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研修の様子

会議・研修 11月20日(水) ⅢF1301 情報モラル教育講座

〔研修の概要〕
講   義 情報社会に主体的に参画する態度を育む指導
       ・情報モラル教育に関する現状と課題

演   習 「ひょうごGIGAワークブック」を活用した授業づくり

演習・協議 各学校における情報モラル教育年間指導計画(案)の作成

 

 

 

〔受講者の感想〕

・カードを用いた教材で、お互いに認識のズレがあることを知る内容のものは、児童は自分ごととして取り組めそうだと思ったため、自校で活用したい。

・大人同士でこれだけ感覚の違いがあれば、生徒は想像以上に感覚の違いがあると再認識することができました。生徒が自分事として捉えられるような情報モラル教育が足りていないと感じました。

・情報モラルは一朝一夕に身につくものではないので、日頃の授業やLHR、総合的な探究の時間等を活用して、生徒に身につけさせたいと思った。ひょうごGIGAワークブックは50分の1コマ丸々使う内容以外にも15分で扱える内容もたくさんあるので、本校でも活用しやすいと思った。早速、明日からでも活用してみたいと思った。また、最後に考えた年間指導計画をもとに次年度から実施できそうなものは実施していきたい。

・小・中・高12年間の連携を考えながら、今後の情報モラルについてより一層研究しないといけないなと感じた。子どもたちのためにSNSをより便利に活用していけるように、勤務校に戻って職員に本日学んだことを情報共有していきたい。

11月18日(月) ⅢD1507 児童虐待問題への対応講座

11月18日(月) ⅢD1507 児童虐待問題への対応講座を実施しました。  
   

  
〔研修の概要〕

  講   義:児童虐待の問題と子どもの心理   
          神戸親和大学 教授 大島 剛
  講義・演習:学校における児童虐待問題への対応   
          太子町教育委員会 スクールソーシャルワーカー 三浦 知子

  
〔受講者の感想〕

  • 児童生徒の様子を常日頃から観察し、身体的な怪我だけでなく、行動面で気になることがあれば、組織としてすぐに対応しなければならないということが分かりました。保護者と今後どうなるだろうか、児童生徒はどうなってしまうのだろうかと悩んでしまい、目先の課題に着手せず後回しになって不幸な結果を生むくらいならば、悩んだ時点ですぐに通告し、連携しないといけないということが分かりました。
  • 虐待対応は繊細で、一人では対応は困難であること、行政や福祉などの専門的な知見や対応が必要であることから、様々な関係機関との連携が重要だということを改めて実感しました。
  • 虐待というと、身体的虐待をイメージしやすいですが、心理的虐待が思ったより広範囲であり、きょうだい間の極端な差別や言葉の脅しもそれに当たると知りました。心が追い込まれた状況で、将来が見えずに今のことだけを考えてしまう子どもに対して、教員として何ができるのかを改めて考えました。

 

11月14日(木) ⅢC1104(小)理科授業実践講座 ⅢC1109(中)理科授業実践講座

〔研修の概要〕

【講義】「主体的に探究する学習活動の工夫 ‒科学的に探究する力を育成する学習活動の充実と学習評価の在り方‒」

     兵庫教育大学大学院 山本 智一 教授

【演習】 

 (小)理科の見方・考え方を働かせ、問題を科学的に解決する授業づくり ‒エネルギー領域を柱として‒

   ・主体的に問題解決に取り組むための導入の工夫

   ・観察や実験を通して、問題解決の過程を振り返る学習の手立て

 (中)理科の見方・考え方を働かせ、科学的に探究する授業づくり ‒エネルギー領域を柱として‒

   ・主体的に探究するための導入の工夫

   ・観察や実験を通して、探究の過程を振り返る学習の手立て

 

〔受講者の感想〕

・理科の場合は他教科と違い、めあてという形で教員から子ども達に提示するのではく、子どもの気付きや疑問から学習問題を設定することが大切さだということを学びました。私の場合は学習問題を提示する授業になっていました。授業時間がなかなか十分に確保できないという現状がありますが、少しでも今日学んだことを取り入れていきたいです。

・アーギュメント(主張、データ、論拠、限定、例外の条件や反駁といった、論証を構成するための一連の言葉の構成要素からなる形式)のお話を聞いて、他者に自分の主張を伝えるためには、根拠を示さなければならないということを学びました。その力は、まさに今の子ども達に付けたい力だと感じました。理科に限らず、他教科においても大切だと思ったので、生かしていきたいと感じました。

・模擬授業を通して、班で話し合い、どのようにして子ども達の気付きや疑問から問題を設定していくかについて考えたことがとても面白く楽しかったです。今まで「正しいことを伝えなければ」という意識が強くありましたが、自然の事象から子ども達が様々なことを感じられるような授業にしていきたいと考えるようになりました。

11月14日(木) ⅢF1308 Office365実践講座bー児童生徒の学びを深めるためのOffice365(クラウドサービス)の活用ー

〔研修の概要〕

講義・演習 Office365の各アプリケーションの効果的な使い方
       
発   表 児童生徒によるOffice365の授業での活用
       
演   習 単元を通した児童生徒の学びを深める活用
       ・アプリケーション連携
       

〔受講者の感想〕

  • 今、実際に行っている授業は単線型の授業だと改めて認識することができました。複線型の授業をもっと取り入れていくために、Office365をはじめ、生徒にも使いやすいクラウドサービスの活用を進めていきたいと思います。他校種の先生方の実践を教えていただくこともできて、上手なデジタルの使い方をこれからさらに探っていきたいと思います。
  • クラウドを使うことで、全体への共有など使えるところが多いと感じたが、すべての場面で使用するには難しいと感じる。効果的な場面はどういったところなのかを常に意識して活用していきたい。場を用意するだけでなく、まとめ方の工夫やポイントについての指導は、私自身が身に付けないといけないと感じた。
  • 教えていただいた「複線型」学習へのイメージがまったくもてておらず、市をあげてその姿に近づくよう研修を進めているが、なかなかその到達点までの道筋が自分の中におちていないと感じている。協働的でありながら、個別最適な学びを保障するための授業スタイルを自分の中におとせるよう研鑽していきたい。

10月24日(木)、11月12日(火)ⅢC1111(小中)音楽科授業実践講座

 〔研修の概要〕

  講義 生活や社会の音や音楽、音楽文化と豊かに関わる資質・能力の育成をめざして

     ー音楽的な見方・考え方を働かせる授業づくりー

       大阪教育大学 准教授 兼平 佳枝
  演習 知覚したことと感受したこととを支えとして、表したい音楽について考えるための指導の工夫

〔受講者の感想〕

○ 講義を受講して、「音楽を形づくった要素」を焦点化し、各クラスの実態に合わせた授業デザインを構想することの大切さに改めて気付きました。それにより「子どもの意見を表現に生かす」ことに繋がってくることが分かりました。

