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2025年2月の記事一覧

修学旅行を実施しました

12月9日から3泊4日で沖縄本島にて第2学年(78回生)の修学旅行を実施しました。初日に訪れた平和祈念公園では、本校卒業生で元沖縄県知事の島田叡さんの慰霊塔前で献花式を行い、全員で校歌を歌いました。同公園内にある平和祈念資料館では、展示される写真や映像等を通じて平和の尊さについて改めて考えました。二日目・三日目の伝統文化体験やマリンスポーツなどの自然体験は充実した内容で、楽しみながらも教養を深め、充実した体験活動を行うことができました。最終日は約80台のタクシーに分乗して、班別の研修を行いました。事前の計画に基づいて行動し、最後は那覇空港に集合するというものでしたが、集合時間の5分前には全員の点呼が完了していました。今回の修学旅行は天候にも恵まれ、また修学旅行委員を中心に78回生がしっかりと役割を果たすことができたため、全てのプログラムを滞りなく実施することができました。以下、生徒の感想を抜粋して掲載します。

◆私は高校に入ってから初めて自ら修学旅行委員に入りました。なんとなく決めた平和学習係でしたが、事前学習の計画や献花式の段取を通して自分達で進めていく大変さを感じました。献花式当日には反省点もありましたが、何よりもやりがいを感じてこの係を選んで良かったなと思いました。また、クラスでは、至らない点もあったと思いますが指示を聞いて動いてくれたり、レクもとても良いものをみんなで作れたと思います。運営側と生徒側として2倍楽しめた修学旅行でした!

◆私は挑戦したのは、紅芋タルト作りです。ものすごく不器用だと自分で自覚していたので、見た目は多少不格好になってしまうかもだけれど、紅芋は何としてでも食べたいし、とりあえず自分なりに作ってみようと思いました。紅芋つくりの作業工程としては、型をまず作って、そのあと紅芋ホイップを上からかけるという、言葉だけでは簡単そうに思えた気がしましたが、見事にやられました。作る段階ごとに、私の不器用さが目立ってしまい、私の友達が淡々ときれいにホイップをかけている姿を見て、焦りを感じながら作っていたわけですが、自分が作り上げた紅芋は案の定ホイップのかけ方がイマイチで不格好でした。でも、正直1番おいしそうにも思えました。一生懸命だけど不器用な「自分らしさ」の味は大切な思い出の一つです。

  ◆私は修学旅行3日目、マングローブカヌーのコースに参加しました。まず、カヌー体験は大自然の中で直接マングローブに触れることができてとても新鮮でした。カヌーをするのは小学生以来で不安でしたが、どんどんコツを掴んでいけて楽しかったです。友達のカヌーとぶつかったり濡れたりしたのも、いい思い出になりました。また、マングローブについてのお話もたくさん聞かせていただきました。今まで名前は授業で聞いたことがあったけれど詳しく知らなかったので、とても勉強になりました。特に、マングローブが海水の中で繁殖するようになった理由が興味深かったです。仲のいい友達とカヌー体験ができて本当に楽しかったです!また沖縄に行ったらもう一度カヌー体験をしたいなと思います。

 ◆私は友人とシュノーケリングに参加した。アクティビティが決まってから、自分がカナヅチであることを思い出し焦ったが、当日ガイドの方に引っ張ってもらうことで事なきを得た。海は綺麗に澄んでいて、10m先の珊瑚も小魚もはっきり見えるほどだった。途中ガイドの方が「今僕の下にいる珊瑚はみんな死んでいます」と衝撃的なことを教えてくださり、環境問題に関心の薄い自分でもこの時は流石に考えた。そしてバナナボートでは面白いほど振り回され終始ほぼ浮いていた気がする。沖縄の海での体験は、自分の最高の思い出になると共に環境について考えるいい機会になった。結論超楽しかった。

◆今回、私は実行委員長として修学旅行に臨んで、たくさんの良い経験ができました。修学旅行中には、先生が褒めてくださった帰りの空港の集合時間だったり、学年レクのクオリティだったり、全体として、一年生時の野外活動と比べると成長した部分が顕著に現れていたと思います。そんな修学旅行を迎えるために、準備には修学旅行自体よりはるかに多くの時間をかけました。一学期の期末テスト後にあった初めての実行委員会をきっかけに実行委員は動き出し、修学旅行中の動きが円滑に進むよう、綿密に計画してきました。そして迎えた修学旅行では、心配なこともいくつかありましたが、実行委員や、先生方なども含め、たくさんのサポートありきで乗り越えることができたと思います。私個人としてはまだまだ反省点も多かったですが、78回生全員の思い出に残るような修学旅行になっていたら幸いです!!修学旅行中もたくさんのご協力ありがとうございました!

