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研修の様子

10月11日(金) ⅢC1218 (高)農業科・水産科教育講座B

〔研修の概要〕

講   義 GAPの実践事例から学ぶ 
                   ・農業生産過程におけるGAPの考え方
      ・次世代園芸施設導入事例 
                     株式会社兵庫ネクストファーム 取締役 中村 朋記 

演習・協議 GAPの授業実践
      ・農業科教育に求められるGAPに関する学習展開 

〔受講者の感想〕
・GAPによる食品や労働の適切な管理を学ぶことによって、自己管理能力、仕組み化及び
 習慣化など自己指導能力を育むことにもつながると感じました。
・日頃から行っている農業科の学習の中に、GAPの考えに沿った内容が含まれているの
 で、今後もGAPの考えを意識しながら学習内容をさらに充実させたいと思います。

 

10月11日(金) ⅢC1207(高)保健体育科教育講座

   

〔研修の概要〕

講   義 学習指導要領の趣旨を踏まえた保健体育の授業のポイント 
                    

演   習 計画的、継続的に運動やスポーツを実践する資質・能力を育成する授業づくり 
      ・主体的に体力の向上を図る態度の育成
      ・発達の段階を踏まえた指導
      ・安全に配慮した指導

 

〔受講者の感想〕

  • 学習指導要領について改めてその趣旨を確認することができたので、その内容に沿った授業づくりについて他の教職員とも共有したいです。単元に応じた場の設定や教具教材の工夫、模範や補助の方法の改善などまだまだ授業の中でできることがたくさんあると感じました。 
  • 生徒の課題や難しいと感じるポイントはそれぞれ異なるため、本日教えていただいたようなスモールステップで進める練習メニューや、運動を部分的に切り取って練習するという方法は大変有効だと感じました。 
  • マット運動を評価する際、次の発展技を意識した上で評価をつける点はこれまであまり意識できていませんでした。様々な方法で指導や評価をすることが重要で、自分自身の引き出しをより多く持っておくことが重要だと思いました。 

10月10日(木) ⅢC1112(小中)図画工作科・美術科授業実践講座

 

〔研修の概要〕

講義 造形的な見方・考え方を働かせる授業づくり

    鳴門教育大学大学院 山田 芳明 教授

 

発表 対象や事象に働きかけ、児童生徒が自ら主題を生み出す授業実践

    兵庫教育大学附属小学校 古家 美和 教諭

 

演習 造形的な見方・考え方を深める表現と鑑賞を関連付けた授業づくり

    ―一人一人が豊かに感じたり、表現したりする学習活動の充実に向けて―

    (小)児童が自ら材料や場所に働きかける造形遊び

    (中)感じ取ったことや考えたこと等を基に表現する活動

 

〔受講者の感想〕

・山田先生の「子ども達は自分のつくりたいものをつくる。表したいことを表す。」という言葉が印象的でした。与えられた課題を解決するためにつくりかえるのではなく、自分にとってよりよいものを生み出したいという衝動によってつくりかえるのだと感じました。造形活動において、子どもの問いは外から与えられるのではなく、子ども達の中で生まれるということを聞き、その通りだと思いました。

・古家先生の実践をたくさん聞くことができ、とても勉強になりました。マッチ箱を使った造形遊びの実践をしたことがなかったので、教材研究し、授業で扱いたいと思いました。

・同じような作品ばかりが出来上がる授業ではなく、活動の幅、奥行きをできるだけ広げ、子ども達がのびのびと、どこまでも探求できる授業づくりをしていきたいです。

10月4日(金) ⅢC1203(高)地理歴史科・公民科教育講座B

〔研修の概要〕

講   義 社会的事象の地理的な見方・考え方を働かせる授業づくり 
                   ・「地理総合」の授業におけるGISの効果的な活用 
                    奈良大学 教授 木村 圭司 

演習・協議 「地理総合」における思考力、判断力、表現力等の育成

 

〔受講者の感想〕

  • 地理的な見方・考え方を通して、生徒が主体的に学習に取り組めるように、GISを効果的に活用していきたいです。  
  • 今回の研修で学んだ実践的かつ効果的なGISの活用について、勤務校の先生方とも情報共有しながら考えていきたいです。  
  • GISの活用はハードルが高く不安を抱いていましたが、講義を通して基本的な使い方を学んだことで、積極的に取り入れていこうと思いました。  

10月4日(金) ⅢG1403 インクルーシブ教育システムと合理的配慮の基礎理解講座-共生社会の形成に向けた子どもの多様なニーズへの対応-

〔研修の概要〕

              

講   義 「共に学び共に育つ」インクルーシブ教育システムの構築をめざして
       -合理的配慮に基づく支援の在り方の工夫-
演習・協議 自校におけるインクルーシブ教育と合理的配慮の現状と課題
       
       
講   師 香川大学 教授 坂井 聡

〔受講者の感想〕

・学校は、様々な子どもが在籍することが前提となった施設やカリキュラムになっている必要があることがわかった。

・学習環境を整備し、児童が生徒が安定して毎日学校で過ごせるように支援していきたいと思った。

・教師は社会モデルであり、生徒たちの障害になるのではなく夢や希望を与える存在であれるように日々寄り添いたいと感じた。