ激励会および高校生議会ワークショップが行われました。8月8日の高校生議会の本番に向けて、町議会議員の方々にサポートしていただきながら、社会の問題を自分たちの問題として捉え、自分が暮らしている町のことをより深く知ってほしいと思います。ご指導をよろしくお願いします。
デートDV講演会~AED講習会
⚫︎ウィメンズネット・神戸から講師の方をお呼びして、デートDV講演会を開催しました。
仲間が登場する役割劇を通じて、何が問題なのかを共に考えました。
⚫︎西脇消防署多可出張所の消防隊員の方から、AEDの使い方、心肺蘇生法について教わりました。
頭で分かっていても、実際に動けるかどうか。勇気ある行動が求められます。
親切に質問にもお答えいただき、ありがとうございました。心肺蘇生法についてはこちらから。
ブラスフェスタ in ベルディ
7月13日(日)、多可町のベルディーホールにて、第32回ブラスフェスタ(チャリティコンサート)が開催されました。
多可高校を始め、加美中学校、中町中学校、八千代中学校と地元の学校の吹奏楽部員が素敵なハーモニーを奏でてくれました。
第1回から参加されている、神戸シンフォニックバンドの迫力ある生演奏を聴き、共演できたことは、地元の中学生・高校生にとって、かけがえのない経験になったと思います。
会場に集った皆さんで、一緒に『故郷』を歌い、音楽に満たされた一日になりました。ありがとうございました。
野球部の健闘
7月11日、学校を6時に出発し淡路島での闘いに向かいました。
これまでの地道な努力の積み重ねで得た力を最大限に発揮し、正々堂々と戦って、また成長して学校に戻ってきてくれました。
無償の愛で生徒達を支えて来られた保護者の皆様、日々の練習で多くの時間を共にし、考えて動く実力をつけて下さった先生方、本当にお疲れ様でした。
まだ学校生活は続きます。身体に気をつけて、学んだことをこれからの人生に活かしてください。
ご声援、ありがとうございました。
情報モラル講演会〜生徒会立会演説会・選挙
⚫︎インターネットは便利な反面、思いがけないトラブルに巻き込まれる可能性が大いにあります。
悪口による侮辱罪、グルーミング罪など、色々と講師の先生から教えていただきました。
ストレイトネックにならないよう、使い過ぎや姿勢に気をつけて、賢く利用したいですね。
⚫︎選挙により、次期生徒会役員が決定しました。自分の持てる力を皆のために役立てたい、という心意気に敬意を表します。
生徒の皆さん、一人一人の協力をお願いします。
夏季球技大会
熱中症に注意しながら、サッカー・バドミントン・モルックを全学年で楽しみました。
9月には体育大会が控えています。適度に汗をかき、体温調節機能を向上させましょう。
7月11日(金)は、野球部の2回戦、多可・三木北VS尼崎双星が淡路で行われます(ReFillスタジアムにて10時から)。
7月13日(日)は、吹奏楽部の「ブラスフェスタ」(チャリティーコンサート)がベルディーホールにて開催されます。13時開場、13時半開演。ご都合がつかれましたら応援をお願いいたします。
企業展示・説明会@多可高等学校
7月4日(金)、多可町商工会・西脇商工会議所の皆様にお世話になり、高校生のための企業展示・説明会を体育館で開催していただきました。
合計26の地元企業と自衛隊の方々にお越しいただき、魅力溢れる各社のブースが並びました。
本校生は、全ての企業様等の1分間スピーチを傾聴した後、自らの興味や関心に応じて、6回、それぞれのブースに向かいました。プレゼンテーションに耳を傾け、体験をさせていただいたりして、活発な質疑応答が行われる姿も見えました。
地元の企業を知ることができ、高校卒業後、あるいは大学・専門学校卒業後の進路を考える貴重な学びの時間になりました。
関係者の皆様、本日は誠にありがとうございました。今後とも、多可高校をよろしくお願い申し上げます。
多可の空に
7月に入りました。お元気でお過ごしでしょうか。
理科の先生が、お手製の気球を上げてくださいました。
先ずは内部を体感した後、空気が入ると太陽熱で気球は空に舞い上がりました。
温度計を片手に、興味深く臨みました。
座学だけでなく、実験や様々な体験を通じて、生徒達は日々学んでいます。
貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました。
野球部の夏
よく晴れた土曜日の午前、明石清水高校の運動場で練習試合が行われました。
多可高校は三木北高校との合同チームです。
両チームとも日々の練習に励んでいます。一生懸命だから感動し、応援したくなります。
指導される先生方、生徒達を支えておられる保護者の皆様に頭が下がります。
熱中症には十分注意して、休息も取りながら前進してください。
審判員の方、場内アナウンスをしてくれた生徒さんも厳しい暑さの中を、有難うございました。
夏季オープン・ハイスクールのご案内
多可高校の生徒が、オープン・ハイスクールのポスターを作ってくれました!
