赤高ニュース

赤高NEWS

播州赤穂駅前で清掃活動

11月18日(月)放課後、生徒会の呼びかけで約70人の生徒が播州赤穂駅の駅前道路の清掃活動をしました。

生徒会役員がリーダーになって10グループに分かれて、各コースの清掃を行いました。

  

天体観測に参加

11月17日(日)未明、本校校舎のベランダで産業医科大・関西学院大学の観測グループが小惑星「フェートン」の観測を行い、本校生と教員も観測に参加しました。

フェートン(Phaethon)はふたご座流星群の母星といわれ、2093年12月に地球に接近するとの予測があり、JAXAなどのDESTINYによって探査計画がある。観測グループは、小惑星観測で、2019年から観測を開始し、2021年10月3日に観測に成功しました。

今回、撮影のポイントとして本校の屋上ベランダを提供しました。同時にその天文現象に興味を持った生徒、教員計5名が観測に参加しました。天候はあいにくの曇天で、一時的に雲が晴れる時間もありましたが、撮影時間は雲に覆われ撮影ができませんでした。

観測メンバーからこれまでに撮影されたビデオを見せていただき、生徒も天文学に触れる機会となりました。

 

 

第2回オープン・ハイスクールを開催

11月16日(土)に中学3年生の生徒と保護者を対象に次年度からスタートする「地域みらい探究類型」を紹介する第2回オープン・ハイスクールを開催しました。

本校同窓会館を会場に、全体会でまず大角校長から類型のビジョンの説明を行いました。次に教務部長からカリキュラム等の説明を行いました。 全体会後、2グループに分かれて授業を見学してもらいました。

同窓会館 類型カリキュラム  

 午後1時からは、各部活動の練習を見学してもらいました。弓道では的に当たる度、「ヨシ」という掛け声があり、中学生は興味を持っていました。

       吹奏楽 書道

1年 総合探究に 「赤穂市からの挑戦状」

11月1日(金)に牟礼赤穂市長が来校、翌週8日(金)に10名の赤穂市職員の方々が来校され、1年生総合的な探究の時間に「赤穂市からの挑戦状」と題して講演および7ブースに分かれて説明を受けました。

11月11日に古典芸能(狂言)の芸術鑑賞会を実施

赤穂市立文化会館(ハーモニーホール)において和泉流三宅狂言会による芸術鑑賞会を開催しました。

会の開催に先立って、11月23・24日に明石市の兵庫県立弓道場で開催される近畿高等学校弓道選抜大会に出場する生徒の紹介が行われました。

近畿大会出場の弓道部員

本校の芸術鑑賞は、音楽、演劇、古典芸能と3年サイクルで実施していますが、今年は「笑いの世界文化遺産」の狂言を鑑賞しました。

一部では前田晃一先生による狂言の解説、盆栽を盗みに入った男とそれをからかう家主の掛け合いが面白い狂言「盆山」、狂言ワークショップとして男子生徒6名が講師の前田先生の指導で、腰を入れ、大きな声でセリフを述べる。すり足で歩く等の体験をしました。その後、会場の生徒が冠者役で、ステージの6人が主人役になり、掛け合いを行い、全員で狂言の演者になって古典芸能の楽しさに触れました。

  

二部は狂言「棒縛(ぼうしばり)」で、主人が留守の間に冠者たちに酒を飲ませないように棒で縛ったが、冠者たちは巧みに酒を飲み、酔ったところに主人が帰る喜劇ですが、主人が冠者たちを棒で縛る所作や冠者たちが酒に酔って主人の悪口を言っているときに主人が戻りしかりつける場面など、狂言特有の笑いを堪能することができました。

  

地元の調理グループの方と工夫メニューを

11月6日(水)4時間目の3年選択授業「フードデザイン」の授業で地元の調理グループいずみ会の皆さんと、進学後下宿での一人暮らしに備えて調理実習を行いました。

  

