総長・校長室より

総長・校長室より

キャリフさん(R6.7.22)

 ちょっと前のことになりますが、中高大連携にお詳しい中高大(なかたか だい)さんをお迎えして、高校1年生対象に高大連携のオリエンテーションを行っていただきました。

 目的と目標の違い(大いなる目的と個別の目標)や、リフレクション(振り返り)を重ねながら前へ進んでいくことの大切さ(特に、他者が重要なことや自分の良い所を伸ばしていくこと)など、これから高大連携の授業や高校での学習を進めていくうえでの重要な視点についての話でした。

 その時間には、1年生全員にキャリアとリフレクションのキャラクターである「キャリフさん」をオリジナルで作成してもらいました。とても素敵なものばかりで、(どれが良いとか正しいということはないのですが、)特にいくらか皆さんの考えを触発するようなものを紹介します。

リフレクションから、〇深掘りのリフレクション(振り返り)として虫眼鏡のキャラクター 〇リーフを連想した葉っぱのキャラクター(葉っぱには成長のイメージも重なります。) 〇様々な経験や知識を重ねていくキャラクター(本やコンピューターなど) 〇キャリアとリフレクションの音からキャベツとリーフというのもありました など

いかがでしょうか? まさに一人の考えではなく、皆さんそれぞれの想像力でキャリアとリフレクションのイメージが固定的ではなく、豊かで多様になりました。 

さらに、成長のイメージについても図やことばで表してもらいました。これもなかなか素敵なので紹介します!

「成長とはどうなることが成長ですか?」

・できなかったことができるようになる ・間違いを知って直す ・自らチャレンジしようという精神が芽生えること ・自分の得意分野を活かしていくこと ・自分の役割を果たせたとき

・新しいことに挑戦して達成感を味わえた時

・自分だけではできない誰かと関わること

・友だちの幅が広がったとき(先輩、後輩とも)

高校生活は、山あり谷ありですが、その過程、成長もゴールも決して一つではありません。それぞれのありたい未来を豊かに創造して充実した高校生活を送ってほしいと私も(中高大さんも)願っています。

※ キャリア関連の行事等は、以下にリンクしています。⇒ 卒業生を囲む会、OB講演会

工学部訪問について(R6.7.19)

7月19日には、高校2年生の試行ラボ訪問の一環として、工学部の見学ツアーを
行いました。附属高等学校2年生の生徒31人が、姫路工学キャンパスを訪問して、
入試情報などの工学部によるご説明を受けたあと、学術情報館や各研究棟を
見学させて頂きました。

工学部広報委員の伊藤和宏先生による全体のご説明から始まり、工学部で活躍する
先輩方の姿を動画で拝見する機会を頂きました。工学部・工学研究科の先生方と
姫路工学キャンパス経営部学務課の鉢木様が、詳しくスケジューリングをして
下さったお蔭で、工学研究科3専攻の全てで、実際の研究室に入らせていただき、
研究の様子を見学させて頂きました。

この日の企画の最後には、先輩方との座談会が開催されました。
そこは、本校卒業生と高校生が車座で対話できる座談会であり、本当に盛り上がりました。

先輩と後輩の繋がりは、出身校と教鞭をとられる先生を同じくするもの同士のもので、
心の繋がりがすぐにできるようです。教育実習に来られていた先輩もいらっしゃいました。
この座談会では、先生の大学生としてのお顔を生徒たちが知る機会にもなったと思います。

武尾前総長もツアーにお見えになり、参加した生徒には工学部への愛着を
より感じた機会になったと思います。開催して頂いた、工学部・工学研究科の
先生方、大学院生・大学生の皆様、特に卒業生のお二方には、本当に有難うございました。

 

伊藤先生による工学部のご紹介

 

 

 

 

 

 

伊藤先生による工学部のご紹介

 

豊田先生による電子情報工学専攻研究室のご紹介

 

 

 

 

 

 

豊田先生による電子情報工学専攻研究室のご紹介

 

比嘉先生による機械工学専攻研究室のご紹介

 

 

 

 

 

 

比嘉先生による機械工学専攻研究室のご紹介

 

 

充実した、忘れえぬ夏に向けて(R6.7.19)

 7月19日の全校集会では、夏のイニシャルNにちなんで(こじつけて)、3つのNについて話をしました。

1つは『熱中症』の危険への備え、もう1つは『夏の学習』の学習リズムの大切さ、そして最後は『何』が上記2つの課題の助けになるのかという話で、図書館の良さを紹介しました。

暑さが厳しいことから、できるだけ短時間で簡潔に話すことをめざし(所要時間7分でした)、もう少し言いたかったことを端折りましたので、今後このホームページでときどき補っていきたいと思います。

ただ、私のメッセージでは基本的に自己管理の大切さを述べています。特に3年生は、この夏が充実した、忘れえぬ(N)日々になるために、睡眠、食事を十分にとり、ペースをしっかり保って学習に励んでください。

 

県立はりま姫路総合医療センター内の先端医療工学研究所を訪問してきました(R6.7.17)

 7月17日は、本校が進めているラボ訪問の試行として、附属高等学校2年生の生徒25人が県立はりま姫路総合医療センター内の先端医療工学研究所を訪問し、見学させていただきました。

 小橋所長が工学と医療の結びつきについて高校生用にわかりやすく丁寧に説明してくださり、現代は、医療において工学の知識や技術が不可欠であるということを知りました。また、人工知能が医療を支える話では、今後の医療についても想像が膨らみ、時代の先端を垣間見た気がしてワクワクする時間でした。

 また、研究所施設,手術シミュレータの見学では,臓器の中を見ることができる内視鏡のモニターの様子を見せていただいたり、大学院生・留学生の方から現在行っている研究についての説明をお聞きすることができたりと、決して外側からは知ることができない非常に貴重な経験をさせていただきました。先端医療工学研究所の先生方、大学院生・留学生の皆様本当にありがとうございました。



球技大会(R6.7.12)

7月11日と12日は、高校の球技大会でした。

あいにくの雨で、ソフトボールはできませんでしたが、ナイスブロックバレーボール、バドミントン、卓球と3種類の室内競技を実施しました。本校のよさの一つとして、競技に自分が出場して頑張るだけではなくて、クラスメートや友達の活躍をみんなが応援して盛り上がるところだと思っています。

 実際、今回の球技大会も、する人、見る人、支える人、みんなでスポーツを楽しんで盛り上がりました! 特に支えてくれた生徒会の皆さん、運動部や体育委員の皆さんありがとうございました!!