研修の様子
8月2日(月)ⅢC1229(高)芸術科(美術)教育講座
〔研修の概要〕
講 義 「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善
演習・協議 造形的な見方・考え方を働かせる学習活動
〔受講者の感想〕
・造形的な見方・考え方を働かせる学習活動や、美術の本質的な学びに ついて、意見を交換し、考えを深めることができました。今後研修を深める指針となる考えを得ることができました。
・複数の先生方との研修は貴重で様々な取組や考え方を知ることができ、美術教育の核となる部分、そのための細やかな配慮、事前準備について改めて深く掘り下げることが出来ました。
7月28日 (高)特別支援教育の視点を生かした生徒指導講座
〔研修の概要〕
講 義 高等学校における特別支援教育の視点を生かした生徒指導
演習・協議 担任・教科担当者が行う指導・支援の在り方について
〔受講者の感想〕
○ グループでの学びや全体での発表などを通して、配慮の必要な生徒は年々増えているということがわかった。今回の研修に参加し学んだことを他の先生と連携し、もっと取組を進めていく必要があると感じた。多くの知識技能や、他校の現状や取組を学ぶことができたと同時に、私自身もより一層学び続ける必要があると感じた。
○ 全ての生徒に対して、必要な支援をしていく必要性を改めて実感できた。思い込みで決めつけるのではなく、冷静に状況を判断して行動していきたい。これからますます必要になるスキルであるから、これからも学んでいきたい。
7月9日(小・中)国語科授業実践講座
講 義 国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力の育成に向けた指導と評価の充実
-言葉による見方・考え方を働かせて-
兵庫教育大学大学院教授 吉川 芳則
発 表 言語活動の充実をめざした授業実践
演 習 主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
・タブレット端末等を活用し、自分の考えを形成する学習過程を重視した指導の工夫
受講者感想
○単元の計画について自分の頭をスッキリさせることができた気がします。扱う教材の確認の時間と応用をする時間をはっきりと分けて考えていくことで計画もスマートなものになると考えました。また、どのような発問をしていくことが、読みを深めたり、多様な読みに繋がったりするかということも理解できました。ぜひ実践し研鑽を積みたいと思いました。
○専門性の高い先生の講義や自分と同じ経験年数を持つ先生方の実践発表を聞いて、非常にためになりました。授業づくりについても日々更新され、学び方もICTの導入など多岐にわたるため、学校の中堅として情報を常日頃から意欲的に捉え実践していく姿勢が重要であると考えました。
○授業を組み立てるうえで、『めざす子どもの姿』という点にもっと重きをおかないといけないと感じました。クリティカルリーディングは文章だけではなく他の情報等においても有効であることがわかりました。
7月5日 教育経営講座Ⅰ(第2回)
〔研修の概要〕
講 義 教職員のコンプライアンス意識の醸成
ーリーダーとしてどう取り組むかー
演習・協議 教育活動を支える教育法規Ⅱ
・危機管理と法規(事例研究を通して)
〔受講者の感想〕
○ これまで教育法規を特別意識することなく業務をすすめていましたが、教育公務員である以上、教育課題を解決するにあたり、教育法規に基づいて行うことが重要であるとわかりました。
○ これまで意識することがなかった教育法規について学ぶことで、法的根拠を持って対応し、全体を見る視点の大切さに気付きました。
○ 危機管理について様々な事例をもとに我が身に置き換えて考えておくことが大切だと思いました。勤務校での課題と重なる部分もたくさんありました。法令ももちろん大事ですが、何か起こった時はそのことを取り巻く、人間の気持ちも大切であると思いました。
6月28日 学校における危機管理講座
講 義 学校における危機管理と危機対応 -学校事故等の事例から-
多聞法律事務所 弁護士 中川 勘太
演 習 学校内外における事故等への対応の在り方
・教職員による学校安全のための適切な対応
・児童生徒が適切に行動するために必要な力の育成
受講者の感想
○安全配慮義務について事例を基に多くの示唆をいただきました。また、そこから午後の危機管理の研修へと一連の流れがとても分かりやすく、勉強になりました。
○午前の講義では、事例を紹介していただき、安全管理義務、危機管理の意識が強くなりました。午後からは、演習でたくさんの学びを得ることができました。
○模擬保護者会を行うことで、保護者や生徒に不信感をもたれないよう、事実確認をしっかりと行い誠意をもって説明したり、再発防止の具体策をきちんと示したりすることの大切さを学びました。
