千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

広がれ!思いやりの心【生徒会】

 各HR教室前の廊下に置かれている赤い箱。「これは何だ⁈」と赴任当初から気になっていましたが、放課後にこの箱から用紙を取り出し、生徒会室で作業している生徒を発見しその謎が解けました。
この箱は、本校の生徒会が取り組んでいる「思いやりBOX」です。普段身のまわりで起こった小さな思いやり、気遣い、嬉しかった出来事などを用紙に記し投稿するというもので、アメリカ・アリゾナ州の団体「Ben's Bells(ベンズ ベルズ)」)の取り組みにならって、2年前から活動を始めました。
 この日は定期的に行っている思いやりBOX回収日で、生徒会役員の手によって投稿された内容を模造紙に反映させ、生徒玄関に掲示したり、プリントにまとめて全校生徒に配布する準備を進めていました。「〇〇君が給食準備を手伝ってくれた」、「〇〇ちゃんが体調を心配してくれた」、「〇〇君が換気してくれた」、「〇〇君がマスクがなくて困っていた僕にマスクをくれた」など、様々な小さな思いやりが溢れていました。
 生徒会のみなさんの取り組みによって、みんなが温かい気持ちになり、その活動の輪が広がることでより良い人間関係が学校全体で築けていければ最高ですね。ついつい私たち人間は、人の悪い所ばかり目がいきがちで、つまらないことで腹を立て、時にはトラブルを起こしてしまいますが、この素晴らしい活動を通じて人の良い所、自分にない素晴らしい所を見る目を養ってほしいです。

 
 
 

それぞれの目標に向けて【47・48回生】

 今日は、放課後の部活動の様子を見学しました。どの部活動も3年生が引退し、新たに任命された主将を軸にして一生懸命に練習に励んでいました。女子バレー部、ライフル射撃部、卓球部はそれぞれ目前に迫った秋の大会に向け、熱のこもった練習が繰り広げられています。また、グランドでは硬式野球部が元気よく声を張り上げながらポジションごとに走り込みや守備、バッティングの基礎練習を繰り返し行っていました。野球部は次の公式試合は3月までありませんが、地道な練習を積み重ね力を蓄えて、来るべき日に備えてもらいたいです。武道場からは軽快な太鼓の音が聞こえ、カルチャー部が仲良く活動していました。3年生が不在となり人数が減っても、次の発表の場が見えなくても、しっかり頑張れていました。それぞれの部活動で状況は違いますが、目標を持ち一生懸命に頑張っている生徒たちを心から応援しています。がんばれ、千高生!!ちなみに、秋の大会予定は以下の通りです。
 ★女子バレー部  9/26(土)~27(日) 全国選手権大会西播地区予選会(赤穂高校)
 ★ライフル射撃部 9/27(日)       県秋季総合体育大会(明石西高校)
 ★卓球部     10/3(土)~4(日)  県新人卓球選手権大会西播地区予選会(ウインク体育館)

  
 
 

雨にも負けず 風にも負けず【全学年】

 台風10号の接近に伴い、今朝は兵庫県南部の沿岸地域を中心に「暴風・波浪警報」が発令され、多くの学校が臨時休業となっています。しかし、幸いなことに宍粟市には警報が発令されることなく、本校は予定通りの授業が行われています。通常どおりの授業が出来て良かったと思う反面、8月の猛暑の影響や2学期の開始が早まったことで、生徒も疲れが出ていると感じていたため、今日はゆっくりさせてあげたかったという気持ちもあり、少し複雑な気持ちでした。
 そんな心配をよそに、生徒たちは強い風と雨が吹きつける中、みんな元気に登校してきました。いつも通り、生徒会役員によるあいさつ運動も行われていましたが、そんな生徒に「今日は学校休みになってほしかった?」と尋ねると「正直、期待してました。でも学校がある以上、自分一人休む訳いかないんで…」と本音を話してくれました。本校生徒は、真面目でポジティブだと改めて感じました。生徒たちは、荒れた天候の中でも動じることなく、自分のすべきことをしっかり前向きに取り組んでいました。

 
 

体育祭メンバー決め【全学年】

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2学期も多くの学校行事やイベント等が中止となっていく見込みです。千種町内の園小中高の連携行事も軒並み中止であり、本校の特色ある教育の1つである、こども園から高校までの連携一貫教育が実践できていません。そんな中ではありますが、10月4日(日)に開催予定の第4回CHIKUSA中高合同体育祭は感染防止策を講じた上で、種目を精選し、午前中のみで実施していこうと準備を進めています。
 今年のテーマは千種中学生の考案により「新輝一天 ~仲間と共に架けぬけろ~」に決まりました。新型コロナウイルスで多くの行事が無くなっていますが、気持ちを切り替え前向きに頑張ろうという想いや、体育祭を開催できる喜びを仲間と共有し、笑顔の虹を架けていきたいという希望が込められています。素晴らしいテーマだと思います。私たち教員も、このテーマに向けた生徒たちの想いを受け、思い出深い体育祭となるようサポートしていきたいと思います。
 今日は、各学年のLHRの時間に体育祭のメンバー決めが行われました。生徒たち主導の明るい雰囲気の中で無事にメンバーが決められたようです。体育祭当日に向けて、クラスで一致団結し素晴らしい体育祭となることを心から願っています。

 
 
   

木工の技術を学ぶ【46回生・アクティブ類型】

 2,3年生のアクティブ類型では、本校ならではの特色ある教科「アクティブ」があり、1学期は写真専門家の萩原先生より写真の技術等を学んできましたが、2学期は木工技術について体験を通して学んでいます。今年も特別非常勤講師の橋爪先生にご指導いただき、2学期最初の木工授業が行われました。
 3年生では、「ハノイの塔」という木工おもちゃの制作に取り組みました。パズルの一種で、決められたルールの中で円盤を別の棒に移動させていくのですが、これが簡単そうでなかなか難しい。制作前に見本を使って生徒たちが挑戦しましたが、悪戦苦闘していました。その後、生徒個々に与えられた材料を用いて土台や円盤を制作していきました。穴の位置一つ決めるにも、円盤の半径などを考慮しなければならず、実用的な数学の力が試されます。生徒たちは、卓上糸ノコ盤やベルトサンダーなどの機械を器用に使いこなし、時折鼻歌を歌いながら楽しそうに実習に励んでいました。

 
 
 

芸術の時間【47・48回生】

 本校の芸術教科は、音楽と美術の選択制となっており、1学年では生徒全員が履修し、2学年になるとベーシック類型とアクティブ類型のみが継続して履修するようになっています。
 今日はその中で、「美術」の授業にお邪魔して生徒の活動を見させてもらいました。2年生では、現在「オリジナルカレンダー」の制作に取組んでいます。まず、教科・部活動・校内の場所等から好きなものを1つ選び、そこからイメージしたオリジナルキャラクターのデザインを作り上げる所から始まります。生徒たちは、イメージしたキャラクターを自由な発想で作り上げていき、最終的には画用紙に色付けを行っていました。1年生では、前回までの授業で制作した「オリジナルマグネット」をみんなで鑑賞し、人の作品を「いいねカード」で評価し合っていました。紙粘土で作られた作品は、どれも個性豊かでユーモアたっぷり。作品から人柄が伝わってきました。
 選択制の教科とは言え、得意、不得意があると思いますが、生徒たちは一生懸命に楽しんで授業に参加できていました。美術の野村先生のち密で丁寧な指導に関心すると同時に、生徒のイキイキとした姿に心癒されました。

