〒651-1102 兵庫県神戸市北区山田町下谷上字中一里山9-107
TEL 078-591-1331 FAX 078- 591-1332
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ウグイスのさえずりが間近に美しくこだまする季節となりました。令和5年度に別れを告げ、新たな年度を迎えようとしています。
5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置付けが2類から5類へと引き下げられて以降、教育活動の正常化がいっそう順調に進みました。普段の学校生活、そして文化祭や体育祭に神戸鈴蘭台らしい賑わいが戻ったことを本当に嬉しく思います。
令和6年度は、年次進行で導入を進めた「BYOD(1人1台端末)」がいよいよ全学年での実施となります。また、令和7年度の文理探究科設置に向けた準備の仕上げの年でもあります。平成19年度の鈴蘭台高校と鈴蘭台西高校との発展的統合以来の校史に残る大きな転換点が再び神戸鈴蘭台に訪れます。豊かな自然に抱かれた神戸鈴蘭台での高校生活に新たな彩りがまたひとつ加わることになります。神戸鈴蘭台への進学をめざしている中学生の皆さんには、笑顔と元気がいっぱいの青春の日々を心待ちにしてもらいたいと思います。
神戸鈴蘭台に赴任して早や2年が経ちました。PTAや同窓会の役員の皆様、学校評議員会や学校安全保健委員会の委員の皆様、近隣にお住まいの方々、北区役所をはじめとした関係諸機関の担当者様より手厚いご支援をいただきながら、安心感と充実感を持って学校経営に携わることができました。本当にありがとうございました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。4月1日には新しい校長先生をお迎えして新たな1年が始まります。神戸鈴蘭台がさらなる飛躍を遂げるための準備は万端です。無限の可能性を秘めた輝く未来に向けて歩みを進める神戸鈴蘭台への変わらぬご支援をいただけましたら幸いです。
最後に、神戸甲北高校に次ぐ県下で2番目の標高(350m)に位置する本校の屋上からの美しい眺めを分かち合い、お別れのご挨拶とさせていただきます。2年間本当にありがとうございました。
2月9日(金)5・6時間目に「第2学年総合的な探究の時間成果発表会」を開催しました。
本校は、グラデュエーションポリシーとして、「『自律心』と『行動力』を生かして自らの夢や希望を実現できる『自立する人』の育成」を掲げています。
それを実現するためのカリキュラムポリシーの核に据えているのが、「総合的な探究の時間」を始めとした探究活動です。とりわけ、外部の専門家の方々のお力を借りながら、より高度で実践的な探究活動に取り組むことに重点を置いています。
国際コミュニケーションコース以外の普通科クラスでは、年度前半を用いて学年全体でSDGsを共通テーマに探究活動を進め、10月下旬からは高大連携協定(神戸学院大学、流通科学大学、神戸常盤大学、神戸松蔭女子学院大学、神戸芸術工科大学)や神戸市北区役所地域協働課よりアドバイザーの先生方をお迎えし、それぞれの先生方の専門領域に関わる課題をテーマに探究活動を進めました。
国際コミュニケーションコースでは、通年で神戸大学、兵庫県立大学、関西学院大学、神戸学院大学、神戸松蔭女子大学よりアドバイザーの先生方をお招きし、ゼミ形式で探究活動に取り組みました。
総合的な探究の時間での取組を通じて、生徒の皆さんは、自ら課題を発見し、様々な工夫を重ねながら主体的に課題を解決する力を身に付け、「なりたい自分になる」ことの大切さにあらためて意識を向けることができたようです。
生徒の皆さんの今後の更なる成長が楽しみな成果発表会となりました。ご指導いただきましたアドバイザーの先生方にこの場をお借りして心よりお礼申し上げます。
1月26日(金)午後、第2回学校評議員会を開催しました。
PTA会長の須藤様、PTA役員の同窓会である「鈴蘭会」会長の柿本様、元高砂市教育長の佃様に学校評議員としてご来校いただき、新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴い正常化が一段と進む教育活動の様子や学校評価結果などについて管理職及び各部署のチーフからご報告をさせていただきました。
会議に先立ち2年生の総合的な探究の時間の様子も見学いただき、教科指導や進路指導の現状、授業でのICT機器の活用状況等についてもご質問やご提案をいただきました。
学校評議員の皆様をはじめとして、様々な形で外部関係機関や地域の方々から学びの機会をいただきながら、本校生徒は明るく健やかに成長しています。引き続き、目標とする学校像の実現に向けて、教職員一同真摯に日々の教育活動に勤しんでまいります。学校評議員の皆様におかれましては、今後とも本校の教育活動の推進にご助言を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。この度はご多用の中お時間をいただき誠にありがとうございました。
昨年5月8日の新型コロナウイルス感染症の2類から5類に引き下げ以降、教育活動の正常化が順調に進んでいます。学校行事の2本柱である文化祭と体育祭、高校生活のハイライトである修学旅行は言うまでも無く、日々の授業や部活動においても神戸鈴蘭台らしい穏やかな日常が戻って来ました。明るく元気に溌剌と高校生活を謳歌する生徒たちの様子を目にするたびに、ありふれた日常の大切さをあらためて実感しています。
校舎入口に掲げる横断幕に演劇部の活躍を讃える4枚目が加わりました。文化祭において、優れた脚本、創意工夫を凝らした大道具・小道具、そして熟達した演技で観衆を魅了した演劇部の皆さんが、三重県で開催された近畿高等学校総合文化祭2023において持てる力量を遺憾なく発揮してくれました。横一文字に並ぶ4枚の横断幕は壮観です。通学や授業、部活動の際に目にする生徒にとって大いなる励みとなっています。
ご支援いただきましたPTA後援会の皆様、ありがとうございました。引き続き生徒たちの頑張りを後押ししていただけましたら幸いです。
9月28日(木)、第15回体育祭を開催しました。この度の体育祭では、6月の文化祭に引き続き、保護者の方々をお招きすることができました。保護者の皆様にお子様が青春を謳歌する姿を間近で見ていただけたことを心から嬉しく思っています
コロナ禍対応の局面が変わったとはいえ、とりわけ災害級の真夏日が続いた今年度については、より適切な熱中症対策が求められました。このような状況に対応するため、従来までのスタンドでの観戦を取り止め、グランド東側にテントを設置する形に変更しました。また、スタンドでの応援合戦も開催時間の短縮のため、実施しないこととしました。神戸鈴蘭台らしい一致団結した応援合戦を行えなかったことは大変残念ですが、体育祭の安全で安心な開催に向けての取り組みですので、より良い体育祭の在り方を次年度に向け模索していきたいと考えています。
生徒の皆さんそれぞれが、「自律心」と「行動力」発揮し、互いの個性を尊重しながら、ともに行事を盛り上げ、成功へと導いてくれました。「元気」と「やる気」、そして「本気」に溢れる立派な体育祭でした。若さと躍動の中で、人とのつながり、「絆」の大切さをあらためて実感できたに違いありません。体育祭での「学び」や「気づき」は、そ れぞれで異なるはずです。しかし、「今、この時」を共有したということは紛れもない事実です。人は人と関わり合う中で成長していきます。生徒の皆さんには、体育祭で得たそれぞれの「学び」や「気づき」を更なる成長の糧にしてもらいたいと思います。
体育祭は、年度後半を勢い良く駆け抜けるスターティングポイントになります。体育祭での「学び」と「気づき」を糧に、年度後半を充実したものにしてくれることを心から願っています。
昨年度に引き続き、PTAより全校生徒へ飲み物の差し入れをいただきました。この場をお借りして心より感謝を申し上げます。