千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

Big News Stories【48回生・ベーシック類型】

 昨日、連携型入学者選抜が無事に終了しました。千種中学の受検生のみなさん、お疲れ様でした。本校生徒は入試休みのため4連休となりましたが、ほとんどの生徒が今朝は元気に登校しており安心しました。今日で早くも学年末考査一週間前となります。来週も天皇誕生日の祝日がありますので、あっという間に考査となります。寒暖差の大きな日々が続きますが、体調管理をしっかりと行い、授業を大切にしていきましょう。
 さて、1年生ベーシック類型(22名)の「英語コミュニケーションⅠ」の授業では、現在「The Big News Stories of 2020」というテーマで楽しい授業が展開されています。生徒は、事前にパソコン室で2020年一番のニュースを英文と関連写真を用いてレポートを作成しているのですが、まずそのレポートのクオリティーの高さに驚きました。英文の新聞を見ているかのような見事なレポートは、2020年を象徴する内容が盛りだくさんでした。例えば「 フワちゃんが流行語大賞に選ばれる」、「菅総理がパンケーキ大好き」、「初めての骨折体験」、「買い物袋の有料化」、「ソフトバンクホークスの日本シリーズ4連覇」、「お米甲子園金賞」、「好きなアイドルやアニメ」などなど…個性が溢れていました。
 今日はこの英文のレポートを3~4人のグループをつくって英語で紹介し合い、その後個々の発表について英語または日本語で評価するということをメンバーを入れ替えながら行っていました。この授業は、英会話力とリスニング力の向上を狙いとしていますが、何より科目名にもある英語でのコミュニケーションを重視しています。教室内は、談笑しながら英会話を楽しむ雰囲気で包まれていました。村上先生の英語力を引き出すアイデアは素晴らしい!生徒のみなさん、これからも英会話を楽しんでください!

 
 
 

放課後もサーフェス学習!【図書委員】

 来週の16日(火)に実施される連携型入学者選抜のため、本日は3限までの授業と大掃除をして午後からは会場準備のため生徒は下校となりました。今年はコロナ感染防止対策のため入試前日も生徒休業となるため、生徒は16日まで4連休ということになります。少し間が空きますが、次の登校日(17日)は学年末考査一週間前となりますので、この4連休を有効に利用して自宅学習もしっかり取り組んでください。
 さて、県教育委員会による「県立学校学びのイノベーション推進事業」により、今年度41台のタブレット型ノートパソコン(サーフェス)が導入され、様々な授業で活用をしています。これにより、授業での調べ学習等効率的な学習が行え、生徒の主体的で深い学びに結びついています。そんな中、「放課後に図書室を開放し、サーフェスを利用した学習ができる場をつくろう」と図書委員の生徒たちが、授業以外の時間でも利用できるよう動いてくれています。
 放課後に様子を見に行くと、この日は4名の生徒が利用していました。提出課題を作成したり、調べものをしたり様々ですが、生徒の自主性が生かされとても良い試みだと思いました。図書委員も、サーフェスの貸出し、図書室のカギの開閉を含め、責任もって役割を果たしていました。現在は試行段階ですが、こうした取り組みが広がり授業時間以外でも気軽にICT機器に触れ学べる環境を整えてほしいと思います。図書委員の皆さん、これからもよろしくお願いします!

 
 

スキー検定全員合格!【アクティブ類型】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。寒い日はトイレに行く頻度が増すのですが、本校の男子トイレ(大)は洋式の「暖房便座」ですので非常に有難いです。(女子トイレも3カ所のうち1カ所は洋式の暖房便座のようです)生徒も職員も当たり前だと思っているかも知れませんが、同じ県立学校でもまだ和式や暖房便座でない洋式のトイレの学校も多くあります。昨年、本校に転勤してきて千種のいい所をたくさん感じていますが、地味ですが「トイレの便座が温かい!」という点に感動を覚えました。寒冷地にはなくてはならないアイテム、「暖房便座」を装備する千種高校で今日もストレスなくトイレタイムが過ごせました。ありがとうございます。
 さて、今朝の神戸新聞にも掲載されていますが、簿記の遠隔授業における研究成果報告会が和田山高校と千種高校で行われました。「これからの時代における新たな学び方」として、多くの方々より高い評価をいただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
 実は、その裏でアクティブ類型1,2年全員(19名)は、ちくさ高原スキー場で一日スキー検定を行いました。技術レベルに応じて3級(15名)と2級(4名)を受験したのですが、見事に全員が合格したと報告を受けました。特に2級は難易度が高く例年ならば不合格の生徒も出るそうですが、今年は全員合格したと聞き、嬉しかったです。
 今シーズンのスキー実習もこの検定で一区切りとなりましたが、熱心にご指導いただいたインストラクターの皆さま、全面的に協力いただいたちくさ高原スキー場の皆さまに心から感謝致します。ありがとうございました。

 
 
 

速報!アルペン競技も大躍進!【スキー部】

 速報です。本日、全国高校総体スキー大会の女子アルペン競技(スラローム)が行われ、本校の大田美音(3年)が出場しました。激しく雪が舞い、視界が悪い中の出走だったようですが、2本とも攻めの滑りでなんと85位(エントリー159人中)という素晴らしい結果をもたらしました。引率された中田先生によると、今月2日から現地入りし、連日の練習の中で急激にレベルアップしたようです。しかし、両脚をポールにぶつけながら何本も練習する中で両脚は青あざだらけ… そんな状況の中、見事な集中力で顧問も驚くほどの好結果をもたらしました。おめでとう。よく頑張りました!
 レース後、「練習を信じて最後まで滑りきることができました。多くの選手が失敗し記録を残せない中でベストの滑りができ嬉しいです。応援して下さった皆さんに感謝の気持ちを忘れず、これからもスキーを続けたいです。」と大田さんらしいコメントをくれました。
 いやぁ、素晴らしい!!!この短期間での彼女の技術的な成長はもちろんですが、初めての全国インターハイで死力を尽くした経験は今後の彼女の大きな心の成長につながることでしょう。お疲れ様でした。胸を張って兵庫県に帰って来てください。

  

速報!全国高校総体②【スキー部】

 速報です。本日の女子クロスカントリー競技(クラシカル・5km)で越乢凜が108位、池部黄那が120位でゴールしました。昨日のフリーに引き続き、越乢さんは2分以上ベスト記録を更新するなど、二人とも最後まで死力を尽くし健闘しました。引率の高橋先生が「足の指がとれそうなほど寒い!!」と言われるほど、過酷な状況の中で本当によく頑張ってくれました。
 レースを終えて、「ベスト更新できて良かったです。疲れました~!(越乢)」、「帽子とサングラスが飛んでいきました~(笑)、疲労困憊です(池部)」と言っているそうです。本当にお疲れ様でした。クロスカントリー競技の2人は、午後から現地を出発し帰路につきます。帰りの電車の中は確実に爆睡でしょうね。(笑)

   
 

★テレビ出演のご案内★
 明日【2月9日(火)】18時30分 ~ 19時00分のNHK番組、「Live Loveひょうご」の"ひょうご人物語”のコーナーに本校の秦陽乃(2年)が出演します。ライフル射撃で全国大会出場を決めた秦さんの日常の学校生活、練習に励む姿、そしてライフル射撃の競技の特殊性などを6分程度で紹介いただく予定です。是非、ご覧ください。

速報!全国高校総体【スキー部】

 速報です!昨日より長野県飯山市で全国高校総体スキー大会が開幕しました。そして本日、クロスカントリー競技(フリー・5km)に出場した本校の越乢凜、池部黄那がそれぞれ114位、121位と健闘し、自己記録を大幅に更新しゴールしました。コース条件は違うとは言え、越乢さんは県大会で出した自己記録をさらに4分30秒以上も更新、池部さんは同じく2分近く更新したことになります。大きな舞台で自分の力をきちんと発揮した二人を称え大きな拍手を送りたいです。よく頑張りました。明日は、同じくクロスカントリー競技(クラシカル・5km)が午前中に行われます。今日はゆっくりと休んで明日に備えてくださいね!いいぞ、スキー部!頑張れ千種高校!!

 
 

元気に練習中です!【スキー部】

 引率をお願いしている高橋先生より、全国総体に向け練習している最新の生徒たちの写真が届きました!天候は晴れ、今日は暑いくらいの陽気だそうです。ユニホームにサングラス姿がよく似合い、カッコイイですね。ブログをご覧の皆さま、応援よろしくお願いします!



