校長日誌

2019年1月の記事一覧

理科(化学)研究授業

本日2限、2年生5・6組文系クラス(19名)による研究授業が行われ、他の教員も10数名が参観する貴重な機会となりました。科目名は「化学基礎」、単元は「酸と塩基」。学習指導案によれば、「酸と塩基の価数や強弱、電離度について理解し、説明できるように…」と書いてあるのですが、中々難しく私にはよくわかりません。面白いのは、授業の進め方として、従来の一斉教授型ではなく、元の班でA・B・Cという課題別個の担当を決め、次の段階でA・B・Cごとに集まってAならAの専門家(エキスパート)となり、その後元の班に戻って他の班員に各自が専門班で学んだことを伝えるという手法でした。これは、「ジグソー法」と呼ばれるものですが、英語では数十年前から「Jigsaw Listening」や「Jigsaw Reading」という活動名でよく行われていました。従って、他教科で見たのは今日が初めてであり、新鮮な印象を持ちました。毎回この様な方法は採れませんが、一斉型を基本としながら、時折試してみるのが良いのではないでしょうか。

  
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