 
 
 

残暑の中にも秋の気配

 本日より9月。今日も残暑厳しい一日でしたが、朝晩の千種町はいく分涼しさが感じられるようになりました。早朝、姫路からの通勤道中で車の温度計に目をやると4~5℃も気温が下がっていきます。さずがは「兵庫の軽井沢!」日中は暑さが残るものの、朝晩は千種町の恩恵を受けていると感じます。
 今日は、昼休みに水田の水管理当番をしている1年生と一緒にイネの様子を観察しました。夏季休業期間中は、ほとんど雨が降らず厳しい暑さが続いてきましたが、水田のイネは大きく株を張り、いつの間にか出穂・受粉がなされ、たくさんの稲穂を実らせていました。生徒が育てているイネが順調に生長し、確実に秋が近づいていることを実感しました。そう言えば、千種ではセミの鳴き声もかなりトーンダウンし、秋に感じる昆虫の鳴き声が耳に心地よく響くようになりました。赤トンボもたくさん水田周辺に飛んでいる様子が確認できます。まだまだ暑い、でも少しだけ秋の気配を感じる一日でした。

  
  

悔しさを糧に…【硬式野球部】

 8月29日(土)に県大会出場をかけた敗者復活戦が相生産業高校を相手にウインク球場で行われました。ゲーム前半は、両チームとも攻めきれず1対1の互角の戦いを繰り広げましたが、5回に1年生エース世良優和(一宮北中)が連打を浴びて4点差とされると最後まで流れを取り戻すことができず1対6で敗れました。記録上、エラーは1つのみでしたが、打ちとった打球を拾いきれない守備力や6安打放ったもののバットの芯でなかなか打ち返せない打力など、チームとしての課題がたくさん見えたように思います。
 一方で、この夏の猛練習により頼りなかった1,2年生が目を見張る急成長を遂げたことで、ここまでの戦いが出来たことも事実です。本当に、厳しい練習を耐えよく頑張りました。今回の結果は、当然悔しいと思いますが、新チームはスタートしたばかりです。練習で力を蓄え、次の戦いの舞台に向けて努力を続けてください。

 
 
 

本校ならではの有難い悩み【全学年】

 今日も1学年で体調不良による欠席が目立ちました。週末はゆっくり体を休め、来週からの通常授業(6、7限授業)に備えてもらいたいと思います。
 さて、本校では平成29年度からちくさ給食センターにお世話いただき、お昼は小・中学校と同じ給食をいただいています。地元食材をふんだんに使用した温かい給食は、栄養バランスも考えられ「とっても美味しい」と生徒・職員からも好評です。美味しい給食ですが、女子生徒には少し量が多いようで、各学年ごとに配膳時は苦慮しているようです。
 食育の観点からも「残食を出さない」ように指導しているのですが、本日のように急な体調不良等による欠席者が多いときは、クラス人数分の食事を残さず食べきることが大変になります。「ご飯、お代わりいらんか~っ」指導される先生が、毎日のようにお代わりを勧める光景をよく見ます。
 今日は、1学年の残食をなくすために、生徒へのお代わり指導のほかに私も含め4名の教員が食べる側で応援にあたりました。その結果、見事に完食!!「用意されたものは残さない」今日も生徒・職員で協力して美味しい給食をお腹いっぱいいただきました。

 
 

3年生としての覚悟と自覚【46回生】

 2学期に入り4日目。今日は、連日の猛暑で疲れが出ているのか1,2年生で体調を崩し学校を休んでいる生徒が目立ちました。長期休業明けは、学校中心の生活リズムがまだつくれていない上に、今年は暑さが加わり例年以上に生徒にとって過酷な状況であることは間違いないと思います。
 そんな中で改めて気づいたことがあります。学校が再開されてからの6月以降、「3年生の生徒が誰も1日も休んでいない」ということです。3年生は通常の授業に加え、現在は自分の進路に向けての勉強や面談、面接練習、さらに早い生徒は願書の作成など放課後は3学年の先生方とマンツーマンで指導していただいている真っただ中です。休んでいる場合ではないかも知れません。しかし、3年生にとって先が見えない進路への不安もあり、3年間の高校生活の中で一番辛く、しんどい時期ではないでしょうか。それでも現実から目を背けることなく、体調を崩すことなく学校を休まない46回生の生徒たちに、3年生としての覚悟と自覚を感じるのです。
 先生方に話を聞くと、「46回生も1,2年生の時は欠席者が多く、全員揃う日が珍しかった」と言います。4月に赴任したばかりの私には、1,2年生の頃の様子は伺い知れませんが、この事を聞くだけでも生徒たちの成長を感じます。
 46回生のみなさん、それぞれの進路が決まるまで不安も多いかと思いますが、どうか今の姿勢を貫き進路実現に向け邁進してください。そして、どんなことでも不安があれば相談してください。千種高校の先生方は、みなさんを応援しています。

 
 

最後の晴れ舞台【茶華道部】

 本日、放課後に茶華道部による「お茶席」が行われました。茶華道部も今年度はコロナの影響により、すべてのイベントが中止となり活躍の場が奪われてきました。稽古をしても全く発表の場がない状況に、部員たちのモチベーションも下がっていましたが、この度3年生の区切りとして校内でお茶席を実施する運びとなったのです。この日に向けて、夏季休業期間中も外部講師の深川先生にご指導いただきながら準備を進めてきました。
 今日も残暑が厳しく蒸し暑い一日でしたが、生徒たちは涼しげな浴衣姿に変身し私たちを出迎えてくれました。多くの来客を前に少し緊張した様子でしたが、これまで培ってきた作法の一つ一つを丁寧にこなし、見事な御点前を披露してくれました。心が込められた抹茶は、まずかろうはずがありません。お茶菓子と合わせて、大変おいしくいただきました。
 部長の寺谷若葉さん(3年・千種中)、副部長の大地菫礼さん(3年・一宮北中)は「色々あったけど、最後はみんなで笑顔で締めくくれて良かった。お世話になった方々のお陰です。」と感謝し、満面の笑顔で話してくれました。
 校内の招待形式での小さなお茶席でしたが、3年生にとっては生涯忘れることのない特別なお茶席になったに違いありません。茶華道部のみなさん、今日は本当にありがとうございました。茶華道部で学んだことを今後の人生に活かしてください。

 
 
  

熱中症とコロナ対策に努めながら…【全学年】

 今週は午前中授業を行っていますが、給食を食べて午後からは多くの生徒が部活動に励んでいます。今年は残暑が厳しく、8月も終わろうという時期にもかかわらず、連日のように35℃前後の猛暑予報となっており、熱中症にも気をつけなければなりません。授業教室のエアコン使用や部活動における練習内容の配慮など、私たちも出来ることはしていきますが、生徒の皆さんも個々に睡眠時間の確保や食事をしっかり食べる生活習慣を守り、細やかな水分補給などの対策をお願いしたいと思います。また、コロナ対策としてマスクの着用をお願いしていますが、運動時や人との距離が保てる状況下では適宜マスクを外して熱がこもらないように気をつけましょう。
 今日は給食時に各学年の生徒の様子を見学しました。マスクの着用はもちろん、手洗い・消毒の徹底、同じ方向を向いての食事、大声での会話の禁止などが守られており、感染予防への意識の高さが感じられました。「ウズ コロナ」、新型コロナウイルスとの長期戦を見据え、今後も毎朝の検温とClassiへの健康観察チェックも含め、日々の自己管理をしっかりと行って下さい。

