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77回生人と自然科修学旅行 その8 西表野生生物保護センターで研修中です
人と自然科です。西表島に戻ってきました。少し時間があるので、港のお土産物屋さんで買い物しましょう。
西表産の黒糖を使ったソフトクリーム抜群に美味しかったです。
ホテルに戻る前に、西表野生生物保護センターで研修です。西表野生生物保護センターは、イリオモテヤマネコの保護活動の拠点として整備された施設です。職員の方から少し説明いただいたあと、早速館内を見学しましょう。
イリオモテヤマネコは西表島の全域に生息していますが、主な生息地は山麓から海岸にかけての低地部分。推定生息数は約100頭といわれており、様々なことが原因で減少傾向です。特徴は丸いしっぽです。
ついにイリオモテヤマネコの剥製と出会うことができました。
ネコの仲間は、ネズミやウサギなどの小型哺乳類を食べていますが、イリオモテヤマネコは、トカゲ、ヘビ、カエルや昆虫、鳥類、エビなどさまざまな動物を食べます。このように様々な生きものをエサとするのは、世界中でもイリオモテヤマネコだけが持つ特徴なのだそうです。このことが、水が豊かで多様な環境が混在し、餌となる多様な生きものが豊富にいる西表島に生息する一番の要因とのこと。
一方で生息地は人間の生活域と隣接しており、イリオモテヤマネコの住める生態系と共存していくことが課題です。外来生物対策、毒を持つオオヒキガエル対策、交通事故対策など島内では様々な取組みをしています。
昨年展示室がリニューアルされたということで、匂いや音など五感を使って学ぶことができました。
みなさんいかがでしたか?島の野生生物や自然環境保全への理解や関心を深めることができましたか?のこりの滞在期間でイリオモテヤマネコと出会えたら良いですね。
それでは皆さんホテルに戻りましょう。ゆっくりとホテルで休養・・・と言いたいところですが、人と自然科の修学旅行はこれでは終わりません。まだまだ体験は続きます。
77回生人と自然科修学旅行 その7 黒島にてサイクリング満喫
人と自然科です。BBQでお腹いっぱいになったところでサイクリングです。
黒島は周囲約13kmの小さな島。ほとんど坂道がないので快適に回れます。
島を走っていたら目にとまるのが黒牛です。島民の人口約200人に対して10倍以上の2800頭の黒牛が飼育されているとのこと。見渡す限り牧草地が広がっていますね。
まっすぐな道は日本の道100選にも選ばれており、島の中央にある黒島展望台からは島の全景、そして碧い海、空も満喫できます。島の猫ちゃんとも触れ合いました。
海岸に出たら白い砂浜が。裸足になってたのしんだり、岩の上で映え写真撮ったり、楽しんでますね。
そして今回の一番人気スポット。伊古桟橋です。海に向かって354メートルの桟橋です。
皆さん映え写真が撮れましたか?
あっという間に時間が過ぎていきましたね。黒島港に戻りましょう。
名残惜しいですが黒島とお別れです。チャーター便で再び西表島に戻ります。
次のプログラムは西表野生動物保護センターです。
77回生人と自然科修学旅行 その6 今日の昼食はBBQです
人と自然科です。今日のお昼ご飯はBBQです。島のお父さんとお母さんが炭火で焼いてくれます。
代表生徒から「黒島研究所ではみなさんしっかり学べましたか?みんなで放流したウミガメの分までしっかり食べましょう。いただきます」の合図でスタートです。
山盛りのお肉と野菜、そして塩おにぎり。最高です。
お腹いっぱいになりましたか?
しっかり食べたところで、次のプログラムは島内サイクリングです。代表から島のお父さん、お母さんに美味しかったですありがとうございました。ごちそうさまでした。の言葉をみんなで合唱しました。
たくさん食べたお肉の分だけ体を動かしてカロリー消費しましょう。
77回生人と自然科修学旅行 その5 ウミガメ放流体験を通して海洋生物について学ぶ
人と自然科です。大原港に到着。
チャーター船にて黒島に向かいます。
波もそれほど高くなく、船酔いは大丈夫そうです。約20分で黒島に上陸しました。
自転車に乗り、黒島研究所に向かいます。自転車で約15分です。
黒島研究所は沖縄県でもっとも歴史ある海洋生物の研究所です。施設には常設の展示室があり、黒島に住む動物や民具などを展示しています。
まずは施設の方から説明を受けます。実際に持たせてもらいました。
黒島には、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイが産卵に訪れます。3種のウミガメが産卵に訪れる砂浜は、世界的にみても貴重なのだそうです。ちなみに見分け方も学び、頭の形、甲羅の形や鱗板の位置など相対的に判断するそうです。
ウミガメの産卵は おおよそ初夏から夏にかけて行われ、一度に100個ほど産みます。そして1年に2-4回ほど産卵するので年間数百個の卵を産むことになります。産み落とされた卵は約2ヶ月で砂の中でふ化し、子ガメは徐々に砂の表面に移動し、夜になると一斉に地上に出てきて海に向かい、約2日間、餌も食べずにひたすら沖に向かって泳ぎ続けます。そして外洋に出て生活し、成長したらまた戻ってきます。
ということでウミガメの一生を学んだ後、早速ウミガメの放流です。今日放流するウミガメを選んで
甲長や体重を測定、標識番号を確認し、記録します。
そしてみんなで海まで運んで
花道を作って静かに見守りながら見送りました。出会って30分しか経っていないのに、みんな寂しそうでした。
貴重な経験をさせていただきましたね。
黒島研究所の皆さん、様々なことを教えていただきありがとうございました。
たくさん学んだ後はお腹がすきましたね。それでは昼食会場に移動です。今日のお昼ご飯は・・・次の報告までお待ち下さい。
77回生人と自然科修学旅行 その4 2日目の朝を迎えました
おはようございます。人と自然科西表島での2日目の朝を迎えました。
天候は晴れ時々曇り。少し風が強いですが、気温も20度前後で今日も過ごしやすい1日となりそうです。
健康チェックの報告を済ませたあと、続々と食堂に集まってきました。
元気に1日過ごすため、朝食はしっかり食べましょう。いまとのころ体調不良者はいないようです。
今朝のおすすめは、サーターアンダギーとパインジュースです。
朝食後はホテル周辺を散策。イリオモテヤマネコは見つからなかったようです。
2日目は黒島でのウミガメ放流体験とおした環境学習&サイクリングです。まずはバスで大原港に向かいましょう。
それでは元気よく行ってきます。