学年・専門部
人と自然科 夏季休業中資格取得第4弾 国家資格フラワー装飾技能士に挑戦しました
夏季休業もあっという間に後半戦に突入しました。相変わらず人と自然科の生徒は「総合実習B」の実習授業(別名農場当番)で当番で生徒が登校し、作物の管理を頑張っています。今年は雨がほとんど降っていないので、かん水作業が本当に大変です。
さて、人と自然科の生徒は夏季休業中も、それぞれの興味関心、将来の進路実現を目指し、様々な資格取得に励んでいます。先日も3つ目の建機系資格として、伐木等業務(チェンソー)特別教育に関する記事を紹介しました。
夏季休業中資格取得第3弾 伐木等業務(チェンソー)特別教育を実施しました・・に関する記事はこちら
そしてチェンソーの資格取得を頑張っているちょうどその頃、学校の造園材料実験室(別名フラワーのお部屋)をのぞいてみると・・・
こちらも真剣な表情で頑張っている”人と自然科”の生徒の姿がありました。8月10日(土)に実技試験が行われたのが、フラワーアレンジメントに関する国家資格、フラワー装飾技能士です。今年度は、農業クラブフラワーアレンジメント班に所属している2年生の生徒4名が3級に挑戦しています。実技の試験合格に向け4月から基礎的な練習を開始。実技試験前には特別非常勤講師の先生を招いてより一層力を入れて練習を行ってきました。(ちなみに昨年は2級にも3名の生徒が合格しています。)
3級の実技試験の内容は、花束(リボン含む)、ラウンドアレンジメント、そしてブートニアの制作です。すべての作品を時間内に規定通りの形に制作しなければ合格できません。そのため、繰り返し練習を行いました。
一つ目は花束(リボン含む)の制作です。制限時間は35分。まずはリボンは約3分を目安に垂を10センチになるように測り、ねじりながら形を整えていきます。そして花束本体を制作していきます。カーネーションの花を30cmにカットし、アセビやレザーリーフをスパイラル状に重ねていきます。そして最終的にアーチ状になるように微調整して完成です。
スタンダードカーネーションが正三角形と正六角形になるように、そして花よりアセビが出ないように調整するのがポイントです。
次はラウンドアレンジメント。制限時間は30分です。まずは専用のかごに吸水性フォームをセットし、底辺のスタンダードカーネーションを6本、正六角形に配置します。次にレザーリーフを間に刺していき、その上にスプレーカーネーションを配置していきます。そして中心に18cmのスタンダードカーネーションをまっすぐ配置し、ドーム状になるように高さと角度を調整し、最後にアセビでスポンジを隠すように埋めていき完成です。
ポイントはアセビが花よりも出ないこと、あとは円錐状になってしまわないように角度を調整することがポイントです。
最後はブートニア。制限時間は25分です。まずはリボンの準備です。7cmにリボンを切りファイブループを作りワイヤーで固定します。そしてレザーリーフファンとアセビ、デンファレをそれぞれ既定の長さにカットし、ワイヤリングとテーピングの技術を用いて軸を曲げながら組み立てていきます。
最後にリボンで巻き上げ、事前につくっておいたリボンをつけ完成です。
実技試験では制限時間内に正確に制作する必要があり、ストップウォッチを片手に何度も繰り返し練習をしていました。そして来る8月10日(土)の実技試験に挑戦しました。生徒に聞くと、練習の成果が十分に発揮でき、全員手応えがあったとのことです。
ちなみに7月14日(日)には筆記試験がすでに終わっており、あとは8月下旬の結果発表を待つばかりとのことです。全員合格できていることを祈りましょう。
ちなみに・・・今年は農業クラブフラワーアレンジメント班に3名の1年生が入部しました。人と自然科の卒業生の中には、取得した資格を活かし、フラワーアレンジに関係する仕事に就いている先輩もたくさんいらっしゃいます。夢の実現に向け、頑張りましょう。応援しています。
ウィンマリー高校最終日!⑧
最終日8/7(水)はプログラム終了の式典が午前中に開かれ、
午後は最後に皆でビスケット・お好み焼きを作りました。
1時間目の授業を受けた後体育館に集まり、今回のプログラム終了のための式典が開かれました。
ウィンマリー高校の校長先生から記念品をいただき、有馬高校の校長先生のスピーチ後
有馬高校代表生徒1名が挨拶をさせていただきました。
午後は最後に皆で料理をしました!
