2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

2年生校外学習(兵庫県庁)

3月22日(火)の午後、リーガルマインド類型2年生は兵庫県庁に校外学習へ行きました。本年度最後の授業です。

最初にみどり展望園において、建物に対する工夫や展望園から見える景色についての説明を受けました。あいにくの雨でしたが、普段は意識しない神戸市内の特徴に目をむけることができました。

その後、災害対策本部室において防災についての講義を受けました。災害対策本部室は新型コロナ対策の会議などでも使用されており、ニュース等でもよく映っている場所です。それぞれの役割の席に座り会議の雰囲気を味わいました。阪神淡路大震災の状況を改めて知るとともに、現在の兵庫県の防災に対する取り組みについて多くのことを学ぶことができました。また、今後起こりうる災害に対して、自分たちがやらなければいけないことを考えることのできた充実した時間となりました。

そして最後に兵庫県公館にある県政資料室を見学し、兵庫県の歴史やまつわる人物について学ぶことができました。自分たちの住む兵庫県について改めて考える良い機会となり、視野を広げることのできた校外学習でした。

リーガルマインド類型の生徒は3年生になるといよいよ卒業論文に取り掛かります。この1年の学びをしっかりと活かしていきましょう。

 

 

 

 

 

模擬裁判

12月17日(金)の午後から甲南大学の法廷教室をお借りして模擬裁判を実施しました。今回の裁判はコンビニエンスストアで起きた強盗致傷事件です。2年生は2学期に入ってから2班に分かれ今日の日のために準備を重ねてきました。また、1年生は来年の模擬裁判に向けて、先輩の裁判を傍聴しました。

実際の法廷を再現した教室を前にどちらの班も緊張した面持ちで裁判が始まりました。2班とも11月末に行ったプレ尋問とは比べものにならないくらいに内容がよくなっていました。どの役割の生徒も役になりきり迫真の演技で尋問を行っていました。尋問終了後は裁判官による評議を行いましたが、これも3人の裁判官が意見を戦わせ限られた時間の中で慎重に 判決を決定しました。結果は2班とも「被告人は無罪」。緊張した面持ちで判決を聞く検察官と弁護人の姿はさながら本当の裁判のようでした。

この2学期の模擬裁判の授業を通して、自分たちの主張をいかに論理的に積み上げ、相手を説得できるかを考えていくことができました。この経験を今後に役立てていきましょう。リーガル生徒の成長を感じることのできた1日でした。

模擬裁判に向けて

 2学期のリーガルマインドⅠの授業では、12月に甲南大学の法廷教室で実施する予定の「模擬裁判」に向けての準備を行ってきました。裁判の事案は、「コンビニ強盗致傷事件」です。生徒たちは、裁判官、検察官、弁護士に分かれて2カ月にわたって尋問内容の検討を行ってきました。

 そして11月には兵庫県弁護士会より弁護士の先生に来ていただき、アドバイスをいただきました。

 さらに、11月29日(月)には弁護士の先生をお迎えして、プレ尋問を行いました。生徒たちは緊張した面持ちで裁判にのぞみ、自分たちの考えてきた尋問を証人・被告人に対して行い証言を引き出していました。弁護士の先生からは分かりやすく的確なアドバイスを頂き、模擬裁判の本番に向けて考えていかなければならないことが見えてきたようです。12月の本番にむけてしっかりと準備をしていきましょう。

神戸地方裁判所見学

 リーガルマインドⅠの授業では、7月13日(火)と20日(火)の2回に分けて神戸地方裁判所の見学に行きました。これは2学期から始まる模擬裁判に向けての事前学習です。

 最初にDVDを使用して裁判の仕組みや裁判員制度についての説明を受けました。そのあと実際の裁判をグループに分かれて傍聴しました。短い時間でしたが、裁判の緊張感を感じることができ、多くのことを学ぶことができたようです。

 20日(火)に見学に行ったグループは裁判所の都合で、急遽傍聴ができなくなりました。しかし裁判所職員の方々の協力のもと、最も大きな法廷である101号法廷で模擬裁判を行うことができ、生徒たちは弁護士役として交代で模擬裁判に参加しました。

