校長ブログ

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佐用町立上津中学校のオープンスクールに参加~本校と町内4中学校の相互授業見学実施~【11月6日】

佐用町内の4中学校のオープンスクール(公開授業)に本校の教員が今週から再来週にかけて参加して中学校の様子を知って中学校の指導方法を学ぶことをはじめ、町内4中学校のどこかに授業見学に行くことにしました。校長の私は、今日、佐用町立上津中学校のオープンスクールに参加して、2年生の理科と1年生の授業を見学しました。

2年生の理科の授業では、ICTを効果的に使用した授業で、生徒が活発に手を上げて発表している様子が印象的でした。高校では、手を上げて発表することはあまりないので、このような学びの仕方が大変参考になりました。1年生の数学の授業でもICTを活用して、一次関数について様々なグラフを可視化して説明されていました。先生の質問に対して、生徒は活発にどんどん答える様子も、アットホームな良い雰囲気を感じました。教室の掲示物や整理も、意欲を高める工夫がありました。

来週と再来週で、町内の残り町内の3中学校も訪問したいと思っています。来週1週間(11月10~14日)は、本校のオープンスクールとなっており、町内4中学校をはじめ、岡山県の大原中学校や西粟倉中学校から訪問がある予定です。本校の先生方も、学びを深めて協働して今後に生かして欲しいと思います。

中学校と高校がお互いの授業見学を行って、交流して連携を進めて様々な活動をしていきたいと考えています。

        

県スピーチコンテスト出場の2年3組の久保紡生さんが3年生の前でスピーチ練習~明後日の本番に向けて助言~【10月31日】

10月31日(金)、2年3組普通科(特設類型)の久保紡生さんが、明後日11月2日に明石市民会館で開かれる第40回兵庫県高校生英語スピーチコンテストに、西播磨の代表で出場します。

その発表の直前練習として、3年3組普通科(特設類型)の生徒の前で、堂々と英語で発表してくれました。内容は、生まれつき足に障がいがを持って歩き方が違うことで悲しく辛い思いを抱えていたが、小学校6年生の体育で何度も練習して5段の跳び箱が跳べたとき、担任の先生が笑顔でハイタッチをしてくれたそうです。その経験から、「できない」ことばかりに目を向けるのではなく、「できるようになったこと」や「支えてくれる人の存在」に目を向ける大切さを伝えてくれました。今では足を不幸とは思わず、この足があったからこそ、人の優しさや支えの大切さに気づくことができたと伝えてくれました。

最初は緊張していましたが、最後は笑顔で堂々とスピーチをして、聞いていた校長の私も涙が出そうになりました。3年生の先輩達も、熱心に聞いて、温かい助言をしえくれました。結果を気にせず、精一杯思いを伝えてきてください。応援しています。

     

佐用日本語学校と3年生家政科の交流会~美味しい料理を一緒に作って交流~【10月31日】

10月31日(金)、佐用日本語学校と3年家政科の食物班が調理実習をして交流をしました。

日本語学校のからは、18~26歳の32人の女子生徒と校長先生を含めて2人の先生を合わせて計34人が来校し、日本食についての○×クイズを行ったあと、2つの食物室でさらに6班に分かれて、①手巻き寿司、②エビチリ、③照り焼きチキン、④プルコギ、⑤鶏ささみ唐揚げ、⑥豆腐白玉団子をつくりました。

日本語学校の皆さんも、本校の生徒も楽しそうに料理を作って、手巻き寿司に好きな具を入れて食べていました。校長の私も少しだけ試食させてもらいましたが、大変美味しかったです。楽しい交流ができて良かったです。

                              

 

西播磨地区教頭会が本校で実施~佐用町との協働や佐用高校の魅力を紹介~【10月30日】

10月30日(木)14時から、本校の会議室で西播磨地区県立学校・市立高等学校教頭会が実施され、西播磨地区(第4学区の)約40名の教頭先生が参加されました。

会場校校長挨拶の中で、私からは「教頭として」や「校長との人間関係」などについて、教頭としてさらなる活躍を願って、私のこれまでの経験も踏まえて伝えました。

その後、佐用町役場企画防災課まちづくり企画室の谷本美沙室長から、「佐用町の取り組みについて~地域と学校の協働による輝く人づくり支援事業~」と題して、①佐用町の概要、②佐用町の現状、③これまでの取り組み~地域と高校の協働する輝く人づくり事業、④行政と連携するには?~佐用町の想いと今後の方向性~ について講演を頂きました。本校が佐用町と地域協働してこれまで取り組んできたことや佐用高生がまちづくりへ参画していることなど、行政と学校がwin-winの関係性で、佐用町が「縮充のまちづくり」を目指していることを反されました。

さらに、農業科学科長の竹内先生からは、「さよたま」を中心に最近の様々な取組を、動画を流して説明してもらい、興味深く聞いてもらいました。また、上杉教頭先生からは、本校生の作成したJR姫新線のマナーアップ動画や、令和8年度から本校が地教行法に基づいた「コミュニティ・スクール」となって、地域とさらに連携していくことなどを伝えてもらいました。本校の魅力・特色ある取組や改革が伝わったと思います。

教頭会の後には、本校生が作った「さよたま」や「さつまいも」「きゅうり」を希望する先生に買ってもらいました。受付などのお手伝いをしてもらった、長尾先生と前野先生もお疲れ様でした。

         

生徒会執行部の生徒と校則の見直しについて校長と意見交換~生徒の意見をきいて校則の見直しを進めていきたい~【10月29日】

10月29日(水)16時から生徒会室において、生徒会執行部の10人と、生徒会担当の牧先生とともに、校長との意見交換を行いました。

令和4年12月に文部科学省で改定された生徒指導提要に基づいて、生徒の困り感を聞きながら、本校の校則の見直しを進めるべく、校長と直接意見交換を行い、それぞれの思いを丁寧に話してくれました。内容は、頭髪、靴下、制服(夏服)、携帯電話、アルバイトなどについて、要望を聞きました。本当に困っていることや、不便を感じていることなど、生徒が真面目に校則を考えてくれていることもわかりました。