オーストラリアのANZAC(アンザック)ビスケットと日本のお好み焼きを作り、
皆で美味しくいただきました。
最後のお別れの時には、ホストファミリーの方々も学校に来ていただき
ウィンマリー高校の保護者の方・先生方・生徒の全員でお見送りしていただきました。
別れ際、有馬高校の生徒の中には泣いている生徒もおり、ウィンマリー高校の皆さんが
本当に温かく受け入れてくださり関わってくださったことを改めて実感しました。
ありがとうございました。
ウィンマリー高校を15時に出発し、シドニー空港でオーストラリア最後の食事を取った後、
21時前に出発予定です。
人と自然科 夏季休業中資格取得第3弾 伐木等業務(チェンソー)特別教育を実施しました
8月に入っても暑い日が続いていますね。そんな中でも人と自然科の生徒は総合実習Bの実習授業(別名農場当番)に毎日当番で生徒が登校し、作物の管理を頑張っています。
そして夏季休業中多くの生徒が頑張っているのが資格取得です。人と自然科の生徒は在学中、漢字検定やビジネス文書実務検定などの一般的な検定はもちろん、日本農業技術検定やフラワー装飾技能士、生物分類技能検定など農業学科で学んでいるからこそ取得可能な資格取得にも挑戦することができます。先日も夏季休業中の実施する資格取得第2弾として、フォークリフト技能講習を実施しました。
夏季休業中資格取得第2弾 フォークリフト技能講習を実施しました・・・に関する記事はこちら
そしてこの夏最後の建機系最後の資格として、8月3日(土)~8月5日(月)の3日間、1年生から3年生の希望者26名を対象に、伐木等業務(チェンソー)特別教育を実施しました。(私有地の木を切るなど、個人でチェンソーを利用する場合は資格は必要ありませんが、将来企業や自治体活動で使用する場合は資格(特別教育の受講)が必要となります。)
まずは有馬高校にて2日間、学科講習と簡単な実技講習です。座学では伐木等作業に関する知識、チェーンソーに関する知識、振動障害及びその予防に関する知識、関係法令の4項目を学びます。
スライドや映像を用いて、伐木する際の刃の入れ方や、木の倒し方などの伐木技術、チェンソーに使用するの燃料や潤滑油、機械の握り方や姿勢、振動障害やその予防、災害事例、関係法令など、安全にチェンソーを操作する知識についてしっかり教えていただきました。
2日目の後半からは実習服に着替えて実技に入っていきます。実技前、最後の座学は関係法令についてです。安全に関する様々な決まりについて学びました。
そしていよいよ実技スタート。安全装具の着脱を学んだあと、翌日実際に使用するチェンソーを使ってエンジンのかけ方を学びました。 翌日の伐木実習にむけ準備は万端ですね。ちなみに2・3年生の生徒で農業機械の授業を選択(以下の教育課程表参照)している生徒は、エンジンのかけ方や構造についてスムーズに理解できましたね。
3日目は会場をキャタピラー講習センターに移し、いよいよ伐木実習です。
まずは伐木の準備。昨日までの座学で学んだ内容を活かし、燃料である混合油とチェンソーオイルを充填しエンジンのかかり具合を確認します。
そして安全用具を着用しエンジンをかけて・・・
まずは基本の切り方である丸太の玉切りを想定した鋸断(きょだん)です。最初は教習所の講師の先生方の手助けを頂きながら進めていきましたがすぐに慣れ、一人で切断できるようになりました。農業機械はとにかく使うことで上達します。
待ち時間は小屋の中で目立ての練習です。作業中の事故原因のほとんどが目立てが不十分で刃の切れ味が悪く、余計な力を加えてしまうことだそうです。丸棒やすりを使って、やすりの角度を約30度で研いでいきます。
現場に戻ります。次に突っ込み切り。刃の先端を丸太にさして四角形、もしくは三角形に抜く切り方です。刃が丸太の中に入ったら見えないので難易度が高くなります。上手く抜けましたね。
そしていよいよ立木の伐倒です。
学科講習で学んだ通り、まず倒したい方向に受け口を作ります。水平に下切りし、角度30~45度で斜め切りします。
そしてチェンソーの刃を丸太の中心に入れ、切れ込みを作る芯切りを行った後、追い口切りです。反対側に受け口の高さ2/3程度に刃を入れます。その際切り込みすぎず『つる』と呼ばれる切り残される部分を残しておくことがポイントです。
そしてくさびを打ち込み、倒していきます。
切り口を見てみると・・今回は少し短いですが『つる』と呼ばれる部分が残っていますね。この『つる』があることによって安全に意図した方向に倒すことができます
予定していた実技講習も無事終了し、最後はメンテナンスです。
講習を受けた26名全員がライセンスを取得することができました。受講した皆さん。3日間の講習お疲れさまでした。今年度夏の建機系資格はこれで終了。来年度はアーク溶接・刈払い機・小型車両建設機械の3つの資格取得講習を予定しています。(1年おきに交互に実施しています。)人と自然科の皆さん。自身のスキルアップのために在学中様々なことにチャレンジしましょう。
サッカー観戦と文化交流を行いました!⑦
本日8/6(火)は1日ウィンマリー高校で過ごしました。
1時間目はバディと一緒に授業を受け、2時間目はクリケットやインドアサッカー、ドッジボールを行いました。
クリケットはウィンマリー高校生の皆さんから見本を見せていただいた後、
実際にゲームを行いました!
3時間目はサッカー観戦!ウィンマリー高校vs他校の試合を観戦しました。
数多くのチームが出場しているトーナメントを勝ち抜き、その準決勝が今日行われ、
学校の生徒・先生方、そして有高生の全員で応援しました!
