研修の様子
10月2日(月)ⅢC1239 (高)生徒の探究的な学びを実現する授業づくり講座
〔研修の概要〕
講 義 新しい時代に求められる能力をはぐくむための探究学習とは
演 習 探究学習をデザインする
大阪大学 教授 佐藤 浩章
〔受講者の感想〕
- 探究の効果的な指導についてよくわからないまま、手探りで実施してきたところがありました。探究活動を指導するためには、まず自分自身が探究していなければならないということを実感できたことが、今日の研修の大きな成果だと思います。
- 学校としてこれまでの探究活動の成果の蓄積が進んできたので、来年度からは過去の活動のまとめを生かして活動を進めるだけでなく、過去の活動に関連する研究論文にも触れる機会を設けるなど、様々な先行研究の享受を意識した活動も導入していきたいです。
10月5日(木)ⅢC1328 (高)情報科教育講座A
〔研修の概要〕
演 習 プログラムの考え方や読み解き方
・アルゴリズムの表現
・制御構造
演 習 問題解決のためのプログラミング
・事象のモデル化
・アルゴリズムによる効率の違い
・シミュレーションの実践
〔受講者の感想〕
・アルゴリズムの実習に多くの時間を費やしていましたが、実際にコーディングを取り入れた実習を今後は、増やしていきたいです。基本的な内容を生徒に伝えて、あとは生徒が自由にコーディングを行い共有する授業を展開していきたいと思いました。
・以前、COBOLやJavaの指導をしていましたが、穴埋めをする程度でした。自ら作ることが少なかったので、1から考えることがいかに難しいかを実感しました。
・いくつかの例題を基に実習を行いましたが、授業で活用できる題材を見つけていきたいです。生徒がコーディングできそうな題材を提供することが重要だと感じました。
10月2日(月)ⅢC1217 (高)地理歴史科・公民科教育講座B
〔研修の概要〕
講 義 社会的な見方・考え方を働かせる授業づくり
ー「地理総合」の授業におけるGISの効果的な活用ー
奈良大学 教授 酒井 高正
演 習 社会的事象の地理的な見方・考え方を働かせる授業づくり
ー「地理総合」における思考力、判断力、表現力等の育成ー
〔受講者の感想〕
- JSTATや地理院地図の活用方法をもっと積極的に学んでいきたいです。また、BYODに対応した授業を行うにあたり、50分の授業時間で生徒が余裕をもってGISを利用するにはどうしたらよいかについて、考えていきたいと思いました。
- 便利なGISの活用方法を学ぶことができたため、それを活かして生徒の理解が深まるような、効果的な授業プランを考えたいです。
- 現在実施している地理総合の授業案を、他の先生からアドバイスをいただいて練り直すことができ、非常に勉強になりました。
9月29日(金)ⅢC1218(高)数学科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 高等学校における数学的活動について
兵庫教育大学 教授 濱中 裕明
演 習 数学的活動の充実をめざした授業づくり
〔受講者の感想〕
- 「折り紙からの数学的活動」を体験させていただき、数学的活動の楽しさを改めて認識することができました。生徒の興味を惹く授業につながるよう、今後数学的活動を授業に取り入れていきたいと思いました。
- 数学的活動について深く考えることができました。もっと数学を楽しんでもらえるような授業がしたいと考えますが、現時点では、物事を数学的に捉える力が私にはまだまだ足りないと思います。そういった力を向上させる努力をしていきたいと思います。
10月3日(火) ⅢF1306 (中)プログラミング教育講座
〔研修の概要〕
講 義 中学校段階におけるプログラミング教育
・小学校段階を踏まえたプログラミング教育
・技術・家庭科(技術分野)におけるプログラミング教育の目標と内容
演 習 技術・家庭科(技術分野)における授業づくり
・「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツ」に
対応した教材の活用
・「計測・制御」に対応した教材の活用
〔受講者の感想〕
・マイクロビットを使用したことがなく、今回初めて使用した。生徒に指導したい内容を明確にするとともに、その目的に適した教材選びをしてくことの大切さを改めて実感した。慣れた物ばかり使用するのでなく色々なことに挑戦したい。
・これからの社会で必要かつ意欲をもって取り組める教材で幅広い学びの可能性を感じた。決してコードがプログラミングなのではなく、思考の流れこそ大切にしたい。
・いろいろな先生方との交流でたくさんの知識を得ることができた。まだまだ研修等も含めて、自分のスキルを伸ばしたいと感じた。