  
  
  

2学期が始まりました!【全学年】

 例年に比べ短い夏季休業が終了し、本日より2学期がスタートしました。夏季休業とは言うものの、部活動や補習、三者面談や面接指導などがあり、ゆっくり過ごせなかった生徒も多いかと思いますが、みんなが元気に登校してくれたことを嬉しく思います。2学期も可能な限り、千種高校の日常をブログで紹介していきますのでどうぞよろしくお願い致します。
 本日の始業式でも校長先生や保健部長から話があったように、新型コロナウイルスはより身近なものとなっており、2学期も気を緩めることはできません。私たち教職員も気持ちを新たに感染予防に取組んでいきますが、ご家庭におきましても引き続きご協力をお願いいたします。

 
 

新チーム躍動!【硬式野球部】

 令和2年度秋季高等学校野球大会地区予選会が各地区で始まっています。千種高校に赴任して高校野球を身近に感じるようになりましたが、夏季大会が終わってわずか2週間ほどで新チームの大会が行われ、夏季休業は顧問、生徒にとって非常にタイトで体を壊さないかと心配します。

 本校の硬式野球部も夏季大会を終えた次の日から猛暑の中、秋季大会に向けてお盆休みも関係なく練習を積み重ねてきました。技術も体力も考え方も未熟な12年生を監督はじめ4名の野球経験豊富な顧問がそれぞれ打撃、守備・走塁、投手等のコーチとなり一人一人を丁寧に指導している姿に頭が下がる思いです。と同時に、本校は指導者に恵まれた学校だと改めて感じています。

 さて、本校の秋季大会予選会の初戦は22日(土)ウインク球場で姫路高校と対戦しました。世良優和(1年・一宮北中)と平田倭生(1年・千種中)の1年生バッテリーが毎回のようにピンチを迎えても、最少失点でしのぎしっかり守りきると、攻撃ではゲーム後半に森下晴斗(1年・波賀中)、平田のバンドヒットや、立尾日向大(1年・千種中)や平田が効果的に追加点をあげ、9対4で勝利しました。

 高校に入学してわずか数か月、実戦経験も少なく、顔つきにも幼さが残る1年生たちが、この期間に着実に力をつけ、本番でその力を発揮してくれました。「ナイスゲーム!!」決して突出した素質はありませんが、生徒の素直な心と顧問の情熱が実を結んだ素晴らしい勝利に今日も感動しました。

  
   
  

熱き主将の背中を胸に刻め【卓球部】

 8月3日(月)~4日(火)、総体卓球競技西播予選代替大会がウインク体育館で行われました。
 3日(月)は団体戦が行われ、男子は姫路飾西高校と対戦し、フルセットの試合が続くものの、惜しくも2-3で敗れ、1回戦敗退となりました。女子は1回戦に琴丘高校と対戦し、3-2で見事勝利し、初戦を突破しましたが、2回戦では西播地区で1位の座を守る姫路商業高校と対戦となり、善戦しましたが、0-3で敗れ2回戦敗退となりました。
 4日(火)は個人戦シングルスが行われ、引退せずに残った3年生キャプテンの宮本皓稀(千種中)が手に汗握る白熱した試合を繰り広げ、ベスト16に入ることができました。また他の3年生も最後の大会でそれぞれがベストを尽くし、本当に良い試合をしてくれました。創部当初から卓球部を支えてきてくれた3年生本当にありがとう、お疲れ様でした。
 1・2年生は思うような結果を残せず悔しい思いをした生徒や、3年生の活躍する姿を見て感化された生徒も多いと思います。これからは今以上に練習に真剣に取り組み、切磋琢磨して上を目指していきたいと思います。今後とも応援のほどよろしくお願いします。

  
 

☆ライフル射撃部夏の陣☆

予定されていた総体の代替大会が急遽中止となり、8月1日(土)に校内で記録会を行いました。楽しさの中にも緊張感のある良い記録会となりました。3年生はこれで引退です。最後の大会はなかったですが、大会に向けて努力したことが今後の人生に役立つはずです。部活動で培った経験を糧に、今後は進路実現に向けて頑張って下さい!!!

     

胸を張れ 君たちは僕らの誇りだ【硬式野球部】

 本日、夏季高校野球大会の第3回戦がウインク球場で行われました。相手は、姫路飾西高校でしたが今日も手に汗握る好ゲームとなりました。3回表、山口大翔(3年・山崎西中)と村上生馬(3年・千種中)の連続ヒットでチャンスをつくると、3番梅本稜大(3年・千種中)、4番西岡宥紀(2年・山崎西中)の連続タイムリーで3点を先取。4回裏に同点に追いつかれても、5回表に西岡のタイムリーで4対3と再びリード。7回裏にまたも同点とされますが、9回表に西岡スクイズで5対4と三度リード。終始優位に試合を進めてきましたが、9回裏にサヨナラ打を浴び、ゲーム終了となりました。
 ゲームセットの瞬間、9回を投げ抜いたエース山口は泣き崩れ、周囲の仲間たちが励まし優しく声をかける姿を目にしました。試合途中、脱水症状から足がつる場面があっても、あえて最後まで山口に託した監督の気持ちや最後まで相手に向かっていった姿を見て、誰が君を非難をしようものか。僕は言いたい…負けは負け、それは認めざるを得ない。でも、各学年1クラス規模の学校が6クラス規模の学校と互角に渡り合えているだけで僕は素晴らしいと思う。どうか胸を張ってほしい。君たちは千種高校の千種町の誇りであることは間違いない。

 
 
 

1学期が無事終了!【全学年】

 本日は1学期最終登校日で、1限目の授業以外は情報モラル講演会、大掃除、終業式、生徒会認証式等の行事が行われました。振り返ればこの1学期は、長い臨時休業からスタートし、コロナ感染予防に努めながらの学校生活であり、これまで経験したことのない異例の学期でした。大幅な日程変更を余儀なくされ、ほとんどの行事を中止して、授業時間確保に費やした1学期でした。それだけに、無事にこの日が迎えられたことを嬉しく思います。
 明日から例年よりは短い夏季休業ですが、ゆっくりと体を休ませリフレッシュさせると共に、生徒それぞれが2学期以降の目標を立て、勉強や部活動などに励んでくれることを期待しています。コロナの感染拡大が加速している中、この夏季休業は私たち教員も十分に気をつけて生活したいと思います。ご家庭におきましても、引き続き感染防止にご協力をお願い致します。

 
 
 