結果は負けてしまいましたが、とても盛り上がり、熱戦となりました。
最後の4時間目は有高生がウィンマリー高校生の皆さんに
「折り紙」「けん玉」「だるまさんがころんだ」など、日本の遊びの紹介・体験を行いました。
明日がウィンマリー高校生の皆さんと過ごせる最後の日です!
共に過ごす貴重な時間を大切に、そして楽しんで欲しいと思います。
Let’s go to TARONGA ZOO!
本日8/5(月)はシドニーへ再び訪れ、TARONGA ZOO(タロンガ動物園)に行きました。
朝電車を待っているときに、休日はどのように過ごしたのか生徒たちに聞いてみると、
「ブルーマウンテンに登った!」「ボンダイビーチへ行った!」「コアラと写真を撮った!」といった返事が返ってきました。
週末はホストファミリーと充実した時間を過ごせたようです。
最寄駅に到着すると、そこからはフェリーで動物園へ!
タロンガ動物園では14時までバディの生徒と自由行動の時間をとりました。
コアラ、カンガルー、ラクダ、ゾウ、キリンなどの動物に加えて、
オーストラリアでしか見ることのできない爬虫類・両生類を見ることができ、楽しむことができました。
最後はぬいぐるみやTシャツなどのお土産を買いました。
明日は当初の予定と変わって、1日ウィンマリー高校で過ごす予定です。
人と自然科 夏季休業中資格取得第2弾 フォークリフト技能講習を実施しました
夏季休業に入り、あっという間に7月が終わりましたね。夏季休業中も人と自然科の生徒は総合実習Bの実習(別名農場当番)や・・・
オーストラリア短期研修(現在絶賛アップ中のブログ参照 人と自然科の生徒も2名参加しています)や農業クラブ県大会・・・
第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍 前編 (大会1日目)に関する記事はこちら
続 人と自然科 第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍 後編 (大会2日目)に関する記事はこちら
農業インターンシップ(後日ブログにて紹介予定です)など、各々の生徒が目標を持ち、自身のスキルアップに励んでいます。スキルアップの一つとして行われているのが、建機系の資格取得。先日も第1弾として、ガス溶接技能講習を実施し、17名の生徒がライセンスを取得しました。
夏季休業中資格取得第1弾 ガス溶接技能講習を実施しました・・に関する記事はこちら
そして建機系資格第2弾として、7月27日~31日の5日間、希望した人と自然科の生徒19名を対象に、フォークリフト技能講習を実施しました。(募集をかけたところ希望者が多く、想定人数を定超えたため、今回は3年生優先で実施。受講できなかった1年生と2年生の一部生徒は、春休みに改めて実施予定です。)5日間という長い時間をかけて取得するこの資格は、日本で一番大きなフォークリフトも含め、1t以上の大型フォークリフトも運転できる価値ある資格です。
まずは27日(土)・28日(日)の2日間、有馬高校にキャタピラー講習所兵庫教育センターの講師の方に来校いただき、学科講習が行われました。 法令で定められた座学の時間は11時間。技能講習のため、学科試験が不合格の場合、別途居残りして補習&追試を受け、そこで合格しないと実技講習に進めません。
スライドを用いてフォークリフトの種類、走行に関する装置や構造及び取り扱いの方法に関する知識、荷役に関する装置の構造・機能・取り扱いに関する知識、運転に必要な力学の知識、フォークリフトの点検・整備、安全運転の心得、災害事例、関係法令などについて講義を受けました。 講師の先生も教本やスライド、模型や動画などを使って丁寧に指導してくださいます。
生徒も筆記テスト合格に向け、大切な語句に教本にマーカーで線を引きながら、必死に学んでいました。
2日目の最後、いよいよ筆記試験です。直前の休憩時間には全員が団結して復習を行っていました。
採点の結果全員合格。無事実技試験に進むことができました。今年は全員優秀とのコメントもいただき、先生もホッとしました。
3日目の29日(月)から小野市にあるキャタピラー教習センターに移動し、実技講習スタートです。
ゼッケンを受け取り、再度安全と熱中症についての指導を受けた後、2班に分かれ早速講習会場に移動します。
座学で学んだフォークリフトの機体各部の名称、エンジンの構造を復習し、まずは前後の走行からスタートです。安全確認の方法、エンジンのかけ方、ハンドルの回し方、アクセル・ブレーキの踏み方など基本的な走行操作について学びます。
フォークリフトは狭い倉庫内での作業を可能にするため、普通車と異なり後輪が左右に動き、小回りが利く仕組みになっており、少しハンドルを回しただけで車体が回転します。加えて高校生なのでもちろん車の運転をしたことがありません。生徒は最初感覚をつかむのが難しかったようで、最初は車体を三角コーンにぶつけたり、車線から脱輪したりと、苦労していました。
2日目は、いよいよコースに入って、荷役作業をしながらの運転です。 フォークを操作しパレットに載った0.5tの荷物を運搬します。フォークを操作するレバーは、上昇・下降を操作する『リフトレバー』と前傾・後傾を操作する『チルトレバー』の2本を操作します。特にリフトが地面と水平になっているのかの判断は難しく、経験が重要です。