○ 学習指導要領の目標を意識した授業デザインの在り方について、具体的な実践と関連付けて学ぶことができました。経験、分析、再経験、評価という学習過程は、音楽だけではなく他の教科でも生かせる考え方であると思いました。座学だけではなく周りの人との交流を通した経験が、子ども達のイメージを豊かにし、記憶に強く残っていくことを感じました。音楽科の授業では、楽器を使った演奏や、歌唱でのによる音楽活動の中で、たっぷりと音や音楽と関わる経験を充実させながら、授業を展開することの重要性に気付くことができました。

○ 演習では、音楽的な見方・考え方を働かせるために「知覚」「感受」及び「共通事項」を意識した授業を展開することの大切さや、小学校と中学校で学びの連続性をもたせていくことの必要性に気付くことができました。

 

11月11日(月)ⅢD1505 不登校への対応講座B

11月11日(月) ⅢD1505 不登校への対応講座Bを実施しました。

    

〔研修の概要〕

  講義・演習 不登校から見える学校の現状と課題
       ・不登校児童生徒と保護者に対する理解と支援
       ・不登校児童生徒への教育相談の立場からの関わり

           神戸親和大学 教授 松本 剛


  講義・演習 不登校状態にある児童生徒や保護者に寄り添った支援
       ・教育相談の視点を生かした不登校児童生徒や保護者との関わ
       ・不登校対応のための校内ケース会議の在り方

           神戸親和大学 教授 松本 剛

 

〔受講者の感想〕 

○ 児童生徒の不登校の理由と教員や保護者の思う不登校の理由にはズレがありました。憶測ではなく、話をしっかりとする必要を感じました。共感が大事であることが分かり、その姿勢を身に付けたいと思いました。

○ PCAGIP法を用いた模擬ケース会議に取り組んで、現任校でもケース会議や事後研修等で行ってみたいと思いました。PCAGIP法はこれからどうすればいいか、前向きに考えることができ、新しい関わりや展開が生まれるかもしれないと思いました。

11月7日(木)ⅢC1216 (高)情報科教育講座D

〔研修の概要〕

演   習 プログラミングで行うデータの整形
       ・Python等で分析に必要なデータの整形
演   習 問題解決のためのプログラミング
       ・回帰分析
       ・データの分類 等

  

 

〔受講者の感想〕
・回帰分析等をGoogle Colabratoryを利用して行ったことはなかったので、今後活用できればと思いました。
・プログラミング・データの活用が情報Ⅰに組み込まれて、授業の進め方を試行錯誤していく中で、2つの単元を関連付けて進めていくことが合理的と改めて実感しました。自身の実践では分けて授業を進めていたが、今後は横断的に行うことを検討します。

10月31日(木)ⅢC1222 (高)商業科教育講座B

〔研修の概要〕
公 開 授 業 ビジネス探究科における課題研究

演習・協議 課題研究や総合的な探究の時間の充実をめざして
       ・各校における取組に学ぶ
      各校における課題研究や総合的な探究の時間の充実に向けて

 〔受講者の感想〕
・生徒が主体的に取り組んでいるところが大変素晴らしいと感じました。地域   
 の企業と連携した取組などを今後取り入れていきたいです。
・課題研究の取組について、1・2年次の授業の上に研究が成り立っていると
 感じたので、全体を考えた計画を立てていきたいです。
・探究を進める上で教員のファシリテーターとしての役割が多くなるので、フ  
 ァシリテーション技術も学んでいきたいと思います。

10月28日(月) ⅢE1101(小中)キャリア教育推進講座

〔研修の概要〕

講   義 体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて
       -学びをつなぐキャリア教育の意義-

 文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官
 東北福祉大学 教授   長田 徹

演習・協議 特別活動を要としたキャリア教育
       ・特別活動を要としたカリキュラム
       ・兵庫版「キャリア・パスポート」を活用した学びの接続

〔受講者の感想〕

・キャリア教育の在り方について考えることで、自分自身の子ども達を見つめる目や言葉掛けが変わってくると感じました。また、子ども達に成長を感じさせる場面をつくり出せるようになりたいと思いました。

・「キャリア・パスポート」は今まで生徒に書かせるだけで、うまく利用できていませんでしたが、生徒が自分自身で成長を実感する機会のためには必要だと感じました。活用の実践例を参考に実践してみたいと思いました。

・様々な課題を抱える生徒たちが自分の良さを知り、自信をもって卒業していくために必要なことは、学力を高めるだけではないことを再認識しました。今日の研修を通して、生徒自身に自分の成長を実感させることの大切さを感じたため、キャリア教育の視点をもって日々の教育実践に取り組みたいと思います。

10月30日(水)ⅢF1302 教員のためのICT基礎講座

    

〔研修の概要〕

講義・演習 ICT機器(実物投影機・大型提示装置等)の特性
       ・一斉学習における教材の提示
       
演   習 学習効果を高めるための教員によるICTの活用
       ・教材の作成と活用
       

〔受講者の感想〕

  • 研修の中で改めて、ICTの活用は児童生徒にとって非常に魅力的で、児童生徒のモチベーションを高めるために効果的なツールであると感じることができました。また、他の学校の先生方とも交流する中で、様々な取組やICTの活用事例なども聞くことができ、自校でも活用できればと考えることができました。
  • いろいろなICT機器があることは知っていましたが、どこか苦手意識があり使いこなせていないというのが現状です。研修の中で、電子黒板やプロジェクタ、実物投影機(書画カメラ)などを実際に操作したことで、その便利さを改めて実感すると同時に意外と簡単に操作することができると知ることができました。
  • 研修を通じて、ICTを活用するメリットやそれぞれのICTの機能を知ることができました。また、それを日々授業等にどのように生かすかといった具体例を考えることができました。その内容を班での話し合い、意見交換し合うことで、新たな発見などもあり、とても良い学びの機会となりました。

10月17日(木)ⅢE1104 演劇で学ぶコミュニケーション能力育成講座

【演習】

・演劇的手法を用いたコミュニケーション能力向上ワークショップ

・演劇的手法の視点を生かした学級づくり

芸術文化観光専門職大学 学長 平田 オリザ

【講義】

・演劇で学ぶコミュニケーション

芸術文化観光専門職大学 学長 平田 オリザ

<受講者の感想>

・演劇的手法を活用することで、言葉がもつイメージの違いに気付き、相手との違いや多様性について考えていくことができるので、相互理解に活用できると思いました。具体的なワークショップの方法を聞けたので、授業に生かしていきたいです。主体的、対話的な活動として、授業の中で生徒が発表やプレゼンをする機会をつくってきましたが、観客とイメージが共有できるように、観客を意識したプレゼンをつくるという視点が欠けていたように思います。今後、その視点を生徒がもてるような授業構成を考え、取り組んでいきたいです。