 

地元企業を知る【47回生】

 スキーの選抜強化合宿と全国総体のため、長野県へ長期遠征をしている女子3名ですが、この週末からいよいよ全国総体が始まります。クロスカントリー競技の越乢、池部は7日(日)、8日(月)の2日間それぞれフリーとクラシカルで出走し、アルペン競技の大田は9日(火)にスラロームで出走します。現在、学校の校舎壁面には3名の全国大会出場を祝う懸垂幕が、また校門付近には応援旗が立てられており、千種から長野へ向けて発信しています。きっと3人はこのブログを通じて情報をキャッチし、私たちのエールを感じてくれることでしょう。
 さて、昨日ですが2年生を対象とした「JUNP UP SHISO 2021」が行われました。これは、宍粟市商工会の協力のもと宍粟市内や近隣市町の企業説明を聞き、職業観醸成のきっかけとすることを目的に実施しています。例年、校外の施設で直接お話を聞く形で実施してきましたが、コロナ感染防止のため今年はオンライン形式での参加となりました。
 少し様子を見に行くと、教室に人がいないのかと勘違いするほど静かで驚きました。生徒たちは、事前に希望していた企業の説明をモニターごしに熱心に聞き入っていました。企業側からの一方的な話だけかと思いきや、チャットでこちらからも質問ができるようで、積極的なやり取りも見られました。しかし対面して話を聞くのと違い、少し抵抗感を感じる生徒もいたようですが、今は就職面接でもオンラインで行われる時代ですので、こうした機会に慣れてほしいと思います。そして、地元の優秀な技術をもった企業を知り、一人でも多く宍粟市で活躍する人になってほしいと願います。宍粟市商工会そして、web開催にあたりご尽力いただいた(株)ダイネンヒューマンはりまっちの皆さま、ありがとうございました。

 
 
 

All Englishの授業【47回生・チャレンジ類型】

 2月に入り、少しづつ日が長くなってきたことを感じます。朝の夜明けに変化を感じませんが、日没の時間が遅くなり、屋外での活動がしやすくなり有難いです。しかし、今日の千種町は朝から雪が降り、町内はうっすらと雪化粧。「やっぱり千種は北部だな!?」、同じ宍粟市でも山崎町との気候の違いを改めて感じました。
 さて、英語科の村上先生より「よろしければ見に来てください!」と誘っていただき、「英語表現Ⅱ」の授業を見学に行きました。この授業は、2年生チャレンジ類型9名をさらに文系と理系に分けて展開しており、わずか生徒5名で授業を行っています。(ちなみに理系では生徒4名の物理基礎をしています)
授業では、「自分の好きな国」をテーマに事前にパワーポイント等を用いて資料や原稿を作成し、約10分間生徒が英語でスピーチします。そして、聞き手側の生徒も発表内容を聞き逃さないよう必死でメモをとり、発表後に全員が英語で質問を投げかけます。発表者は、もちろん英語で返答しますし、司会進行の村上先生も英語しか話しません。極めつけは、ALT臼井先生からの英語による質問攻撃です。発表者が何を言っていたかを確認するために、聞き手側にさらに問いかけていきます。発表者も聞き手側も教員も…オール・イングリッシュなのです。
 「これはスゴイ授業だ!」、5人だけなので生徒たちは気が抜けず大変だと思いますが、非常に中身の濃い授業でした。この日は、テレビ取材の撮影がありカメラを前に「生徒たちが、いつもより緊張してました」と村上先生は言われていましたが、私にはアットホームな雰囲気の中で生徒が英会話を純粋に楽しんでいるように見えました。村上先生、臼井先生、素晴らしい授業を有難うございました。「これぞ、千種!」小規模校だから出来る強みを存分に発揮した授業でした。
                                  ※テレビ取材の理由は後日お知らせします。
 
 
 

簿記検定の合格発表【47回生・ベーシック類型】

 小雪舞う今朝の千種町、-2℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。「いいぞ、いいぞ!」と心で叫びながら出勤しました。なぜならこの時期、アクティブの授業でスキーを取り入れている本校は、定期的に雪が降ってくれないと困るのです。来週は、アクティブ類型の全生徒を対象に「スキー検定」を実施し、今シーズンのスキー実習を締めくくる予定ですので、雪が無くならないことを切に願う毎日です。最近では毎朝、新聞でちくさ高原スキー場の積雪量をチェックするのが私の日課となっています。
 さて、本日の簿記の授業前に、先月(24日)行われた「簿記実務検定」の合格発表が行われました。1年間を通して遠隔(オンライン)で和田山高校の霜尾先生に簿記を教わり、定期的な対面授業を経ての資格取得挑戦は、全国でもほとんど例がない取り組みだと思います。私たちも、その結果を注目していました。授業担当の先生の演出で、合格者の受験番号を掲示する方法での発表に生徒たちもドキドキ、ワクワクしていました。発表の瞬間、「よっしゃー!」「やったー!」と歓声が沸くのかと思いきや…アレ?、意外とみんな冷静に眺めていました。あと少しの所で涙をのんだ生徒もおり、悔しがる生徒もいましたが、みんな良く頑張ったと思います。
 全体の結果としては、13名が簿記実務検定3級に合格し合格率は約72%でした。遠隔授業でも対面授業に劣らない学習の成果が得られたと胸を張れる素晴らしい結果だと思います。授業担当の霜尾先生をはじめとする和田山高校の全面的なバックアップと本校の生徒、授業担当の先生方の努力が実を結んだ一日でした。

 
 
 

感染防止の意識高く【47・48回生】

 「地元の高校生が頑張ってる姿見ると、嬉しくなってね…ついつい電話してしまったよ…」
 昨日、スキー部の全国大会出場の新聞記事を見られた、市内の一般男性からお電話をいただきました。お米の金賞、ライフル射撃部の全国大会出場なども知っておられ、「千種高校、最近よう頑張っとるね!」とお褒めの言葉をいただきました。嬉しかったです。それと同時に、「良い噂も悪い噂も地域の方はよく見ておられる」という事を身をもって感じました。教職員一同、さらに信頼される学校づくりに向けて努力したいと思います。本当に有難うございました。
 さて、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長が検討されています。幸い本校は今のところ、生徒・教職員に感染者も濃厚接触者もない状態で通常の学校生活が過ごせています。長期戦となり、なんとなく「もう大丈夫じゃないか!?」という油断する気持ちになりがちですが、これから入試や学年末考査、卒業式など大切な行事が続きます。改めて、学校あげて感染予防に努めていきたいと思います。
 昼休みに生徒たちの様子を見ていると、今日もきちんとマスクの着用、手洗い・消毒、静かな分散給食、歯磨き等が当たり前のように習慣化されていました。昼食指導の先生が昼休みも必ずついているとは言え、感染リスクが少ない昼休みを実行できており安心しました。学校内外を問わず、コロナ対策への高い意識を持ち続けましょう!

 
   

進路を考える…【47・48回生】

 今日から2月。2月は28日までと短い上に祝日が2日もあります。さらに、連携型入試の関係で生徒休業日も入るため、あっという間に過ぎ去ることになるでしょう。しかし、月末には学年末考査が控えるため、体調等崩して貴重な授業を欠席することないよう注意してほしいです。まだまだ寒い日が続きますが、規則正しい生活を心がけましょう。また、3年生が自由登校となり、今日から1,2年生76名のみの学校生活となりました。存在感の大きかった3年生がいないと、ぽっかりと穴が空いたような寂しさを感じますが、1,2年生も学年が上がる自覚と決意を新たにしてほしいと思います。
 さて、今日は放課後、宍粟市防災センターにおいて「校外進路ガイダンス」が行われ、本校から56名もの生徒が参加しました。今回は、主に専門学校や大学等に進学希望する生徒が対象となるガイダンスでしたが、任意の参加にも関わらず、実に全体の約77%(欠席生徒を除く)の生徒が参加したことにまず驚きました。将来の進路の方向性が定まっていなくとも、こうした機会にまずは足を運んで情報をキャッチしようとする姿勢が大切ですね。本校だけの参加でなく、他校の生徒も参加していましたが、本校生徒の積極性が際立ってたように思います。各種学校のブースで真剣な眼差しで説明を聞いている姿に、進路への意識の高さを感じました。
 高校3年生は、人生におけるターニングポイントです。たくさん悩んで、たくさん比べて、自分で納得できる進路選択をしてもらいたいです。ネットなどから様々な情報が入手できる時代ですが、やはり最終的には、足を運んで自分で見て聞いて比べることが重要です。今日のような積極的な姿勢を今後も大切にしてください。

 
 
 

全国大会壮行会【スキー部】

 2月6日(土)~10日(水)に長野県飯山市において第70回全国高等学校スキー大会が開催され、本校から女子3名が出場します。アルペン競技の大田美音(3年・波賀中出身)とクロスカントリー競技の越乢凜(2年・千種中出身)、池部黄那(2年・山崎南中出身)です。今日は、この生徒たちの県総体での活躍を表彰式で全校生徒に紹介すると共に、全国大会を前に応援しようと壮行会が行われました。
 まず最初に顧問の筏先生から各種目の説明があり、その後3名の紹介がありました。受験勉強で練習不足、そして共通テスト翌日に県総体を迎える中出場した大田さんの姿勢や、夏場のトレーニング等により昨年より大幅に記録を短縮した越乢さん、池部さんの成長を讃えるものでした。話を聞いていてジーンとしました。その後、生徒を代表し秦さんが、「最高のパフォーマンスが出せるよう頑張ってください。みんなで応援しています」と激励の言葉を述べ、最後に出場生徒が個々に決意を語りました。
 大田さんは「念願だった全国大会で力を出し切れるよう頑張る」、越乢さんは「継続したトレーニングを強みに自信をもって挑みたい」、池部さんは「全国で自分の力を試したい」とそれぞれ意気込みを語ってくれました。
 全国大会前に強化選抜合宿が行われるため、3名は2月2日(火)から現地に向かい出発します。長期遠征となりますが、まずは体調管理に気をつけてくださいね。そして、プレッシャーに感じることなく競技を楽しんできてほしいと思います。千種から長野に向けて応援してます。頑張れ!スキー部!!