さらにコース上には直角に曲がる場所が多く、常に左右の間隔を気にする必要があります。
気が付いたら夕日が・・・2日目の実技も体調不良者はなく終了。夕日を背に練習コースから戻ってきました。毎日8:30~18:30。気温が35度を超える中、全員で教え合いながら頑張っている姿が印象的でした。
そしていよいよ最終日。講習の最後に行われる実技試験にむけ、一連の作業、走行を繰り返し練習します。そして他の人の運転もしっかり見ながら、自分が運転していることをイメージしながら講習を受けることが上達するポイントです。実技試験が不合格の場合は別途補講&再試験があるため全員真剣です。
いよいよ実技試験。指さし安全確認からスタートです。引率した先生はもちろん、5日間一緒に練習をやり抜いたメンバーも、心の中で合格を祈りながら見守ります。
結果は全員合格。発表後は自然に拍手が起こりましたね。本当に良かったです。
受講し学校に戻ってきた生徒に話を聞くと、大変だったけど充実した5日間だった、そしてなによりフォークリフトを運転することがとても楽しかったとのこと。このライセンスは卒業後に効力を発揮し一生モノです。将来資格を活用する際は安全第一を心がけてください。
ちなみに夏季休業中には、第3弾 チェンソー特別教育も実施予定です。頑張りましょう。
シドニー散策!⑤
本日8/2(金)はシドニー散策へ行きました!
朝8時半に最寄駅に集合しました。
電車を待っている間、ウィンマリー高校の生徒にけん玉を教える有高生の姿が、、、!
少しずつ仲が深まっているようです。
シドニーに到着後、ハーバーブリッジを渡り、オペラハウスに行きました!
圧巻の街並みに大興奮の生徒たちでした。
昼食をとったり、大聖堂を訪れたり、お土産を買ったりと充実した時間を過ごせました。
週末はホストファミリーと過ごし休暇を楽しむ予定です。
月曜日は再びシドニーを訪れ、動物園に行きます!
産業社会と人間 「起業家教育ワークショップ」
7月31日(水)に、1年生総合学科の希望者を対象に起業家教育ワークショップが開催されました。
今回ご講演いただいた株式会社エス・プロモーションの代表取締役である山本佳典さんは、ご自身で実際に起業され、またこれから起業していく人をサポートするお仕事をされています。
個人的には「起業」という言葉を聞くと、カッコいいな、というイメージと、失敗のリスクが高そう、というイメージもあります。皆さんはどうですか?今回参加できなかった生徒にも、講演の内容を簡単にまとめて以下に示そうと思います。
まず、起業する際に覚えておかなければならない原則として「自分の苦手なこと、経験したことのないことを仕事にしようとすると失敗する」というお話がありました。当たり前のことですが、起業という夢を抱くと「今までやったことのない新しい分野でチャレンジしよう」という考えになりがちです。しかしそれは多くの場合うまくいかないとのことでした。
昨今よく言われるように、AIの台頭により様々な仕事がロボットに取って代わられる時代がすでに始まりつつあります。そんな時代をこれから生きていくこれからの高校生が持っておくべき考え方として「自分の身は自分で守る」や「常に時代の変化をとらえる」、そして「社会に出てから成功する人とは、どんな時代になっても一人で生きていける力がある人」というお話がありました。今後の生き方として大変参考になる言葉でした。
また、起業して実際に思われたことを3点ずつ述べておられました。
<やりがい・よかったこと>
①学んだことが自分の成果・お客様のために直結する。
②自分の裁量で時間やお金をコントロールできる。
③会社員の立場ではできない社会への影響を与えられる。
<大変だったこと・ピンチだったこと>
①当初、周りから理解してもらえなかった。
②自由の裏には責任が伴うこと。
③自分で仕事を生み出していく必要があること。
最後に、高校生が知っておくべき考え方として以下の3点が紹介されました。
①自分の得意を知り、生かすこと。
②当たり前を疑うこと。
③常に学び続けること。
これらのことは、すでに社会人である我々の心にも深く刺さる言葉でした。現状維持に甘んじず、常に向上心を持って生きていかなけらばならないという気持ちになった1時間でした。
ウィンマリー高校2日目④
本日8/1(木)は普段の授業に加えて、
文化交流、そしてオーストラリア現地の動物・虫に触れる機会がありました。
まず、2時間目に文化交流を行いました。
有馬高校の生徒たちが準備してきた「書道」の授業を行い、
ウィンマリー高校の生徒たちに実際に書道を体験していただきました!
「笑」という漢字で書く練習をした後、
ウィンマリー高校の生徒たちは彼らの名前を漢字で書きました!
4時間目は動物園の方に学校に来ていただき、動物・虫を実際に見せていただきながら
オーストラリアの生物の実態について学びました。
最初は怖くて触ることができない人もいましたが、徐々に動物や虫に慣れていき
最後には大きな蛇と一緒に写真を撮ることができました!