6月24日 震災に学ぶ防災教育講座
内容
講義 「心のケア基礎知識」
関西大学社会安全学部社会安全研究科 教授 元吉 忠寛
演習・協議 「防災訓練の実践方法」
「副読本・学習資料等の活用」
「学校に避難所が開設された時の運営方法」
受講者の感想
○被災前にこころの防災をすることの重要性について新たに学ぶことができました。丁寧に子どもに接し、子ども本人のこころの回復を応援する体制を整えておきたいと思いました。
○日頃から意識を高めるだけでなく、想定外の事態も予め想定しておく事前学習の大切さを学ぶことができました。
○災害発生時、学校が避難先になるのにあたって、適切な運用・運営方法について大変有意義に学ぶことができました。自校であればどのような方法が一番良いのかを再度見直す必要性を感じ、外部とも連携して進めていくことができればよいと思いました。
県立教育研修所が実施する選択研修の日程等の変更について
6月7日時点で選択研修の実施方法等が下記のとおり変更されています。
講 座 名 |
当初予定 実施日 |
対 応 |
教育経営講座Ⅰ① | 6月3日 |
Web研修 |
教員と児童生徒のためのストレスマネジメント講座 | 6月3日 |
Web研修 |
(小)外国語活動授業実践講座 | 6月9日 | 12月8日に日程を変更 |
(小)外国語科授業実践講座 | 6月9日 | 12月8日に日程を変更 |
教員が授業で活用するICT基礎講座 |
6月16日 |
日程を 6月30日、7月13日、 8月10日、8月11日、 8月25日、8月27日、 10月4日のうち指定された日に変更 |
児童生徒の情報モラル育成講座 | 6月22日 | 9月24日に日程を変更 |
いじめ問題への対応講座 | 7月13日 | Web研修 |
いじめ問題への対応講座 | 8月27日 | Web研修 |
いじめ問題への対応講座 | 9月9日 | Web研修 |
いじめ問題への対応講座 | 10月11日 | Web研修 |
不登校問題への対応講座 | 6月21日 | Web研修 |
Web研修については、eラーニングを活用して実施します。受講決定通知によりeラーニングサイトのURL、ログインID、パスワードをお知らせします。
日程等の変更等が生じたのため実施要項等のアップロードが遅れており申し訳ございません。
近日中にアップロードしますので、下記のURLより実施要項等のダウンロードをお願いします。
職員募集のお知らせ
会計年度任用職員(県政推進員)を1名募集します。詳細は右の「職員募集」からご確認ください。
令和2年度県立教育研修所研究発表内容の動画配信について
平素は、当教育研修所の事業につきまして、御協力を賜りありがとうございます。
さて、標題のとおり、研究発表内容を動画で配信いたしますので、下記のリンクより配信ページに移動してください。
なお、視聴には事前に通知(教研第1434号)したID・パスワードが必要です。
公開期日:3月18日(木)13:00 ~ 3月31日(水)12:00
2月17日 児童生徒が使って学ぶタブレット端末活用講座
2月17日(水) 児童生徒が使って学ぶタブレット端末活用講座を実施しました。
講義 ICTで学びを変える
・児童生徒の情報活用能力の育成
・児童生徒がタブレット端末を活用する授業
発表 児童生徒がタブレット端末を活用した学習活動
ー先進校の授業に学ぶー
協議 主体的・対話的で深い学びを実現するタブレット端末の活用
受講者の感想
〇どのように活用するか具体的な場面を教えていただいたり、実際にやってみたりする
ことで、研修が深まった。
〇タブレット端末を使わせることが目的ではなく、それを使って何を学ばせるのかを考
えて授業を作る必要があることを再認識した。
〇今まで資料の提示程度しか活用していなかったが、児童がタブレットを使って自分の
作品を作ったり交流したりしている実践を見たり、実際にロイロノートなどのアプリ
を使ってみたりして、自分にもできる気がしてきた。
1月28日 表計算ソフト活用講座
【内容】
○講義・演習「表計算ソフトの操作と各種関数・機能の使い方」
・グラフの作成、関数の利用 ・データ並べ替え、クロス集計 等
○演習・協議「授業や校務での表計算ソフトの活用」
・授業での活用 ・校務での活用
【受講者の感想】
○丁寧に講義を進めていただいたおかげで、理解が非常に深まりました。テキストも非常にわかりやすかったおかげで、自分のペースでいろいろ補足しながら課題に取り組むことができました。
○事前研修の内容を見てついていけるか大変不安でしたが、手順を丁寧に教えていただけたので、全ては難しかったですが、少しでも持ち帰って使えそうなものを知ることができたと思います。