 
 
 

最後までぬかりなく…【46回生】

 本日は3年生の卒業考査最終日でしたが、山崎発(波賀経由)バスの到着が道路工事のため大幅に遅れ、1限は自主学習とし1時間遅れで考査を実施しました。本校は、山崎、一宮、波賀方面からこのバスを利用して登校する生徒が多いため、心配しましたが無事に登校でき良かったです。バス停で1時間近く待たされて不安だったと思いますが、誰一人家に帰ってしまうことなく、学校やバス会社に確認をとり情報を集め、正しい行動がとれていました。
 高校最後の考査をどんな様子で迎えているのかと思い、1限目に3年生の教室にお邪魔すると、ノートやプリントを見ながら必死にテスト勉強に励む生徒の姿がありました。友達同士で問題を出し合いながら勉強する生徒もおり、教室内はとても良い雰囲気でした。流石ですね。当たり前と言えばそうなんですが、進路が確定していても手を抜くことなく、1点でも多く点をとろうと机に向かう姿に改めて千高生の本質を見たような気がしました。嬉しかったです。
 高校での勉強(考査)は、本日で終了となりますが上級学校に進学しても、就職しても、それぞれの道で常に勉強をしていかなければなりません。しかも、これからは親や先生に口やかましく注意指導されてする勉強ではなく、自分の意思で取り組まなければならない勉強ばかりです。自分自身を磨く勉強に終わりはありません。2月から自由登校となりますが、次のステージに向け必要な勉強、準備をして充実した時間を過ごしてください。

 
 
 

雪山の魅力を満喫!【スキー実習】

 今朝の千種町は7℃(午前7時時点)と季節外れの温かさでした。一年で最も寒い時期であるはずなのに、スキー実習のある頃に急に暖かくなり、千種の街中から雪が消えてしまいました。しかし、ちくさ高原スキー場はそんな陽気にも関わらず積雪40cmと、生徒たちのスキー実習までとけずに耐えてくれていました。昨晩、降り続いた雨も上がり、予定通りスキー実習が実施できホッとしています。※昨年度は記録的な雪不足のため中止となっています。
 さて、このスキー実習は千種の立地を生かした本校ならではの学校行事として定着していますが、生徒は個々のレベルに応じて学年、性別関係なく6班編成され、それぞれインストラクター(一部本校の教員含む)がついて丁寧に指導していただいています。今年からは、希望者にはスノーボードも取り入れ選択の幅が増えました。
 コロナの影響から多くの学校行事が中止となり、制限の多い学校生活の中で、フラストレーションが溜まっていた生徒も多いかと思いますが、今日ばかりは生徒みんな心から楽しめたのではないでしょうか?カメラを向けると、みんなとびきりの笑顔を見せてくれました。生徒たちがイキイキとしている姿を見ていると、こちらまで嬉しくなります。
 朝方は雪も凍っていたため、激しく転んだ生徒は打ち身や打撲などあるかも知れません。また、明日は激しい筋肉痛に襲われるかも知れませんが、今日はゆっくり早めに休んで、明日からの学校生活に備えてくださいね。今日は、そんなスキー実習の様子を写真で紹介します。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

心温まるメッセージ【48回生】

 「ご飯を食べて本当に美味しかったです!」、「全国2位なんてスゴいです。来年は1位になれるといいですね」、「私たちが考えたメニューに皆さんのお米を使わせていただき、ありがとうございます!」、「お米モチモチで美味しかったです!」、「お米甲子園で金賞と聞いてビックリしました!」…
 昨日、千種小学校より届いた写真入りのメッセージポスターには、高校生に向けた感謝の言葉がたくさん綴られていました。私は、このポスターを読みながら思わず目頭が熱くなりました。「こちらこそ、ありがとう!!…」私が作ったお米ではありませんが、本当に嬉しかったです。
 今朝のSHRでは、担任から1年生の生徒に向けてこのメッセージポスターが紹介され、さっそく教室に掲示されました。生徒たちは、微笑みながら嬉しそうにメッセージを読んでいました。きっと、私と同じように心がホッコリと温かくなったに違いありません。
 千種小学校の児童の皆さん、この度はメッセージを届けてくださり本当に有難うございました。「ちくさ元気プロジェクトの日」と題して、小学校と高校を食材を通じてつないで下さった、ちくさ学校給食センターの皆さまにも深く感謝申し上げます。有難うございました。
 今年度は、コロナの影響から様々な行事が中止となり、例年と同じような連携事業が行えない状況下ではありますが、こうした取り組みにより、今年もちゃんと学校間の交流が出来ていると感じます。千種町ならではの校種を越えた様々なつながりをこれからも大切にしていきたいと思います。

 
 
 

体を使うコミュニケーション英語【47回生・チャレンジ類型】

 先週末は気温も高く、雨が降り続いたことで、校内の雪はほとんどなくなりました。今日も快晴、明日も気温が高く夕方から雨が降る予報ですが、明後日(27日)にスキー実習を予定しているため、スキー場の雪が無くならないか心配になってきました。現在、スキー場では45cmの雪があり滑走可能となっていますが、今日、明日の天候次第では厳しくなるかも知れません。「雪よ~っ、降ってくれー!寒くなってくれー!」、普段は寒いのが大の苦手なので温かい冬は大歓迎ですが、今だけは祈りたい気持ちです。
 3年生は今週より卒業考査がスタートしました。進路はほぼ確定している3年生ですが、あくまでも卒業することが前提です。最後まで、気を抜かないように頑張ってくださいね。
 さて、昨年7月末にALT(外国語指導助手)のニック先生が離任されて以降、コロナの影響から次のALTが今も来日できない状況にあります。仕方がないとは言え、生徒に生の英語を聞かせる機会を与えられず、学校としても困っていました。そんな中、県教委より新たなALTが配置されるまでの期間、特別非常勤講師として臼井ブリットマリー先生を紹介いただきました。臼井先生は、日本語がペラペラでとっても明るい性格の先生で、なんとダンスの講師もされています。
 今日は2年生チャレンジ類型の「コミュニケーション英語Ⅱ」の授業で、英会話を交えながら楽しくダンスタイム。生徒たちは、予期せぬ授業に戸惑っていましたが、臼井先生のダンスを必死で模倣しながら、ラテンのリズムに乗って軽快なステップを踏んでいました。ほぼ1時間、ダンスを踊り続けた生徒たち、全身運動のため汗だくになりつつも、「楽しかった!」といつもと違う授業を満喫していました。臼井先生、ありがとうございました!

 
 
 

最後の給食&簿記検定【46・47回生】

 今日は、3年生にとって高校最後の授業日、それと同時に最後の給食日でした。小・中・高と宍粟市内の学校給食センターにお世話になり12年間いただいた給食、どんな思いで食べたのでしょうか。きっと、声は届かないけども、心の中で感謝していただいた事でしょう。調理し配達してくれる給食センターで働く方々、食材を生産する農家の方々、もちろん給食費を払ってくれる保護者…給食一つとっても多くの方々の支えがあり、私たちは生かされているのです。1年生の時にお米作りを体験した皆さんだから、なおさら理解してくれていると思います。
 私自身も経験がありますが、高校生という時期はある程度自由が与えられ、自分の考えが主張でき、時に親に反抗的な態度をとって「自分で何でもできる!」と勘違いしてしまう時があります。しかし、食べること1つとっても自分一人ではまだ何もできないのです。本校の生徒は、すでに備わっている人が多いですが、改めて周囲の人への感謝の心を持ってほしいです。そうすれば謙虚な生き方ができ、必ず周囲からも大切にされ、幸せな人生に通ずると思うのです。
 さて、以前にもお知らせした通り、この週末(24日)に簿記実務検定試験を控え、昨日、和田山高校の霜尾先生にお越しいただいての対面授業および放課後補習をしていただきました。いつも以上に、真剣な表情で過去問題に取り組んでいました。霜尾先生にお話しを聞けば、「和田山高校の生徒より、本校の生徒のが合格率が高いのではないか!?7割ほど合格してくれれば…」という事でしたが、一人でも多く合格してくれることを願っています。

 
 
 

最後の授業【46回生】

 今朝の千種町は-4℃(午前7時時点)とよく冷え込みましたが、日中は青空が広がりとっても気持ちのよい陽気となりました。そのお陰で、道端の雪はかなりとけましたが、日の当たらない場所は根雪となってずっと残っている状態です。
 さて、3年生の授業がいよいよ終盤を迎えています。各教科の先生方も、卒業考査に向けた最後の授業の中で、生徒との3年間の思い出が頭を巡っていたことだと思います。そんな中、3年生の生徒たちが授業の最後に「3年間、楽しい授業をありがとうございました!」と授業担当の先生へ謝辞を述べるシーンがあるようです。授業を終え、職員室に戻ってきた先生が「なんか、最後にお礼を言われた…」と照れながらも喜んで語っている姿を見て、微笑ましく心が温かくなりました。そうした指導を誰にされた訳でもないのに、自然にできる生徒たちは本当に素晴らしいです。
 昨日、3年生最後の「体育」の授業にお邪魔し様子を見させてもらいました。男女混合でのバレーボール大会だったのですが、授業の空いている教員も全員参加しながら大変な盛り上がりを見せていました。見ていて改めて感じたのは、この学年の生徒の特徴ですが、男女とも「仲がいいな」、「ノリがいいな」という点です。ありのままの自分を周囲の仲間がきちんと受け止めてくれる雰囲気があり、見ていて本当に楽しかったです。
 明日は、いよいよ授業最終日、そして来週からは卒業考査です。最後の最後に油断して、2月以降登校することにならぬよう、最後の考査に向けた勉強もぬかりなく頑張ってくださいね。