是非ともご来校ください。エアコンの効いた体育館でお待ちしております。
青空を見上げて思う。
紛争や戦争のない世界が、一日も早く実現できますように。PEACE‼︎
ロイロノート研修会
月曜日の放課後、先生方が教室に集まり、ロイロノート研修会を実施しました。
「自ら考え、仲間と学ぶ」生徒が主体的になる双方向授業で、クリエイティブな教育を楽しく!を目指して、
便利な機能を一つずつ教えていただきました。一人一台端末を役立てて行きたいと思います。
生徒も教師も共に楽しみながら、授業を通じて、生徒の学問に対する興味・関心や、主体的に学びに向かう意欲を高めるように努めます。
ちいきふれあいプロジェクト
6月20日(金)の午後、多可町立松井小学校へ本校の3年生が訪問させていただきました。
小学1年~4年生には、読み聞かせを、5年と6年生には、パラスポーツを楽しんでもらい、最後は、体育館で全校児童が集まって、多可高校生の和太鼓演奏を集中して聴いてくれました。今日の想い出は、お互いの心身にずっと残ることでしょう。
小学生の皆さんの笑顔と校内に掲示されている数々の展示作品が、非常に魅力的でした。
事業の実施に当たり、ご指導、ご協力くださった皆様に感謝申し上げます。
今後は、高校3年生から2年生へと受け継がれ、精進していきます。
喜んでもらうことで達成感を得ることができました。
(番外編)
多可高校の周りは、豊かな水田が多いため、校内で燕をよく見かけます。月曜の早朝、巣がカラスの仕業か半分崩されていました。親鳥が様子を見に来ていましたが、金曜日には巣が再生されていました。正に七転び八起きです。子を思う親心に脱帽です。
図書委員のオススメ本
職員室前の廊下に、図書委員のオススメ本が置かれています。
図書担当の先生の指導のもと、それぞれの本に図書委員の皆さんの紹介メッセージが添えられています。
『はたらく言葉たち⑬』を開いてみました。
「まだ、成績に表れていない 努力を見落とさないこと。それが、先生のいる意味だと思います。」塾講師 30代
「お給料をもらっているからには、自分はもうプロなんです。」大工/見習い 10代
「別に環境にいいことしようと思ってやってないですよ。もったいないって気持ちが、結果的に環境にいいものを生み出しているだけです。」環境事業/プロデューサー 20代
「どんなに孤独だとしても、本は、あなたと向き合ってくれる。そのことを、ひとりでも多くの方に伝えたいです。」出版社/営業 30代
他にも沢山のメッセージがあります。26日から期末考査が始まり、1学期のまとめをする時期になりました。長期休暇等を利用して、読書に親しんでほしいと思います。
今日のTAKAランチサポート
多可町給食センターから運んでいただいている今日の給食は、神奈川県の郷土料理である「けんちん汁」と「とん漬け」が提供されました。
けんちん汁は、鎌倉の建長寺のお坊さんが、持っていた豆腐を落としてしまい、崩れた豆腐を何とか料理に使えないかと考え、野菜と一緒にお汁にしたことが始まりだという説があります。
現在は利用していない生徒の皆さんも、新たに2学期から追加の申し込み受付を行います。後日配布される用紙を確認してください。1食300円の予定です。
熱中症予防には、こまめな水分・塩分補給に加えて、タンパク質の摂取が重要です。バランスのとれた食事を楽しみましょう。
書の心
介護実習を選択している生徒が、思い思いにしたためた作品を届けてくれました。
指導していただく先生のお手本に習いながらも個性が光ります。
先日の文化祭【妙見祭】でも、見応えのある展示に出合えました。
なお、妙見祭の様子は、たかテレビの週刊ニュース「あっ!たかニュース6月28日号」の中で、約3分間紹介される予定です。また、7月31日には、「あっ!たかワイド」にて、約50分程度の放映予定です。ご期待ください。
大阪・関西万博へ
多可高校の全校生徒は、9月5日に大阪・関西万博へ校外学習に一日出かける予定です。
今回の万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