写真技術を学ぶ【アクティブ類型】

 教科「アクティブ」では、3年間を通してゴルフ、スキー、写真、木工、和太鼓など人生を豊かにするための専門的な技術を身につける学習に取り組んています。それぞれ専門家の外部講師にご指導いただき、生徒たちは講義と実技の両面からその技術を習得しています。
 2,3年生の教科「アクティブ」では、1学期間「写真の技術習得」に向けて学習してきました。今日は久しぶりの晴天となり、千種川の写真スポットまで出向いて、生徒たちは思いおもいにシャッターをきっていました。「おいおい、単に川遊びしているだけじゃないの?」という生徒もいましたが、そうした人の表情や風景も写真の大切な要素であり、私も思わず写真に収めてしまいました。この授業は楽しい!!! これまでも、何気ない自然の風景(花、空、水、太陽、人など)を写真に収めてきた生徒たち、優秀な作品は全国高校生写真コンテストに出展してきました。今年もいい写真がたくさん撮れたかな?
 外部講師の萩原先生から教わるのは今年度最後となりましたが、写真を撮る機会はこれからも続きます。是非、この授業で学んだことを今後に活かしてほしいです。2学期からは「木工の技術習得」に向けて新たな学習をスタートする予定です。2学期以降も、生徒たちの好奇心をくすぐる体験的な授業が続きます。

 
 
 

感動の手づくり演奏会【カルチャー部】

 昨日の放課後、カルチャー部による校内演奏会が体育館で行われました。カルチャー部は、コロナの影響から発表する機会が全くないまま今日まできました。それでも「なんとか3年生に区切りとなる舞台を作りたい」という部員たちの強い想いから、「手づくり演奏会」が実現したのです。
 この演奏会に向けて7月以降は休日返上で練習に励んできた部員たちですが、3年生を中心に意見がまとまらず様々な葛藤があったと聞いています。また、短期間に軽音楽と和太鼓の両方の全7曲を仕上げていくことへの不安から逃げ出したい時期もあったことでしょう。しかし、顧問や外部講師の山田先生にご指導いただきながら、必死で準備してきた様子は生徒も教職員もみんな知っていました。そんな部員たちの気持ちを受けて、当日は予想以上に多くの生徒が体育館に集まり、演奏会を盛り上げてくれました。また、演奏会終了後には、3年生部員に対し後輩部員から花束と教職員から寄せ書きの色紙のサプライズが…カルチャー部3年生の保護者も見守るなか、最後は感動の幕切れとなりました。
 カルチャー部員の熱い想いが、多くの人の心を動かし、小規模ですが人の温もりを感じる素晴らしい演奏会となりました。カルチャー部のみなさん、お疲れさまでした。素晴らしい演奏をありがとう!

 
 
 

いざという時に備える【全学年】

 7月17日(金)3,4限に兵庫県防災士会の皆さまにご来校いただき、「防災教育出前講座」が行われました。授業中に地震が発生したことを想定した避難訓練を実施した後、1学年は段ボールベッドや新聞スリッパの作成、2学年は土のう作りと土のう積み、救急搬送、3学年は避難所運営訓練を実施し、体験を通じた防災学習を学年別に行いました。千種町は山崎断層帯に位置しており、山に囲まれた地域だけに地震をはじめとする様々な災害に見舞われる可能性が高い地域です。日頃から「いつ、どこで、何が起こるか分からない」という危機意識をもち、いざという時に今日学んだことを生かせるようにしたいと思います。兵庫県防災士会の皆さま、貴重な防災学習の機会を与えていただき、ありがとうございました。

 
 
 

小さな学校ですが 負けません【硬式野球部】

 昨日の夏季高校野球大会の2回戦は、山崎高校との宍粟市対決となりました。私も初めて観戦させてもらいましたが、初回からハラハラ・ドキドキの連続で、何度も追い越し追い越されるシーソーゲームとなりました。
 9回表に山崎高校に1点を献上し7対6とリードされた9回裏、追い詰められた本校は、垣口唯翔(2年・山崎西中)のツーベースで口火を切ると鳥居平(3年・千種中)のレフト前のタイムリーで同点とし、驚異の粘りを見せタイブレークにもち込みます。10回表はキャッチャー梅本稜大(3年・千種中)の好牽制でセカンドランナータッチアウト!その後もエース山口大翔(3年・山崎西中)の力投で相手攻撃を封じました。この勢いそのままに10回裏は無死満塁とし、最後は天野滉二郎(3年・千種中)がライトオーバーのヒットでサヨナラ勝ちしました。
 勝利の瞬間、思わず「やったー!!」と大きな声でガッツポーズ。「やばい、声を出しての応援は禁止だった…」と思いながらも、声を出さずにいられない劇的な勝利でした。
 本校の生徒は野球部員に限らず、普段の生活から我慢強く、素直で、何事にも一生懸命な生徒が多いですが、こうした姿勢が僅差をものにできる土台になっているのではないかと感じました。今日の試合も顧問の先生方の指導を忠実に守り、勝ち抜いた小さな学校のヒーローたちに大きな拍手を送ります。本当によく頑張りました。「雑草軍団」千高球児の快進撃はまだまだ続きます。

 
 
 

笑顔あふれる最高の球技大会【全学年】

 こんなに生徒たちが笑っている姿を見たのは久しぶりです…。今日は晴天のもと、前期球技大会が行われ、男子はサッカー、女子はドッジボールで、頂点を目指し白熱した戦いが繰り広げられました。今年度は、コロナの影響で1学期の様々な行事が中止となり、詰め込みの授業やテストが続いたため、今日は生徒たちに楽しんでもらいたいと願っていました。生徒の様子を観察していると、競技する側も応援する側も、心から楽しんでいる様子が伺え、とても嬉しかったです。
 最も盛り上がったのは、サッカーの生徒対教員の試合です。「あれ?教員チーム2人多いぞ…」と思いつつ、容赦なく生徒チームに全力で勝ちにいく大人げない教員たちを見て、職員、生徒たちは大盛り上がりでした。普段見せない先生方の姿に、私も楽しませてもらいました。(生徒の皆さん、教員チームは皆さんよりだいぶ老いているのでお許しください)
 今日の球技大会は3年生の生徒会役員にとって最後となる生徒会行事でもありました。今年は、ほとんど活躍の場がありませんでしたが、最後の最後までその職責を全うしてくれました。本当に、ご苦労様でした。皆さんのお陰で、思い出深い素晴らしい球技大会となったことに心から感謝します。ありがとうございました。
 結果は以下の通りです。3年生の圧勝でしたね。入賞チームのみなさん、おめでとうございます!
  ★男子 サッカーの部    優勝   3年Bチーム    準優勝   3年Aチーム
  ★女子 ドッジホールの部  優勝   3年Aチーム    準優勝   2年Bチーム
              総合優勝   3年生
 
 
 

おもてなしの心を学ぶ【茶華道部】

 本校の茶華道部は、週に2~3日(月・水・金)活動をしています。ほとんどの部員が他の部と兼部しており、全員が揃うのは金曜日のみですが、明るく、楽しくとても和やかな雰囲気の中で、みんな一生懸命稽古に励んでいます。月に3日程度、外部講師の深川先生にお越しいただき、お花の生け方とお茶の御点前や作法について学んでいます。
 この日も茶華道部の稽古日でしたが、作法室を訪問すると「教頭先生、どうぞ!」と奥の和室に通され、3年生が御点前を披露してくれました。また、御点前の間、お客様を退屈させてはいけないと2年生の部員が、今日の生け花や和菓子について説明してくれたり、最近の天候についてなど臨機応変に話をしてくれます。茶道のことは全くの素人の私ですが、茶道は相手のことを考えながらの所作が多く、礼儀はもちろんのことホスピタリティーあふれる活動であると感じました。もちろん生徒が入れてくれた抹茶は、最高に美味しかったですが、相手のことを尊重する「おもてなしの心」を受け、心が和みました。茶華道部のみなさん、ありがとうございました。
 残念ながら今年度は、コロナの影響によりイベント等がすべて中止となり、部員の活躍の場が全くありません。そこで、3年生の区切りとなる校内での「お茶席」を生徒自らが企画し、準備しています。お茶席の成功を願うとともに、茶華道部員の浴衣姿での晴れ舞台を楽しみにしています。頑張ってください!!