 
 
 

またまた快挙です!【スキー部】

 「いやぁ~、こんな事あるんですねー」、そんな言い方したらとても失礼ですが、昨日まで行われていたスキーの県総体で、本校が女子学校対抗得点で優勝しました!!もちろん千種高校史上初の快挙で、顧問の筏先生も「とんでもない事になった…」と興奮しており、大喜びでした。もちろん、私も含め教職員も嬉しかったですが女子部員が3人しかいないのに、しかも戦前から優勝する可能性があるなんて全く聞いていませんでしたので、驚きの方が先でした。
 筏先生に話を聞くと、女子は特に競技人数が少ない上に優勝候補の選手が転倒するなどのアクシデントが重なり、きっちりと力を出し切った本校の生徒が各種目で上位を占める形になったそうです。生徒たち本人も、学校対抗での優勝は「えっ、そうなんですか?」と本日知らされ驚いていました。

 ◎個々の競技結果 女子大回転        4位 大田 美音(3年・波賀中出身)
          女子回転         2位 大田 美音(   同上   )
          女子クロスカントリー(フリー)  2位 越乢  凜(2年・千種中出身)※自己ベストタイム
          女子クロスカントリー(フリー)  3位 池部 黄那(2年・山崎南中出身)※自己ベストタイム
          女子クロスカントリー(クラシカル) 2位 越乢  凜(2年・千種中出身)※自己ベストタイム
          女子クロスカントリー(クラシカル) 3位 池部 黄那(2年・山崎南中出身)※自己ベストタイム
          男子大回転       12位 平田 倭生(1年・千種中出身)※初出場
          男子回転         8位 平田 倭生(   同上   )※初出場
                            ★大田、越乢、池部は2月の全国総体への出場権獲得!
 
 生徒たちの頑張り、努力の積み重ねがもたらした結果にほかなりません。大学共通テストの翌日に大会に挑んだ大田さんの姿勢、雪のない時期も走り込みなどトレーニングを欠かさず積み重ねた越乢さん、池部さんの姿勢などを見ていただけに心から祝福したい気持ちです。本当によく頑張りました。次の近畿、全国大会に向けてしっかり準備してください。
 ライフル射撃全国大会出場、お米の金賞受賞、そしてスキーの全国大会出場と千種高校の快進撃はまだまだ続きます。

 
 

簿記検定に向けて【47回生・ベーシック類型】

 今朝の千種町は積雪5cmと再び雪景色となりました。同じ宍粟市内でも山崎町内は雪がちらつく程度で積雪はありませんが、北上するごとに雪の降り方が変わっていくのがよく分かります。今日は1年生アクティブ類型の生徒が午前中スキー実習でしたので、新雪の中スキーができ良かったです。
 さて、県教委の研究指定を受けて、2年生ベーシック類型(18名)の生徒たちが一年間を通して和田山高校との遠隔授業の中で「簿記」を学ばせていただいています。その教科の目標の一つである「簿記実務検定試験」が、この週末24日(日)に控えていることから、和田山高校の霜尾先生のご厚意により、今週は放課後に遠隔授業での補習が行われています。今日はわずか2名しか補習を受けていませんでしたが、スクリーン越しに霜尾先生の話を熱心に聞き入っていました。一年間の学力の定着や遠隔授業の成果が問われる検定試験ですので、私たちとしてもどのような結果が出るか興味深いのですが、一人でも多くの生徒が合格してくれることを願っています。
 山間部の小規模校で教員も少なく学びの領域が限定されやすい本校のような学校でも、一定の設備と教員間の創意工夫があれば本来学ぶことができない教科・科目の授業が受けられる…。遠隔授業の可能性を本校と和田山高校との取り組みを通じて発信していきたいと思います。頑張れ!2年生!!



 

研究成果発表会【46回生】

 1,2学期に比べ非常に短い3学期。とりわけ3年生は2月以降自由登校となるため、実質1月29日(金)までしか全体登校はありません。そう考えると、卒業までの登校日数は今日を含めて12日、いよいよ残り少なくなったと感じます。来週からは、高校最後の定期考査となる「卒業考査」が行われ、授業に関して言えば今週の5日間で終わりですね。3年生は今、どんな心境なのでしょうか?きっと「やっと終わる」という安堵の気持ちと将来への希望、そして一抹の寂しさを感じているのではないでしょうか?高校に来たくても来れない、来なくていい…受け取り方はそれぞれですが、高校生活の最後をしっかりとした態度で締めくくってほしいです。
 さて、今日は3年ベーシック類型とアクティブ類型の生徒が専攻する科目「スポーツ総合演習」の発表会が行われました。1年間を通じて、体育に関する調査・研究を通して学んだことをプレゼン形式で聴衆に向け発表しました。自分の興味あること、疑問に思ったことを2~3分にまとめ発表するのですが、テーマに個性が溢れておりとても面白かったです。「野球で一番ヒットが出るカウントは?」のテーマで1年間の試合のスコアを分析する生徒もいれば、「バレーボールでジャンプ力を上げる方法」について実験データをもとに説明する生徒もいました。特に「ウォーミングアップとパフォーマンスの関係性」についてプレゼンした福居賢太君の発表は、引用したデータでなく繰り返しの実験から訴えており説得力がありました。また、発表後の質問攻撃にも適切に分かりやすく回答できており、主体的に取り組んできた様子が伺えました。
 発表した3年生の皆さん、お疲れ様でした。これからも様々なことへ疑問を持ち、探究心を磨き続けて下さい。そうした発想力、行動力、表現力等のある人を世の中は求めているのです。

 
 
 

金賞米の寄贈【48回生】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)と冷え込んでいたのですが、この所の強烈な寒さに体が慣れてきたのか、さほど寒さを感じませんでした。そして、昼間は10℃を上回るまで気温が上昇し、とても過ごしやすい一日でした。
 さて、明日から19日(火)までスキーの県総体及び国体予選が、おじろスキー場および氷ノ山国際スキー場で開催されますが、本校からもクロスカントリー競技とアルペン競技にそれぞれ2名ずつが出場します。十分な準備期間はありませんでしたが、上位大会に出場できるようベストを尽くしてほしいです。また、週末は大学共通テストも実施され3名が受験します。これまで努力してきた自分を信じ、こちらも力が発揮されることを願っています。頑張ってください!
 一昨日(13日)の放課後、ちょうど「4時!キャッチ」の取材の裏で、1学年の生徒が栽培してきたお米(30kg)をちくさ学校給食センターへ届けに行きました。昨年も同様に寄贈し喜んでいただきましたが、今年は「金賞」のプレミアがついたため、町内の児童・生徒をはじめ先生方にさらに喜んでいただけるのではないかと思います。給食センターの方によると、このお米は1月21日(木)に使用される予定で、この日の副食は千種小の児童が考えたメニューとなるそうです。高校生の栽培した金賞のご飯と小学生考案のおかずのコラボメニューが今から待ち遠しいです。ちくさ学校給食センターの皆さま、楽しい企画をありがとうございます。どうぞ、よろしくお願い致します。



4時!キャッチ生出演【カルチャー部ほか】

 今日は学校創立記念日(創立73年目)により生徒は休業日です。久しぶりに温かい日差しを感じる好天となりましたが、登校する生徒の姿は少なくとても静かな一日でした。兵庫県にも緊急事態宣言が発出されたこともあり、生徒の皆さんも今日は自宅でゆっくり過ごしていることでしょう。
 さて、昨日16時からのサンテレビ番組「4時!キャッチ」の学校紹介のコーナーで、本校を取り上げていただきました。事前の打ち合わせは生徒交えて何度かしてきましたが、生放送ということで見ている私たちもドキドキでした。生徒たちもこれまで経験したことのないテレビ出演に相当緊張した様子でしたが、ディレクターの方に「高校生なんやから噛んだり、詰まったりして当たり前、その方が高校生らしいてええんよ」と声をかけていただき、少し安心していました。
 前半は学校紹介等で、生徒会代表2名と1年生代表3名が出演しました。「少し詰まってしまった…」と納得いかなかった生徒もいましたが、ぶっつけ本番の中で上場の出来だったと思います。また、後半はカルチャー部の紹介で部員7名が出演、約90秒の和太鼓演奏を完璧に演奏しました。出演が決まってから、一度は引退していた3年生への協力依頼から始まり、冬季休業期間も含め猛特訓を積んできた部員たちですが、失敗の連続の中で最後に一番の演奏が出来たことが何よりの喜びでした。放送後に見せてくれた、達成感の笑顔は忘れられません。本当にお疲れ様でした。また、全面的に協力、指導して下さった外部講師の山田先生の存在があったからこその演奏でした。山田先生、ありがとうございました。
 今回のテレビ出演を通して、この放送を成功させようと様々な方々に協力をいただいたきました。そして、生徒たちもすごく貴重な体験をさせていただきました。サンテレビスタッフの方々をはじめ、協力くださった多くの皆さまに心から感謝いたします。ありがとうございました。
 