一人ひとりが自身の生き方を見つめ直し、多様性を認め合いながら、持続可能な社会を共に創り上げていくという思いが込められているそうです。
生徒達にとって、各国の趣向を凝らした展示作品や建物、ショーを現場で見聞きすることにより、自身のアンテナを高める絶好の機会となることでしょう。
多可町は、2022年5月にSDGs未来都市に選定されており、町全体で持続可能な社会の実現を目指しています。
東山古墳群
晴れの日も雨の日も、東山古墳群の側で多可高校の教育活動は続いています。
今年の妙見祭には、外務副大臣の藤井比早之氏が駆けつけて下さいました。地元の皆様、定期的な草刈りを有難うございます。
公開授業月間④
3年生の文学国語では、普段何気なく使っている言葉を掘り下げて考えていました。
「やばい」と言う言葉が持つ意味は?「気鬱(きうつ)」と表現してみたり、それぞれが感情を言葉でどう表すかを考え、友人と共有しました。各自が持参したパソコンを使って、ロイロノートやOneNoteを通してシェアすることでお互いの考えが深まりました。
教材は梶井基次郎の『檸檬』でした。内容を各自が段落毎に絵やコメントで表したものを互いに見合ったり、文中の「思い上がった諧謔心(かいぎゃくしん)」とは、どのような心の状態かを考えたりしました。生徒達が授業に積極的に参加している様子を見て、言葉を大切に使おう思える楽しい時間でした。
以下は校内の掲示より、生徒会に入って充実した毎日を過ごしましょう!
ベルディーホールより【DRUM TAO公演のご案内】
毎週月曜日の午後は、体育館から和太鼓の稽古の音が聞こえてきます。
先日の妙見祭を、多可町文化会館ベルディーホールの赤松館長様が観に来てくださいました。
その際、7月26日(土)の午後から「ドラム・タオ」の公演があり、高校生以下は2千円で鑑賞できるとのことでした。
大分県竹田市を拠点に活動する和太鼓グループの生演奏は素晴らしく、私も一度鑑賞して感動したことを覚えています。
是非、プロの迫力ある公演を多くの皆さんに観ていただきたいです。
校内に飾られている生徒達の作品です。
蒸し暑くなってきました。熱中症対策にお気をつけください。
第50回妙見祭
6月13日(金)、第50回妙見祭が開催されました。
生徒会のメンバーが制作したオープニング・ムービーに続き、力強い和太鼓の演奏が披露され、各クラス・文化部・有志の皆さんの舞台発表が続きました。この日のために、力を合わせて練習と準備を重ねてきました。
教室や廊下での展示作品や、梅雨の晴れ間の中庭での模擬店の食品販売を通じて、沢山の笑顔を見ることができました。
生徒の皆さんにとって、心を耕す一日になりましたか?自然な挨拶や感謝の言葉が聞こえてきたことが、とても嬉しかったです。
ご来場いただいた保護者の皆様・地域の皆様、本当にありがとうございました。
ご来場いただけなかった皆様には、「多可高ブログ」にて、順次当日の様子がアップされます。どうぞご覧になってください。
公開授業月間③
多可高校は令和5年度より通級による指導の拠点校(自校通級)となりました。
毎週1回ずつ、7時間目の時間帯に実施されています。この日は自立活動「コーピング」が行われており、特別支援教育コーディネーターの先生が丁寧に準備した、パワーポイントと資料が使用されました。
機嫌が悪かったり、落ち込んだ気持ちの回復の仕方について、対話形式でじっくりと考えました。
一人ひとりにあった教材が提供されています。落ち着ける環境で、自分に合った学び方を知ることができます。脳トレチャレンジも楽しんで取り組ませてもらいます。
雨の匂いが漂う中、校舎の窓から見える妙見山は雲に隠れています。
「雨の日には雨の中を 風の日には風の中を」(相田 みつを)
公開授業月間②
梅雨入り前のグラウンドから、元気な掛け声が聞こえてきました。
集団行動の練習をとおして、周囲の状況に応じて機敏に動くことの大切さを学んでいます。
多可高校の体育の授業では、自然豊かな環境を活かし、近くの多可町余暇村公園に出かけたり、特別非常勤講師の方に来ていただき、ゴルフの指導を受けたりしています。自ら考えて動ける人に…一人一人のリーダーシップを育てています。
公開授業月間
