校長日誌
校長日誌(30年度)
「しそうの逸話」紹介
つい昨日ですが、本校HP右側のコーナーの一つに「しそうの逸話」という黄色いバナーを加えました。これは宍粟市商工会様が運営されている「宍粟SNS、E‐宍粟」の中の企画で、約10年前から掲載されてきていたものです。元々は平成7年頃から「サンホールやまさきニュース」に掲載されていた記事をまとめた冊子『しそうの逸話』が原典となっているものなのですが、旧宍粟郡5町(山崎、一宮、波賀、千種、安富)に古くから伝わる数々の伝説を、美しい映像と画像、そして哀愁漂う音声とナレーションによって紹介しているものです。これまでも、市内の観光施設等で上映されていたり、或いはDVD等で紹介されてきたものなのですが、特に高校生諸君には地元に伝わる昔話を知る上で是非とも一度見てもらいたいと思っています。全5町の作品を数えれば100話ぐらいはありますし、一話一話に味わいがありますので、非常に素晴らしい勉強になります。例えば、一宮町能倉(よくら)の庭田神社に伝わる「ぬくゐ川とお酒」という話は播磨国風土記に出てくるもので、日本酒について書かれた最も古い文献であるが故に、宍粟が「日本酒発祥の地」と言われている事情をよく伝えてくれています。私は生まれも育ちも、そして今も安富町で暮らしていますが、町内最北端関地区の「鹿ヶ壷」に伝わる大鹿伝説「伊佐々王」の話や、町内南部の29号線沿いにある「お万の滝」伝説は幼い頃から親しんできただけに、大いなる感激をもって繰り返し見ています。何度見ても飽きるということがありません。千種高校の教頭をしていた平成25年頃に、千種高校のHP内にこの黄色いバナーを掲示してリンクを貼ると共に、同じ頃千種町に伝わる「お花屋敷と忠佐護神社」という話を英訳して「千種町英語教育研究会」の冊子(千種高校HP内で閲覧可能)に掲載したこともあります。今後宍粟市内若手の中高英語教員と共に、こういった地元に伝わる逸話・伝説を英訳して、宍粟ならではの英語教材を開発することが出来れば、という夢も持っています。なお、これらすべての映像作品の撮影から編集、及び美しいCG画像を描いているのは、山崎町青木の山内一輝君です。この黄色いバナー「しそうの逸話」も4年前に彼に作ってもらいました。市内の各種イベント、特に5月の連休中の「山崎ウォーキング&ウォッチング」では、重いカメラ機材をかついで町内を歩き回っていますので、その映像は「しーたん放送」等で見られると思います。本校も5月3日に「山高街の駅」を開催しますので、どうぞご期待下さい!
0
◎登下校時の自動車での送迎について(お願い)
登下校時の自動車での送迎について、こちらをご確認ください。
兵庫県立山崎高等学校 QR
サイト内検索