 
 

会話ない静かな給食【全学年】

 本日、新型コロナウイルス感染拡大により、兵庫県にも緊急事態宣言が発令されることが決まっています。感染者が出ない限り学校は通常通り行われますが、社会的な動きとして飲食店等の営業時間短縮や外出自粛、テレワークの推進やイベント開催要件の見直し等、様々な制限が強化されるようになります。一人一人が他人事と思わずこの局面に向き合い、私たち教員も含めさらなる感染防止に向けた意識を持たなければなりません。
 本校としても、生徒のみなさんが安心して学校生活を送れるよう、感染リスクを少なくするための指導を行っていきます。最近は、特にマスクを外した時(飲食時、部活動時、登下校中など)の飛沫感染が多い傾向がありますので、マスクなしでの会話等は注意してほしいと思います。
 さて、本日から3学期の給食がスタートしましたが、その様子を見に各学年の教室にお邪魔しました。給食指導の先生方の指導に従い、密を避けるため分散での給食が行われていました。また、全員前を向いて私語なく静かに黙々と食事をいただいており、正しい行動がとれていました。本当に素晴らしいです。当面は、こうした食事形態での給食にりますが、今後も協力をお願いしますね。可愛そうな気持にもなりますが、だからこそ一日も早くこれまでの日常が取り戻せるようにみんなで協力していきましょう。

 
 
 

Enjoy Ski【46・47回生・アクティブ類型】

 冬本番、本校もいよいよスキーシーズンが到来しました。本日午前中、2,3年生のアクティブ類型の生徒たちが先陣をきってスキー実習を楽しみました。ちくさ高原スキー場は積雪80cm、今朝もいくらか新雪が積もり、実習開始頃には雪も弱まって絶好のスキー日和となりました。
 スキー場に到着して、生徒たちはレンタル小屋に入って各自で更衣しますが、誰に指導される訳でもなく手際よく準備しており、さずが千種の生徒たちは「スキーにかなり慣れているな!?」と思いました。また、小屋を出ると2m近くある巨大なツララを発見!!「こんな光景を見るのは何十年ぶりだろう?」と驚きました。今年の厳しい寒さを象徴しているように感じました。
 専属のインストラクターの先生と顔合わせし、準備運動の後、さっそくスキー実習開始!!生徒たちも、久しぶりのスキーにとても嬉しそうで、足早にリフトに向かっていました。それぞれが、新雪に鮮やかなシュプールを描いたことでしょう。実は、3年生にとっては今日のスキー実習が3年間の最後となるのですが、1,2年生のアクティブ類型では、これから隔週でスキー実習が行われます。また、1月27日(水)は、学校行事として1,2年生全員でのスキー実習も計画されています。本校だから出来る魅力いっぱいの授業や行事を全力で楽しみ、生涯スポーツの1つとしてスキーを広めてほしいと願っています。

 【サンテレビ出演のお知らせ】
 明日、1月13日(水)16時から放送の「4時!チャッチ」という生放送番組に千種高校が出演します。
 1回目:16時10分頃~ 学校紹介、お米甲子園金賞について(約6分)
 2回目:16時30分頃~ カルチャー部紹介(約6分)                 是非、ご覧ください。

 
 
 
  

決意の書初め【ライフル射撃部】

 今朝はこの冬一番の冷え込みで、千種町は-6℃(午前7時時点)日中も0℃に届かないような気温のため、耐えがたい寒さでした。職員室の流しの水道管が凍結して1日中使用できない状況でビックリです。粉雪(非常に細かい水蒸気の氷?)が風に流されながら太陽の光に当たると、キラキラと輝いてダイヤモンドダストのような光景も見ることができました。それは、近年見たことのない美しい景色でした。
 そんな極寒の体育館の中で、3学期のスタートとなる始業式が行われ、久しぶりに生徒たちの顔を見ることが出来ました。凛とした引き締まった表情から新しい年のスタートに向けての決意が表れており、たくましさを感じました。始業式の後は、コロナ感染防止に向けて清水先生から話がありました。緊急事態宣言が関東の1都3県に出され、兵庫県も感染拡大の勢いが増している状況下ですが、一人一人が意識を高め感染のリスクを減らせる努力をしてほしいと思います。そして、無事に3学期を終えられることを切に願っています。
 3学期のスタートとなる本日、ライフル射撃部では書初めが行われました。それぞれが、今年一年の決意を文字に起こし披露し、練習場に掲示することは自分のモチベーションを上げる意味においても重要だと思います。是非、その言葉を忘れず貫いてほしいと思います。頑張れ、ライフル射撃部!!

 
 
   
   
 
 

雪上のトレーニング【硬式野球部】

 新年、明けましておめでとうございます。本年も、千種高校生の様子をブログを通じて発信し、多くの方に見ていただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。
 さて、年末に降り積もった雪が今もなお残っている千種町ですが、今日も雪が降ったりやんだりと非常に寒い一日でした。日本海沖にある爆弾低気圧の影響により、警報こそは出ませんでしたが、時折横殴りの雪が降り明日からの3学期スタートが心配されます。
 そんな中ですが、グランドでは硬式野球部の生徒たちが元気いっぱいに練習に励んでいました。マネージャーがピッチングマシンを使用して外野にフライをあげると、瞬時にボールの落下位置を見定めて移動し捕球をしていきます。グランドの表面は、雪が凍ってとても滑りやすい状態でしたが、スパイクを履いているので大丈夫です。雪が降る本校ならではの光景であり、見ていてとても新鮮でした。練習後には、町内の福海寺に部員みんなで参拝し、今年度の必勝祈願をしました。今年の硬式野球部の活躍を私も心から願っています。厳しい寒さが続きますが、頑張ってください。
 明日は、3学期始業式を予定していますが、爆弾低気圧の影響により明後日にかけて暴風雪による気象警報が出る可能性があります。気温もかなり低い日が続き、凍結の恐れもあります。朝の気象情報を十分に確認の上、気をつけて登校してください。なお、臨時休業をする場合は朝6時時点でブログにてお知らせします。

 
 
 

2学期が無事終了しました!【全学年】

 今日は、2学期の終業式が行われました。振り返れば8月24日(月)、猛烈に暑い始業式からのスタートでした。10月の中高合同体育祭は感染予防に努めながら半日開催で行いましたが、それ以外の大きな行事は中止や延期となり、変化の少ない通常授業が続く2学期となりました。コロナウイルス感染が身近に迫り、生徒も教員も感染予防を常に意識しながら過ごしてきました。生徒、保護者の皆さまの協力のお陰で、本日無事に終業式を迎えれたことに心から感謝致します。ありがとうございました。
 明日から冬季休業となりますが、校長先生や生徒指導部長の清水先生からお話があった通り、色々あった2020年を振り返ると共に、2021年の目標を個々に立て新たな気持ちで新年をスタートさせてほしいと思います。年末年始は、少しゆっくりと過ごしてほしいですが、コロナ感染はまだ増加傾向にあり油断は禁物です。不要不急の外出や人との接触をなるべく避ける行動をお願いします。
 今年のブログは本日で終了いたします。2021年も平日はなるべく毎日ブログアップし、千高生の日常をお伝えできるよう努めて参りますので、引き続きよろしくお願い致します。

 
 
 

新たな目標への挑戦【カルチャー部】

 本校は2学期末考査が終了した12月11日(金)以降、午前中授業を行っており、午後からは多くの生徒が部活動に励んでいます。女子バレー部のように年末に大会を控えている部もありますが、硬式野球部のように春先に向けて長期的な目標を立て地道に練習している部もあります。冬は寒く、日も短く、直近の目標もないためモチベーションが上がりにくいですが、逆に継続した努力ができた人は飛躍的な力が身につく時期でもあります。冬季休業期間は部活動をしない日が続くかも知れませんが、個々にできる練習を行い力を蓄えてほしいです。
 そんな中、カルチャー部では連日のように猛練習が行われており、13時から遅くまで残る生徒は18時くらいまで練習をしています。しかも、7月の校内演奏会で引退した3年生も加わっての練習です。武道場にお邪魔すると、長時間の練習にも関わらずダラダラとした雰囲気は全くなく、時間に追われているかのようにみんな必死に取り組んでいます。コロナ禍の中で、近く演奏会が予定されている訳でもありません。何故なんだろう…???
 実は、年明けの1月13日(水)16時からのサンテレビ「4時!キャッチ」という番組の中で、千種高校を取り上げていただくことが決定しました。番組の中で、カルチャー部を紹介で生中継取材を受ける予定で、この日に披露する新曲に向け、みんな遅くまで頑張っていたのです。郷土伝統芸能を継承する本校カルチャー部としては、願ってもないPRの機会です。最高の演奏が披露できるよう、時間はありませんが万全の準備をしてください。頑張れ、カルチャー部!!

