校長日誌

校長日誌(30年度)

庭田神社から神崎高校へ

本日午前10時から一宮町染河内能倉(よくら)の庭田神社にて、幻の酒「三笑」の蔵出し神事があり、地元染河内地区の皆さんは勿論のこと、宍粟市を挙げて「日本酒発祥の地、宍粟」を全国に発信する貴重な機会となりました。本校としては、お酒ではないのですが、今注目されている「発酵食品」、つまりお味噌や麹(こうじ)を用いた食品の研究を宍粟市産業部の「まち・にぎわい課」様からご提案頂いていることもあり、本日参加させて頂きました。今後、生活創造科で発酵食品の意義や効用についての研究を進めると共に、麹や酒粕を用いた料理のレシピ及びスイーツ等の開発を模索することになるのではないかと思います。私自身、染河内(そめごうち)は伯母が嫁いだ村で、幼い頃から何度となく訪れて伯母手づくりの鰻の茶漬けやとろろ汁を食べさせてもらった、いつ来ても懐かしい香りと思い出深い所です。つい最近になって、播磨国風土記にある庭田神社と「ぬくゐ川」に由来する話がお酒に関する最も古い記録であるが故に、「日本酒発祥の地」として注目されています。是非このHP右側にある黄色いバナーから「しそうの逸話」をご覧になって下さい。

  

染河内を辞した後、峰山高原を抜けて神河町に向かい、神崎高校に足を運びました。本校の女子ソフトボール部が本日同校で練習試合を行っていたからです。行ってみると、ちょうどお昼休みから午後の試合に向けてのウォーミングアップを始めているところだったのですが、日高高校と篠山鳳鳴高校も来ており、各校共に前期地区大会を直前に控えての実践練習ということで最終的な調整を行う絶好の機会となったようです。各校の健闘を祈っています。

  

ところで、今日の神戸新聞西播版で、山崎町の書家山部一翆先生(本校6回生)が率いておられる「山楽会」の書道展について取り上げられているのですが、その写真に写っているのは、本校の国語科教諭住江正典先生の作品です。一昨日の放課後も、書道教室で書道部員に対して書体の講義をされていた姿が印象的でした。
神戸 H30.4.22(山楽会展).pdf
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