・実際にワークショップを体験して、子どもたちも楽しんで取り組むことができそうだと感じました。学級だけでなく、他校との交流もあるので、そのような機会にも取り入れていきたいと思います。「安心して表現できる」ということを聞き、自分の学級はどうかと考えました。相手を認めたり、何をしても大丈夫だと感じたりしている子もいるでしょうが、全員がそうではないと思います。ワークショップを通じて学んだ演劇的手法を学級経営に取り入れ、子ども達が安心して表現できる学級にしていきたいと思いました。

・高校生にも応用できるワークショップが多くあり、私の学級でもすぐに実践したいと感じました。オリザ先生がおっしゃっていた、年齢や学校、生徒の特徴にあわせ、内容を変化させていく必要性はワークショップだけでなく、すべてのことに共通して言えることだと再確認しました。ワークショップを通じてイメージの共有がしにくいものと共有しやすいものが、自分の中でより明確に落とし込めたように感じます。特に、担当教科の音楽では、教員や生徒、生徒同士の中でもイメージの共有がしにくいと感じています。生徒とコミュニケーションをする中で、言葉に対する「つもり」、音楽的な表現を共有することがいかに曖昧で伝わりにくいかを、教員が重ねて理解しなくてはいけないものだと感じました。それを本日様々な場面で、身をもって体感できたことは大変実りある研修でした。芸術的観点が学校教育に還元する力は大きいです。どうすれば教育現場に芸術が浸透していくか、力を入れて学んでいきたいと再認識しました。

10月28日(月) ⅢE1201(高)キャリア教育推進講座

   

〔研修の概要〕

講   義 体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて 
       -学びをつなぐキャリア教育の意義-
                     東北福祉大学 教授 長田 徹 

演習・協議 キャリア発達を促す取組を考える 
               ・キャリアノートや兵庫版「キャリア・パスポート」の効果的な活用

 

〔受講者の感想〕

  • 現在、キャリアの発達段階表の作成を進めており、生徒が活用できるものを考えています。今日の講義を参考に、生徒の自己理解を促す仕組みを作っていきたいと思います。 
  • 生徒のキャリア発達を促すことができる多くの良い事例を学ぶことができました。まずは、学校全体で取り組むための雰囲気づくりから進めていきたいと思います。 
  • 小・中学校の先生方との協議で、キャリア・パスポートについて理解を深めるとともに、活用についての様々なアイデアを話し合うことができました。 

10月28日(月) ⅢC1226(高)実習教員のための観察・実験講座

〔研修の概要〕

講 義   観察・実験に関する基本的な知識について                  

演 習   観察・実験を効果的に行う工夫について                  

 

〔受講者の感想〕

  • 無機化学の実験では、準備や片付けに時間がかかったり、処理に気を使うことが多いので、先生方が工夫されていることをもっと知りたいと思いました。  
  • ICTに疎いのですが、何年か続けて研修を受けたことにより、自分のICT活用能力が多少なりとも進歩してると実感できて、嬉しく思っています。  
  • ICT機器を活用した物理・化学・生物の実験を実際に体験できたことで具体的な使い方が分かりました。今日研修で学んだ内容を自校でも実践したいと思います。  

10月24日(木) ⅢC1215 (高)情報科教育講座C

〔研修の概要〕
講   義 共通教科「情報」におけるデータの活用・データサイエンス
       -記述統計、推測統計を用いた分析-
演   習 データの収集・整理
       ・オープンデータの整形
演   習 データを活用した問題解決(PPDAC)

 

  


〔受講者の感想〕
・「データ活用」をどのように指導すればよいか悩んでいました。今年度、初めて情報Ⅰを指導するときに、活用できそうな題材をたくさん提示していただいたので、今後の指導に生かしていきたいです。

・データ分析で自分でデータを探すということがやはり難しいと感じました。オープンデータを提供しているサイトは多くあるが、そのサイトからどのように取得すればいいか、この点について時間の制限がある中で効率よく探す方法などを考えていきます。

10月21日(月)ⅢC1219(高)工業科教育講座A

  

〔研修の概要〕

講義・演習 安全管理と安全教育について 
                    -学校安全計画と安全教育の在り方-

演   習 安全管理に基づく安全教育

〔受講者の感想〕
・実習中の怪我と事故について、しっかりと対応できるように学習するとともに、実習場に救急箱を用
 意して、止血等の応急処置が即座にできる体制を整えたいと思います。
・日頃からしっかりとリスク管理をすることや事故等が起こった際に冷静に対応できる態勢を整えてお
 く必要があると強く感じました。具体的な準備として、学校安全計画に実施日を記入することから始
 めたいと思います。

10月18日(金) ⅢB1202 教育経営講座B

〔研修の概要〕
講   義 経営の魅力について 
                    -企業経営に学ぶ- 
                     株式会社ダイイチ 会長 宮永 英孝 

演習・協議 自校の強みを生かした魅力・特色ある学校づくりに向けて 

〔受講者の感想〕
・講義を受けて、些細なアイデアを形にする楽しさを感じました。勤務校でで 
 きることがないか考えてみたいです。
・「何かおもしろいものを作りたい」という宮永会長の言葉から、時代の流れ
 を受けて、学校でも新しいことに取り組むことが成長につながると感じまし 
    た。

10月11日(金) ⅢC1218 (高)農業科・水産科教育講座B

〔研修の概要〕

講   義 GAPの実践事例から学ぶ 
                   ・農業生産過程におけるGAPの考え方
      ・次世代園芸施設導入事例 
                     株式会社兵庫ネクストファーム 取締役 中村 朋記 

演習・協議 GAPの授業実践
      ・農業科教育に求められるGAPに関する学習展開 

〔受講者の感想〕
・GAPによる食品や労働の適切な管理を学ぶことによって、自己管理能力、仕組み化及び
 習慣化など自己指導能力を育むことにもつながると感じました。
・日頃から行っている農業科の学習の中に、GAPの考えに沿った内容が含まれているの
 で、今後もGAPの考えを意識しながら学習内容をさらに充実させたいと思います。

 

10月11日(金) ⅢC1207(高)保健体育科教育講座

   

〔研修の概要〕

講   義 学習指導要領の趣旨を踏まえた保健体育の授業のポイント 
                    

演   習 計画的、継続的に運動やスポーツを実践する資質・能力を育成する授業づくり 
      ・主体的に体力の向上を図る態度の育成
      ・発達の段階を踏まえた指導
      ・安全に配慮した指導

 

〔受講者の感想〕

  • 学習指導要領について改めてその趣旨を確認することができたので、その内容に沿った授業づくりについて他の教職員とも共有したいです。単元に応じた場の設定や教具教材の工夫、模範や補助の方法の改善などまだまだ授業の中でできることがたくさんあると感じました。 
  • 生徒の課題や難しいと感じるポイントはそれぞれ異なるため、本日教えていただいたようなスモールステップで進める練習メニューや、運動を部分的に切り取って練習するという方法は大変有効だと感じました。 
  • マット運動を評価する際、次の発展技を意識した上で評価をつける点はこれまであまり意識できていませんでした。様々な方法で指導や評価をすることが重要で、自分自身の引き出しをより多く持っておくことが重要だと思いました。 

