カテゴリ:講座の実施報告
8月19日(水)ⅢC1310 造形的な見方・考え方を働かせる授業づくり-(高)芸術科(美術)教育講座-
〔研修の概要〕
講 義 美術教育における文化芸術活動の充実
-豊かな心や文化的な伝統を尊重する心の育成-
奈良教育大学 准教授 池田 藍子
発 表 造形的な見方・考え方を働かせる授業実践
演習・協議 美術教育における文化芸術活動の充実をめざす授業づくり
- 午前は、美術教育における文化芸術活動を充実させるための取組やそれをもとに探究的な学びや教科等横断的な学びにつなげる方法について御講義いただきました。
- 午後は、造形的な見方・考え方を働かせる授業づくりの在り方について、実習を交えながら考えました。
- 1日の研修を通して、美術教育について新たな視点を得るとともに、美術教育における文化芸術活動を取り入れた授業づくりについて考えを深める機会となりました。
8月7日(金)ⅢD1506「児童生徒への自殺予防教育」講座
〈研修の概要〉
講義・演習 児童生徒の命を守るための予防教育
・今、学校に求められる自殺予防の方向性と課題
・自殺予防を進めるうえでの前提となる理解
・自殺予防教育の方向性と具体的展開
講 師 関西外国語大学 教授 新井 肇
講義・演習 児童生徒の命を守るための危機介入
・児童生徒の自殺の危険にどう気付くか
・自殺の危険の高まった児童生徒にどう関わるか
・自殺が起きてしまったときの対応と心のケア
講 師 関西外国語大学 教授 新井 肇
講義・演習 「兵庫版『自殺予防教育プログラム』」の活用
午前は子どもの自殺の現状を中心に、学校でのプロアクティブな生徒指導としての自殺予防教育を進める上での、方向性と課題について講義と演習で学びを深めた。
午後は自殺の危険が高まっている児童生徒へのリアクティブな生徒指導や、危機対応時の校内体制整備などインターベンション、ポストベンションについて学び、兵庫版「自殺予防教育プログラム」の活用について整理した。
〈受講者の感想〉
・自殺予防教育において大切なことは、日頃の子どもたちとの関わりの中にあるのだと分かりました。子ども同士で考えて課題を解決し、話し合いを深めてお互いを認め合えるような関係、コミュニケーション能力の構築ができるように、関わり方や学習活動の展開方法など考えていきたい。
・喪失体験、身近な人の死などは簡単に人に話さないと思います。だからこそ学校では見えないものを抱えている可能性を考えて接することも大切だと感じました。
・勤務してきた中で、自殺や自殺未遂に直面したことがありませんでした。講義を通して、多くの児童生徒が自殺をしていることを知り、改めて自分事として考えることができました。生徒が自殺を考える前に、悩む前に話を聴ける教師になりたいと思いました。
7月29日(水)ⅢC1323 課題を発見し解決していくための資質・能力の育成-(高)生徒の探究的な学びを実現する授業づくり講座-
〔研修の概要〕
講 義 新しい時代に求められる資質・能力を育むための探究的な学習
演習・協議 探究的な学習をデザインする
関西学院大学 教授 關谷 武司
- 午前中は、探究活動を指導する際の教員としての心構えや探究活動の指導方法について、講義をいただいたあと、テーマに沿ってグループごとに探究活動を行いました。
- 午後は、午前中からの取組を継続し、1つの課題について多角的に分析を加え、最終的な結論を導き出しました。
- 実際に探究活動を体験することで、生徒の活動に寄り添い、適切な指導が行えるようになるための視点を得ることができました。
7月24日(金)ⅢG1212発達障害のある子どもの進路指導
【研修の概要】
講 義 発達障害のある子どもの自立と社会参加に向けた指導・支援
・発達障害のある子どもの進学・就労に関する現状と課題
高松大学 教授 山口 明乙香
演習・協議 発達障害のある子ども社会的・職業的自立に向けた進路指導
県立総合教育センター特別支援教育課 指導主事
【受講者の感想】
・自分らしく生きていくために、自分を理解し、自己選択し、必要なときには助けを求める力をつけることが大切だと学びました。
・発達障害のある子どもの就労に関する実態を、ここまで詳しく知ることができたのは初めてでした。小学校で勤務しているとなかなか知ることができない情報ばかりでとても勉強になりました。
・兵庫県の就労支援に関する具体的なデータや事業者やグループホームのマップの資料を提示いただき、勤務先の児童生徒に説明しやすいのでとても勉強になりました。
・小中高特別支援学校の4つの校種の先生方が集まった場で、それぞれの学校側からの率直な意見が聞けたことは普段なかなかできないことで貴重な時間でした。
7月22日(水)ⅢD1502 学級集団を意識したいじめ問題への理解と対応
〔講座の概要〕
講義・演習 心理学の視点を生かしたいじめを生まない集団づくり
・いじめ問題の現状への理解
・いじめ未然防止に生かせる教員の働きかけ
兵庫教育大学大学院 准教授 森本 哲介
講義・演習 いじめ未然防止に向けた児童生徒の資質・能力の育成
・集団づくりを意識した「いじめ未然防止プログラム」の活用
〔受講者の感想〕
- 森本先生の講義から、いじめに対する教員の姿勢が学級の子どもにも伝わるということを身に染みて感じるとともに、こちらの主観で「いじめがない」「いじめが解消された」と判断することがないように、アンテナを高く、本当に子どもたちが安心して過ごしているのかを見守っていきたいと感じた。
- いじめ未然防止プログラムがあることを初めて知り、実際に自分の学級で実践してみたいと感じた。それぞれの児童の特性や課題に応じたプログラムに取り組むことで、ソーシャルスキルを高めることにもつながると思った。
- 自校でもCoCoLo-34・Jのアンケートを定期的に活用し、授業を行うなど取り組みを行っているが、新しい視点や他の方の意見も聞けて勉強になった。少し気になる言動が増えてきた今こそ、未然防止の意識をもって取り組み、全生徒にとって安心・安全な環境を作っていきたいと思った。