明日8/2(金)はシドニーの街を散策予定です。
ウィンマリー高校1日目③
本日7/31(水)からウィンマリー高校を訪問し、授業に参加しました!
空港を降りてから学校に到着するまで、冬のオーストラリアの寒さに驚き、
「さむっ!」と言いながら上着を着込む生徒の姿が見受けられました。
学校に着いてからホストをしてくださる家族の生徒と出会い、少しホッとした様子でした。
ウィンマリー高校の先生方・生徒の皆さんは手作りのかわいいぬいぐるみやミートパイ、
サンドイッチを準備し私たちを出迎えてくれました。
午後からは数学・体育・ヨガなどの授業に参加し、
慣れない英語の中でもなんとか授業についていこうとする生徒の姿が印象的でした。
明日もウィンマリー高校で1日授業を受ける予定です。
オーストラリアに到着!②
現地時間9時前に無事にオーストラリアに着きました!
機内で朝食も済ませ、現在バスでウィンマリー高校に向かっています。
バスの中でガイドさんからオーストラリアの歴史・生活についてお話を伺い、オーストラリアに到着したことを実感しています。
2024年度オーストラリア研修スタート!①
本日より、2024年度オーストラリア研修がスタートしました。
本校から1年生4名、2年生8名、3年生2名の計14名が
オーストラリアの姉妹校「ウィンマリー高校」を訪れます!
伊丹空港に15時に集合し、17時過ぎに出発しました。
18時半頃に羽田空港に到着し、夕食も済ませ、次のフライトに備えています。
出発が30分程度遅れるという連絡が入っているため、22時半過ぎに出発予定です。
現地には明日の朝9時前(日本時間では8時前)に到着予定です。
到着次第、お知らせします!
続 人と自然科 第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍 後編 (大会2日目)
さて、今年の農業クラブ県大会も最終日を迎えました。
第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍 前編(大会1日目) に関する記事はこちら
加西市民会館に県下11校の農業高校生が集合。昨夜は発表の疲れでみんなぐっすり寝られたようです。
農業クラブ県連盟副会長の開会宣言の後、成人代表より結果発表があり、表彰者が壇上に呼ばれました。
今年の有馬高校人と自然科の結果は以下の通りです。
プロジェクト発表会 (学校でのプロジェクト研究を10分以内で発表する競技)
分野Ⅲ類(資源活用・地域振興)優秀賞 3-1 Y.K O.K 1-1 U.Y H.Y
意見発表会(学校での学びや様々な体験を通して感じた意見を7分以内で発表する競技)
分野Ⅰ類(農業生産・農業経営)優秀賞 2-1 I.K
分野Ⅱ類(国土保全・環境創造)最優秀賞 3-1 N.S
分野Ⅲ類(資源活用・地域振興)優秀賞 3-1 N.N
農業鑑定競技会(農具や機械、植物の病気害虫など、農業に関する知識を競い合う競技)
分野果樹 最優秀賞 3-1 T.M
分野草花 優秀賞 3-1 Y.Y
1学科1クラスしかない少数ながら精鋭ぞろいの人と自然科。他の大規模農業高校に負けず劣らずの素晴らしい戦いを行い、出場したすべての競技で上位3賞に入賞という前代未聞??の大活躍という結果でした。
まずは優秀賞を獲得したプロジェクト発表会。あと一歩及ばず最優秀賞・近畿大会出場は逃しましたが、優秀賞の獲得は人と自然科としては4年連続5回目の受賞という快挙です。
そして意見発表会ではⅡ類の生徒が最優秀賞を獲得。4年連続優勝カップを有馬高校にもって帰ることができました。N.Sさんは8月21日~22日兵庫県で開催される、近畿学校農業クラブ連盟大会に兵庫県の代表として出場する権利を得ました。(近畿大会で最優秀賞を受賞した場合、全国大会に出場となります。まさに農業高校の甲子園・インターハイです。)そしてⅠ類・Ⅲ類に出場した2名の選手も3位と2位の優秀賞という結果。惜しくも近畿大会にコマを進めることはできませんでしたが、発表競技での3賞入賞は本当にすごいことなんです。
農業鑑定競技会では、2分野で最優秀賞を含む入賞。入賞した2名とも全体2位以内の成績であったため、10月に岩手県で開催される日本学校農業クラブ全国大会への出場を決めました。
表彰後は模範発表。最優秀賞を受賞し、近畿大会に兵庫県代表として出場する選手が全参加者の前で発表します。意見発表会分野Ⅱ類で最優秀賞を獲得した本校の生徒も、会場が静まり返るほどの素晴らしい発表をしてくれました。
そして式典の後半では参加者全員でFFJの歌斉唱。全国の農業高校生が歌える農業クラブ連盟歌です。大きな声でみんなで歌い、最後は拍手が沸き起こりました。感動です。
最後は県連盟クラブ旗引継ぎ。今年度事務局である播磨農業高校から次年度事務局校の山崎高校に県連盟旗が引き継がれました。そして引き継がれた県連盟旗を先頭に、有馬高校を含む11校の農業高校のクラブ旗が退場し、大会は終了となりました。
最後に獲得した賞状やカップ・盾を手に、校長先生を囲んでみんなで記念撮影です。兵庫県のマスコットキャラクター「ハバタン」と播磨農業高校のマスコットキャラクター「播農ぴよ吉」も駆けつけてくれました。
