2024年9月の記事一覧
9月26日(木)ⅢF1304(中高)タブレット端末基礎講座
〔研修の概要〕
講義・演習 タブレット端末の基本操作と効果的な活用
演 習 一斉学習の場面におけるアプリケーションの活用
・授業支援 等
演 習 タブレット端末を活用した各教科の授業
・タブレット端末を活用した学習場面づくり
〔受講者の感想〕
- タブレット端末の使い方をいろいろ教えてもらい、難しいと思っていた使い方を少し理解し、使えるものが増えたと思います。忘れないうちに授業実践につなげたいです。
- 初めて使ったアプリケーションが多く、どれも魅力的でした。生徒の教材への興味付けにもタブレット端末は効果的であると感じることができました。「難しいし…」と思って勉強してこなかった間に、技術はどんどん進歩していることを実感しました。時代の波にのまれないように日々研鑽を積み、良い教育実践を重ねていきたいと思いました。
- 積極的にタブレット端末を活用することはできていませんでしたが、本日体験する中で、活用することで生徒の学びが広がることを感じることができました。それだけでなく、個々への支援も含めて、個別最適な学びについても実現できると感じました。今まで活用に消極的だったことを改めて、もっと授業で活用していこうと思いました。
9月24日(火) ⅢG1411 感覚統合の視点を取り入れた指導・支援講座-気になる子どもへの身体面からのアプローチ-
〔研修の概要〕
講 義 発達に課題のある幼児児童生徒への感覚統合の視点からのアプローチ
・感覚統合の視点を取り入れた適切で効果的な指導・支援
・感覚運動遊びや身体模倣などから見る子どもの発達や感情のセルフコントロール
講義・演習 感覚統合の視点による行動分析と支援
・子どもの気になる行動を感覚統合の視点で考える
講 師 姫路大学 特任教授 小河 晶子
〔受講者の感想〕
・感覚統合について、初めて知ることができた。具体的な指導例も多く提示していただいたため、馴染みのなかった専門的な言葉なども、わかりやすく理解できた。
・感覚統合をとおして子どもを理解し、子どもの意欲につなげる支援や指導を考えることが教師にとってとても大切である。
・特別支援学級で担任している児童を思い浮かべる部分が多くあった。実際に指導の場でできそうなことがたくさんあったので、早速学校で取り組んでみたい。
9月24日(火) ⅢC1202(高)地理歴史科・公民科教育講座A
〔研修の概要〕
講 義 「問い」を中心に構成する学習の展開
ー「問い」を生かした授業づくりの理論と方法-
兵庫教育大学 名誉教授 原田 智仁
演習・協議 探究的な授業を考える
-「問い」を中心に構造化した授業づくり-
〔受講者の感想〕
・「問い」を焦点化し、具体的に設定することで、生徒の理解が深まると分かりました。
生徒の思考を深める発問を今後も考えていきたいです。
・一つの単元が発問の工夫次第で大きく広がることが分かり、教材研究の面白さを改めて
感じました。
・単元を俯瞰的に見ることの重要性を感じました。今後も生徒に身に付けさせたい資質・
能力を意識して、授業展開を考えていきたいです。
9月13日(金)ⅢC1101(小)国語科授業実践講座
【講義】国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力の育成に向けた「読むこと」の指導と評価
兵庫教育大学大学院 教授 吉川 芳則
【発表】言葉による見方・考え方を働かせる授業実践
明石市立朝霧小学校 教諭 一ノ瀬 里紗
【演習】「説明的な文章」における授業の在り方
・目的や意図に応じ、中心となる語や文を見付けて、それらを用いて内容をまとめる学習過程の工夫
<受講者の感想>
・実際に、教材を使って要約や指導計画を考えて、本文の叙述から根拠を探す難しさや批判的・客観的に読むことの難しさを感じました。そのため、指導者である教師自身が、なぜこう考えたのかと根拠をもち、筆者の考えと比べながら教材研究をしていきたいと思いました。
・要約をするときに、目的や相手意識が大事だというのは以前に聞いた事がありました。相手意識をもって授業に取り組んでいましたが、要約することの目的が曖昧であったため、言語活動がいつも紹介になってしまっていたことに気が付きました。吉川先生の話を聞いて、書評型もあることを知り、子ども達が本文の叙述を根拠に自分の考えをもてるように、今後に生かしていきたいと思います。
・単元を構成するにあたって、どのような力を身に付けたいかということを明確にしたうえで、単元計画や授業を組み立てていくことの大切さについて改めて考えることができました。実践発表で年間を見通しての授業計画の話もされていたので、1年の姿を見通した指導を心掛けていきます。
9月13日(金)ⅢC1223(高)看護科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 実践的・体験的な学習活動における指導と評価の一体化
愛媛大学医学部附属病院 助教 内藤 知佐子
演習・協議 実践的・体験的な学習活動における妥当性・信頼性の高い評価方法の工夫
〔受講者の感想〕
- 評価について日々悩むことが多い中で、評価の方法で改善の余地があることに気づくことができました。また、人間性を育むことの大切さについて改めて考える機会となりました。
- 妥当性・信頼性の高い目標と学習評価を設定し、生徒や保護者と共有することで、生徒の成長を促していきたいです。
- これからの授業に活かしていける内容ばかりでした。まずは評価におけるルーブリックを見直すところから始めていきたいと思います。