塔陵健児のひとりごと
					
	
	塔陵健児のひとりごと~佐用高校からのお知らせ~
この佐用の片隅で
今日もひっそりと座り続けている石像。
 姿勢はまるでロダンの「考える人」。だけどその眼差しは、ただ遠くを見つめているわけじゃありません。
「ここに座り込んで55年…」
 「ずーっと佐用高校のことを考えていた」
誰よりも長くこの学校のことを見つめ、
 誰よりも生徒の幸せを祈り、
 誰よりも佐用高校の未来を案じてきたのに、
 彼の声は風に消え、気付いてもらえることはありません。
でも、彼は言います。
「そんなにくよくよ悩むなよ」
 「人生、晴れてる日もあれば雨の日もあるさ」
そう。悩んだっていい。迷ったっていい。
 それでも明日はやってくる。そう、期末考査が!
ロッカーの中を空にして、心もスッキリと。
 目の前の一問一問に、全力で立ち向かおう。
さぁ、期末考査、明日からスタートです!
 あの石像のように、しっかり「考える人」になって挑もう!