第5回 ひょうご高校生 環境・未来リーダー育成プロジェクト 発表会

1月25日(土)に兵庫県立工業技術センターにて、「第5回 ひょうご高校生 環境・未来リーダー育成プロジェクト 発表会」を実施しました。

「ひょうご 高校生環境・未来リーダー育成プロジェクト」とは、公益財団法人ひょうご環境創造協会が主催する気候変動対策と脱炭素社会の実現を目指すため、環境問題などに取り組む人材を育成するプロジェクトです。具体的には参加する高校生の「地球環境問題(特に温暖化、気候変動)を科学的、論理的に捉えることができる」「グローバルで複合的な視点から持続可能な社会の実現に向け行動できる」「多様な意見を聞きながら、データや根拠に基づいて解決策を提案し、それを他者と協力して実行できる」という3つの観点の育成を目指しています。

プロジェクトは9月から始まり、全6日のプログラムでこの日が最終の発表会でした。本校からは3名の2年生が参加し他校生と協働で発表を行いました。1人は放置竹林問題の解決に向けて「竹紙を広めたい」というテーマで竹紙の有用性と学校などでの使用について言及し、竹紙の利用を増やすことで放置竹林の解決をという提案をしました。また、2人は太陽光発電について「卒FIT後の電力」というテーマで地域と地域密着型の発電会社についてまとめ太陽光発電の買い取り価格の維持や地域への支援の方法などについて提案しました。

どの発表もよく考えてまとめられており、最後の講師の先生方の好評では、今年の発表は特に素晴らしいとのことでした。また、参加した生徒たちも大変満足して発表会を終えました。

野外活動をおこないました。

令和6年10月2日から4日に第1学年の野外活動が実施されました。生憎の雨天と低気温で、目的の大山登山は果たせませんでしたが、鳥取・島根両県に渡る史跡、名所訪問や、屋内競技場では学年レクレーションなどを行いました。特に室内で行ったクラスレクレーションや模擬キャンプファイヤーは、大いに盛り上がりました。最終日には予定通り、大山を背に飯盒炊爨を行うなど、雨天でありながらも充実した2泊3日となりました。

以下は行事の中心となって参加した、野外活動委員の感想からの抜粋です。

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この野外活動で特に印象に残っていることは、学年レクレーションです。

当日までに、どのクラスも全員が必死に練習し、一丸になっていました。

当日の夜、学レクが始まってから次の日の終わりまで、全員が全力で盛り上げ、披露する人たちにとって最高の舞台をつくっていて、そこに79回生のよさを感じました。

学レクだけでなく、学年行事や観光、宿泊先でも79回生の色々なよさが見られて、どの瞬間も濃い思い出にすることができました。

このような機会は企画、運営してくれた野活委員や先生方、ホテルのスタッフ、旅行会社の人など、多くの人のサポートがあり成り立っています。そのことに感謝しつつ、次の修学旅行も最高の思い出になるよう、もっともっと学年の絆を深めていきたいです。

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私は野活委員のキャンプファイヤー・学年行事係として1学期から準備してきました。

野活当日、雨の影響でキャンプファイヤーが中止となってしまい、本番ギリギリまで時間通りに進行できるか不安でしたが、想像以上に盛り上がり、他の野活委員の協力もあって無事に終えることが出来ました。また、この野活を通して様々な経験をし、79回生の絆もより一層深まりました。みんなで良い野活を作り上げることができ、本当によかったです。

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このレクを通して、僕が感じたことは、面倒だとか、大変だからで諦めること、妥協した時点で楽しみは減るということ。最大限の努力が最高の思い出を作ること。このメンバーの野外活動がすごく楽しかったこと!

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今回の野活は生憎雨に見舞われ、色々な予定が変更されたりもして動きが急に変わり大変だったけど、委員の各係はもちろん、みんなも協力して動いてくれたおかげで無事に楽しい野活にすることができました。

2日目だったはずの学年レクが1日目になり、すごくドタバタしていたり、うまく連携が取れず、時間がかなり押してしまい、ステージに出てくれる人たちにはたくさんの迷惑をかけてしまいました。しかし、みんながとっても楽しそうに盛り上がってる様子は思い出に残るレクになったんじゃないかなと思わせてくれました。時間には限りがあったけど、許された時間をすごく濃い時間にすることができたのが本当に良かったです。自分たちが企画したものをみんなに楽しんでもらえたことが何よりも嬉しく、野活委員をした甲斐があったなと感じました。