10月10日(木) ⅢC1112(小中)図画工作科・美術科授業実践講座

 

〔研修の概要〕

講義 造形的な見方・考え方を働かせる授業づくり

    鳴門教育大学大学院 山田 芳明 教授

 

発表 対象や事象に働きかけ、児童生徒が自ら主題を生み出す授業実践

    兵庫教育大学附属小学校 古家 美和 教諭

 

演習 造形的な見方・考え方を深める表現と鑑賞を関連付けた授業づくり

    ―一人一人が豊かに感じたり、表現したりする学習活動の充実に向けて―

    (小)児童が自ら材料や場所に働きかける造形遊び

    (中)感じ取ったことや考えたこと等を基に表現する活動

 

〔受講者の感想〕

・山田先生の「子ども達は自分のつくりたいものをつくる。表したいことを表す。」という言葉が印象的でした。与えられた課題を解決するためにつくりかえるのではなく、自分にとってよりよいものを生み出したいという衝動によってつくりかえるのだと感じました。造形活動において、子どもの問いは外から与えられるのではなく、子ども達の中で生まれるということを聞き、その通りだと思いました。

・古家先生の実践をたくさん聞くことができ、とても勉強になりました。マッチ箱を使った造形遊びの実践をしたことがなかったので、教材研究し、授業で扱いたいと思いました。

・同じような作品ばかりが出来上がる授業ではなく、活動の幅、奥行きをできるだけ広げ、子ども達がのびのびと、どこまでも探求できる授業づくりをしていきたいです。

10月4日(金) ⅢC1203(高)地理歴史科・公民科教育講座B

〔研修の概要〕

講   義 社会的事象の地理的な見方・考え方を働かせる授業づくり 
                   ・「地理総合」の授業におけるGISの効果的な活用 
                    奈良大学 教授 木村 圭司 

演習・協議 「地理総合」における思考力、判断力、表現力等の育成

 

〔受講者の感想〕

  • 地理的な見方・考え方を通して、生徒が主体的に学習に取り組めるように、GISを効果的に活用していきたいです。  
  • 今回の研修で学んだ実践的かつ効果的なGISの活用について、勤務校の先生方とも情報共有しながら考えていきたいです。  
  • GISの活用はハードルが高く不安を抱いていましたが、講義を通して基本的な使い方を学んだことで、積極的に取り入れていこうと思いました。  

10月4日(金) ⅢG1403 インクルーシブ教育システムと合理的配慮の基礎理解講座-共生社会の形成に向けた子どもの多様なニーズへの対応-

〔研修の概要〕

              

講   義 「共に学び共に育つ」インクルーシブ教育システムの構築をめざして
       -合理的配慮に基づく支援の在り方の工夫-
演習・協議 自校におけるインクルーシブ教育と合理的配慮の現状と課題
       
       
講   師 香川大学 教授 坂井 聡

〔受講者の感想〕

・学校は、様々な子どもが在籍することが前提となった施設やカリキュラムになっている必要があることがわかった。

・学習環境を整備し、児童が生徒が安定して毎日学校で過ごせるように支援していきたいと思った。

・教師は社会モデルであり、生徒たちの障害になるのではなく夢や希望を与える存在であれるように日々寄り添いたいと感じた。

9月30日(月) ⅢC1204 (高)数学科教育講座

   

〔研修の概要〕

講   義 数学科における論理的な思考力・批判的な思考力の育成に向けて 
                    筑波大学大学院 教授 清水 美憲 

演習・協議 論理的な思考力・批判的な思考力の育成に向けた指導と評価の一体化 
                  

 

〔受講者の感想〕

  • これまで、日常生活の事象を数学的にとらえることを意識して指導・作問していましたが、教師による解法の誘導が生徒の思考を妨げてしまっていたことに気づくことができました。今後は統合的・発展的な内容に繋げ、生徒の思考力を伸ばしていきたいです。  
  • 思考力を問う問題を作成する時、場面設定や条件を複雑にしがちですが、シンプルな問題でも思考力を問うことができるということを改めて考えさせられました。 
  • 清水先生の「数学は解いたところから新たな数学が始まる」という言葉が強く印象に残りました。問題を解いて終わるのではなく、数学的に思考する力を高められるように問題作成や指導をしていきたいと思います。  

9月26日(木) ⅢG1409 特別支援教育の視点を取り入れた図画工作・美術指導講座

 

        

〔研修の概要〕

講  義 特別支援教育の視点を取り入れた図画工作・美術指導
演  習 図画工作・美術ワークショップ
協  議 特別支援教育の視点を取り入れた授業づくり
     ・全ての子どもが参加できる図画工作、美術の授業づくり
       
講  師 神戸芸術工科大学 特任教授 大槻 和浩

〔受講者の感想〕
・創作活動は子どもたちの自由な発想のもとで行われるべきであり、それにより子どもたちに自己選択と自己決定の機会を与えることができることがわかった。
・ワークショップで自分自身の好きなものを題材に作品を作る時間がとても良かった。
・自由な表現を大切にできる教師でありたいと強く思い、苦手意識を感じずにただただ楽しめる、そんな授業準備、授業をしたい。

9月26日(木)ⅢF1304(中高)タブレット端末基礎講座

   

〔研修の概要〕

講義・演習 タブレット端末の基本操作と効果的な活用
       
演   習 一斉学習の場面におけるアプリケーションの活用
       ・授業支援 等
       
演   習 タブレット端末を活用した各教科の授業
       ・タブレット端末を活用した学習場面づくり
       

〔受講者の感想〕

  • タブレット端末の使い方をいろいろ教えてもらい、難しいと思っていた使い方を少し理解し、使えるものが増えたと思います。忘れないうちに授業実践につなげたいです。
  • 初めて使ったアプリケーションが多く、どれも魅力的でした。生徒の教材への興味付けにもタブレット端末は効果的であると感じることができました。「難しいし…」と思って勉強してこなかった間に、技術はどんどん進歩していることを実感しました。時代の波にのまれないように日々研鑽を積み、良い教育実践を重ねていきたいと思いました。
  • 積極的にタブレット端末を活用することはできていませんでしたが、本日体験する中で、活用することで生徒の学びが広がることを感じることができました。それだけでなく、個々への支援も含めて、個別最適な学びについても実現できると感じました。今まで活用に消極的だったことを改めて、もっと授業で活用していこうと思いました。

9月24日(火) ⅢG1411 感覚統合の視点を取り入れた指導・支援講座-気になる子どもへの身体面からのアプローチ-

       