町花の笹百合が咲き、蛍が舞う季節になりました。
6月は、多可高校の公開授業月間です。
生物の授業では、一人一台端末を活用した興味深い授業が展開されていました。
共に学ぶ楽しさと、実験を通して生き物の神秘を味わった午後のひと時でした。
校歌の練習
6月に入りました。全校生が集まり、身だしなみを確認した後、校歌の歌唱練習を行いました。
生徒のピアノ伴奏に合わせて、元気な歌声が体育館に響きました。
コロナ禍では、校歌を歌うことができませんでした。心を込めて、大きな声で歌える有り難みを実感します。
この国の 未来を担う わが生命
日日新たなる 創造の
英智の泉 漲りし
われら若人 師と共に
多可高等学校 育て築かん
花を生ける
今日は介護実習の授業を選択している生徒が校長室に、自分で生けたお花を届けてくれました。
湿度が高くなり、どんよりとした空が広がっていますが、爽やかな気持ちになりました。
ありがとうございました。担当の先生の指導のもと、校内の各所に生徒たちが生けたお花が飾られています。日々の生活に潤いを与えてくれます。
中間考査が終わり、妙見祭(文化祭)に向けての準備が本格化します。身体に気をつけて励んでください。
授業参観・PTA総会・三年生進路説明会
5月10日(土)、保護者の皆様にご来校いただきだきました。平素より本校の教育にご理解と協力をしてくださり、誠に有難うございます。
三年生の皆さんには、5月2日の進路ガイダンスに引き続き、今日も進路選択に役立つ情報が提供されました。学年主任からは、「スケジュール管理」と「主体的に動くこと」、この二点を大事にして欲しいという話がありました。
進路指導部長、生徒指導部長、学年の枠を超えて職員一同、無事の進路決定を応援しています。進取の精神で!
交通事故に気をつけましょう
兵庫県教育委員会を通じて、全県立学校に自転車事故への注意喚起(兵庫県警察本部より)が届きました。
令和6年までの5年間に自転車に乗った小、中学生及び高校生が死亡したり、負傷した事故について月別の死亡・負傷者数の最多は6月で、520 人に上ります。
年始から気候が暖かくなるにつれて、こどもの自転車による交通事故死傷者数は増加し、6月にピークを迎えます。これは4月から通学等で使い始め、慣れた時期に運転がおろそかになっている可能性があります。
多可高校では、4月23日に交通安全講習が開かれました。自転車安全利用五則を覚えていますか?被害者にも加害者にもならないよう、時間に余裕を持って行動し、一旦停止の標識にも気をつけて登下校してください。
新緑の頃
連休の合間です。お蔭様で今日も教育活動は続いています。校舎の窓からは、緑あふれる景色が広がっています。
夜には、創立50周年実行委員会が開催されました。多可高校を愛する方々の集まりです。いつも有難うございます。今後ともよろしくお願いいたします。
福祉のこころ
福祉と聞いて思い浮かぶことは?楽しいアイスブレイクの後、複数の問いかけがありました。福祉の漢字に込められている二つの意味とは?福祉という言葉がなかった時代、何と言われていたのだろう?
福祉には、幸せという意味と、生活を豊かにするという意味があります。そして、福祉という言葉がなかった時代は救済と呼ばれていました。
自分の頭を使い、友達や先生と意見を交換して、考えが深まります。終わりの振り返りでは、一時間の授業の感想が沢山書かれていました。
敬老の日の発祥は多可町八千代区、故郷を愛し、共に豊かな時間を過ごしましょう。
本日も晴天なり
本日から三者面談が始まりました。折角の機会ですので、学校での様子をお聞きになったり、ご家庭での様子もお知らせください。5月10日(土)の午前中には、PTA総会があります。当日は1時間目の授業を参観していただけます。是非ご来校いただき、普段の校内の様子をご覧になってください。
今日から3年生福祉ボランティア類型の生徒が作った鯉のぼりが校内に展示されています。それぞれの個性が表れています。
「妙見のはるけき峰を 仰ぎ見て・・・」暑すぎず、寒すぎず、過ごしやすい季節です。ソフトテニス部の側で部活動を見学をする生徒の姿も見えました。共に汗を流しましょう!