 
 
 

千高史上最高の夏始まる【硬式野球部】

 今年ほど野球ができる喜びを感じる年はない…。
 硬式野球部員にとって待ちに待った夏季大会が無観客で開催され、本校は18日(土)の初戦、神崎高校と対戦しました。過去の大会や練習試合でも何度も対戦し勝利してきた相手ですが、「夏は何があるかわからない」と前日の清水監督の話からも全く浮かれた様子はありませんでした。
 その言葉どおり、試合は一進一退の攻防を繰り広げ、どちらが勝ってもおかしくない試合展開となりました。わずか1点差、2対1で勝利しましたが、幾多のピンチを最後の最後まで踏ん張り、まさに薄氷を踏む勝利となりました。勝利した選手に笑顔はなく、反省の言葉が多く聞かれました。この日、ホームランを放った梅本主将は、「練習してきたことを出せなかった、勝てたけど悔しい」「次は、自分たちの野球をします」と次に向けて気持ちを切り替えていました。
 現在、硬式野球部を応援する「のぼり」がグランド脇にたなびいています。これは、地域や学校の期待の象徴です。この期待をプレッシャーに感じるのではなく力に変えて、次戦の宍粟市対決(山崎高校)に向け、しっかり準備してください。がんばれ、千高球児!!

  

 

新たなリーダーの選出…【生徒会】

 本日6限、新たな生徒会役員を決める立ち合い演説会および選挙が行われました。生徒会長や執行部役員候補者として、1、2年生の14名が体育館ステージで聴衆に向けて演説を行いました。
 率直な感想ですが、演説を聞きながら涙が出そうなほど感動しました。立候補者は、自分の言葉で立候補の理由、生徒会への想いや方針、決意などを身振り手振りで聴衆にアピールしていたのです。もちろん、相当緊張していたと思います。そんな中で、一人3分前後の長いセリフを自分の言葉で表現できており、私も含め聴衆のみんなが聞き入っていました。
この演説は、先生方から指導が入っているものではありません。自分の意思で立候補し、学校をより良いものにしたいという強い意志で生徒自身が考えた演説だとすぐに分かるものでした。立候補者のみなさん、素晴らしい演説、ご苦労様でした。
 開票作業は放課後に行われ、来週月曜日には結果がでますが、誰がどんな役職となっても「千種高校の生徒会は大丈夫だ」と確信しました。新たなリーダーの今後が楽しみです。

 
 
 

将来の進路を見据えて…【全学年】

 本日、4限~6限にかけて全学年対象の進路ガイダンスが行われました。4限は、講師の先生から全生徒に向けて進路講演会があり、進路選択に向けての考え方や意識等についてお話しいただきました。「高校生活の今はみんな一緒だけど、卒業したら全員が違う進路になる。だから一人一人が進路について自分の事だと思って考える必要がある。」という内容でご自身の経験をもとに話をしていただきました。生徒たちは、真剣な表情で自分の事として話を聞いていました。
 午後からは、3年生は大学、専門学校、就職に分かれての分野別ガイダンスを、1,2年生は介護福祉系、幼児教育・保育系、理容・美容、ファッション、動物、公務員、電子・電気、調理・栄養、自動車整備、音楽・声優等の講座の中から選択して2分野の体験講座を受けました。試験を間近に控えた3年生は、模擬面接の指導を受けました。緊張感がこちらまで伝わってきてドキドキしましたが、よく頑張っていました。講師の先生のお話にもあったように、今日の進路ガイダンスをきっかけとして、自分で行動し、自分で情報を集め、より自分が目指すべき進路選択となるよう努めてください。
 講師の先生方、今日は生徒たちに様々なお話をしてくださり、ありがとうございました。

 
 
 

考査終了!…いざ部活動へ

 1学期末考査が終了しました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。
 各学年とも今日は2科目の考査でしたが、生徒たちは、考査が終わると解き放たれたように部活動に向かっていました。目標となる大会や3年生の区切りとなる発表会に向け、再スタートです。それぞれの部活動での活躍を期待しています。以下は、今後の大会等の予定です。(コロナ感染防止のため、保護者の観戦ができない大会もありますのでご注意ください)

〇硬式野球部   7/18(土)~8/7(金)  夏季兵庫県高等学校野球大会  初戦は VS 神崎高校
〇卓球部     8/3(月)~8/4(火)   西播総体(代替大会)     男子はVS姫路飾西高校
                                        女子はVS琴丘高校
〇バレー部    8/8(土)          西播地区リーグ交流戦
〇ライフル射撃部 8/2(日)          県総体(代替大会)
〇パソコン部   8/23(日)         県ワープロ競技大会
〇カルチャー部  7/28(火)         校内「発表会」の実施
〇茶華道部    8/26(水)         校内「お茶席」の実施

 
 
 

暑い夏の救世主現る!

 1学期末考査もあと残すところ1日となりました。湿度の高い日が続き、疲れが溜まってきていると思いますが、最後まで気を緩めることなく頑張りましょう!
 さて、今年度、文部科学省および兵庫県教育委員会は、学校再開にあたり感染予防対策等を徹底しながら生徒の学習保障をするための経費を各県立学校に支援することとしました。本校としても、この予算を新型コロナウイルス感染予防策の強化や熱中症対策等のために、有効活用したいと考えている所です。
 今年の夏は生徒も我々教員も、どんなに暑くてもコロナウイルス感染予防のためマスクを手放すことはできません。そこでこの度、マスクを着用しながら授業を受ける生徒の熱中症予防のため、「スポットクーラー」を設置しました。
このスポットクーラーはエアコンではないため教室全体を冷やす能力はありませんが、電源を入れるだけですぐに冷気が出ます。エアコンが設置されていない教室では、扇風機と併用して使用すれば、従来よりはかなり快適に勉強ができると考えています。先生方からも「少し音はするけれど、かなり涼しくなる」と評判も上々です。
 梅雨が明ければ、もうすぐ暑い暑い本格的な夏がやってきます。スポットクーラーは、コロナと共生するこの夏の救世主になること間違いなしです。

 