○本日の研修は、基本的な操作内容からマクロの導入まで、たいへん有意義であったと感じた。
1月15日 校内の情報管理と児童生徒の情報モラル育成講座
講義:情報社会の進展と教育の情報化
・校内の情報管理と情報セキュリティ
・自校の現状と課題の把握
・事例をもとにした情報セキュリティ対策の検討
講義:児童生徒が利用するインターネットの世界
・ネットワーク上のトラブルの実態とその対応
演習:自校の課題解決に向けて
・情報モラル指導事例を通して
○来年度からタブレット導入されることもあり情報モラル教育がより大切になってくると感じています。学校全体としてもトラブル未然防止となるような教育を改めてしていかなければならないと感じました。
○情報モラルの根本にあるものが、他者への思いやりや気遣いである。特別な技能や知識がなくても、教師の経験から指導できることがある。
○自校の危機管理マニュアルに、情報漏えいに関する記述があるのか確認しようと思った。
12月17日・22日いじめ問題への対応講座
<講座の概要>
講 義:いじめ問題に適切に対応するために
・互いを認め合える集団づくり
・児童生徒の内面の理解に基づく指導
講義・演習:児童生徒自らいじめについて学び、取り組んでいくために
・「いじめ未然防止プログラム」の活用
<主な感想>
・児童対する関わりを見直す機会となりました。一人一人に丁寧に関わり安心できる教室
にしていきたいと改めて感じました。
・「いじめ未然防止プログラム」など明日からの実践に活かしていける内容で勉強になり
ました。
・授業プランを実際に体験できたことで、学校でも使ってみたいと思えました。
12月11日(金) 自他の命を大切にする心を育む教育講座
〔研修の概要〕
講 義:児童生徒の命を守るために
講義・演習:自他の命を大切にする心を育むために
〔受講者の感想〕
- 午前の新井先生の講義では、今自分ができること、やらなければならないこと、学校としてやっていくことが明確になりました。また、午後からの講義演習では、自殺予防教育プログラムを自校で実践してみよう、自分にもできるかもという思いになりました。
- リストカット、自殺をほのめかす、鬱病の生徒などたくさんの悩みを抱えている生徒がいます。その中で自分ができることは何かと考えている中で、このような研修を受講できたことがよかったです。Talkの原則に立ち、実践していきたいと思いました。
- 自分の価値観を押し付けていないか、改めて振り返ることができました。今日の研修で学んだことを意識して、来週子どもたちを迎えたいと思います。ありがとうございました。
12月10日 校内のICT活用推進講座
講義・演習 校内のICT活用推進におけるミドルリーダーの役割
・ミドルリーダーの役割
・ICT機器の特長と活用方法
発 表 ICT活用推進に向けた校内の取組
・ICT利活用推進校による実践発表
演 習 児童生徒の情報活用能力を育む授業
・授業でのICT活用から情報活用能力を体系的に考える
○学校の中核的役割をどう果たすか迷いがあったが、今日の講義で少し進むべき方向が見えた。
○実践発表校の職員を巻き込む実践がよいと感じた。
○ICTに苦手意識を持っている教員を巻き込むのが難しいと思っていたが、今日の研修で解決のヒントを教えていただいた。
12月9日(高)特別支援教育の視点を生かした生徒指導講座
〔研修の概要〕
講義: 高等学校における特別支援教育の現状と合理的配慮
演習・協議:特別な教育的支援を要する生徒への対応
〔受講者の感想〕
- 特別支援教育という視点で生徒を見ることが、一層の生徒理解につながるということを理解できた。
- 「個別最適化された学び」にあるように、一人一人の学び方に注目し、効果的な学びができれば理想的だと思う。
12 月8日学校における危機管理講座
〔研修の概要〕
講 義 学校における危機管理と危機対応 -学校事故等の事例から-
講 師 多聞法律事務所 弁護士 中川 勘太
演 習 学校内外における事故等への対応の在り方
・教職員による学校安全のための適切な対応
・児童生徒が適切に行動するために必要な力の育成
〔主な感想〕
○今日はとても実り多い1日だった。自分の仕事が命を預かっているという自覚を新たに
することができた。ぜひ校内研修に使いたい。
○大変興味深い内容で、わかりやすく教えていただいた。参加できてとても良かった。
○研修の構成がとても良かった。午前に法律のプロから聞くことでしっかりと危機管理に
対してのイメージが固まった。その後、各校の実態を思い出しながら演習に取り組ん
だ。想定できることに限りはあったが、現実はもっと大変なものになろうかと思った。ある
程度の年月を経たり、教職員が入れ替わったり、いろんなタイミングで見直していくべき
項目だと思った。
11月30日(小中)特別支援教育の視点を生かした生徒指導講座