Welcome to "あすみる"
こんにちは。多可町生涯学習まちづくりプラザ 「あすみる」"Asmile" が4月3日にオープンし、本校生も開館式に出席しました。
木の香りが漂う館内は明るく開放感があります。図書館の開館時間は午前10時から午後6時まで(毎週月曜と最終木曜は休館)ですが、あすみる自体は午前8時30分から午後10時まで開いており、館内の自習スペースで、自由に学習することができます。ぜひ訪れてみて豊かな時間を過ごしてください!
【所在地】
〒679-1114
兵庫県多可郡多可町中区岸上281-17
TEL 0795-32-1250(代)
FAX 0795-32-5171
桜舞い散る道の上で
お元気ですか?桜吹雪が舞う中、多可高校の生徒達は、4月11日(金)は校外学習に出かけました。一年生は近くの余暇村公園、二年生は京都清水寺周辺、三年生はUSJへ。それぞれクラスメイトとかけがえのない想い出を作ったことでしょう。
そして14日(月)から授業が始まりました。総合的な探究の時間では、地域の講師の方々に来ていただき、和太鼓を習ったり、本の読み聞かせを教わったりしています。
お昼休みには、多可町商工会共同連携事業「JOBトライやる」の参加募集説明会が開かれました。地元の企業で社会勉強をさせていただきます。
放課後は部活動に参加したりして、日常生活を充実させています。事務室、校長室、職員室前の廊下は、日本文化部の生徒が生け花を華道の先生から習っており、今日もお花を生けてくれました。ありがとうございます。
野球部の生徒は日々、練習に励んでいます。顧問の先生から丁寧な助言を受けています。
どの花もそれぞれに美しいですが、カラーのように、姿勢よく胸を張りたいものです…。
たかの風を受けて
このたび、着任するにあたり、前任の藤井俊校長先生から「たかの風」という冊子をお借りしました。在校生の皆さんが書いた文章を一つ一つ読んでいると、学校周辺の魅力が伝わってきました。多可町のグッドポイントとして紹介されていたのが、「人の温かさ、自然の豊かさ、そして地域の産物」です。
多可高校の周囲は、豊かな自然に恵まれています。その中で、生徒たちは伸び伸びと成長しています。
すれ違うときはお互いに挨拶を交わし、始業式・入学式・離任式で演台に飾られていた美しい花は、式典終了後、日本文化部顧問の先生が校内の各所に生け直してくれました。
新年度は力が入り過ぎます。体調には十分気をつけて、心身を労りつつ最善を尽くしましょう。
出会いをありがとう
優しさを感じる空間
多可高校に赴任して間もない頃のことです。
ある授業を見学に行きました。着任して初めての見学でした。授業の終わりの挨拶の後、自分の出した消しゴムの屑を丁寧に机の上で集めてゴミ箱に捨てに行っている人がありました。よく見るとその授業を受けていたほとんどの人が同じことをしていました。自分の出したゴミは自分で始末する。ごく当たり前のことなのですが、とても新鮮で爽やかな光景でした。このような心がけは、決して授業に取り組む姿勢や意欲と無関係ではないと思うのです。さらに、それをクラスのほぼ全員の人が行っている。ふと周囲を見回すと、やはりその教室はなんとも言えず美しい空間でした。床にゴミやほこりなどありません。黒板の溝は隅々までチョークの粉が拭き取ってあります。とても清々しくて、その場で勉強をはじめとしていろいろな活動をしている人が生み出している環境がまた温かく、心安らぐ気がしました。落ち着いて学習に集中できる快適な場所でした。「お互いが、しっかりした目標を持ち、前に進もうとする」ために、集団の中に良い「雰囲気」を作り出すことは必要だと思います。
誰もが気持ちよく学校生活を送るために、本当の意味での優しさがここにはあると思いました。
私が小学校時代に読んだ絵本「モチモチの木」の中で、じさまが「人間、優しささえあれば、やらなきゃならねえことはきっとやるもんだ」と言います。本当の意味で皆が優しい心を持っていれば、一緒にいる人の立場や気持ちをよく理解して、一緒に取り組める空間ができます。課題を解決して成果を生み出せる空間ができます。
多可高等学校には、そのような空間がどこにでもあります。
卒業式前後に先生方に送ったものです。