みんなで協力して…【48回生】

 6月25日(木)3~6限に1学年を対象とした「インプロ学習」が行われました。本校では毎年4月に外部講師に来ていただき、1学年生徒の緊張をほぐし、人間関係を形成するためのきっかけとするために実施してきましたが、今年はコロナ休業もあり約2カ月遅れの実施となりました。「出会い」をテーマとして、最初は「共通点さがし」など小グループごとに話し合い形式のアイスブレイクから始まり、その後、「紙でタワーづくり」など協働学習に移行していきました。学習の成果をみんなと共有し、優秀なグループを讃えあったり、ユーモアな意見を拾い上げて共有していく中で、午前中には、かなり打ち解けあっていました。
午後からは、「ミラーリング」や「ダイヤモンドダンス」などグループごとに音楽に合わせ体を使った創作活動に挑戦。恥ずかしい気持ちを押し殺して、最後は発表会まで行いました。
 講師の長谷中先生と國分先生から「毎年来させてもらってますが、今年の1年生は積極的で素晴らしいですね」と絶賛されるほど、生徒たちは、真剣に楽しんで取り組めていました。こうした機会を通じて、互いを認め合い、協力して問題を解決する力や表現力などを学ぶよいきっかけとなったのではないでしょうか?
 長谷中先生、國分先生、遠い所までお越しいただき、生徒たちに素晴らしい時間を提供くださり、ありがとうございました。

 
 
 

うれしい電話

 先日、千種駐在所の方より学校に1本の電話がありました。正直これまでの経験上、警察からの電話はなんとなく悪い話が多かったため、電話に出る前は嫌な予感がしていました。しかし、その電話の内容は本校の1年生男子生徒が「商店街で財布を拾い届けてくれた」というお礼の言葉でした。「さすが、千種高校の生徒さんですね」と褒めていただき、ホッとしたと同時に、誇らしい気持ちにさせてもらいました。その後、財布は無事に落し主の元へ届けられたそうです。
 相手を思いやる気持ちや親切心は、学校の教育だけで身につくものでなく、家族や地域の人など人との関わりの中で育まれていくものではないかと思います。赴任して約3カ月、まだ生徒をすべて掌握できていませんが、本校生徒は優しく、思いやりのある生徒が多いと感じています。そこには、人口3000人に満たない小さな田舎町ならではの密接な人との関わりがあり、そうした土壌が本校生徒の優しい人柄の基盤となっているのではないかと考えさせられました。
 こうした生徒の情報を見逃さず伝えてくださる駐在所の方にも感謝いたします。本当に、ありがとうございました。 

勉強は裏切らない

 1学期の期末考査がスタートしました。1年生にとっては高校になって初めての定期考査ですね。地元の生徒は、いつもより少し早めに登校して勉強している姿が見られました。1学期のやま場となる15日(水)までの考査期間、しっかりと乗り切りましょう。
 勉強も部活動も、そして仕事もそうですが、良い成果を得ようと思ったら、しっかりとした準備が必要です。準備をせずに当日になって根性だ気合だと頑張ってみたとて、良い成果は得られませんよね。準備とは、日頃の授業態度から始まります。千高生は、授業の取り組みはみんな素晴らしいと思っていますが、その基本姿勢の上に試験勉強があります。
「どこを目指すか」によって勉強の仕方は変わると思いますが、将来の職業の選択肢を増やすためにも少しでも上を目指してほしいです。勉強は裏切りません…妥協せず、コツコツ努力を積み重ねてください。各科目から指示された提出物も確実に出しましょう!

 

目を背けず ひたむきに【全学年】

 強い雨が降り続き警報発令が心配されましたが、今日も予定通り学校があり、生徒たちは元気に登校してきました。当たり前のことのようですが、今年はコロナの経験があり、そして現在、九州地方等の大雨被害で苦しんでおられる方々を考えると、当たり前の生活に感謝しなければなりません。
 今日は期末考査前日でしたが、放課後に校舎内を歩いていると、教室や廊下で机に向かい勉強している生徒にたくさん出会いました。黙々とノートにまとめた内容を書いて覚えてる人、友達同士問題を出し合いながら確認しあう人、先生に直接質問し教わる人…。学び方はそれぞれですが、考査に向かう意気込みが伝わってきました。
 考査前は誰でも不安で憂鬱なものですね。でも、そこから目を背けず努力を続ける生徒の姿に今日も勇気をもらいました。明日からの考査、実力が発揮できるよう頑張ってください。

 
 
 

創部3年目、躍進の予感【卓球部】

 本校の卓球部は、創部3年目と歴史は浅いですが、新入部員15人を迎え、合計30名(男子18名、女子12名)に倍増し最大勢力を誇る部活動となっています。1年生の中には中学校の宍粟市大会で上位に入賞するなど実力者もおり、今後の飛躍が期待されます。しかし、部員数の増加に伴い課題もあります。限られた卓球台での練習内容の工夫や部員をどうまとめていくかという点です。部活動ならではの難しい課題ですが、みんなで話し合いながら乗り越えてほしいと願っています。
 さて、卓球部では8月に総体の代替大会も実施されますが、3年生全員が出場する訳ではありません。そのため、先週には2日間かけて「部内戦」が行われていました。さすがは3年生!!!、上位は3年生が独占していましたが、教員も交じっての真剣勝負が繰り広げられ、大変な盛り上がりを見せていました。
 今後も、部内の争いだけでなく様々な大会や練習試合を通じて、他校に目を向けながら高いレベルで切磋琢磨、自分を磨いてください。頑張れ、卓球部!!

 
 
 

簿記の対面授業【47回生】

 学校再開から約1カ月が経過した所ですが、早くも1学期末考査が迫っています。今日で考査3日前、生徒のみなさん、テスト勉強頑張っていますか?コロナの影響により中間考査が実施されなかった分、この期末考査の重要度が増します。事前準備をしっかり行い、万全の状態で考査に臨んでください。
 今日は、遠隔授業でお世話になっている和田山高校の霜尾利之先生にお越しいただき、2年生(ベーシック類型)簿記の対面授業をしていただきました。普段、モニター上でしか会ったことのない先生と教室で初対面し、最初は生徒たちも違和感があったようですが、そのうちに霜尾先生のパワフルな授業に引き込まれていました。遠隔授業では、授業中に質問しにくい点が課題ですが、考査前に対面授業をしていただくことで、学力の定着状況を確認していただきました。また、放課後には、補習を行い学習に不安な生徒へ対応いただきました。今後も、考査前には対面授業をしていただく予定です。
 霜尾先生、丁寧な指導をありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

 
 
 

体力の限界に挑む…【47回生】

 現在、全学年の「体育」の授業では、新体力テストが行われています。握力、反復横跳び、持久走、50m走、立ち幅跳びなど全9種類の記録を得点化し運動能力の調査を行うことが目的です。今日は、比較的涼しく、グランドコンディションも良好な体力測定日和でしたが、2学年の50m走と持久走、ハンドボール投げが行われていました。運動の得て不得手に関わらず、生徒は今日も手を抜くことなく全力で楽しんで取り組めており、自分の限界に挑んでいました。そして、何より素晴らしいと感じたのは、人を罵ることなく、仲間を応援しようとする姿が見られたことです。
 新体力テストの結果は、科目の評価に影響するため少しでも良い結果であることに越したことはありません。しかし、生徒の授業に向かう姿勢、他人を思いやる心、人間性は満点です。これからも、その姿勢を貫いてください。お疲れさまでした。

 
 
 