〔研修の概要〕
講義:通常の学級における特別支援教育の視点を生かした指導・支援の在り方
発表:通常の学級における「個別支援」と「集団指導」の取組
演習:一人一人の多様な教育的ニーズに応じた指導・支援の在り方
・通常の学級における「個別支援」と「集団指導」の工夫
・学びの過程における困難さに対する指導の工夫
〈主な感想〉
・他の学校、特に中学校の先生と交流する中で、中学校の先生方が大事にしている視点を知ることができた。
・授業づくりに特別支援教育の視点を取り入れ、指導方法等を工夫・改善することは、すべての児童生徒にとって分かりやすい授業につながるということを実感した。
・個別支援と集団指導が学級経営の両輪であること、そして、そのバランスをいかにとるかが大切であると気付くことができた。
11月20日(中)数学科授業力向上講座
〔研修の概要〕
公開授業(動画視聴):数学的に考える資質・能力の育成をめざした授業の提案
ー考えを表現し伝え合う活動の充実ー
演習①:授業を振り返って
演習②:数学的に考える資質・能力
-全国学力・学習状況調査の活用-
演習③:主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
〔受講者の感想〕
・授業のビデオを見ることで、50分ずっと考えることができた。新型コロナの
状況にも関わらず授業をしてくれたことが本当にありがたい。
・いろいろと参考になることが多く、勉強になった。
・同じ教科の先生方と意見交換等もでき、良かった。さらに研修に努めていき
たいと思う。
11月24日不登校問題への対応講座
講義:不登校児童生徒の内面の理解に生かせる視点
・不登校の理解と対応
発表:不登校を未然に防止するために
・魅力ある学校づくり調査研究事業での取組
講義:児童生徒や保護者に寄り添った不登校問題への対応
・児童生徒や保護者とコミュニケーションを取る際の留意点
<主な感想>
・家族療法についてより詳しく知りたいと思いました。
・身近にある事例やそれらの解決策をたくさん聞くことができました。現場で生かして
いきたいと思います。
・コロナで、演習ができない講義が多い中、デモンストレーションしていただき楽しく
わかりやすかったです。
11月12日学校と家庭の連携・協力を深める教育講座
講 義:学校と家庭の連携・協力を深めるために
・連携・協力を深めるための基礎知識
講義・演習:保護者との信頼関係に基づく教育の実践
・保護者との信頼関係を深めるために必要な視点や関係づくり
<主な感想>
・弁護士、専門家の意見を知ることができたのはすごく良かったです。
・カウンセリングマインドと連携、繋がっていると思いました。
・今回の研修を同僚と話し合い学校全体で良い関係を築いていけるよう努めます。
11月19日(小中)カリキュラム・マネジメント講座
〔研修の概要〕
講義:カリキュラム・マネジメントの基本とその役割
-学校教育目標の実現に向けた教育活動の在り方ー
演習:全国学力・学習状況調査を活用した授業改善の手法
・「授業評価シート」の作成と活用
教育活動の質的向上をめざした校内研修の充実
〔受講者の感想〕
○午前中の講義を聞き、PDCAサイクルの重要性を改めて確認することができた。
「いろいろな意見の中から真相が見える」というお話を聞き、組織的にいろいろな視点で
教育活動の評価をしていきたいと感じた。
○全国学力・学習状況調査を活用した演習で、解答類型を用いた分析が参考になった。誤答
の原因をもとに子ども達に必要な力を考えることは大切だと感じた。
11月18日児童生徒が使って学ぶタブレット端末活用講座
講義 ICTで学びを変える
・児童生徒の情報活用能力の育成
・児童生徒がタブレット端末を活用する授業
発表 児童生徒がタブレット端末を活用した学習活動
ー先進校の授業に学ぶー
協議 主体的・対話的で深い学びを実現するタブレット端末の活用
受講者の感想
〇Jamboard等を使えば、コロナ禍でも意見を練り上げることができる。
〇タブレット端末を使わせることが目的ではなく、それを使って何を学ばせるのかを考えて授業を作る必要がある。
〇タブレット端末等のICTを活用することでクラス全員の意見や考えを瞬時に共有できることは大変意義がある。
11月11日(水)ネットワーク管理者養成講座
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・講義「ネットワーク管理者の役割」
・演習「ネットワークの仕組みと設定方法」
・演習・協議「校内ネットワークの運用・管理と障害対応」
【受講者の感想】
・ネットワークのことを深く理解することができてよかったです。
・ネットワークの障害対応の事などいち早く詳しく知ることができた。