豚肉の生姜焼きとみそ汁を手際よくつくり、いっしょに食べました。

第63回赤穂市民文化祭に図書部、吹奏楽部出演

10月26日(土)13:30から赤穂市立文化会館 赤穂化成ハーモニー小ホールで開催された市民文化祭 第4回朗読と音楽の調べに 吹奏楽部の生徒と図書部の生徒が特別参加しました。図書部の生徒は図書室の整理や朗読の練習に取り組んでいます。その成果を赤穂市立図書館で朗読の会の皆さんといっしょに紙芝居「かぐやひめ」に挑戦しました。初めてのステージでドキドキしたのですが、朗読グループの皆さんに励まされ、最後まで読み切ることができました。また、最初と第2部の最初、エンディングの全員朗読「あいうえおうた」「小川マーチ」「翼をください」で出演者全員で朗読し、朗読の楽しさに触れることができました。

吹奏楽部も第2部のオープニングとして「鉄腕アトム」SHISYAMOの「明日も」を演奏して、ステージを盛り上げました。

   

生き方を考える座談会を開催

10月25日(金)6限の1年生の「総合的な探究の時間」に各界で活躍されている15人の同窓生のみなさんに13分野に分かれて、どのように進路を選択したのか? 今どのように働き、自分の能力を発揮しているのかを語っていただきました。

 現在、地元でパン屋を営まれている先輩は、家業のパン屋がいやで、大学生になって地元を離れたが、彼女に美味しいパンを作りたくて、パン屋にアルバイトに入り、努力の末にに自分のパンを彼女に食べてもらって、「おいしい」と言ってもらった時の感動は忘れられない。とパン屋になったきっかけを語られました。

 化学が好きで大学の化学科に進み、もっと勉強したいと大学院で研究を続け、さらに研究したいと地元の薬品メーカーに入社し、研究職として実験や製品開発に取り組んでおられる先輩に、生徒たちはそんな進路もあるのだと熱心にメモをとっていました。

 地元のスーパーで食品のバイヤー(買取人)をされている先輩は、「パンの新商品は1社あたり毎月数百品目もあり、その中でどの商品をどれぐらい仕入れて各店舗で販売するか決めている。各店舗のお客さんの嗜好や天候、行事を考えながら商品を選ぶが、売れ残ったらどうしようと悩む一方、この商品なら売れそうだと見込んだ商品が完売できたときはやりがいを感じた」と語っておられました。

 その他、市役所の道路整備にかかわっている先輩、元中学校の先生で現在市教育委員会で働いておられる先輩、地元でイチゴを栽培されている先輩、幼稚園の先生、病院の看護師長さんや専門学校で作業療法士養成に取り組まれている先輩や消防士、社会福祉法人で働く先輩や大学の事務職、製塩所で働く先輩など多種多様な先輩の話を聞いて、「働くことの意味」や「進路選択の仕方」等「生き方を考える」ための多くのヒントを得ることができました。

       

植松努「思うは招く 夢があれば何でもできる」講演会に感動

10月8日(火)9時30分から本校体育館で本校全日制課程の1、2年生、定時制課程の生徒、保護者等を対象に植松電機社長の植松努さんの講演会を行いました。植松さんは、池井戸潤の小説「下町ロケット」のモデルになった人で、「思うは招く」と言うテーマで講演していただきました。「ロケットを打ち上げたい」との思いが北海道大学宇宙環境システム工学研究室の永田晴紀教授との出会いにつながり、様々な人とのコラボレーションでロケットの打ち上げや、付随する施設の完成につながったことが語られました。講演会では、「勇気を出して頼ろう。頼られたら助けよう」「人を助けるのに必要なのはやさしさ」「奇跡を起こすキーワードは『ちがう』は『すてき』」「未知の前で有効なものは知りたい!やってみたい!」等、沢山のポジティブな言葉に、生徒たちも挑戦する勇気をもらったようでした。

 

講演会後、内庭に移動し、定時制課程の生徒と一緒にロケットを発射しました。

自分たちの作ったロケットが実際に発射できた後、生徒たちは、自分たちにも「できるんだ」を体感しました。