校長日誌(31年度)

校長日誌(31年度)

宍粟市吹奏楽団定期演奏会

本日午後2時から山崎文化会館で「第8回宍粟市吹奏楽団定期演奏会」が開催され、多数の聴衆に交じって本校吹奏楽部員も全員が大ホールの一角を陣取って、同吹奏楽団の見事な演奏に聴き入っていました。私自身は、自宅での百姓仕事を終えた後3時頃に入り、第2部からの鑑賞となったのですが、第1部がクラッシックや歌劇を中心とした正統派の楽曲であったのに対し、「パプリカ」や「ROCKコレクション」など、気軽に聴くことの出来るものが多く、中でも懐かしの「GS(グループサウンズ)コレクション」で「ブルーシャトウ」や「花の首飾り」など、往年の名曲が流れると思わず身を乗り出してしまいました。団員の皆様の中には、勿論山崎高校のOBの方も多くおられ、現在の吹奏楽部員の中にも所属している人がいます。卒業後進学や就職によって一時的に地元を離れる人も多くいますが、また帰ってきて音楽活動を続けて頂ければと願っています。なお、演奏会終了後、本校吹奏楽部員が「しそうチャンネル」のインタビューを受けていましたので、いずれ近いうちに宍粟市内のケーブルテレビで流れると思います。(そのインタビュアーは、「くーみん」こと素顔の小寺久美さんでした。)

  
  
0

神戸新聞「学校人脈」連載開始

本日から神戸新聞で「学校人脈(山崎高校編)」の連載が始まりました。各地域の特色を伝えるシリーズで、「宍粟新聞」という特集が組まれる時に今回を含めて7回、つまり7か月程にわたって山崎高校を始め、かつて分校であった伊和高校や千種高校も含めて「宍粟の学校人脈」を楽しむことが出来ます。宍粟支局長の古根川淳也さんは、今日の新聞にも書かれていますが、かつて龍野支局にお勤めであった時に「学校人脈(龍野高校編)」を書かれたことがあります。それは今から10年前のことですが、神戸新聞では、古くは昭和40年代から50年代にかけて兵庫県内の主な高等学校の人脈を順次特集されたことがあって、それは今でも古本屋等で手にすることができます。例えば、姫路西高校や加古川東高校、神戸では神戸高校や長田高校、私学では確か灘高校や白陵高校等が取り上げられていたと思います。そういった本を見てはいつも、母校である山崎高校もいつの日にか連載記事として実現しないかな、と密かに願っていたのですが、数か月前に古根川さんから構想を打ち明けられて以来、今日のこの日の到来を本当に心待ちにしておりました。その第1回目である今日の記事のテーマは「演歌歌手」。勿論本校55回生の丘みどりさんを中心としたものですが、私自身は彼女がデビューして間もない頃10年ほど前に安富町安志の自治会館の2階で直接歌を聴いたのが最初で、特に面識がある訳ではないのですが、安富町の中保育所・安富南小学校・安富中学校・山崎高校の後輩であるだけに非常に嬉しく思っています。山崎高校を中心とする宍粟(旧宍粟郡)の学校人脈は実に多士済々(たしせいせい)今後弁護士や検事等の法曹界、新聞や書籍等のジャーナリズム及び出版界、放送局関係、医学界、実業界、そして今も懐かしい昭和46年夏の高校野球兵庫大会準優勝の話題など、様々な切り口からの「山高人脈」が登場すると思います。月に1回のゆっくりとしたペースですが、「令和」という新しい時代の到来を祝いつつ、母校の歩みと将来への展望に思いを馳せながら、古根川さんの記事を皆さんと一緒に楽しみたいと思います。どうそご期待ください! 神戸 R1.5.25(学校人脈1).pdf
0

宍粟市の校歌保存事業に拍手

本日午後、PTA総会及び各学年懇談会等を同窓会館を中心に開催致しましたところ多数の親御さんにお越し頂きました。心よりお礼を申し上げます。今年度瀧本新会長様を筆頭に新役員の皆様方には何かとお世話になります。1年間どうぞ宜しくお願い申し上げます。同時に、昨年度お世話になりました、阿山前会長様を始め旧役員の皆様方には、改めて厚くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。総会後の学年懇談会及び学級懇談会等では各学年の内容に応じてそれぞれの話があったかと思いますが、生徒(子供)がしっかりと成長するためには、学校と親との協力が不可欠ですので、今後共どうぞ宜しくお願い致します。