・情報担当者一人で抱えるのではなく、コミュニケーションをとりながら協同することの大切さを学んだ。
・校内で情報担当の人材を増やしていきたいと思います。
・できることをやろうとする、雰囲気づくりが大切だと改めて感じた。
(中)英語科授業力向上講座
〔講座の概要〕
講義 コミュニケーションを図る資質・能力の育成をめざして
発表 生徒の伝え合う力を育む授業実践
演習 主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
〔受講生の感想〕
○場面、状況、目的を的確に設定して授業及び評価を行うことが必要であると理
解できた。
○どのようなことが主体的、対話的であるのか具体的な例を多く聞くことでかな
りイメージできた。
○これから迎える新入生がどのような授業を受けて中学校へ進学してくるのか、
また、そうした新中学生に対してどのような授業を展開していくべきなのか、
様々な観点からじっくり考えることができた1日であったし、他の先生方の
様々なアイデアは非常に刺激になった。
11月9日 リーダーシップ講座
〔研修の概要〕
講義:教職員の協働体制の確立に向けたリーダーシップの在り方
―協働体制の確立による組織の活性化をめざして―
講師:愛媛大学大学院 教授 露口 健司
演習・協議:自校に求められるリーダー像の確立をめざして
―教職員の協働体制の確立を軸に―
〔受講者の感想〕
- 講義や演習を通して、リーダーシップを発揮していくための指標や考え方について、理解を深めることができました。
- ミドルリーダーとして、若手とベテランまたは管理職との間に位置し、学校運営に参画し貢献していくことの重要性を感じました。
- 教育に関する課題意識が高くかつポジティブな問題解決思考のある先生方と関われる機会は本当に大切にしたいと思いました。
人権教育講座
〔研修の概要〕
講 義 様々な人権課題の解決に向けて
発 表 子ども多文化共生教育の実践
演 習 子ども多文化共生教育の実践の充実をめざして
・効果的な子ども多文化共生教育の在り方と工夫
〔受講者の感想〕
○児童の実態に応じて学校の教育活動全体で人権教育を進めていくことの大切さ
を再確認できた。
○自校の人権についての課題をふまえて、授業展開を考えることができた。
○実際に実践されている先生のお話が聞けて大変有意義だった。身近な生活の中で
人権意識を高く持ち続けられる教師でありたい。
「11月4日(高)実習教員のための観察・実験講座」
(高)実習教員のための観察・実験講座
11月4日(水)に高等学校勤務の受講希望者対象に(高)実習教員のための観察・実験講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講義:観察・実験、実習に関する基本的な知識について
演習・協議:観察・実験、実習を効果的に行う工夫について
〔受講者の感想〕
◯タブレットの使い方が少しわかるようになり、意欲が湧いた。使ってみようと思う
ようになった。
◯他校の取組を聞くことで、自らの仕事の効率アップを図る情報を得られた。
◯実際に実験器具の使用方法などで、動画コンテンツを作りたいと思った。
11月2日(月) 高等学校プログラミング教育講座
講 義 高等学校段階におけるプログラミング教育
-小中学校でのプログラミング教育をふまえて-
・Scratch 等ツールによるプログラミング学習の例
演 習 アルゴリズムとプログラミング
-基礎から学ぶアルゴリズムとプログラミング-
・基礎的なアルゴリズム
・コードによるプログラミングの例
演習 ・ 協議
新科目「情報Ⅰ」におけるプログラミング教育の実践に向けて
-ねらいを達成するための授業づくり-
・プログラミング教育の演習・実習の進め方
〇プログラミングの記述だけでなく、フローチャートをなどの流れ図の
指導もしなければならないと改めて感じる内容だった。
〇Pythonを初めて学んだが、初心者でも記述しやすい言語であることが
演習を通して体験できた。
〇小中高の体系的なプログラミング教育が大切であると感じた。
11月4日小学校プログラミング教育講座
講義 小学校段階におけるプログラミング教育
・「プログラミング的思考」を育むためのプログラミングツール
発表 プログラミング的思考を育む授業づくりの実践
・実践校のプログラミング教育推進発表と模擬授業
協議 プログラミング的思考の育成やプログラミング的思考を働かせる授業づくり
・プログラミング的思考を働かせ、課題を解決する授業
・各教科等での学びを確実にするプログラミング的思考を取り入れた授業
受講者の感想
〇実践例を聞くことができたので、イメージしやすかった。
〇学年や教材に合わせていろいろな指導法があることが理解できた。
〇どの教科のどこで考えさせるか、学校全体で考えないといけないとあらためて感じた。
