赤高ニュース

2024年10月の記事一覧

第63回赤穂市民文化祭に図書部、吹奏楽部出演

10月26日(土)13:30から赤穂市立文化会館 赤穂化成ハーモニー小ホールで開催された市民文化祭 第4回朗読と音楽の調べに 吹奏楽部の生徒と図書部の生徒が特別参加しました。図書部の生徒は図書室の整理や朗読の練習に取り組んでいます。その成果を赤穂市立図書館で朗読の会の皆さんといっしょに紙芝居「かぐやひめ」に挑戦しました。初めてのステージでドキドキしたのですが、朗読グループの皆さんに励まされ、最後まで読み切ることができました。また、最初と第2部の最初、エンディングの全員朗読「あいうえおうた」「小川マーチ」「翼をください」で出演者全員で朗読し、朗読の楽しさに触れることができました。

吹奏楽部も第2部のオープニングとして「鉄腕アトム」SHISYAMOの「明日も」を演奏して、ステージを盛り上げました。

   

生き方を考える座談会を開催

10月25日(金)6限の1年生の「総合的な探究の時間」に各界で活躍されている15人の同窓生のみなさんに13分野に分かれて、どのように進路を選択したのか? 今どのように働き、自分の能力を発揮しているのかを語っていただきました。

 現在、地元でパン屋を営まれている先輩は、家業のパン屋がいやで、大学生になって地元を離れたが、彼女に美味しいパンを作りたくて、パン屋にアルバイトに入り、努力の末にに自分のパンを彼女に食べてもらって、「おいしい」と言ってもらった時の感動は忘れられない。とパン屋になったきっかけを語られました。

 化学が好きで大学の化学科に進み、もっと勉強したいと大学院で研究を続け、さらに研究したいと地元の薬品メーカーに入社し、研究職として実験や製品開発に取り組んでおられる先輩に、生徒たちはそんな進路もあるのだと熱心にメモをとっていました。

 地元のスーパーで食品のバイヤー(買取人)をされている先輩は、「パンの新商品は1社あたり毎月数百品目もあり、その中でどの商品をどれぐらい仕入れて各店舗で販売するか決めている。各店舗のお客さんの嗜好や天候、行事を考えながら商品を選ぶが、売れ残ったらどうしようと悩む一方、この商品なら売れそうだと見込んだ商品が完売できたときはやりがいを感じた」と語っておられました。

 その他、市役所の道路整備にかかわっている先輩、元中学校の先生で現在市教育委員会で働いておられる先輩、地元でイチゴを栽培されている先輩、幼稚園の先生、病院の看護師長さんや専門学校で作業療法士養成に取り組まれている先輩や消防士、社会福祉法人で働く先輩や大学の事務職、製塩所で働く先輩など多種多様な先輩の話を聞いて、「働くことの意味」や「進路選択の仕方」等「生き方を考える」ための多くのヒントを得ることができました。

       

植松努「思うは招く 夢があれば何でもできる」講演会に感動

10月8日(火)9時30分から本校体育館で本校全日制課程の1、2年生、定時制課程の生徒、保護者等を対象に植松電機社長の植松努さんの講演会を行いました。植松さんは、池井戸潤の小説「下町ロケット」のモデルになった人で、「思うは招く」と言うテーマで講演していただきました。「ロケットを打ち上げたい」との思いが北海道大学宇宙環境システム工学研究室の永田晴紀教授との出会いにつながり、様々な人とのコラボレーションでロケットの打ち上げや、付随する施設の完成につながったことが語られました。講演会では、「勇気を出して頼ろう。頼られたら助けよう」「人を助けるのに必要なのはやさしさ」「奇跡を起こすキーワードは『ちがう』は『すてき』」「未知の前で有効なものは知りたい!やってみたい!」等、沢山のポジティブな言葉に、生徒たちも挑戦する勇気をもらったようでした。

 

講演会後、内庭に移動し、定時制課程の生徒と一緒にロケットを発射しました。

自分たちの作ったロケットが実際に発射できた後、生徒たちは、自分たちにも「できるんだ」を体感しました。