〔研修の概要〕

講   義 発達に課題のある幼児児童生徒への感覚統合の視点からのアプローチ
       ・感覚統合の視点を取り入れた適切で効果的な指導・支援
       ・感覚運動遊びや身体模倣などから見る子どもの発達や感情のセルフコントロール
講義・演習 感覚統合の視点による行動分析と支援
       ・子どもの気になる行動を感覚統合の視点で考える
       
講   師 姫路大学 特任教授 小河 晶子

〔受講者の感想〕
・感覚統合について、初めて知ることができた。具体的な指導例も多く提示していただいたため、馴染みのなかった専門的な言葉なども、わかりやすく理解できた。
・感覚統合をとおして子どもを理解し、子どもの意欲につなげる支援や指導を考えることが教師にとってとても大切である。
・特別支援学級で担任している児童を思い浮かべる部分が多くあった。実際に指導の場でできそうなことがたくさんあったので、早速学校で取り組んでみたい。

9月24日(火) ⅢC1202(高)地理歴史科・公民科教育講座A

〔研修の概要〕

講   義 「問い」を中心に構成する学習の展開
       ー「問い」を生かした授業づくりの理論と方法-
       兵庫教育大学 名誉教授 原田 智仁 

演習・協議 探究的な授業を考える
      -「問い」を中心に構造化した授業づくり-
                  

〔受講者の感想〕
・「問い」を焦点化し、具体的に設定することで、生徒の理解が深まると分かりました。
 生徒の思考を深める発問を今後も考えていきたいです。  
・一つの単元が発問の工夫次第で大きく広がることが分かり、教材研究の面白さを改めて
 感じました。  
・単元を俯瞰的に見ることの重要性を感じました。今後も生徒に身に付けさせたい資質・
 能力を意識して、授業展開を考えていきたいです。 

9月13日(金)ⅢC1101(小)国語科授業実践講座

【講義】国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力の育成に向けた「読むこと」の指導と評価

  兵庫教育大学大学院 教授 吉川 芳則

【発表】言葉による見方・考え方を働かせる授業実践

  明石市立朝霧小学校 教諭 一ノ瀬 里紗

【演習】「説明的な文章」における授業の在り方

・目的や意図に応じ、中心となる語や文を見付けて、それらを用いて内容をまとめる学習過程の工夫

<受講者の感想>

・実際に、教材を使って要約や指導計画を考えて、本文の叙述から根拠を探す難しさや批判的・客観的に読むことの難しさを感じました。そのため、指導者である教師自身が、なぜこう考えたのかと根拠をもち、筆者の考えと比べながら教材研究をしていきたいと思いました。

・要約をするときに、目的や相手意識が大事だというのは以前に聞いた事がありました。相手意識をもって授業に取り組んでいましたが、要約することの目的が曖昧であったため、言語活動がいつも紹介になってしまっていたことに気が付きました。吉川先生の話を聞いて、書評型もあることを知り、子ども達が本文の叙述を根拠に自分の考えをもてるように、今後に生かしていきたいと思います。

・単元を構成するにあたって、どのような力を身に付けたいかということを明確にしたうえで、単元計画や授業を組み立てていくことの大切さについて改めて考えることができました。実践発表で年間を見通しての授業計画の話もされていたので、1年の姿を見通した指導を心掛けていきます。

9月13日(金)ⅢC1223(高)看護科教育講座

〔研修の概要〕

講   義 実践的・体験的な学習活動における指導と評価の一体化 
       愛媛大学医学部附属病院 助教 内藤 知佐子 

演習・協議 実践的・体験的な学習活動における妥当性・信頼性の高い評価方法の工夫 
                  

〔受講者の感想〕

  • 評価について日々悩むことが多い中で、評価の方法で改善の余地があることに気づくことができました。また、人間性を育むことの大切さについて改めて考える機会となりました。  
  • 妥当性・信頼性の高い目標と学習評価を設定し、生徒や保護者と共有することで、生徒の成長を促していきたいです。  
  • これからの授業に活かしていける内容ばかりでした。まずは評価におけるルーブリックを見直すところから始めていきたいと思います。  

9月11日(水) ⅢF1303 (小)タブレット端末基礎講座ー授業における教員のタブレット端末活用ー

 

〔研修の概要〕

講義・演習 タブレット端末の基本操作と効果的な活用
       ・文字入力、カメラ・マイク機能 等
       
演   習 一斉学習の場面におけるアプリケーションの活用
       ・授業支援 等
       
演   習 タブレット端末を活用した授業展開
       ・タブレット端末を活用した学習場面づくり
       

〔受講者の感想〕

  • 教員自身が知っておくことで、この場面でこのようにタブレット端末を使いたいという計画が立てやすくなります。今日は、いろいろなアプリの紹介があって早く授業で使ってみたいと思いました。 とてもわかりやすかったです。具体的で、授業に直結していることを教えてくださったので、明日からすぐに使えそうです。タブレット端末を使うことが億劫になっていましたが使いたいなと思えるようになりました。
  • タブレット端末を使うことを目的としてしまうことがありますが、何をするために使うのか、何がしたいからタブレット端末を活用するのかなど考えていきたいと改めて感じました。その考えるプロセスは、教員も子どもも大切にしていなかければならないことだと思います。
  • ICTを使うことが目的ではなく、活用することで子どもの学習に役立てることが目的です。今は導入の場面で使い、そこでストップしていることが多いので、ICTを使うことで、子どもの思考がさらに深まるようにする方法について、これから考えていきたいと感じました。

9月11日(水)ⅢC1224(高)福祉科教育講座

〔研修の概要〕

講   義 「介護過程」における実践的な能力と態度の育成 
                   大阪人間科学大学 教授 武田 卓也 

演習・協議 「介護過程」の授業の充実に向けた実践的・体験的な学習活動の工夫 
                  

〔受講者の感想〕

  • 今後、介護過程の中に「LIFE」を取り入れる方法や、ICTの活用の方法を勉強していきたいと思いました。  
  • 本日の研修内容を実践するときには、介護過程についての理解を深め、生徒の思考力や、気づきにつながる声掛けができるように意識したいと思いました。  
  • 今回の研修を活かして、生徒に実践的な能力が身につくように教えていきたいと思いました。  

ⅢC1103(小)算数科授業実践講座 9月3日(火)

【講義】一人一人の児童の数学的な見方・考え方を育む授業

                                      神戸大学大学院  教授 岡部 泰幸

 【演習】系統性を踏まえたつまずきの解消をめざす授業づくり-図形の構成要素に着目して-

<受講者の感想>

・授業を組み立てる中で、その一時間の目標やねらいを教員が理解できていれば、こちらが意図していない意見を子ども達が発表した時にも共通点を見付けたり、比べたりする声掛けができると思いました。それができたら、教員も子ども達も授業が楽しめるし、一本筋の通った授業ができると思いました。