11月4日(高)カリキュラム・マネジメント講座
〔研修の概要〕
講義:学校全体で取り組むカリキュラム・マネジメント
講師:京都大学大学院 准教授 石井 英真
演習・協議:学校のグランドデザイン作成ワークショップ
〔受講者の感想〕
- 伸ばすべき生徒の資質・能力を意識した授業づくりと教員間の連携の大切さがわかった。同じ視点に立った先生方と協議をすることで、新たな視点が生まれると感じた。
- とてもためになる講義だった。ぜひ、職員研修で、オンラインで全体の先生にしっかり聞いて欲しいと感じた。これは、一部の先生からの伝達ではなく、教員全体に研修すべき内容だと感じた。
- 時代に即した内容だけに、もっと深い意見交換ができればよかった。
「(小・中)社会科授業力向上講座」
〔研修の概要〕
講 義 社会的事象を多面的・多角的に考える力の育成をめざして
-課題を追究したり解決したりする活動の充実-
発 表 (小)学習の問題を追究・解決する活動の充実をめざした授業実践
(中)課題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業実践演 習 主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
-「公民的分野」の授業づくりを通して-
〔受講者の感想〕
○公民的資質をどうとらえたらよいかわからなかったが、今日の講義を聞いて、
根拠を持って自分の意見を述べる生徒像を目指していきたいと思った。
○学習指導要領について過去のものと比較しながら論じていただき、わかりや
すかった。また、指導と評価の一体化に基づいた授業設計の重要性がわかっ
た。
○実践発表が、その先進事例として強く印象に残った。社会科の授業を考えた
り、意見交換をしたりする場が今まであまりなかったので、どのように授業を
考えれば良いかを考える機会となった。
○演習では、実際の授業を想定しながら板書計画や発問を考えることができた。
また、比較基準を明確にする、補助発問、既習事項の確認など、学びを深める
手立てがわかった。勤務校の児童に合った授業づくりに生かせるように、教材
研究に取り組もうと感じた。
○演習において、生徒が主体的に問いを立てる授業の構成をグループで考えた。
普段は、なかなかそこまで出来ず、貴重な経験ができた。また、地域における
課題設定を行ったことで、自分の勤務校ではどうかと考えることができた。公
民的分野の授業展開を他の題材でもやってみたい。
(高)商業科教育講座
〔研修の概要〕
講義・演習:商業教育におけるPBL学習
講義・演習:FPに学ぶパーソナルファイナンス教育
演習・協議:これからの商業教育を考える
〔受講者の感想〕
- お金に関する話は生徒にはなかなか伝えにくいが、電卓での計算の指導だけで終わらずに利率の意味や、色々な実践例などを教えていきたいと思った。
- お金との向き合い方、考え方、知識を改めて学ぶことができた。
- 社会が変化していく中で、商業教育はどう変化して行くべきなのかを改めて考える機会となった。
10月26日教育経営講座Ⅱ
〔研修の概要〕
演習・協議:学校の課題をチームとして解決するために
講 義:学校の課題の明確化
〔受講者の感想〕
- 先に環境を変えてしまうことで、それに影響を受け、職員の意識が変革するという考えが斬新だった。
- 先進的な取組であったとしても、職員全員が負担なく進められるものでいけないと感じた。
- 職員の身体的、精神的満足度が高まることは、生徒のそれにも直結するという視点が新鮮だった。
10月26日(月) 児童虐待問題への対応講座
〔研修の概要〕
講 義:児童虐待の問題と関係機関との連携について
講義・演習:学校における児童虐待等の問題への対応について
〔受講者の感想〕
- 学校だけでは解決に至らない事案が多くあることを知り、関係機関と児童生徒、あるいは家庭を上手くつなげることの大切さを知りました。
- エコマップやジェノグラムを書いてみると、子どもの周辺のことや家庭環境など詳しく知る必要があることに気付きました。
- 児童虐待問題は担任だけでは対応が難しいからこそ、関係機関を知ること、連携することが大切だと感じました。
(高)数学科授業力向上講座
![](https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/kenshusho/NC3/wysiwyg/image/download/1/92/small)
〔研修の概要〕
発表・協議:数学的な見方・考え方を働かせる授業づくり
演習・協議:数学における探究的な学習活動を促す指導方法について
〔受講者の感想〕
- 統計分野が数学的活動を展開する上で有効だと実感できた
- 理想と現実のギャップから課題を見つけ、探究活動に繋げていくという手法を学べて良かった
