校長ブログ

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本校卒業生の教育実習生2人の授業~明日の研究授業を控えて~【6月10日】

本校の令和4年3月の卒業生で教育実習生として、5月26日から今週末まで3週間の教育実習に来ている2人の授業を、6月10日(火)の1,2限に見学しました。本来は、2人の研究授業は明日ですが、校長の私は1日出張のため、前日の今日見学をしました。どちらも、1年1,2組のC選択のクラスの授業で、生徒達も緊張の中、熱心に取り組んでいました。頑張っている生徒がたくさんいて嬉しく思いました。

1限は、外国語(英語)の竹内敬太郎先生で、どんな時にワクワクするかを2人ペアで英語で言い合ったり、先生の前で英文で伝えたり、ICT機器を活用して絵を見て、やっていることを英文で話したりなど工夫して、生徒も積極的に盛り上がって、主体的・対話的で深い学びに繋がる授業でした。

2限は、地歴(日本史)の水田実和己先生の、三権分立の復習から初めて大日本帝国憲法について学ぶ内容でした。ICTを活用して大日本帝国憲法の文章を表示して、今の憲法との大きな違いが伝わる授業でした。

実習生の2人には、立派な教員になって、ぜひ佐用高校に帰ってきて欲しいと思います。明日の研究授業も頑張ってください。

           

 

全校集会で校長から~まごころつくせ人知らずとも~【6月9日】

6月9日(月)の7限目に、体育館で全校集会を実施して、校長から講話をしました。最近2ヶ月間で、校内で起こっている問題に触れ、まごころの大切さと、失敗しても嘘をつかずに素直に反省することの大切さをまず伝えました。

あれを見よ 深山(みやま)の桜 咲きにけり まごころつくせ 人知らずとも」の言葉を通して、「人に見られていなくても自分が納得するまで努力し心を込めて取り組む」ことの大切さを伝えました。また、「人の行く ウラに道あり 花の山」という言葉から、人は他人と同じ道を行く方が楽で安心だと思い人もあるが、人とは違った自分の信じた道を進んでこそ、素晴らしい花の山にたどり着く」という意味で、自分にとっての「花の山」を目指して欲しいと思います。

佐用高校の1年生の生徒の中には置き引き(置いている他人の物を盗む行為)の犯人を警察に連れて行って、「今時の高校生にこんんあ素晴らしい生徒がいるとは」と警察官から言っていただいたり、昨日の「ひまわりボランティア」に暑い中参加してくれた人達に感謝とともに、誇りに思います。

生徒にとってA(明るく)、T(楽しく)、M(満足のいく)の学校に一緒にしていきたいと伝えました。真剣に聞いてくれた生徒の皆さんありがとう。

     

 

玄関前の遺跡の木々の剪定と中庭の枯山水~塔陵祭に向けての整備に感動~【6月5日】

学校の玄関前の遺跡などに植えてある木々の剪定(せんてい)や中庭の枯山水の整備を、塔陵祭(文化祭)に向けて、校務員の難波さんが中心となって、松田さんと共に暑い中に時間を掛けてしていただき、綺麗さに驚きと共にとても感動しました。保護者をお迎えして素晴らしい盛大な塔陵祭になるように、支えて頂いていることに、感謝の気持ちで一杯です。皆さんも、丸く手入れされた木をじっくり見てみましょう。こんなに綺麗な玄関前の高校はありません。佐用高校の誇りです。

     

塔陵祭(文化祭)に向けて着々と~ファッションショーの打ち合わせとチケット販売~【6月5日】

6月5日(木)の昼休みに、13日の塔陵祭(文化祭)に向けて、ファッションショーの打ち合わせに3年2組家政科の2人が校長室に来てくれました。校長室を訪ねてくれた藤原恵さんと岡﨑音々さんの2人は、ファッションショーでウエディングドレスを着るようで、校長の私と3学年主任の中瀧先生が、礼服(モーニング)を着てエスコートするようです。どんなファッションショーになるのか、本当に楽しみです。

また、今日まで4日間昼休みに、2年生のバザーのチケット販売が体育館でありました。私は2年生の全クラスのチケットを買いたかったのですが、3組のチケットは完売で残念でした。どんな味のどんな料理なのか、とっても楽しみです。

他の生徒達も、あと1週間で素晴らしい塔陵祭に向けて頑張ってください。

   

3年生農業科学科の総合実習でドローンによる田植えを実施~最先端のスマート農業の体験~【6月4日】

6月4日(水)の6時間目に、3年1組(農業科学科)の総合実習の栽培の授業で、本校の実習用の田んぼに、もみを酸化鉄と混ぜたものを、ドローンで直まきの田植えを行いました。

株式会社エアーアシストジャパンの古市氏の指導により、ドローンの仕組みを教えて頂き、田んぼの形を歩いてコントオーラーに読み取らせて、ドローンの種まきのルートを決めて、自動でなんと約2分であっという間に田植えを終えました。その後、除草剤もドローンで散布して、終わりました。

直まきの最先端のスマート農業の技術を体験して、生徒達は「楽しかった」とか「面白かった」などと感動がありました。これから農業の人手不足になっても、便利で素晴らしい技術だと、私も感動しました。素晴らしい経験ができたと思います。米不足の解消に繋がる豊作になればいいですね。