 
 
 

心温まる希望のツリー【生徒会】

 今年も残りわずかとなりました。帰りの通勤途中では、自宅や庭などのイルミネーションの美しい演出によりクリスマスが近づいていることを知らせてくれます。千種町内でも見られますが、山崎町葛根地区は約400mにわたりイルミネーションが楽しめ、心を和ませてくれています。
 そんな中、本校の生徒玄関にもクリスマスツリーが設置されました。約1カ月前に外部講師の藤原誠先生が樹木の授業をされた時に使用したモミの木をいただき、生徒会のメンバーが装飾したものです。殺風景だった生徒玄関が、華やかになり生徒たちの目を楽しませてくれています。今日からは、イルミネーションも楽しめるように電飾が施されています。ささやかな事かも知れませんが、みんなの心を和ませようと生徒会のメンバーが創意工夫し、こうした演出をしてくれている姿を見て心が温まりました。生徒会の皆さん、ありがとうございます。

 
 

スマホサミットinひょうご2020【生徒会】

 今日も雪が降ったりやんだり、時折日が差したりと山間部ならではの変わりやすい不安定な天候でした。太陽の日差しがあれば温もりを感じますが、ない時は底冷えしてストーブをつけていても寒さを感じます。コロナ感染対策として、教室や職員室で定期的に空気を入れ替えるように努めていますが、あまりの寒さに換気にも勇気がいりました。2学期も今日を含めてあと4日となりました。寒さに負けず、気を抜くことなく最後まで頑張りましょう。
 さて、少し前の話題ですが、12月13日(日)に本校の生徒会代表4名が兵庫県民会館で行われた「スマホサミットinひょうご2020」に参加しました。インターネット利用のマナーやルールづくりについて中学校、高校、そして大人も参加して共に考え、学び、取り組みの輪を広げることを目的としており、本校は毎年参加をしています。各校のスマホマナー向上への取り組みをプレゼンしながら発表したり、公開討論会では様々なスマホ利用に係るデータをもと活発な意見交換が行われました。
 生徒会メンバーは、特に公開討論会において本校の現状を踏まえつつ、物怖じすることなく積極的な意見が述べられたと聞いています。日頃から、主体的にこの問題に取り組んでいる証拠ですね。素晴らしいと思います。そう言えば、つい先日、生徒玄関前に巨大なスマホ利用啓発の顔出しボードが置かれていました。生徒の発案による生徒主体の取り組みがここでも形に表れていました。

 
 
 

金賞米に負けない輝く笑顔【48回生】

 昨日、宍粟市内の道の駅2か所で1学年生徒による「お米の販売実習」が行われました。この日の神戸新聞の記事で金賞受賞の快挙を掲載していただいたこともあり、準備していた220袋のお米は約2時間で見事に完売しました。
 時々冷たい雨が降る寒い一日でしたが、「おはようございます!」、「千種高校で育てた美味しいお米いかがですか」、「ありがとうございます!」、慣れない接客に最初は戸惑いつつも、輝く笑顔で元気いっぱいに販売していました。そして、お客さんから、お米の栽培やお米甲子園について聞かれても丁寧に上手く説明できていました。
 販売スペースを提供いただいた道の駅の方々、夕方のニュースでも取り上げていただいたテレビ局の方々をはじめ、生徒たちの快挙を様々な形で支援していただき、本当に嬉しく思います。そして、何より「寒いけど頑張りよ」、「新聞見て来たよ!よう頑張ったな…」など嬉しい言葉をかけていただき、遠方よりお米を買いに足を運んで下さった皆さまに心からお礼申し上げます。本当に有難うございました。 
 お米づくりから販売までの一年間の過程を通じて、「食育」という一言では納まりきらない多くの学びを得て、地域に貢献できたことは生徒にとって一番の収穫であったと思います。お米の商品名「千種の光」は、まさに千種高校生を示すものであり、これからも千種に輝く光を照らし続けてほしいと願っています。

 
 
 
 

金賞の味に舌鼓【48回生】

 今朝の千種町は-5℃(午前7時時点)で、今シーズンの最低気温を更新しました。昨日の雪がとけて路面が濡れていたため、今朝は路面の凍結が激しくとても危険でした。しかし、久しぶりに青空が広がっていたため、雪化粧した三室山をはじめとする周辺の山々がくっきりと見れて、千種らしい美しい景色を見ることができました。生徒の皆さん、登下校中に転倒しないように注意してください。
 さて、1年生が栽培したお米が、全国お米甲子園で金賞を受賞したことは何度もお知らせしましたが、本日そのお米の試食会を行いました。これも大切な学習ですね。「普段、家で食べているご飯とやっぱり違うか?」と質問すると、「美味しいです!」「同じくらい美味しい!」など反応は色々ですが、生徒たちはとても喜んでいました。よく考えてみると、千種町を含め宍粟市に住んでいる生徒たちは、お米を買うことがほとんどなく、普段から美味しいお米を食べているので違いを感じにくいのは当たり前ですね。私も少し頂いたのですが、噛めば噛むほど甘みがあり、薫り高く、金賞の味がしました。
 明日は、このお米を「道の駅播磨いちのみや」と「道の駅みなみ波賀」で10時から販売させて頂きます。小さな田んぼで育てたお米であり数量限定販売となりますことを、ご了承ください。(300gで200円です)また、販売の様子は、明日の11時45分~12時に関西テレビのニュースで放送される予定ですので、そちらも是非ご覧ください。

 
 
 

水を得た魚のごとく…【スキー部】

 12月にこんなに雪が積もったのは何年ぶりかなぁ…。千種高校に長く勤務される先生からも驚きの声が聞かれるほど、千種高校周辺に40~50cm雪が積もりました。今日は、生徒たちも楽しみにしていた?マラソン大会でしたが、早々と中止が決定し、職員によって懸命の雪かきが行われる朝となりました。雪もチラつく程度なら幻想的で、美しく、なんとなくワクワクしますが、たくさん降ると生活に支障が出るので困りものです。しかし、スキー場がある千種町にとっては町の活気にもつながるので、適度に降ってもらわないと困る部分もあり今日はトータルで良かったかな!?と思います。
 生徒たちの表情を見ていても、マラソン大会中止と久々の大雪に今日は少しテンションが上がっていたように見えました。そして、この雪の恩恵を最も受けた生徒たちが放課後のグランドにいました。スキー部の二人です。なんと、雪の積もったグランドでスキー板を履いて練習しているではありませんか。思わず、私もグランドに飛び出して生徒に「やったなぁ」と声をかけるとニコニコと嬉しそうに笑ってピースサイン。この生徒たちは、昨年度クロスカントリー種目で全国インターハイに初出場した実力者で、水を得た魚のごとくグランドで滑っていました。
 雪のない季節は、走り込みや筋トレばかりで実践的な練習が全く出来なかったスキー部ですが、例年より早く板を履いての練習が出来ましたね。アルペン競技に出場する生徒も含め、今後のスキー部の活躍を期待しています。

 
 
 

地域に支えられて…【47回生】

 今シーズンの最低気温を大幅に更新する極寒の朝となった千種町。その気温はなんと-4℃(午前7時時点)でした。いやーっ…、寒くなることは覚悟していましたが、千種町に入ったとたんに雪景色が広がり路面も凍結している箇所があり、久しぶりに車の運転も緊張しました。先週末にスタッドレスタイヤに履き替えといて良かったです。
 さて、そんな極寒の中ですが2年生の就業体験実習が各事業所で行われ、ハツラツとした生徒たちの姿が見られました。私が巡回したのは、たかのす東小学校の多目的宿泊施設と今井農場、学校で実習する3グループでしたが、町内12か所で地域の方々に温かく出迎えられ予定通りの実習ができました。たかのす東小学校では、看板製作や一人暮らしの方々への支援など、ティータイムをはさみながら楽しい実習が行われていました。そして、今井農場では、産みたての新鮮卵を集め出荷準備をしていました。HR教室では、ちくさ杉の子保育園から依頼を受けたウサギの被り物の大量生産を意欲的に取り組んでいました。
 コロナ禍で受け入れが心配されましたが、地域の皆さまに支えられて実施できたことに心から感謝致します。各事業所の皆さま、生徒が大変お世話になり、ありがとうございました。残す2回の就業体験実習も、よろしくお願い致します。

 
 
 

明るく 元気に ポジティブに【女子バレー部】

 今週は寒波襲来により全国的に真冬の寒さが続き、日本海側の地域では大雪の警戒が呼びかけられています。その影響を受け、千種町の今朝の気温は-1℃(午前7時時点)とこの冬一番の冷え込みとなり、初の積雪となりました。出勤すると、アスファルト上の雪はとけて消えていましたが、グランドや樹木の上には4cmほどの雪が積もり一面の銀世界が広がっていました。また、日中も雪が舞い続け、3℃ほどまでしか気温が上がらず非常に寒い一日となりました。明日以降も、同じような天候となる予報となっていますので、木曜日のマラソン大会も心配されますが、なんとか開催できることを願っています。
 さて、今日は女子バレー部の練習の様子を見に行きました。力のある3年生が引退してから、1,2年生の6名だけで活動しています。練習前に色んな話をしましたが、6人ともとにかく明るい!冗談ばっかり言い合って、笑いが絶えませんでした。また、凍えるような寒い体育館の中で、薄着なのに元気いっぱいで驚きました。若いからなのでしょうが、「千種の子たちは寒さに強い!」と感じました。
 そんな最少集団である女子バレー部ですが、先月の秋季西播大会では1回戦で佐用高校に2-0で勝利するなど存在感を示しました。今月25日(金)には後期西播総体を控えていますが、持ち前の明るさとチームワークで立ち向かってほしいです。頑張れ!女子バレー部!!