 今回の校外学習を通して裁判を身近に感じ、裁判への興味が深まったように思います。学校では学ぶことのできない大変貴重な体験でした。今回学んだことを2学期にいかしていきましょう。

令和3年度 1学期の授業

    1学期は「街中で見かけた、あれ?」というテーマで探究活動を行いました。社会の中にある矛盾や不合理なことを注意深く観察し、どのように解消していけば社会全体に有意となるかを様々な立場から考えていきました。

  5月に京都芸術大学准教授の吉田大作先生をお招きして「地域社会の課題の改善策を考えるために」というテーマで講演をしていただきました。講演の中では「問題を発見することの重要性」や「情報を成立する力を身につける」ことの大切さなどを、とても分かりやすくお話いただき今後の探究活動に向けての大きなヒントをいただきました。

 その後、班ごとにテーマを決定し2か月間協議を重ねポスターを作成し発表にむけて準備をおこないました。その成果を6月末に発表し、発表後はロイロノートを使用して感想やアドバイスを共有しました。どの班の発表もポイントをおさえ、自分たちの意見をしっかりと取り入れた素晴らしいものでした。

 2学期は模擬裁判にむけての準備がはじまります。12月の模擬裁判に向けてがんばりましょう。

吉田先生の講演班での協議

 

 

 

 

 

 

模擬裁判

12月15日(火)リーガルマインドⅠの授業で、模擬裁判をおこないました。

例年は甲南大学法学部の法廷教室をお借りしていましたが、本年度は新型コロナウィルス感染拡大の影響により、本校での実施となりました。

  

人定質問から証拠調べ請求までは、A班・B班合同で行いました。

 

A班の証人尋問と被告人質問です。


A班の判決は有罪になりました。

 

B班の証人尋問と被告人質問です。


B班裁判官の評議の様子


B班の判決は無罪になりました。


甲南大学法学部から前田先生がお越しくださり、ご講評をしていただきました。

1年生リーガルマインド類型の生徒も見学に来ていました。次は自分たちの番なので、今回の先輩たちの模擬裁判を見たことを来年度にいかしてほしいと思います。

法廷教室で行えなかったことは残念でしたが、生徒たちはこの日のために準備してきた成果を発揮していました。自分たちの主張をどのように組み立てていくのか、相手の主張をどのようにくずしていくのかなど、今回の模擬裁判を経験することで、生徒たちの論理的に考える力がまた一つ培われたと思います。


リーガルマインドⅠ授業

11月2日(月)7限、リーガルマインドⅠの授業で、三宮法律事務所から弁護士の村上先生に来ていただき、裁判についての講義をしていただきました。2年生リーガルマインド類型の生徒は、12月に模擬裁判を行います。リーガルマインドⅠでは、それに向けての準備を毎週の授業で行っています。今回の授業では、証人尋問、被告人質問を考えていくにあたっての基本的な考え方や視点などを村上先生から講義をしていただきました。



 

専門の先生の話を聞けて、生徒たちも模擬裁判にむけてよい準備ができそうです。

2年生リーガルマインド類型生徒校外学習

7月21日(火)2年生リーガルマインド類型生徒の校外学習で神戸地方裁判所を訪問しました。

裁判所の方から裁判についての説明を受けて法廷見学をしたあと、実際の裁判を傍聴しました。2班に分かれての短時間の傍聴でしたが、生徒は細かなところまで観察していました。

2学期の模擬裁判にむけて良い校外学習になりました。

模擬裁判員裁判

12月13日(金)
リーガルマインド類型恒例の模擬裁判を甲南大学法廷教室をお借りして
おこないました。
今年は裁判員制度を取り入れて、模擬裁判員裁判としました。

まずは、証拠調べ請求。
 

次に、証人尋問・被告人質問。
   

論告・弁論の検討。
   
 

裁判官と裁判員による評議。
 

そして、判決。 
 

実際に証人尋問をやってみる。

11月25日(月)
校内で、証人尋問・被告人質問をやってみました。
弁護士の松田先生に見ていただき、授業の最後に講評を
いただきました。
「時系列に質問していくとわかりやすい。」
「犯人と藤本さんがもみ合った場面を実際にやってみると、
いろんなことが見えてくる。」といったアドバイスを頂きました。