- 生徒の疑問を数学で解決するという流れを確立させたいと感じた
10月23日(金)震災に学ぶ防災教育講座
〔研修の概要〕
講義 : 兵庫県の防災体制について
講義 : 心のケア基礎知識
実践発表 : 防災教育指導の充実について
実践発表・演習 : 学校に避難所が開設された時の運営方法
〔受講者の感想〕
○PTSDを抱える児童生徒に対して、見守り、代言することなどが大切だと学んだ。児童生
徒が「この先生になら、何でも話をしたい」と思えるような教 師を目指していきたいと感じ
た。
○兵庫県の教員として阪神淡路大震災の教訓を生かし、南海トラフ巨大地震に備えな
ければならないと感じた。
を通して、帰校してから防災マニュアルを確認しようと思った。
10月21日(水)「(小)(中)理科授業力向上講座」
〔研修の概要〕
講義 問題を科学的に解決する資質・能力の育成をめざして
実習 「エネルギー」領域の実験を通して
演習 主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
〔受講者の感想〕
・見通しをもって観察や実験を行い、科学的に探究する力を身につけさせるため
の授業の工夫や計画の立て方がわかった。
・導入や問題提示の重要性を改めて感じることができた。また、タブレット端末
をつかった理科の授業をイメージする機会となった。
・新しい学習指導要領で、どのような授業が求められているのかを再認識するこ
とができた。また、自分が行なっている授業を再考するきっかけとなった。
(高)農業科・水産科教育講座
〔研修の概要〕
講義 :危害分析・重要管理点方式(HACCP)について
講義 :新学習指導要領における目標や内容を理解する
協議・演習:安心・安全な食料の持続的な生産と供給に対応した生産工程
管理に関する学習内容の在り方
〔受講者の感想〕
- 自分の中にはなかった新たな知識を得られるとても良い機会になりました。
- 安全・安心な食品を提供するためには、記録や意識向上など注意すべき重要な点が多数あることを再認識することができました。
(高)保健体育科授業力向上講座
〔研修の概要〕
講義: 主体的に健康を管理し改善していく力を育成する授業づくり
実習・協議:計画的、継続的に運動やスポーツを実践する力を育成する実
技指導の在り方
〔受講者の感想〕
- 講師の先生の説明がわかりやすく学校に帰ってから実践できるイメージを持つことができた。
- 体育や保健の授業においてどのような姿勢が主体的な学びにつながるかが理解できた。
- 運動が好きになる授業の展開を意識しやすい内容だった。
10月15日(高)工業科教育講座
〔研修の概要〕
講義・演習:新学習指導要領で求められる工業科教育について
演習・協議:実習等における安全管理と安全教育
〔受講者の感想〕
- 教科指導のみならず、防災や学校経営にも応用できる内容であった。
- 本日学んだ安全に関する取り組みを、明日から早速、勤務校で実践してみたい。
10月16日(金)情報デザイン活用講座
【講座の概要】
●講義 学校教育と情報デザイン
●演習・協議 情報デザインの考え方や方法を生かしたコンテンツ制作
●演習・協議 情報デザインの教育活動への展開に向けて
【受講生の感想】
●富士通ラーニングメディアの方から説明を受けることができて、非常に充実した講座でした。
●伝えたいことを精選することが必要と昔から言われていたことを、思い出せた。
●情報教育は、情報という科目の中だけで行われるのではなく、教科横断的に行われるものだと理解した。
●情報量でなく、情報の見せ方と情報の出し方が大事だとわかった。
職員 採用選考の結果
10月7日「政治的教養をはぐくむ教育」実践講座
〔研修の概要〕
講義:「政治的教養をはぐくむ教育」の充実に向けて
講師:福井大学 教授 橋本 康弘
実践発表:「政治的教養をはぐくむ」授業実践
演習・発表:地域課題を通して学ぶ「政治的教養をはぐくむ」授業づくり
―「参画と協働が拓く 兵庫の未来」を活用した授業づくり―
〔受講者の感想〕
- 教科を超えての学びが多くありました。
- 橋本先生の御講演から、新たな知見と教材研究の視点を得ることができました。
- 身近な課題解決をすることが政治的な教養を高めることにつながるということに気付くことができ、とても勉強になりました。視野を広げることができました。
10月2日(金) (高)情報科授業力向上講座
【講座の概要】
(1) 年間指導計画の作成を通して新科目「情報Ⅰ」の指導内容について理解する。
(2) 情報活用能力を育む実習や演習の在り方について理解する。
(3) 新科目「情報Ⅰ」の授業を実践する上で必要な知識や技能について習得する。
【受講者の感想】
・演習を通して、問題解決の手順をもとに進めていくことが「情報Ⅰ」の他の分野にお