 
  
 

努力の根を伸ばせ【硬式野球部】

 この夏も大活躍し私たちに夢と希望を与えてくれた硬式野球部ですが、現在はランニングや筋力トレーニングなどの基礎練習を中心に冬季練習が行われています。シーズン中は、休日返上でひたすらにボールを追いかける練習してきた生徒たちですが、現在は来春の大会に向けた体づくりを中心に行っています。9月から始まった食トレも継続して行われており、最近では練習後にプロテインも摂取しているようです。職員室前の廊下で、マネージャーの女子生徒がバナナ味のプロテインを選手のためにつくっており、時々バナナの甘~い香りが漂ってきます。
 他校の選手に比べ小柄で筋力不足が否めない本校の部員たちですが、こうした陰の支えや日々の努力によってたくましくなっていくのだろうと思います。顧問の先生方をはじめ、陰となり献身的に支えてくれるマネージャー、弁当を持たせてくれる保護者の方々に感謝して、心も体も鍛え成長してほしいと思います。
 「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが恩師から送られた言葉です。根がしっかり伸びた木は、少々の風では倒れることなく、養分をたくさん吸っていつか必ず大きな花が咲くという意味を表しています。今週は雪が降る予報で、厳しい寒さとなりますが、地道に努力の根を伸ばしてください。

 

考査返却の瞬間【48回生】

 期末考査が終了し、本日より特別時間割での午前中授業となりました。午後からは、部活動も活発に行われ学校内に活気が戻っています。
 さて、考査明けの最初の授業では、各科目担当の先生から考査返却が行われており、今日だけでもかなり多くのテストが戻ってきたのではないでしょうか?誰もが経験あることですが、自信のある科目ではワクワクして楽しみな反面、自信のない科目ではなんとも言えない嫌~な気持ちになり、答案用紙を受け取ると点数の部分を隠していたことを思い出します。今日は、そんなソワソワした光景がどの学年でも広がっていたのでしょう。
 1学年の「現代社会」の授業にお邪魔して、テスト返却の様子を見させてもらいました。生徒たちは、名前を呼ばれると教壇の前に出向いて様々な表情や反応を見せて答案用紙を受け取っていました。感心したのは、ほとんどの生徒が受け取る際に「ありがとうございます!」とお辞儀をして両手で大切そうに受け取っていました。考査の結果に関係なく、採点して下さった先生に対する感謝の気持ちが態度に表れており素晴らしいです。思っていたほど、点数を確認して大騒ぎすることもなく、人を見下すような態度をとる生徒もなく、生徒たちは冷静に解答と照らし合わせながら確認をしていました。
 今回の試験結果に一喜一憂することなく、「何が良かったのか、悪かったのか」を自己分析し、次からの授業や考査に向けて改善していきましょう。

 
 
 

いざという時に備えて【全学年】

 期末考査が終了しました。生徒の皆さん、ひとまずお疲れ様でした。
 今日は、期末考査の全日程終了後に地震と火災を想定した防災避難訓練を実施しました。避難指示の放送からわずか約3分20秒でグランドへの集合・点呼が完了し、非常にスムーズな非難ができていました。また、誰一人として私語をする生徒なく、ニヤニヤと笑うなどふざけた態度の生徒もありませんでした。私の中でも、本校の生徒像として「何事にも全力」という姿はだいぶ慣れてきましたが、改めて素晴らしい生徒たちだと思いました。
 その後、水消火器を使用した消火訓練を行い、消火器の使用方法について学びました。思ってた以上に消火器は重く、ホースの取り外しが難しく、狙いを定めにくいなどその特徴を体感できたのではないでしょうか。火災を発見した時、周囲に知らせると共に、小さな火の場合は消火器を用いて初期消火を行うことが重要です。(もちろん、大きな火の場合は逃げることが優先です)今日の防災避難訓練をきっかけとし、万が一の時に備えた避難経路や避難場所、消火器の位置やタンカやAEDの設置場所なども確認しておきましょう。
 考査の終了と同時に部活動や生徒会活動も再開しています。考査前から部活動禁止のため、運動不足の人も多いかと思いますが、来週にはマラソン大会も予定されています。鈍った体を少しづつ戻していきましょう。

 
 
 

スマホ利用マナーに向けて【生徒会】

 期末考査4日目を迎えています。生徒の皆さん、考査の出来はどうだったでしょうか?職員室では、採点が始まっていますが「よう頑張ってるなぁ」とか「あれ?心配やなぁ」など、先生方の独り言が聞こえてきます。また時々、生徒が職員室にやって来て、「先生、僕のテストどうやった!?」とわざわざ聞きに来る生徒もいたりします。よほど自信があるのか、逆に欠点を恐れているのか分かりませんが、とても微笑ましい先生方とのやりとりがあり楽しませてもらっています。そんな期末考査もあと1日です。最後までBESTを尽くしてください。
 さて、校舎内を歩いていると生徒玄関や廊下等の壁に、スマホ利用マナーに関する掲示物が目に飛び込んできます。これは、昨年度のスマホサミットの参加校が持ち寄った標語の中から、投票により選ばれた標語です。その中で「考えて 守ってあげたい 親心」は本校の前生徒会長、大田美音さんが考えた標語となっています。そのほか、「スマホより  大事にしてね  家族の時間」、「その投稿  増える検索  減る友達」など標語にすることで、シンプルで分かりやすいメッセージとなっており、きっと生徒たちの心に響いているものと思います。
 今週末には、世代を越えてネット利用のルールづくりを考える「スマホサミットinひょうご2020」が兵庫県民会館であり、本校の生徒会代表生徒も参加します。12月13日(日)の当日は、無観客開催ですが13時~16時の間、YouTubeによるライブ配信が行われますので、生徒たちの活動の様子を是非ご覧ください。

  
 

ごっつええ感じ【全学年】

 今日は、千種高校オリジナルアイテムを紹介します。宍粟市の中でも特に寒さが厳しい千種町では、制服と合わせて防寒着となるウインドブレーカーも販売しており、多くの生徒が購入しています。登下校時はもちろん、体育の授業やマラソン大会等の行事、部活動でも使用でき、最近着用している生徒をよく見かけます。これが、なかなかカッコイイ!!最初は、部活動でつくったウインドブレーカーではないか!?と勘違いするほど、ごっつええ感じなのです。
 近年は、温かい素材の下着等も豊富にあり、制服や体操服の下に着る防寒対策はしやすくなっていますが、これからウインドブレーカーが益々活躍するシーズンが訪れます。是非、体を冷やさない工夫をして快適な学校生活を過ごしてほしいと思います。



乾燥防止に向けて…【保健部】

 今朝の千種町の気温は0℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。あたり一面に霜が降りて、グランドや木々の表面も真っ白く染まり本格的な冬の到来を感じました。登校してくる生徒たちの中にも、肩をすくめ「寒~っ!!」と声を上げる生徒が目立ちました。12月からは各教室にストーブが設置されているので学校に到着すればホッとできますが、ストーブ周辺で密になり過ぎないこと、定期的な換気を行うことなど、コロナ感染予防にも気をつけてほしいと思います。
 また、ウイルスは低温・乾燥状態で空気中で増殖し、口や喉を通して侵入しやすくなるため、これからの季節は特に「乾燥」にも気をつけなければいけません。加湿器の購入等も考えましたが、費用や効果、置き場所や管理など様々な課題も多く、実現には至りませんでした。しかし、本校では保健部の提案により教室に入られた先生方の手で、定期的に霧吹きを使って噴霧することで湿度を保つことを試験的に行っています。どこまでの効果があるか分かりませんが、出来る努力はしていきたいと考えます。私も、職員室内の乾燥防止のために何度となく霧吹きで噴霧してみました。
 生徒の皆さんも、個々の感染予防対策や体調管理をしっかりと行い、万全の体調で期末考査に臨んでください。

 
 

最後の1秒まで諦めない【全学年】

 本日より2学期末考査がスタートしました。2学期の成績を左右する重要な考査です。多い学年・類型で最大12科目の試験がありますが、2学期のヤマ場となる期末考査をしっかりと乗り切ってほしいと思います。1学年の黒板には「最後の1秒まで諦めない!」の文字が書かれていましたが、その言葉通り各学年の生徒たちは、最後まで試験に向き合い懸命に頑張っている姿が見られました。当たり前のことのようですが、大切な事だと思います。
 以前、私が勤めていた学校では、考査の巡回のため試験途中に教室に行くとほとんどの生徒が机に伏せて寝ている光景がありました。考査の量や質に問題があるのではないかと、改善を加えても生徒の様子に変化はなく悔しい、情けない思いをしたことがあります。各教科担当の先生方が何時間もかけて作成したテストですので、本校の生徒もこれまで通り、誠意をもって試験に臨んでほしいと思います。
 新型コロナウイルス感染も、依然予断を許さない状況です。この週末は、不要不急の外出を控え家庭学習に努めてください。気張れ、千高生!!