  

さて、今週の複数の新聞や『広報しそう』(4月号)等にも記事が掲載されましたのでご存知の方も多かろうと思いますが、宍粟市教育委員会様がこのたび「心のふるさと校歌保存事業」と銘打って現在宍粟市にある小学校・中学校・幼稚園等は勿論のこと、昭和30年代から近年にかけて廃校・閉校となった昔懐かしの各学校の校歌・園歌の歌詞と楽譜をすべて再現し、更には歌手の方による実際の歌が宍粟市のHP上で聞くことが出来るようにされました。平成24年から3年間千種高校の教頭をしていた時から、兵庫県内の高校や西播磨の小中学校の校歌調査を趣味の様にしてきた私としては、このたびの宍粟市様の事業は全国的にも極めて珍しい試みであり、大変貴重な教育財産を作り上げられたことに対し、拍手喝さいを送りたいという気持ちでいっぱいです。

『広報しそう』2019.4.pdf  神戸 R1.5.14(ふるさと校歌).pdf  讀賣 R1.5.15(ふるさと校歌).pdf

但馬地区を始め、この宍粟市や隣の佐用町及び西播磨一円で小学校や時には中学校の閉校や統合が続いてきました。そのたびに新しく統合した学校の校歌が作られるのですが、何十年にもわたって地域の皆さんが歌い親しんできた校歌が消えていくということが繰り返されてきています。私が校歌調査を始めたのは、千種高校に教頭として赴任し、同校の校歌(元は「千種分校の歌」)の作詞が松井利男先生(元兵庫県教育次長、姫路商業高校初代校長)、作曲が「山崎高校生徒会歌」の曲を作られた秋月直胤(なおかず)先生(昭和27~36年山崎高校音楽科教諭)であるということを知ったのがきっかけです。詳しくは、お二人の評伝を平成25年頃に書きましたので、お読みいただければ幸いです。
兵庫県立千種高等学校校歌の作詞者と作曲者について.pdf 同じお二人で、つい最近閉校となった旧一宮町立神戸小学校(現はりま一宮小学校)の校歌を作られていますし、秋月先生は旧神河中学校(現山崎東中学校の前身の一つ)の校歌と応援歌の作曲もされています。その神河中学校校歌の作詞を安田青風先生(大正14年~昭和12年山崎高等女学校教諭、太子町石海村出身の高名なる歌人)がされていることも今回初めて知ることが出来ました。安田先生についてはまた機会を改めて書きたいと思いますが、千種中学校と城原中学校(現山崎南中学校)の作詞もされています。なお「山崎高校生徒会歌」の作詞をされたのは、波賀町谷のご出身で、戦後から昭和40年代まで本校の英語科教諭であられた小倉悠丘(本名・崇義)先生です。昭和27年の作詞で、5回生の先輩方が卒業される時(昭和28年3月)に音楽科教諭秋月先生の作曲により初めて公式に披露されました。以来昭和54年11月の70周年記念式典で現在の校歌が発表されるまで、約30年間にわたって「校歌」として歌い継がれたのです。小倉先生が30代前半、秋月先生が40代前半頃のことです。小倉先生は、70歳を過ぎても非常勤講師として山崎高校で教鞭を執られ、私も高校2年の時に教えて頂きました。緻密な英文法論に裏付けられた明解なる英文解釈の授業は文字通り目から鱗の連続であったことをよく覚えています。そして、最晩年に山崎西中学校と山崎東中学校、両方の校歌の作詞をされています。話を戻しますが、神戸・讀賣の両新聞記事で取り上げられた旧染河内中学校校歌の作曲は高田浩平さんがされていることも今回初めて知りました。山崎高校6回生で安富町安志出身、大阪音楽大出のテノール歌手。確か、私はまだ中学生でしたが昭和50年頃に本校に来て頂いて、芸術鑑賞会で歌って頂いたはずです。校歌とは、まさに地域の希望や熱意を背負ったものであり、児童や生徒たちに生きていく上での大事な指針を与えてくれるものです。そういった昔懐かしい数々の校歌を改めて発掘し、歌詞と楽譜は勿論ですが、実際の歌唱まで付けて復元・公開された宍粟市教育委員会様の発想力と企画力に大いなる賛辞を贈りたいと思います。なお、この記事の右側にありますが、本HPの「関連情報」欄「宍粟市」のところに「心のふるさと校歌保存事業」というリンクを貼らせて頂きましたので、是非一度ご覧になって、聴いてみて下さい。
0