これまで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。意見発表会で兵庫県代表として近畿大会に出場する選手は、全国大会出場を目指し頑張りましょう。そして農業鑑定競技会で10月に岩手県で開催される全国大会に出場する選手は全国制覇を目指しさらに学習を深めましょう。後輩の皆さんも先輩を目標に、日々の授業や実習を頑張り、来年につなげていきましょう。これからも人と自然科生徒の活躍にご期待下さい。
人と自然科 第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍 前編 (大会1日目)
夏休みに入った講義棟をのぞいてみると・・・暑い中毎日、一生懸命発表練習をしている姿が
人と自然科の生徒にとって夏といえば・・・もちろん農業高校の甲子園・インターハイとも呼ばれる、農業クラブ連盟大会各種競技会です。農業高校の生徒が日頃の授業や実習で身につけた知識や技術、そして農業クラブ活動等をとおして経験したことをまとめ、発表し、兵庫県さらには近畿・全国の農業高校生と競い合う大会です。有馬高校は昨年も県大会、近畿大会を突破し全国大会にコマを進めています。
今年の第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会は事務局校の播磨農業高校がある加西市で開催。出発前には早朝からクラスの仲間や農場の先生に加え、校長先生・教頭先生、事務長先生も激励に来てくださいました。
7月23日(火)には農業鑑定競技会(農具や機械、植物の病気害虫など、農業に関する知識を競い合う競技)が開催され、野菜・草花・果樹の3部門に1年生から3年生まで校内大会を突破した16名の生徒が出場しました。(競技会場は一切撮影NGのため、入口のみの紹介です。参考までに校内大会の記事をご覧ください)
そして7月24日(水)・25日(木)には大会の花形競技である、プロジェクト発表会と意見発表会が開催され、加西市民会館に県下11校の農業高校生が集結しました。
県連盟副会長の開会宣言により、いよいよスタートです。まずはクラブ旗入場。
県連盟旗を先頭に県下11校の農業クラブ会長が旗を持ち入場します。まるで甲子園の入場のような光景です。有馬高校も人と自然科110名の代表として、農業クラブ会長が歴史ある有馬高校農業クラブ旗を持ち、堂々と入場しました。県下11校の農業クラブ旗が並ぶ光景は圧巻です。
県連盟会長や多くの来賓の方から歓迎や激励の言葉をいただき、開会式は滞りなくすすみ無事終了。
いよいよ午後からは競技会に入ります。これまでの準備、練習の成果を十二分に発揮できるように、発表直前まで先生との打ち合わせ、そして炎天下の中屋外で最後の調整です。
そして競技会直前、プロジェクト発表会の選手代表の一声で円陣を組み、お互いハイタッチして士気は最高潮。いよいよ発表競技のスタートです。
プロジェクト発表会 (学校でのプロジェクト研究を10分以内で発表する競技)
分野Ⅲ類(資源活用・地域振興) 3-1 Y.K O.K 1-1 U.Y H.Y
そして意見発表会(学校での学びや様々な体験を通して感じた意見を7分以内で発表する競技)には、3つの分野に学校代表がそれぞれ出場しました。
分野Ⅰ類(農業生産・農業経営)2-1 I.K
分野Ⅱ類(国土保全・環境創造)3-1 N.S
分野Ⅲ類(資源活用・地域振興)3-1 N.N
発表会は一発勝負。プロジェクト発表会は10分以内、意見発表会は7分以内で発表します。緊張の中、今まで積み重ねた準備と数えきれない練習を糧に自信に満ち溢れた、そして有馬高校人と自然科の代表としての誇りを持ったすばらしい発表でした。本当に頑張りましたね。100点満点です。
ちなみにこの日発表競技に出場した生徒は、近くの施設に宿泊。県内の農業高校生とボッチャや花火などを行い交流したとのこと。
全国の農業高校生とつながりができるのが農業クラブ活動の魅力ですね。
さて、競技の結果は翌日の大会式典で発表です。結果は続 人と自然科 第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍 後編 (大会式典)で紹介します。
人と自然科 夏季休業中資格取得第1弾 ガス溶接技能講習を実施しました
いよいよ夏休みがスタートしました。人と自然科では在学中、様々な資格取得講習を独自に実施、斡旋しています。先日も有馬高校を会場として行われた日本農業技術検定試験に11名の生徒が挑戦。さらに9月に行われる危険物取扱者試験にも10名の生徒が申し込むなど、各々が自身の興味関心のある資格に挑戦しています。そして夏休みは自由に活用できる時間が確保しやすいため、多くの生徒が様々な資格・検定に挑戦しています。
中でも人と自然科の生徒に人気があるのは建機系資格。今年度第1弾として7月21日(日)と22日(月)に、ガス溶接技能講習が行われ、1~3年生の希望生徒17名が挑戦しました。
1日目はキャタピラー教習所講師の先生を有馬高校にお招きし、学科講習です。この資格は技能講習のため、翌日に学科試験があり、不合格の場合は補習をして再試験を受ける必要があります。全員合格できるようにしっかり学びましょう。