・研修を受ける前までは、教科書に載っている図が問題の横にあるか、下にあるかなど、その意味を考えたことがありませんでした。教材研究をしっかりと行い、教科書の出題の仕方の意味や意図を正しく理解して授業づくりに取り組んでいきたいです。

・今日の研修で統合的・発展的に考察するという言葉が何度も出てきました。これらが算数科の授業づくりのポイントになると思います。これからは、数学的な見方・考え方を働かせ、統合・発展を意識した授業づくりについて学び続け、それを実践につなげたいと感じました。

9月4日(水)ⅢC1113(小中)体育科・保健体育科授業実践講座【b日程】

【講義】豊かなスポーツライフを実現する資質・能力を育成する授業づくり
    -課題を見付け、その解決に向けた学習過程-
                兵庫教育大学大学院  教授 筒井 茂喜

 

【発表】発達の段階を踏まえ、系統性を意識した「ボール運動系」領域の授業実践
                 丹波市立青垣中学校  主幹教諭 大槻 武志

 

【実習・協議】

 児童生徒が、自己やチームの課題を発見し、合理的な解決に向けて運動の取り組み方を工夫するための授業づくり

 

<受講者の感想>

・今回の研修での学びは「戦術的気付きを促す学習」です。子ども達にどのように気付かせる課題ゲームを設定するか、どのように意図的な場面を設定するかということを2学期の体育科の授業でしっかりと考えていきたいです。

・これまでの自分の指導を振り返ると戦術と作戦を混同していた部分があったのだと気付きました。今日の研修で整理することができたので、子ども達にどうすれば戦術的気付きを与えることができるのか、促すことができるのかを考えていきたいと思います。

・体育科の授業づくりにおいて、運動の系統性を意識して取り組んできました。今日の研修で、子ども達が思考する場面の大切さを強く感じたので、単元計画の段階での思考場面の設定に加えて、子ども達が気が付いたり、実感したりできるような体育科の授業づくりをめざしていきたいと思います。

 

 

8月29日(木)ⅢC1205(高)理科教育講座

〔研修の概要〕

講   義 科学的に探究するために必要な資質・能力の育成 
                    京都教育大学 名誉教授 村上 忠幸 

演習・協議 探究の過程を踏まえた授業づくり 
                    ・観察、実験を中心とした授業プランの作成 

 

〔受講者の感想〕

  • メタ認知に関する演習では、これまでの自分を振り返って言語化したり、他の人からの質問を受けたりする中で、気づいていなかった自分に気づくことができました。  
  • 自分がこれまで探究活動として行ってきたことが、本当の探究活動であったかを振り返る機会となりました。探究活動の本質を捉えて今後の実践に活かしていきたいと思いました。  
  • 限られた時間の中でも生徒の思考力を向上させ、深い学びにつなげることができる授業づくりを考えたいと思いました。  

8月29日(木) ⅢF1310 先端技術体験講座

〔研修の概要〕

講   義 授業における先端技術の活用
演   習 先端技術の実機体験
       ・3Dプリンタ
       ・ドローン
       ・VRゴーグル
       ・生成AI
演習・協議 授業等における先端技術の活用

 

      

 

〔受講者の感想〕

・既存の環境でのSTEAM教育には取り組んだことがありましたが、先端技術を組み合わせることで児童の興味関心や意欲の向上だけではなく、実社会とのつながり等も意識させることができると考えました。そうすることで、主体的な学びにもつなげることができ、新たな時代に求められる力を育むこともできると思いました。

・先端技術に触れる機会がほとんどなかったため、今日は新鮮な気持ちで参加することができました。生成AIであればインターネットの環境さえあれば活用できるため使っていきたいと思いました。その他の体験は機器が必要になるため、導入には少し時間がかかりそうであるが、いずれ導入され活用場面も増えてくることから、体験して慣れておくことが大切だと感じました。

・4つとも耳にしたことはありましたが自分で操作するのは初めてだったので、貴重な経験になりました。現在学校に導入されているICTも活用しきれていないことがあるので、こうして最先端の技術に触れる機会は大切だと思います。時代の移り変わりを実感する機会にもなりました。

 

8月27日(火) ⅢF1314 先端技術活用講座ーSTEAM教育の推進(生成AI)ー

 

〔研修の概要〕

講   義 授業における先端技術の活用
演   習 生成AIの活用
       ・各種対話型生成AIの違い
       ・校務や授業での活用
演習・協議 STEAM教育における先端技術の活用

〔受講者の感想〕

  • この研修を受けるにあたり、事前にとりあえずやってみよう精神で生成AIを活用してみて、何となくわかったこともあり、「楽しい」という気持ちを持つようになりました。今回の研修を受けて、さらに多くの活用方法を知り驚くと同時に、「どのような場面で活用できるだろう」と考えながら受講することができました。今は使い始めたばかりなので、なんでもかんでも生成AIを活用できないかと検討しているところがありますが、それを繰り返しながら有効な活用方法を考えていきたいです。
  • 生成AIを文書作成ソフトや表計算ソフトなどと同じく1つのツールとして捉え、必要に応じて日々の業務や授業に組み込み効率化を図ることによって削減できた時間を、授業内容等を創造する時間や、生徒との対話との対話する時間に活用していくことができると良いなと感じました。

8月27日(火) ⅢF1313 先端技術活用講座-STEAM教育の推進(VRゴーグル)-

〔研修の概要〕
講   義 授業における先端技術の活用
演   習 VRゴーグルの活用
       ・VRゴーグルの操作方法
       ・仮想空間の作成
演習・協議 STEAM教育における先端技術の活用

 

 


〔受講者の感想〕

・初めて知ったこと体験したことがあり、すぐに実践できることがあれば取り入れていきたいと思いました。

・実習の電気工事の現場で360°をカメラを使って見学、行くことが難しい施設(変電所や発電所)の見学などの利用が可能だと考えました。

・理科の実験器具の使い方、防災学習、空間図形の学習などで活用ができそうだと考えました。

8月22日(木) ⅢG1413発達障害のある子どもの就労支援講座-自立と社会参加に向けた指導・支援-

 

〔研修の概要〕 

講   義 発達障害のある子どもの自立と社会参加に向けた指導・支援

       ・発達障害のある子どもの就労に関する現状と課題
       ・発達障害のある子どもの自立と社会参加に向けた指導・支援
演習・協議 社会的・職業的自立に向けた学校段階での取組の充実に向けて
       -就労に際して求められる能力と、自立活動の内容の接点から考える-
講   師 国立特別支援教育総合研究所発達障害教育推進センター
                    主任研究員 榎本 容子                   

〔受講者の感想〕

・発達障害のある子どもにとって、合理的配慮があれば働く上で大いに助けとなり役立つということがわかりました。

・体験的な活動を大切にし、様々な人とのやりとりを通じて自己理解を深めるということを、今後の学校生活に生かしていきたいです。

・就労に向けた道筋が学べ、保護者理解の重要性を実感しました。

 