 
 

簿記の対面授業【47回生】

 2020年の通常授業(6限または7限授業)も本日が最終日となりました。そして、明日からの期末考査に向けて各教科で考査前最後の授業が行われました。テスト範囲はすでに発表されていますが、考査に向けた具体的な話があったはずです。生徒の皆さんは、そうした考査のポイントを聞き逃さず記録に残すことができたでしょうか?是非とも、ポイントを押さえた勉強をしてほしいと思います。また、千種高校の先生方は、学習内容で分からない箇所があれば、親切・丁寧に対応して下さる先生ばかりです。些細な内容でも疑問点があれば、声をかけて疑問を解決することも大切な勉強法です。是非、先生方を頼ってくださいね。
 今日は、遠隔での「簿記」授業でお世話になっている和田山高校の霜尾利之先生にご来校いただき、考査前の対面授業をしていただきました。普段はモニター越しでの授業のため、個別に質問等ができないため定期考査の前には直接指導をしていただいています。さらに、放課後には補習の時間も設けてくださり、生徒にとっては安心できます。本日の対面授業で理解が深まったのではないでしょうか?霜尾先生、ありがとうございました。
 簿記の補習をはじめ、放課後に教室に残って勉強している生徒の姿が今日もたくさん見られました。12月10日(木)までの5日間の期末考査に向けて、ベストを尽くしてほしいです。頑張れ!千高生!!

 
 
 

たかが駆け足 されど駆け足【46回生】

 「たかが駆け足 されど駆け足」…私が以前勤めていた陸上競技部のキャッチフレーズです。自分のこれまでの人生と重なるので、私はこの言葉が大好きです。中学校の部活動を通じて何気なく始めた陸上を30歳まで競技として続け、教師となるきっかけを与えてくれました。そして、走ることを通じて多くの方と出会い、自分を高めさせてもらいました。また、現在でもストレスの発散や夜に美味しいビールを飲むために私の生活に欠かせない大切な時間になっています。
 そんなふうに、人から見れば大した事でないのに、ある人にとってはずごく魅力的な事となり、夢中になって取り組むうちに無くてはならない大切なものになることがあります。「たかが〇〇、されど〇〇」、高校生の皆さんにとって、〇〇に当てはまる言葉は何でしょうか?部活動でも趣味でも何でもいいと思います。私がそうだったように「やってみようかな?!」という気持ちがきっかけとなり人生を大きく左右する出来事に発展することもあるのです。是非、自分の〇〇を見つけてほしいです。
 今日は、3年生の体育「持久走」に参加させていただき、一緒に3.6kmを走りました。若い時のように速くは走れませんが、走り終わった後は爽快でした。生徒たちは、1,2年生同様、練習なのにマラソン大会本番のようなタイムを意識した熱い走りが見られました。そして、多くの生徒が自己記録の更新ができたようでした。持久走のような忍耐を要するスポーツは、上級学年になるとダレる傾向がありますが、本校の生徒は学年に関係なく常に全力で見ていても清々しかったです。マラソン大会本番まであと2週間、期末考査もありますが本番に向けて体調を整えていきましょう。

 
 
 

花で学校を元気に!【茶華道部】

 花やグリーンはストレスを軽減させ、心をリラックスさせてくれます。そして、みんなを笑顔にしてくれます。この度、そんな素敵な花を西播地区の県立学校等に無償で提供いただきました。素晴らしい企画を用意して下さったのは、(株)姫路生花卸売市場の田寺様で、「花を学校に飾って、生徒や先生に元気になってほしい」という願いが込められています。生徒も私たち教職員もコロナ禍で疲れやストレスが貯まってきていた時期だけに、本当に有難く、感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
 今回いただいたのは、大量のかすみ草、ガーベラ、トルコキキョウ、アルストロメリア、スイトピーの切り花でしたが、早速放課後に茶華道部の生徒たちの手によって仕分けされ、花瓶に生けられていきました。そして、玄関、トイレ前、事務室、職員室、保健室など校内のあちこちに飾らせていただきました。「本当にキレイ!!」寒いこの季節は長く楽しませていただけると思います。
 生徒の皆さん、期末考査3日前という時期となり焦りやイライラも多いかと思いますが、そんな時はゆっくり花を眺め心を落ち着かせてくださいね。改めて生花の魅力や美しさを感じる機会となりました。(株)姫路生花卸売市場の皆さま、本当にありがとうございました。

 
 
 

㊗全国お米甲子園 金賞受賞!【48回生】

 やりました!全国農業高校お米甲子園に出品していた1学年が栽培してきたお米が、「金賞」を受賞しました。前回もお知らせした通り、様々な機器による食味分析等の1,2次審査を通過して、最終審査では食味鑑定士によるご飯試食後の投票により最高金賞1校、金賞4校、特別優秀賞10校が選出されるのですが、本校は全国2位の称号を得たことになります。農業を専門に学ぶ高校ですらなかなか入賞できないコンテストなのに、普通科の生徒たちが栽培したお米が「おいしい!」と評価いただいたことは誇りですし、大きな自信となります。YouTubeで公開されている結果発表の様子を終わりのSHRで1学年の生徒全員で確認しました。生徒たちも、さぞかし喜んでいたことでしょう。
 まさか金賞を頂けるなんで…、今回の1学年の生徒たちの取り組みを見ていて感じることは、日々の積み重ねの重要性と挑戦することの大切さです。実は、このコンテストにエントリーが決まったのは収穫後のことで、栽培の前から「おいしいお米作り」を意識して取り組んだ訳ではありません。しかし生徒たちは、当番制で日々の水管理や、水田の除草を効果的に行うなど指導者の指示を忠実に守り、愛情を込めて栽培してきました。こうした当たり前の積み重ねが、今回の快挙につながっていると思うのです。
 本校の生徒たちの気質「素直・我慢強い・前向き」と先生方の熱心な指導がもたらした金賞です。このプレミアのついたお米の活用を1学年の生徒たちも一生懸命考えてくれているようです。今後、販売や寄付などの活動に自信をもって取り組んでもらいたいです。

より良い校風を築くために…【生徒会】

 今日は一日出張でした。学校を空けても先生方を信頼していますし、生徒も落ち着いており、生徒指導上の心配も全く必要としないため安心です。しかし、新型コロナウイルス感染症が身近に迫ってきている現在、そうした関係の緊急連絡があるのではないかという不安は頭から離れません。本日、休日におけるコロナ感染症に係る緊急連絡先の文書や保健だよりを配布させていただいております。保護者の皆様には今一度、感染防止に向けた正しい知識と行動に協力いただきますと共に、感染が疑われた際の対応についてご確認をお願いいたします。
 さて、少し前の話題になりますが、先日の全校集会の後、生徒会による寸劇が行われました。内容は、授業開始前の挨拶について全校生徒に考えてもらおうと、実演を交えながら訴えるものでした。体育館のステージに机や椅子を並べ、教師役と生徒役になった生徒たちが、悪い挨拶例と良い挨拶例を3パターンに分けて演じていきます。クラスみんなが同じ気持ちで声を出し、きちんと礼が出来た時はとっても見ていて美しく授業へのやる気を感じますが、一部の生徒しか声を出さない時や礼が揃わない時などは見た目も悪く意欲が感じられません。その差は歴然としており、大変わかりやすい寸劇でした。
 言葉で「授業前の挨拶をちゃんとしよう!」と呼びかけるのは簡単ですが、こうした実演により客観的にその違いが見れたことで、見ていた生徒達にはその大切さが伝わったのではないでしょうか。生徒の授業へ向かう姿勢を正そうと、生徒会のみんなが気づいてくれたこと自体、素晴らしいと思いますが、この課題を解決するためにどうやって伝えれば良いかを考え、実行したその行動力に感謝したいです。生徒会のみなさん、本当にありがとう!
 生徒が主体となった生徒目線からの呼びかけにより、より素晴らしい千種高校が築きあげられていきます。千種高校の底力を見たような気がしました。「挨拶」や「礼儀」の大切さを今一度見直していきましょう。
 
 
 

積極性を大切にする授業【48回生】

 小学校の授業で児童が先生から発問を受けると「ハイ!!、ハイ!!ハイ!!」…答えが合っていようが間違っていようが積極的に手を挙げて授業に参加します。しかし、中学校、高校と学年が上がるごとに手を挙げて答えることをためらい、限られた人しか手を挙げてくれません。本校の生徒も例外ではなく、解っていても「恥ずかしい」、「他の人が言ってくれるだろう」などを理由とし、自分の考えを述べられない生徒が多いようです。
 英語科の村上先生は、そうした生徒の気持ちの変化に疑問を感じ、授業の中で意識して生徒たちに挙手を求める授業を行っています。「間違っていても恥ずかしいことではない。むしろ、自分の考えを伝えることよってクラスみんなの理解が深まる」と考えているのです。この日の1年生「コミュニケーション英語Ⅰ」の授業も、ICTを活用しながら英会話の翻訳をみんなで考えていきます。そして、生徒の表情を伺いながら時々ヒントを与えつつ…、さぁ、「この英文の意味を答えられる人!」と満を持して発問します。すると、小学生の児童のごとく、ほとんどの生徒が一斉に手を挙げ積極的に授業に参加しているではありませんか。この授業にお邪魔したわずか15分ほどの間に5~6回、そんなシーンがありました。
 「いやぁ~、スゴイ」、生徒が積極的に授業に参加した主体的、対話的で深い学びの授業が実践できていました。こうした挙手制の授業を考え実行している村上先生のアイデアと、間違いを恐れず積極的に参加しようとする1年生の生徒たちに敬意を表します。何事にも、そうした姿勢を大切にしてください。積極的な失敗(間違い)は深い学びとなり、必ず自分を成長させてくれるのです。