校種の垣根を越えて...【交流授業】

 千種町の園小中高(こども園、小学校、中学校、高等学校)では、校種の垣根を越えて教員が授業を行う「交流授業」があります。今日は、本校の理科教員が、千種中学校の2年生17名を対象に「酸化と還元」についての授業を行いました。3種類の実験を通じて、空気中の酸素を得て酸化したり、酸素を失って別の物質になったりする様子を体験を通じて学んでいました。二酸化炭素を入れた集気びんの中に、燃やしたマグネシウムリボンを入れるとバチバチ閃光を放って激しく燃える様子に「おぉーっ!!すっげー」。また、試験管の中にアルコールを入れ、その中に熱した銅線を近づけて色が変化する様子に、「うわぁー、おもしろーい」と生徒たちは興味津々でした。極めつけは、試験管の匂いをかいで「ポテトサラダの匂いがするーっ」と意外な回答が…中学生の明るく、純朴で、積極的な姿に心が和みました。
 こうした交流授業は、私たち高校の教員にとっても貴重な勉強の機会となり、大きな励みにもなっています。2年生のみなさん、今日はありがとうございました。秋には、1年生を対象に「アユの生態と解体」の授業を行う予定です。楽しみにしていて下さい。

  
  
  

地域の星となれ…【スキー部】

 本校は海抜328mに位置し、夏は比較的涼しいですが、冬の寒さは厳しく豪雪地帯として知られています。近くには、ちくさ高原スキー場があり県南部からのスキー客が多く、地域の子供たちも幼い頃からスキーに親しんでいます。そうした環境を生かして本校には、「スキー部」があります。
 現在、部員数は4名です。他の部活動と兼ねている生徒が多いため、この時期に全員揃っての練習はありませんが、冬場のシーズンになると雪山に上って実践的な練習を行っています。昨年は、記録的な雪不足に見舞われ、県内の大会は軒並み中止となりましたが、2月に行われた新潟県での全国大会にはアルペン競技、クロスカントリー(以下、クロカン)競技で3名が出場しました。
 今日は、クロカン競技に取り組む2年生の女子生徒と一緒にロードでの走り込みを行いました。クロカン競技には、マラソン選手並みの筋力と持久力が必要であり、走り込みは必要不可欠です。私も元陸上選手、「走ることに関してはまだまだ負けまい」と思っていましたが、涼しい顔して軽々とついてくる生徒に、完全に力負けしました。「継続は力なり…」と言いますね。スキー部の皆さん、日々の小さな努力の積み重ねによって大きな成長が得られます。これからも頑張って練習に励んでください。そして、また一緒に走りましょう!

 

実践的学力の定着に向けて…【チャレンジ類型】

 本校には自分の適性に合った類型を選択でき、大学進学から就職まで多様な進路に対応できるカリキュラムが設けられています。その中でも「チャレンジ類型」では、国公立大学でも通用する力をつけるための授業設定となっており、週に2日(火、木)は7限授業を実施しています。10名以下の少人数のため、きめ細やかな指導ができるだけでなく、対話しながら楽しく学ぶことができ、生徒たちは着実に力をつけています。また、推薦入試やAO入試において必要となる論理的な思考力や表現力を身に着けられるよう対策しています。こうした取り組みによって、昨年度は国公立大学に5名、私立大学に6名、看護専門学校に4名が合格するなど大きな成果をあげています。
 今日は、それぞれの学年のチャレンジ類型の7限授業にお邪魔しました。1学年は「数学」、2学年は「古典」、3学年は「生物」でしたが、アットホームな雰囲気の中で生徒たちは、生き生きと勉強に励んでいました。

 
 
 

挫折越え 夢追って【女子バレー部 46回生】

 目標としていた大会がコロナの影響によりすべて中止となり、多くの部活動で3年生の最後の区切りとなる大会への出場機会が奪われています。こうした中、代替大会等の準備が進められている部活動もありますが、そうした機会すら与えられず静かに引退していく3年生もいます。本校の女子バレー部もその1つです。今回は、3年生の4人に今の気持ちを聞きました。
 1年生の頃、当時の3年生引退後は出場メンバーが揃わず、他の部から選手を借りながらの大会出場が続いたそうです。過去2年間、公式戦での勝利はほとんどなく、負け続ける弱小チームでした。それでも「バレーが好き、このメンバーが好き」と下を向くことなく努力を重ねてきた4人。昨年の西播秋季大会では、そうした努力が実り公式戦で久しぶりの勝利をあげました。今年度に向けては、有望な1年生の入部が見込めたため、「さらに上を!!」と機運を高めてきました。そのため、このチームでバレーする機会を奪われたことに涙する生徒もあったと言います。未練を残しつつ、現在はそれぞれ「看護師」、「保育士」、「音楽関係の仕事」など具体的な進路目標に向けて気持ちを切替えていました。
 「挫折」は本気で挑んだ証ですね。人生自分の思うようにいかない事が多いですが、こうした挫折の数だけ人は強く、優しくなれ成長できます。とっても明るく、礼儀正しく、仲の良さが伝わってくる4人。無事に目指す進路が決まり、後輩たちと一緒に楽しくバレーできる日が来ることを願っています。逆境に負けるな女子バレー部、頑張れ46回生!!!

 
 
 

当たり前の習慣【全学年】

 本校の昼休みは45分間設けられていますが、給食に約30分間(準備、片付け含む)かかるため、実質ゆっくり過ごせる時間は限られています。そんな短い時間の中で、給食後に多くの生徒が小さな巾着を片手に洗面所に向かっている光景を見かけました。「何をしているのか?」様子を伺うと、手洗い後に一斉に歯磨きをしているではありませんか。
驚きました…生徒に話を聞くと、中学校まで歯磨きをするように指導されてきた学校が多く、その習慣が身についているのだそうです。なんて素晴らしい習慣でしょう。
 本校の生徒は、歯磨き以外にも「あいさつ」、「掃除」、「時間を守る」など基本的な生活習慣が身についています。家庭の教育力の高さと本校入学までの学校における指導のおかげだと感謝しています。一方で、習慣というのは悪い方にも流されることがあります。先日の保護者を交えた会議でも、スマホ依存(ゲームやライン等)について各家庭で苦慮されていると聞きました。情報化社会の中でスマホは無くてはならなツールとなっていますが、ルールを決めマナーを守った利用の習慣にしてもらいたいものです。

 

  

入部率は首位打者級【硬式野球部】

 本校は全校生徒111名(男子65名、女子46名)と小さな学校ですが、部活動は非常に活発です。その中でも、硬式野球部は25名(選手22名とマネージャー3名)を有し、本校の看板部活動の1つです。男子の硬式野球部の入部率は、3割3分8厘、本校男子生徒の実に3人に1人は硬式野球部員ということになります。人数だけではありません。昨年の秋季西播地区ブロック大会で優勝するなど、実力も兼ね備えているのです。
 昨日はその硬式野球部の練習を見学しました。グランドに足を踏み入れると、全部員が私を見て脱帽・直立して「こんにちはーっ!!」…「そうゆうの慣れてないから勘弁してよ」と思いつつ恐るおそるベンチに向かいました。この日は、実戦形式のシートバッティングでしたが、すごい臨場感!!!白球を追って真剣に野球に向き合う生徒の姿に吸い込まれました。
 硬式野球部は、7月18日(土)から始まる夏季大会(代替大会)に向けて練習を再開したばかりです。十分な練習期間はありませんが、3年生にとっては最後となる大舞台で悔いのない戦いをしてほしいと願っています。頑張れ、千高球児!!陰ながら応援しています。