 

8月23日(金) ⅢD1502いじめ問題への対応講座B

8月23日(金) ⅢD1502 いじめ問題への対応講座Bを実施しました。

  

〔研修の概要〕

  講義・演習:発達障害の可能性のある児童生徒のいじめ問題の理解と対応
        ・いじめ問題の現状への理解
        ・学齢期におけるいじめと発達障害の可能性のある児童生徒の関わり
           兵庫教育大学大学院 教授 井澤 信三

  講義・演習:いじめ未然防止のための児童生徒の関係づくり
        ・互いに認め支え合う集団づくりに生かせる「いじめ未然防止プログラム」の体験

 

〔受講者の感想〕

○ 学級に発達障害の可能性のある児童が複数在籍しており、周りの児童との関わり方が難しいと感じていました。2次障害を防ぎ、多様性を認め合えるクラスの雰囲気が大切と学び、2学期からどの子も認めてもらえていると感じられる居場所にしていきたいと思いました。また、トラブルが起きた際には、井澤先生の講義にあったように、ノートに書きながら振り返りをして、お互いの児童の学びとしていきたいと思いました。

○ 午後の講義では実際に「いじめ未然防止プログラム」の「私って、どんな人?」を体験することで、自分自身の自己有用感が高まったことを実感できました。また、他者の良いところを探すきっかけになると思ったので、児童にあった形で実践したいと思いました。

 

8月9日(金)ⅢC1209(高)芸術科(美術)教育講座

〔研修の概要〕

講   義 生徒一人一人の創造的に表現する力を育成する美術教育について 
                    -ICTを活用した授業場面における表現方法の工夫- 
        大阪教育大学 准教授 渡邉 美香

発   表 授業におけるICT活用の実践事例について

演習・協議 生徒が創造的に表現するためのICTの特性を生かした指導方法

  

〔受講者の感想〕

  • ICTの力を借りながら生徒の創造力・想像力を育んでいきたいです。
  • 生徒が美術の授業以外のことにもICTというツールを活用できるように指導していきたいと思います。
  • タブレットを使うことが目的とならないよう、授業のねらいと学習の目的を中心に据えた授業づくりを心掛けていきたいと思います。

8月16日(金) ⅢG1410ユニバーサルデザインの視点を生かした集団づくり講座 a

 

    

 

〔研修の概要〕

 

講   義 ユニバーサルデザインの視点を生かした集団づくり
       ・一人一人の児童生徒が安心して学ぶことができる場づくり
       ・障害のある児童生徒の理解と適切な指導・支援
演習・協議 特別な支援を必要とする児童生徒への配慮
       ・個に応じた指導と集団への指導
講   師 桃山学院教育大学 教授 松久 眞実  

〔受講者の感想〕

・特別支援教育のアプローチを、ハード面、ソフト面で整理されて教わり、とても分かりやすかったです。

・集団の支援を底上げして個別の支援の負担を軽減させる考え方を知ることができて良かったです。

・落ち着かない子たちの背景にある課題を知識として得ると同時に、先生の経験談が非常に参考になりました。

 

8月9日(金) ⅢC1217(高)農業科・水産科教育講座A

 

〔研修の概要〕

講   義 農業の技術革新と高度化に対応した学習の充実
       県立農林水産技術総合センター 専門技術員 九村 俊幸

演習・協議 農業教育に求められる実技指導力の向上
       株式会社エアーアシストジャパン 代表取締役 椿 祐樹

      実技指導に関する知識・技術の習得
       県立農業大学校 農業教育専門員 三木 直樹

  

〔受講者の感想〕

・ドローンや営農支援ツールの活用法など、スマート農業に関する最先端の知
 識を得ることができました。教員が最新技術を学ぶことで、常に生徒に最新
 の技術や知識を伝えていきたいです。
・農業を教える上で、ICTなど先進的な技術を学び活用していくとともに、農
 作物の特性や環境に関する理解を深めることが、それらの先進技術を活かし
 ていく上で重要だと感じました。
・実習を通して、今まで知らなかったことや生徒に伝えられていなかったこと
 がたくさんあると気づきました。今後も時代に応じた農業を学んでいきたい
 です。

8月9日(金) ⅢC1212 (中高)家庭科教育講座B

〔研修の概要〕

講   義 家庭科における個別最適な学びや協働的な学びを実現するためのICTの活用 

発   表 家庭科の学習場面に応じた効果的なICTの活用 

演習・協議 1人1台端末を用いた家庭科の授業実践

  

 

〔受講者の感想〕

  • 様々なICT活用の実践例やアイディアを聞くことができ、大変有意義な研修となりました。特に実習の場面における効果的な活用方法について考えていきたいと思います。
  • 個別最適な学びや協働的な学びの実践にあたり、ICTを効果的に活用する授業実践をめざして自分自身をアップデートしていきたいと思います。
  • CanvaやPadletなど、今回の講義で学んだことを授業で活かすとともに、仕事の効率化にもつなげていきたいです。

8月9日(金) ⅢD1506 自他の命を大切にする心を育む教育講座

8月9日(金) ⅢD1506 自他の命を大切にする心を育む教育講座を実施しました。  
講義写真   演習写真

  
〔研修の概要〕

  講義・演習:児童生徒の命を守るための予防教育
  講義・演習:児童生徒の命を守るための危機介入   
          関西外国語大学 教授 新井 肇

  講義:「自殺予防に生かせる教育プログラム」の活用

  
〔受講者の感想〕

  • 子どもの命を守ること、これは個人で取り組むべき課題ではなく、学校が組織として対応すべき課題であると感じました。教師も子どもも健康に過ごせる環境をつくるために、まずは大人が意識を変えていく必要があると思います。自分が職場に戻って啓発したり実践したりしたい内容が詰まった研修でした。絆と気づきが自殺予防の鍵、これをキーワードに頑張ります。
  • 「病は市に出せ」という言葉を意識していきたいと思いました。困ってからではなくて、困らないように相談、何でも言える環境づくり等を意識して頑張りたいです。また、子どもにとって信頼できる大人の一人になれるよう心がけていきたいと思いました。困る前に、大きなことになる前になんとかできる子どもの育成や、環境づくりにチームで取り組む必要があると改めて思いました。
  • 自殺予防教育の構造を理解することができました。生徒指導に関して、困難課題対応的生徒指導に意識が向きがちでしたが、特定の課題が生じる前に、生徒に働きかけを行うことが重要であると認識できました。これまでは、自殺予防に関する授業は年に数回の特別なものでしたが、今後は自殺予防教育の構造を意識した取り組みに努めたいと思います。

 

8月6日(火) ⅢF1308 Office365実践講座a

 

