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研修の様子

9月30日(月) ⅢC1204 (高)数学科教育講座

   

〔研修の概要〕

講   義 数学科における論理的な思考力・批判的な思考力の育成に向けて 
                    筑波大学大学院 教授 清水 美憲 

演習・協議 論理的な思考力・批判的な思考力の育成に向けた指導と評価の一体化 
                  

 

〔受講者の感想〕

  • これまで、日常生活の事象を数学的にとらえることを意識して指導・作問していましたが、教師による解法の誘導が生徒の思考を妨げてしまっていたことに気づくことができました。今後は統合的・発展的な内容に繋げ、生徒の思考力を伸ばしていきたいです。  
  • 思考力を問う問題を作成する時、場面設定や条件を複雑にしがちですが、シンプルな問題でも思考力を問うことができるということを改めて考えさせられました。 
  • 清水先生の「数学は解いたところから新たな数学が始まる」という言葉が強く印象に残りました。問題を解いて終わるのではなく、数学的に思考する力を高められるように問題作成や指導をしていきたいと思います。  

9月26日(木) ⅢG1409 特別支援教育の視点を取り入れた図画工作・美術指導講座

 

        

〔研修の概要〕

講  義 特別支援教育の視点を取り入れた図画工作・美術指導
演  習 図画工作・美術ワークショップ
協  議 特別支援教育の視点を取り入れた授業づくり
     ・全ての子どもが参加できる図画工作、美術の授業づくり
       
講  師 神戸芸術工科大学 特任教授 大槻 和浩

〔受講者の感想〕
・創作活動は子どもたちの自由な発想のもとで行われるべきであり、それにより子どもたちに自己選択と自己決定の機会を与えることができることがわかった。
・ワークショップで自分自身の好きなものを題材に作品を作る時間がとても良かった。
・自由な表現を大切にできる教師でありたいと強く思い、苦手意識を感じずにただただ楽しめる、そんな授業準備、授業をしたい。

9月26日(木)ⅢF1304(中高)タブレット端末基礎講座

   

〔研修の概要〕

講義・演習 タブレット端末の基本操作と効果的な活用
       
演   習 一斉学習の場面におけるアプリケーションの活用
       ・授業支援 等
       
演   習 タブレット端末を活用した各教科の授業
       ・タブレット端末を活用した学習場面づくり
       

〔受講者の感想〕

  • タブレット端末の使い方をいろいろ教えてもらい、難しいと思っていた使い方を少し理解し、使えるものが増えたと思います。忘れないうちに授業実践につなげたいです。
  • 初めて使ったアプリケーションが多く、どれも魅力的でした。生徒の教材への興味付けにもタブレット端末は効果的であると感じることができました。「難しいし…」と思って勉強してこなかった間に、技術はどんどん進歩していることを実感しました。時代の波にのまれないように日々研鑽を積み、良い教育実践を重ねていきたいと思いました。
  • 積極的にタブレット端末を活用することはできていませんでしたが、本日体験する中で、活用することで生徒の学びが広がることを感じることができました。それだけでなく、個々への支援も含めて、個別最適な学びについても実現できると感じました。今まで活用に消極的だったことを改めて、もっと授業で活用していこうと思いました。

9月24日(火) ⅢG1411 感覚統合の視点を取り入れた指導・支援講座-気になる子どもへの身体面からのアプローチ-

       

〔研修の概要〕

講   義 発達に課題のある幼児児童生徒への感覚統合の視点からのアプローチ
       ・感覚統合の視点を取り入れた適切で効果的な指導・支援
       ・感覚運動遊びや身体模倣などから見る子どもの発達や感情のセルフコントロール
講義・演習 感覚統合の視点による行動分析と支援
       ・子どもの気になる行動を感覚統合の視点で考える
       
講   師 姫路大学 特任教授 小河 晶子

〔受講者の感想〕
・感覚統合について、初めて知ることができた。具体的な指導例も多く提示していただいたため、馴染みのなかった専門的な言葉なども、わかりやすく理解できた。
・感覚統合をとおして子どもを理解し、子どもの意欲につなげる支援や指導を考えることが教師にとってとても大切である。
・特別支援学級で担任している児童を思い浮かべる部分が多くあった。実際に指導の場でできそうなことがたくさんあったので、早速学校で取り組んでみたい。

9月24日(火) ⅢC1202(高)地理歴史科・公民科教育講座A

〔研修の概要〕

講   義 「問い」を中心に構成する学習の展開
       ー「問い」を生かした授業づくりの理論と方法-
       兵庫教育大学 名誉教授 原田 智仁 

演習・協議 探究的な授業を考える
      -「問い」を中心に構造化した授業づくり-
                  

〔受講者の感想〕
・「問い」を焦点化し、具体的に設定することで、生徒の理解が深まると分かりました。
 生徒の思考を深める発問を今後も考えていきたいです。  
・一つの単元が発問の工夫次第で大きく広がることが分かり、教材研究の面白さを改めて
 感じました。  
・単元を俯瞰的に見ることの重要性を感じました。今後も生徒に身に付けさせたい資質・
 能力を意識して、授業展開を考えていきたいです。