たたら製鉄講演会

本日午後、本校同窓会館にて西播磨地区公立高等学校・特別支援学校の教頭会5月例会が開催され、その中の研修会として「宍粟のたたら製鉄と流通」と題する講演が行われました。ご講演頂いたのは、宍粟市教育委員会教育部次長・田路正幸様。本校30回生で、西播磨一円のたたら製鉄遺跡は勿論のこと、様々な遺跡の発掘を手掛けられ、文化財の保存及び顕彰に力を尽くして来られた方です。砂鉄と木炭を主原料とする「たたら製鉄」の仕組みに始まって、播磨国風土記における記述などの解説、そして現在も残る西播磨地域のたたら製鉄遺跡の様子について写真や図表を交えながら詳しくお話し頂きました。正に、宍粟の学校にお越し頂いたからこその研修の機会となったのではないでしょうか。千種中学校出身の人は、中2の夏に「川で砂鉄を1kg集めて来る」という宿題が出て、10月中旬に千種町西河内にある「たたらの里学習館(天児屋鉄山跡)」でたたら製鉄実習をしているのでよく分かっていると思いますが、この宍粟は素晴らしい文化と歴史の宝庫です。山高生の皆さんも、高校時代に何かテーマを決めて、遺跡巡り等をしてみてはどうでしょうか。

  
0

西播大会観戦記(その4)

この土日は、陸上競技部が手柄山のウインク競技場で、そして剣道部が姫路市立姫路高校を会場にそれぞれ西播大会に臨みました。今日11時半頃に陸上競技場に到着すると、フィールドでは砲丸投げが、またトラックでは400m障害が男女共に順次行われていて、西播各校の躍動感あふれる競技を楽しむことが出来ました。

  

次に、姫路高校に移って体育館を覗くとちょうど山崎高校と市川高校が男子団体戦で戦っているところで、本校はこの一回戦に勝利し、さらには次の相生産業高校も下して県大会団体戦出場権を獲得しました。この後時間を置いて東洋大学附属姫路高校との準決勝に臨む前に私は会場を辞したのですが、聞けば昨日女子団体戦と、男子個人戦で2名が県大会出場を決めたとのことで、本当に喜ばしい限りです。写真ですが、山高は白い剣道着、そして赤の方の組です。

  
  

昨日「山高タイムズ第27号」を公開したのですが、明日今週末の両部の戦績を整理して追加し、修正版を出したいと思います。16日(木)から中間考査が始まりますが、まずは勉学に集中しつつ、県大会に向けて各部共に頑張って下さい。
0

美術部、山崎美術協会展に参加

今日は社高校でサッカー部の試合を観戦した後、山崎に戻って来て、宍粟防災センター5階の大ホールで開催されている「第51回山崎美術協会展」を覗いてみました。それは、勿論本校の美術部からも作品を出品していることを知っていたからですが、運の良いことに展覧会の受付担当が今日は本校の3年生宮藤さんと2年生の金持さんでしたので、二人にはそれぞれの作品の解説を聞いたり、他の美術部員の様子、それから普段の活動内容について話を聞いて楽しいひと時となりました。また放課後にでも校内特別教室棟にある美術部アトリエを訪ねてみたいと思います。2枚目の写真が山崎高校美術部員の作品が展示されているコーナーです。また、3枚目の写真が宮藤さん、そして4枚目が金持さんの作品です。なお、防災センターを辞した後町内をふらっと散策しつつ、気になっていた大歳神社の千年藤を見に行ったのですが、27日(土)の山高街の駅の時に比べて随分房が伸びていて、辺りには藤の花のかぐわしい香りが、夕暮れ時の神社境内にそこはかとなく漂っていました。

  
  
0

サッカー部県総体(対高砂南戦)

今日も好天に恵まれ、五月晴れという名のとおり至るところ新緑がまぶしく、また沿道のツツジの赤やピンク、そして白い花が青空に映えて本当にすがすがしい連休後半の一日となりました。今日は午後1時から社高等学校でサッカーの県総体戦があり、本校は高砂南高校と対戦しました。前半・後半共に数々の見せ場はあったものの、相手校に攻め込まれて各1点ずつを失い、0-2で惜しくも敗退しました。聞けば、3年生諸君はこれが最後の試合であったとのことで、お越しになっていたあるお父さんも、「ああ、これで息子の青春は終わったかな。」とおっしゃっていましたが、部活動は今日で引退でも、これからは進路決定に向けて力を注ぐという、別の意味での青春が待っていますので、気持ちを切り替えて頑張って下さい。

  
  
  
0

女子ソフトボール部西播大会優勝!