いても大切であることがわかりました。
・データ活用の演習では、身近な地域のオープンデータが手軽に入手できることがわ
かり、授業で実践したいと思いました。
・いろいろな先生方の意見を聞くことができ、これまでとは違う授業の進め方を知る
ことができました。
10月7日(高)理科授業力向上講座
10月7日(水)に高等学校勤務の受講希望者に向けて(高)理科授業力向上講座を実
施しました。
〔研修の概要〕
講義:理科の見方・考え方を働かせる授業づくり
演習・協議:観察・実験の授業を通して身につけさせる資質・能力とは
〔受講者の感想〕
〇普段の授業の実験では、内容に目がいってしまい、長期的な視点が欠けていたこと
に気づかされました。
〇生徒自身に仮説を立てさせていなかったが、仮説を立てることで様々な力を身につ
けることができると感じた。
〇日頃の授業が「受験のための教科書の知識」をいかに生徒の実態に合わせて教える
か、にベクトルが向いていた。そこに理科の見方・考え方という視点が薄らいでい
たと気づいた。
10月5日(月)(小)外国語活動授業力向上講座
【講座の概要】
講義 コミュニケーションを図る素地となる資質・能力の育成をめざして
-聞くこと、話すことの言語活動の充実-
実習 ALTとのティーム・ティーチング
・児童の考えや気持ちなどを引き出す場面を設定した授業
演習 考えや気持ちなどを伝え合う力の素地を育むための授業の在り方
・児童が体験的に理解を深める活動の充実
【受講者の感想】
・外国語というだけで苦手意識が先行してしまうが、まずは失敗をおそれずにやってみるこ
とが大切だと思った。とても実践的で勉強になった。持ち帰って、校内でも研修したい。
・毎週悩みの種である外国語の授業を、本気で計画から実践までやってみようと思った。
・午前中のALTとのティームティーチングの実習は、実際の授業場面に近くてよかった。
・外国語活動でしっかり慣れ親しんでおくことで、外国語科になった時にも楽しんで学習に
向かえると模擬授業を通して感じた。
・研修で学んだタブレット端末の活用方法は、日頃の授業の中でチャレンジしたい。
9月15日(火)授業のユニバーサルデザイン化講座
【講座の概要】
・講義「授業のUD化に向けたICT活用」-ICTを活用したモチベーション支援-
・演習「全ての児童生徒の主体性を引き出すICT活用」
・演習・協議「ICTを活用した全ての児童生徒にとってわかりやすい授業づくり」
【受講者の感想】
・今回の研修を通して、ICTがどのような場面で、どのような生徒に、どのように活用すれば良いのか、具体的にイメージできました。
・大人数でのチャットは初めてでしたが、楽しく講義を受けることができました。
・適度な困りと、過度なしんどさ、という言葉が特に胸に残りました。
9月28日(月)地理歴史科・公民科授業力向上講座
〔研修の概要〕
講義:社会的な見方・考え方を働かせる授業づくり
―新学習指導要領の考え方を踏まえて―
講師:神戸大学大学院 教授 吉永 潤
演習:社会に見られる諸問題を解決する視点を踏まえた授業づくり
―新科目「歴史総合」を見据えて―
〔受講者の感想〕
- とてもためになりました。問題と解決の二項間で歴史をどのように使い、未来を切り開くかという思考を生徒に提供していくことが地歴・公民科教員には求められていると感じました。
- 地歴・公民科教員にはこれまで以上に、知識の奥行きが求められているということ、そして、授業を設計するにあたり、想像的かつオリジナリティが求められるということに少し不安を感じましたが、逆にこれからの授業にワクワクするような感覚も吉永先生によって感じさせていただきました。
- 今回、新学習指導要領によって求められる授業方法等を解説していただき、それを踏まえて、各自で授業方法を作成したので、わかりやすかったです。
9月25日小学校プログラミング教育講座
講義:小学校段階におけるプログラミング教育
・「プログラミング的思考」を育むためのプログラミングツール
発表:プログラミング的思考を育む授業づくりの実践
・実践校のプログラミング教育推進発表と模擬授業
協議:プログラミング的思考の育成やプログラミング的思考を働かせる授業づくり
・プログラミング的思考を働かせ、課題を解決する授業
・各教科等での学びを確実にするプログラミング的思考を取り入れた授業
(受講者の感想)
〇PCで動かす前にカードを並べて試行錯誤させるようにしたい
〇プログラミングの授業の方法や実際の教材などを使用することによって実際の授業
でも応用することができる
〇何をすれば良いのかわからなかったが、実践発表を聞いてすぐに実践できそうな
こともあることが分かった
〇今日学んだことを自分だけの知識にするのではなく、職場で情報共有をしていきたい