〔研修の概要〕

講義・演習 Office365の各アプリケーションの効果的な使い方
発   表 児童生徒によるOffice365の授業での活用
       西脇市立黒田庄中学校
         山本 友之 先生
演   習 単元を通した児童生徒の学びを深める活用
       ・アプリケーション連携

 

〔受講者の感想〕

  • 学校に帰ってすぐに使いたいと思う内容ばかりでした。子どもの実態を見ながら、どの教材の、どの単元でアプリケーションを利用するか夏休みを使って、研究したいと思いました。子どもたちがの学びがアナログ的なものだけにならないように、これからも進んで研修を受けていきたいと思います。 
  • 本研修で学んだことを2学期から授業に取り入れたいと考え、受講しました。本日実際に生徒目線で使う体験をさせていただいたので、夏休み中に指導者側の知識やスキルを習得したいと思います。
  • まだまだ、ICTを使いこなせず、昔のアナログ的な授業を行っています。まずは、単線的な学習から始めて、少しでもいいので複線的な学習に近づくように意識していきたいと思います。演習の中で、指導計画を作成し、実際にアプリケーション使った教材を作ることができたので、前向きな気持ちで今後も取り組める気がします。

7月24日(水)ⅢG1408特別支援教育の視点を取り入れた音楽指導講座-豊かな音楽活動を実現する授業づくり―

〔研修の概要〕

講   義 特別支援教育の視点を取り入れた音楽指導

      ・全ての子どもが参加できる音楽活動

演   習 音楽ワークショップ

演習・協議 特別支援教育の視点を取り入れた授業づくり

      ・全ての子どもが参加できる音楽の授業づくり

 

講   師 ヴァイオリニスト 

      生涯学習開発財団認定 認定ワークショップデザイナー 南條 由起

    

〔受講者の感想〕

・児童生徒や教員の全ての人が参加できる活動という視点で、使用する楽器や音階の選び方等、参考になった。参加者ファーストで自分自身も楽しみながら授業を実践していきたい。

・誰もがうまくいかなくても失敗と捉えないエラーフリーという考え方を常に授業づくりの根底において、授業を組み立てていきたい。

・正しいリズムやメロディーを奏でることだけが大切なのではなく、誰もが楽しく活動できることが大切であると気づかされた。音楽指導は難しいと思ったが、自分にもできそうなことが見つかり、実践したい。

7月30日(火) ⅢC1225 (高)生徒の探究的な学びを実現する授業づくり講座

 

〔研修の概要〕

講   義 新しい時代に求められる資質・能力を育むための探究的な学習 
                    -問いづくりを中心に- 
        大阪大学 教授 佐藤 浩章

演習・協議 探究的な学習をデザインする
          -質の高い探究的な学習活動にするために-

  

〔受講者の感想〕

  • 佐藤先生から「まず教師が探究者であれ」というお言葉があり、非常に感銘を受けました。
  • 今勤務している学校が、これまでの成果からより良い価値を創造していく段階に来ていると感じました。取組内容の精選・ブラッシュアップを行う必要性に気づくことができました。
  • それぞれに個性がある生徒に教師として適切に関わる方法を学校全体で模索しながら、生徒が「できた」「分かった」という達成感を味わえる取組を続けていきたいです。

8月2日(金) ⅢC1221 (高)商業科教育講座A

     

 

〔研修の概要〕

講義・演習 マーケティング分野・マネジメント分野における指導の充実

実   習 ビジネス情報分野における指導の充実 
                     ・プログラミングを活用した実践的・体験的な学習活動

講義・演習 会計分野における指導の充実

 

〔受講者の感想〕

  • 体験的な学習活動の大切さを確認することができました。日々の授業でも取り入れていきたいと思いました。
  • 生徒に興味を持ってもらえる教材づくりに、他校の先生方と情報交換をしながら取り組めたことがとても良い学びとなりました。
  • 生徒の思考力を高める授業ツールや授業計画についてさらに学びたいと感じました。単純な授業ではなく、仕掛けのある実践例についても学び、今後の授業に取り入れたいと感じました。

7月31日(水) ⅢC1211 (中高)家庭科教育講座A

〔研修の概要〕

講   義 主体的に家庭や地域の生活を創造する資質・能力の育成に向けて 
                    -持続可能な社会の構築につながる課題解決学習を通して-
                    茨城大学 教授 石島 恵美子

演習・協議 家庭や地域及び社会における生活の中から問題を見いだし解決する力を育む授業づくり 
                   

 

〔受講者の感想〕

  • 本日の講義を受け、食品のフードロスについて生徒自身の生活と結びつけ、生きた学びとなるように内容を深めていきたいと思います。
  • 他校における実習や地域との連携についての工夫等を聞くことができました。自校の取組のブラッシュアップにつなげたいと思います。
  • SWOT分析を行ったことで本校の強みを再確認し、それを踏まえた授業展開を考えることができました。

7月30日(火) ⅢD1501 いじめ問題への対応講座A

(研修の概要)

講義・演習 学級集団を意識したいじめ問題の理解と対応

      ・いじめ問題の現状への理解

      ・心理学から考えるいじめのない学級づくりの視点

      兵庫教育大学大学院 教授 秋光 恵子

講義・演習 いじめ未然防止のための児童生徒の関係づくり

      ・学級づくりを意識した「いじめ未然防止プログラム」の体験と活用

 

(受講者の感想)

・教員からの個別の何気ない声かけは、その姿を見ている生徒たちから回り回って学級の雰囲気づくりに関わっていることが証明され、改めてその大切さを実感しました。クラス全体への指導は非常に難しいですが、言葉かけの内容も含めて今後も大切にしていきたいと思いました。

・本研修で体験した学級アセスメントのためのアンケートツールで、データを取り、分析して強みや弱みを理解した上で、実践する大切さを学ぶことができました。ただアンケートツールを使えば良いというわけではなく、その結果から学年団、または学校全体を巻き込んで協議していける体制を整えていければと思いました。

・「いじめ未然防止プログラム」の授業プランを実際に行うことにより、改善する点も見えてくるため、実践することが大事であると感じました。班別協議において自分のクラスで想定した授業展開を考える中で、自分では思いつかない工夫や展開を知ることができたため、学校での実践に生かしたいと考えました。

 

7月30日(火)ⅢC1210 (高)芸術科(書道)教育講座

〔研修の概要〕

講   義 書道の創造的な活動における指導と評価の一体化 
                    神戸松蔭女子学院大学 教授 小出水 博 

演習・協議 妥当性・信頼性の高い学習評価のための工夫 
                    -創造的な活動における適切な評価をめざして- 

 

〔受講者の感想〕

  • 生徒が感じたことを効果的にアウトプットさせる技法を引き続き考えていきたいと思います。  
  • 本日学んだ、生徒に愛着をもって使ってもらえるような作品の制作を授業に取り入れたいと思います。  
  • 臨書の評価方法について、多くのことを学ぶことができました。学んだ評価方法を今後に生かしていきたいと思います。