本日、山崎高校新グラウンドを会場に女子ソフトボール前期西播大会が開催され、本校が見事優勝を果たしました。準決勝は神崎高校と当たり10-3、そして決勝戦は昨年の後期西播大会と同じカードで対龍野北高校、2-0での勝利でした。これで、本校には女子ソフトボールの優勝旗が2本並ぶこととなりました。おめでとうございます。次は、6月初旬の県総体ですが、まずは神鍋を目指して頑張って下さい。本日、山崎高校においで下さいました多数の皆様方、応援本当にありがとうございました。

【準決勝:対神崎高校】
  

【決勝:対龍野北高校】
  
  

【表彰式】
  
0

吹奏楽部「第37回定期演奏会」開催!

本日午後2時から山崎文化会館大ホールにて、本校吹奏楽部9年ぶりの「第37回定期演奏会」が開催されました。顧問の合田先生から、確か1月頃だったかと思いますが、4月の終わり頃に定期演奏会を開こうと思っているということを聞いていましたので、その時から私自身ずっと楽しみにしつつ、心待ちにしていました。今日は緑まぶしき久々の天気の良い日となり、また、昨日元号が変わって「令和」の時代を迎えて2日目、国民の祝日という記念すべき日の定期演奏会となりました。

演奏会の冒頭に、「山崎高校生徒会歌」が高らかに奏でられ、その世代であった私としては嬉しいことこの上なしといった気持ちで、いつの日にか、吹奏楽部諸君の演奏をバックに生徒会歌を歌いたいと心密かに思っています。演奏会は第1部と第2部に分かれ、第1部では「吹奏楽オリジナルステージ」と称して、コンサートマーチ「アルセナール」、ホープタウンの休日、桜花の光跡、シンフォニア・ノビリシマの4曲が演奏され、正統派の吹奏楽曲を楽しみました。

  

そして、第2部では雰囲気ががらりと変わって「ポップステージ」となり、伝説の「アニメ」メドレー、涙そうそう~笑顔のまんま~風になりたい、アフリカンシンフォニー、宝島、そして、松田聖子コレクションを次々と軽快に演奏し、最後の方のYMCAの曲では会場全体が手拍子と例の動作で舞台と一体になり、更にはアンコール曲も「糸」が名残を惜しむように演奏され、本当に楽しい、そして記念すべきひと時となりました。今日の定期演奏会に駆け付けて頂きました皆様方、とりわけご出演頂いた音楽関係の先生方、そして吹奏楽部OBの皆様方を始め、多大なるご支援を頂いた皆様方に、心よりお礼を申し上げます。

  
  
  
0

新緑と花の彩あふれる校舎

今日は朝から本当に久々の晴れ間が広がり、新緑の季節到来を肌で感じることの出来る一日となりました。グランドや体育館、そして格技場からは部活動にいそしむ生徒たちの元気な声があふれ、同時に、ツツジやカキツバタ、そして様々な野の草花も咲き誇って、校内を美しく染め上げてくれています。青空に、赤、白、黄、紺、などの花の彩(いろどり)が鮮やかに映えて、一年で最も美しい季節を迎えています。それは、まるで大地の喜びの歌のようでもあり、学校を包み込むような緑の山々と共演して、私たちに生きとし生けるものの素晴らしさを教えてくれています。生徒諸君も、部活動が終わった後にでも、ゆっくりと校内の花を愛(め)でる時を持ってみてはどうでしょうか。

  
  
  

女子ソフトボール部は、明日本校を会場にして西播大会の大詰めを迎えます。優勝を目指して頑張って下さい。また、サッカー部は明後日の4日(土)に社高校で県総体の試合に臨みます。少し遠い所ですが、ベストを尽くして戦って来て下さい。
0