教本やスライド、実物の機材や映像などを用いてしっかり学習します。ガス溶接等に用いる可燃性ガスのアセチレンや、支燃性ガスの酸素を中心としたガスの種類、それぞれの性質や発火温度、比重、発熱量・・・
ガス溶接に欠かせないガス容器の取り扱い方法や圧力調整期(ゲージ)、ゴムホース、吹管、点火用ライターの構造や取り扱い方法、火災や粉じん爆発の災害事例やその防止方法などを学んでいきます。大切な部分は教本にマーカーでラインを引いていきます。この資格は技能講習のため翌日には学科試験があり、不合格の場合お金を払って補習と再試験を受ける必要があります。お金と時間を無駄にしないように、講師の先生の言葉を聞き逃さないよう真剣に話を聞いていました。
2日目はキャタピラー教習所に場所を移し、学科講習&学科試験&実技講習です。このあと実施される学科試験に向け、講義が始まる前から自主学習している姿も見られました。
まずは1日目に学んでいなかった労働安全衛生法や高圧ガス保安法などの関係法令について学びました。事業者は作業中の危険を防止するため必要な措置を講じなければならないこと、そして労働者も事業者が講じている安全に必要な措置を守らなければならないことなどが法令で定められているとのこと。普段の農業実習にもつながりますね。
そしていよいよ学科試験。結果は・・・全員合格で一安心。発表時には拍手が沸き起こりました。
そしていよいよ実技講習に移ります。
ボンベとガス溶接機をつなぎ圧力計を装着します。
そして安全具を装着。目を傷めないためのサングラスとヒューム(鉄が混ざった煙)を吸わないためのマスクもしっかり装着します。
準備ができたらまずは鉄の切断技術を習得します。点火用ライターで着火。酸素の量を手元で調節します。火の色が青白く変わりましたね。
一定のスピードで、炎と母材の距離も一定にしながら進めていくのがポイントです。上達するためには待ち時間もほかの人がやっている姿を見ることが大切です。あっという間にみんな技術を習得し、一人で作業を行うことができるようになりました。
切断技術を身に付けた後は、2枚の板を接合する溶接を学びます。
両端を仮止めし、一定のスピード、幅で進めていきます。
早速つなぎ目を確認。上手く溶接できましたか?
このように2日間かけて実施したガス溶接技能教習も、全員資格を取得することができ無事終了。みんな笑顔で手を振りながら学校に戻っていきました。
ちなみに今年の夏休み中にはガス溶接以外にもチェンソーとフォークリフトの資格取得講習が希望者を対象に行われます。また、国家資格であるフラワー装飾技能士の筆記、実技試験に挑戦する生徒もいます。自身の将来の進路目標実現のため、頑張りましょう。
第2回オープンハイスクールを実施しました
7月20日(土)第2回オープンハイスクールを行いました。
朝早くから、中学生や保護者の方々が本校を訪れてくださりました。
高校生スタッフも事前に打ち合わせを行い、訪れた方に有高の魅力を伝えようと、準備を重ねて当日を迎えました。
担当分けをした持ち場に分かれて来校者をお迎えしました。
受付、誘導、教室での出迎えなど、初めての経験をする高校生スタッフも多い中、中学生に楽しんでもらいたい思いで、応対にあたっていました。
今回のオープンハイスクールでは、各クラスに分かれて有高の紹介動画を視聴いただいた後、体験授業を受けていただきました。
中学校では体験できない授業もあり、高校での学びに興味を持ってもらえたでしょうか。
体験授業後は高校生スタッフとの座談会。
中学生からの質問に有高生が答えます。
始めはお互いに緊張していましたが、中学生に話しかけていくうちにだんだんと打ち解けていき、笑顔で話をすることができました。
高校生スタッフを中心としたオープンハイスクールはいかがでしたでしょうか。
不慣れでご迷惑をおかけした点もあったと思いますが、有高のことや雰囲気、生徒の様子が少しでも伝わっていれば嬉しいです。
高校生スタッフは、「中学生と話ができて楽しかった」「やってみてよかった」「ぜひ有高に来てほしい!」などの感想を述べていました。高校生スタッフにとっても良い経験になったようです。
ご参加くださった皆さま、暑い中、ありがとうございました。
また、有高でお会いできるのを楽しみにしております。
第2回NIE「私の推し記事コンクール」優秀賞受賞
兵庫県NIE推進協議会が主催した「私の推し記事コンクール」で3年のNさんが優秀賞を受賞しました。
NIEとはNewspaper In Educationの略で、教育現場に新聞を取り入れていこう、という取り組みのことです。本校は研究指定を受けて2年目になります。
春休み課題として現2,3年生総合学科の全員が課題としてそれぞれの「推し記事」を探し、それに対する意見や感想等をまとめ、NIE推進協議会に提出していたものの中から今回特に優秀だったということで表彰を受けました。
1,2年生は夏休みの課題として「新聞コンクール」が出されています。自分の興味がある分野に関する記事を探し、意見をまとめてください。皆さんの素晴らしい作品を楽しみにしています!