  
  
  
  

強く美しく…輝くアジサイ

 6月15日からの通常登校も2週目に入っています。生徒たちも学校中心の生活リズムが取り戻せつつあるのではないでしょうか?梅雨の中休みが続いており今日も爽やかな晴天でしたが、寒暖差が激しいこの時期は体調を崩しやすいです。しっかりと食事や睡眠をとり、体調管理に努めてください。
 さて、現在、本館とグランドとの間に色とりどりのアジサイの花が咲き誇っており、私たちの心を癒してくれています。様々な色、形をした品種の異なるアジサイ、しかも株の大きさも大小さまざまです。校務員さんのお話しでは、元々は平成20年度の卒業記念樹として20本のアジサイの苗木が植えられたのがスタートだったそうです。その後、校務員さんの手により挿し木で株が増えたり、本館の耐震工事により移植が繰り返され現在の形になりました。なるほど、そう言うことか......千種の厳しい自然環境の中で試練を耐え抜いたアジサイの花が朝陽を浴びてひときわ輝いていました。

  
  

感謝の贈呈式【48回生】

 アクティブ類型のゴルフ授業にあたり、千草カントリークラブ(以下、千草C.C)様からはゴルフ場の使用やロストボールの提供など様々なご支援をいただき、本校生徒は自己負担なく楽しいゴルフレッスンを受けています。しかも、指導いただく講師の先生はプロゴルファー。こんな恵まれた環境でゴルフが学べる学校は全国でも本校だけではないでしょうか。
 そんな中、本日、アクティブ(1学年ゴルフ)の授業に先立ち、千草C.Cにてゴルフ用シューズとグローブの「贈呈式」が行われました。なんと、宍粟市ゴルフ協会様よりゴルフシューズとグローブを生徒全員に提供いただいたのです。同協会の土居正栄会長様より、「この授業を通じてゴルフを好きになって下さい」と励ましの言葉をいただき、一人一人に贈呈していただきました。
 本校は、地域の方々に支えられて教育活動が成り立っている授業が多いですが、アクティブはその最たるものです。生徒はもちろんですが、私たち教員も感謝の心を忘れず、今後も頑張っていかなければならないと強く感じました。宍粟市ゴルフ協会の皆様、本当にありがとうございました。

 
 
 

スクスク育ってます!【48回生】

 6月3日(水)に田植えを行ってから約3週間、1学年の生徒たちは当番制で毎日水田の水管理をしています。田植え直後は、雑草防除と寒さから苗を守るためやや深水に、その後は分げつを促進させるためやや水を減らし一定量を維持することがポイントです。簡単そうな作業ですが、天候にも大きく左右されるため水位の調整はなかなか難しいのです。
 今日の当番は女子の二人でした。週末の好天により水が激減しており、早朝より水路から水を引き、昼休みでは水の入り具合を確認していました。水田の水量を見ながら的確に判断し調整できていました。臨時休業が続き、今年は田植え時期が少し遅くなりましたが、千種のきれいな水、空気、寒暖差の大きな気候に加え、生徒たちの愛情をたっぷり受けて、水稲たちはスクスク育っています。

  
  

たかが掃除 されど掃除【全学年】

 本校では、放課後の15分間に「掃除」の時間が設けられ、生徒・職員が一斉に校内の清掃にかかります。また同時に職員は、コロナ対策として、各分担箇所で特に多くの人が接触しやすい場所(スイッチ、ドアノブ、手すり、窓のサッシ、蛇口等)の消毒にあたっています。
 清掃の様子を観察していて感心するのは、何を言われなくとも自分の与えられた場所を一生懸命に全員が取り組んでいることです。当たり前のことですが、掃除を頑張ったからといって成績が上がる訳でもなく、表彰される訳でもありません。汚い所に触れることは誰もが敬遠したくなるものです。しかし、そうした地道な取り組みを手を抜かず頑張れる生徒たちは、本校の誇りであり、何よりも賞賛したい所です。
 今日も生徒たちは、ひたむきに掃除に取り組んでいました。たかが掃除…しかし、その姿勢でその人の人間性が大きく表れるのです。

 
 
 

笑顔届けます!【ボランティア部】

 本校のボランティア部では、週に2日(火・木)高齢者宅にお弁当をお届けする活動を10年以上続けています。この活動は、宍粟市社会福祉協議会千種支部の方々が「配食サービスのボランティアがほしい」と本校に依頼され、当時の有志メンバーが最初に取り組んだとされています。つまり、現在のボランティア部創設につながった原点の活動なのです。
 ボランティア部の生徒たちは、今日も雨の中、一軒一軒傘をさしながら訪問し、お弁当と笑顔を届けていました。
 「おばあちゃん、元気ですか?」、「いつも、ありがとう…」そんな些細な会話ですが、心が温かくなりました。
 ボランティア部のみなさん、これからも地域を笑顔にする活動をよろしくお願いします。

  
  

給食もコロナ対策【全学年】

 本校は、兵庫県の全日制高校で唯一「給食」が提供される学校です。ちくさ給食センターの方々にお世話になり、町内の小中学校と同じ内容の食事を生徒も職員もいただきます。地元食材を使用した手作りの給食は、とっても美味しく、千種高校の活力源となっています。
 楽しみな給食の時間ですが、コロナ対策は欠かせません。食事前後の手洗い・消毒はもちろんですが、3密を避けるため配膳を廊下で行ったり、食べる教室を分散したり、食べる時は全員同じ向きで会話は控えるなど…細かなルールを決めて実践しています。1日もはやく楽しく食べられる日が来てほしいですが、今は我慢です。生徒たちは、今日も黙々と給食を食べていました。

  
  
 

郷土伝統文化を引き継いで…【カルチャー部】

 千種の四季折々の自然と人々の暮らしをこよなく愛した仲間たちによって生まれた「千種太鼓」。本校には、その郷土伝統文化を継承している「カルチャー部」があります。放課後、校内に響きわたる太鼓の音に引きつけられて見学に行くと、6人の部員たちが顧問の先生と一緒に息を合わせ練習に励んでいました。ものすごい迫力!!!
 コロナの影響により様々なイベントが中止となり、次の発表の場がいつになるか見えない中でも、気持ちを切らさず練習に励む姿に心を打たれました。「練習ができるようになっただけでも嬉しい…。」生徒の言葉に感謝の心と和太鼓の魅力が伝わってきました。

  
  

遠隔授業で学校間交流【47回生】

 全学年揃っての通常授業がスタートしました。感染予防策を講じながらの学校生活であり、様々な制約はありますが、この日が迎えられたことを心から嬉しく思います。
 本日、4限に2学年(ベーシック類型)の簿記で和田山高校との「遠隔授業」が行われました。これまでも、和田山高校から配信されるモニターを通じての授業は何度かありましたが、和田山高校の生徒が加わっての遠隔授業は初めてです。生徒たちは、モニター画面を通じて、和田山高校の生徒たちと同じ授業を真剣な表情で受けていました。
 県から研究指定を受けて始まった遠隔授業。まだまだ手探りの部分は多いですが、本校では学ぶことができない専門科目を遠隔授業を通して他校の先生から学ぶ機会として、今後さらに充実したものになるよう取り組んでいきます。