今後は、生徒指導部を中心に、本校の教育目標に基づいて、現行の校則が本当に相応しいのか、改善すべきかを検討していきたいと思います。今後も、生徒会執行部の生徒を中心に、意見交換をしていきたいと思います。色々と熱心に話してくれてありがとう。

 

兵庫県教育委員会の大迎教育次長が本校の視察に来校~農業科学科と家政科の魅力ある授業を見学いただきました~【10月29日】

10月29日(水)、13時30分から15時まで、兵庫県教育委員会の大迎規宏教育次長が本校に来校されました。

本校の魅力・特色について説明したあと、3年生農業科学科のニワトリの屠畜(食肉の処理)の授業の見学と、鶏舎と牛舎などの施設の見学、3年生家政科の班に分かれた授業を見学頂きました。農業科学科長の竹内先生と家政科長の前野先生によって、専門学科の取組を丁寧に説明してもらいました。授業を受けている生徒達は、育てたニワトリを屠畜して命の大切さを感じながら授業を熱心に受けたり、デザートの開発や料理の授業を地域の方を招いて熱心に取り組んでいました。

本校でしか学べない貴重な学びを生徒が意欲を持って、熱心に授業を受けている様子を感心して見て頂きました。また、先生方の熱心な様子や、校内の庭園なども大変綺麗なことも褒めて頂きました。

今後の、本校の学校改革につながる助言と励ましを頂きました。ありがとうございました。

         

2年生家政科の生徒が就業体験実習報告会で発表~学んだことや体験しことを今後の進路につなげる~【10月29日】

10月29日(水)の3,4時間目に、保育大教室で就業体験実習報告会が行われ、インターンシップに参加した2年生家政科の17人が、パワーポイントで発表をしました。1年生家政科の生徒が、先輩達の発表を聞いた。

校長あいさつでは、7月の壮行会で「百聞は一見に如かず」や「失敗を恐れる必要がない」について伝えたことを振り返り、成長の大きな原動力になったことや、上手くいったことはもちろんだが、困難に直面したことや失敗談などが、貴重なアドバイスになることと、「千里の道も一歩から」でこれからの努力を伝えました。

報告会では、実習期間や事業者名、就業時間を伝えた後、仕事の内容と、学んだことや体験しこと、感想や今後の進路に向けて話してくれました。苦労したことや今後の決意をたくさん話してくれました。今後の就業に向けて、素晴らしい経験になったと思います。お疲れ様でした。

       

3年生家政科が校内レストランを実施~教職員が食事して工夫と美味しさに感動しました~【10月28日】

10月28日(火)、13時から家政科3年生が、校内レストランを実施して、「元気100倍和定食」のチケットを購入した20人の教職員が美味しく頂きました。

「元気100倍和定食」は、食物教室で調理した料理を、レストランとした選択教室に運んで、「いらっしゃいませ」とお茶を運んでから、できたての料理を運んで料理の説明を丁寧にしてくれました。料理する生徒、案内する生徒、料理を運ぶ生徒、アンケートを取る生徒、分担して丁寧に対応してくれました。

料理の内容は、①サツマイモご飯、②鮭きのこソースがけ、③もち大豆豚汁、④秋野菜ソテー、⑤いろどり酢の物、⑥きなこレモンプリン の6品で、美味しく秋を感じるお腹いっぱいになる満足な料理でした。食べた先生達も大満足でした。「食生活改善チャレンジ」の冊子には、大変詳しく書かれてまた感動しました。ありがとう。美味しかったです。

11月5日(水)には、元気工房さよう 味わいの里三日月で、高校生レストランとしてこの料理が販売されます。多くの人に来て食べてほしいですね。

                   

「こっこくらぶ」の生徒が警察と協力して「特殊詐欺防止パッケージ」を作成して卵の販売~特殊詐欺被害防止の啓発~【10月27日】

10月27日(月)、本校の農業科学科の「こっこくらぶ」の生徒が、特殊詐欺被害防止を啓発するために。警察と協力して「さよたま特殊詐欺防止卵パッケージ」を作成して、「さよたま」卵の販売をしました。

日頃から、安心・安全なブランド卵「さよたま」の生産を目指して研究している「こっこくらぶ」が、たつの警察署、佐用警察センター、佐用防犯協会からの依頼を受けて、手彫りした鳥の「鷺(さぎ)」をスタンプして、特殊詐欺にあわないように思いを込めて、オリジナルパッケージを作成しました。

約60人の方に、特殊詐欺の防止のチラシを配布して、卵の販売を行いました。特殊詐欺の被害にあわないように、お願いします。

       

1年農業科学科の命の授業~ブロイラーの屠畜(家畜の肉食処理)で命の大切さを学ぶ~【10月24日】

10月24日(金)の3~6時間目、本校の肉加工室において、1年生農業科学科の「農業と環境」の授業で、ニワトリのブロイラーを育て始めて57日目に、屠畜(とちく)(家畜の肉食処理)の授業を、農業科学科長の竹内先生の指導のもとで実施した。

これまで、大切に体重を量りながら育ててきたニワトリ(肉用鶏)は、2ヶ月で大きなものでは5kgにも育っていました。これらを、放血、湯漬け、脱羽、もも肉の処理、胸肉・ささみの処理を行って、内臓の構造や処理の方法を学びました。大事に育てたからこそ、命の大切さを感じながら生徒は熱心に取り組んでいました。