1学期終業式
暑さが増した7月19日。1学期の終業式が体育館で行われ、校長先生に講和をいただきました。
春からの有高生の活躍で、新聞に取り上げられた記事を紹介されました。有高生の新聞記事インタビューに答えた「言葉」には意義があることを唱えられました。
また、過ぎ去った日には戻れない、やり直しができないこともある。だからこそ、一生懸命に生きていくことの重要性を話され、やり直しはできずとも、『見直し』はできると。目の前にやってきた夏休みも、後悔ない青春の日々を過ごしてください、と締めくくられました。
有意義な夏休みを過ごしましょう。
続いて、夏休み中、オーストラリアに短期研修に行く14名の生徒団の挨拶がありました。
異国文化に触れ、価値観や異文化生活を体感し、学びを深めたい思いを語ってくれました。現地で学びんだことを、有高に持ち帰って報告会で共有くださいね。
そして、卓球部女子ダブルスが近畿大会出場にあたり、壮行会が開かれました。
継続は力なり、努力の賜物で勝ち取った近畿大会への出場権を手にした以上、精一杯の闘いをしてくれることと思います。
全校生が応援しています!
その他、各方面の部活動で活躍した生徒の皆さんの表彰伝達も行われました。
皆さんの頑張り、努力が、周囲の人の力にもなっています。
入賞おめでとうございます。
いよいよ夏休み。どんな風に過ごすかは自分自身。
9月2日、生き生きと美しい表情の皆さんに会えることを期待しています!
産業社会と人間 「大学訪問」
総合学科の1年生は、7月12日(金)に大学訪問を行いました。
訪問先の大学は
1コース・・・兵庫医科大学→関西学院大学三田キャンパス
2コース・・・神戸親和大学→関西学院大学上ヶ原キャンパス
3コース・・・神戸女学院大学→武庫川女子大学
4コース・・・大阪工業大学→関西学院大学三田キャンパス
の4つの中から、事前に自分の興味関心と進路希望に合わせて選択しました。
朝まで雨が降っていましたが、日中は曇り空でこの時期らしい蒸し暑さもありましたが、生徒たちは大学の職員や学生の説明に熱心に耳を傾け、進んで質問をする様子も見られました。また、実際にキャンパス内を歩き、様々な施設を見させていただくことで、大学の雰囲気を感じ取ることができました。
夏休み中に各大学でオープンキャンパスが行われます。今回訪れた大学を再び訪れても良いでしょうし、また違う大学を訪れてみても良いと思います。1年生は卒業後の進路に対してまだまだ実感が湧かない人もいると思いますが、情報収集は進路決定をしていくうえでまず初めにすべきことです。ぜひ自分から積極的に動いて、進路についての知識を深めていきましょう。
三田小学校 自由研究応援プロジェクト
7月16日午後。ここは三田小学校ビオトープ前。
三田小学校6年生の夏休みの宿題に『自由研究』がある、と聞きつけた有高生7名(総合学科3年生、1年生)は、お困りごと、ご相談ごとはお任せあれ!とばかりに三田小学校を訪問させていただきました。
7名の中には卒業生もいます。探究活動を行っている総合学科の生徒は、自分たちが探究したことやその方法、アイデアが少しでも小学生の役に立てば、という思いでした。
小学校を懐かしく感じながら打ち合わせをし、緊張しつつ、6年生が待つ体育館へ。
拍手で迎えられてほっとしたのか、自己紹介では笑顔が見られました。
そもそも『自由研究』とは何でしょう。一緒に考えます。6年生は一生懸命に聞いてくれました。
クラスごとに分かれてのアドバイスも真剣なまなざしで、高校生の話を聞き入ってくれ、やる気がみなぎります。
小学生は屈託なく質問をしたり、話しかけたりしてくれました。
グループを回りながら話をしているうちに、自分たちが役に立っている、という実感が湧いてきたようです。
時間終了時には、6年生から感謝の拍手をいただきました。
高校生の学びや達成感も大きく、「小学生の柔軟な意見に驚いた」「行こうかどうか迷ったけど、行って良かった」「楽しかった」と、校長室で感想を述べていました。
三田小学校の6年生のみなさん、校長先生をはじめ、職員のみなさま、温かく迎えてくださり、また貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
自由研究、がんばって取り組んでください。そしてまた、いつでも話しかけてくださいね。
有高生もいつでも質問に応えられるように、勉学に励んでいきたいと思います。
探究活動や自由研究で、実りある夏休みにしましょう!