西播大会観戦記続々編

本日5月1日、皇位継承と共に「平成」から「令和」へと改元され、新たなる時代がいよいよ幕を開けました。二つの元号を組み合わせれば「平和」という国民統合の願いが込められており、その実現に向けて、私たち個人の心の有り様や家族の在り方などを今一度しっかりさせて、私たちも学校らしい学校づくりを念頭に置いて不断の努力を重ねて参りたいと存じます。

今日は午前中を家で過ごした後、昼過ぎにまずは中地の総合スポーツ会館を訪ねて、バドミントン部個人戦の様子を観戦しました。28日(日)に団体戦を終えた後は、29日から明日2日までずっと個人戦が実施されているのですが、何とか誰かが県大会への切符を掴んでくれればと願っています。行った時は、ちょうど2年山本さんと3年山根君の試合が行われていました。

  
  

次に、近くの姫路市中央体育館に場所を変えて卓球部の試合を観戦しました。ご覧の様に、非常に広い会場にたくさんの卓球台が並んでいますので、しばらくは山高のユニフォームを探すのに時間がかかってしまいました。顧問の北山先生に聞けば、団体戦は男女共に午前中に敗退してしまったとのことで、午後は個人戦が行われていました。時にダブルス、時にシングルスで他校の生徒と戦い、日頃の練習の成果を発揮していました。卓球部も明日まであるとのことで、何とか県大会へ一人でも二人でも駒を進めてくれることを願っています。

  
  

さて、明日は山崎文化会館大ホールで午後2時から、吹奏楽部9年ぶりの「第37回定期演奏会」が開催されます。山崎町及び宍粟市における音楽文化の新たなる幕開けとなることでしょう。各ご家庭の皆様方も、また生徒諸君も部活等の予定がなければ誘い合わせて是非行きましょう!
0

第18回出る杭大会(生徒会司会)

本日、播磨科学公園都市(光都プラザ前芝生広場)にて「第18回出る杭大会」が開催され、本校生徒会役員の生徒たちが開会式や閉会式の司会を務めています。ご覧のとおり、曇りがちの天気で時折小雨そぼ降る中での催しですが、会場にはたくさんの方々が押し寄せ、西播磨地域で特色ある活動を展開している各種団体やB級グルメのブースを次々と訪ねては、交流をしたり美味しい料理に舌鼓を打って連休中のひと時を楽しんでいます。本校生徒会の諸君は、司会の後は生活創造科から託された『非常食ガイドブック』を会場内の方々に配布して回り、防災活動先進校としての本校の特色を積極的にアピールしてくれています。以前は、山崎高校もブースを出していましたので、来年は是非とも展示ブースなり舞台発表なりをする方向で検討したいと考えています。

  
  

なお、本日午前中に本校HPへのアクセス件数が23万件を突破しました。昨年4月3日にHPデザインや編集方法を大幅に改編して以降の件数ですが、最近では3月27日に20万件、4月10日に21万件、4月20日に22万件ですので、大体1日に800から1000件を超える形でHPに訪問して頂いていると思います。HP内には、まだまだ古い情報が残っている個所もあり、中々一朝一夕にとは行きませんが、英文ページ(English Page & Weblog)も含めて、出来る限り山高生の今の活躍を旬な表現と写真で、そして昨年創刊した『山高タイムズ』も併せてお伝えしていきますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

また、既に本HPの「新着情報」欄にも表示されていますが、昨年度末に本校一年間の歩みを記録した年次記録誌『地球の岬』を創刊いたしました。紙媒体でも約150部程は作成しているのですが、費用の関係で配布するにも限りがありますしモノクロ印刷ですので、カラー版であるPDFの形で広く公開をさせて頂きます。その掲載箇所も名前を「山高資料箱」と致しました。今後古くは山崎高等女学校時代の資料も含めて発掘して整理しつつ、PDFにて公開をさせて頂きます。木が毎年成長しながら年輪を刻むように、本校の記録も積み重ねられて行き、そしてやがては森を形成することを切に願っております。どうぞご覧頂いて、忌憚なきご意見をお寄せ頂きますよう、宜しくお願い致します。
0

運動部西播大会観戦記続編

今日も五月晴れとは呼べぬものの、西播大会が行われている各会場周辺は新緑の木々の間を実に爽やかな風が吹き抜けて、各競技に精を出す生徒たちの姿と共に清新の気が満ち満ちていました。どの競技を見てもそうですが、既に体が思う様に動かなくなった身としては、あの若者たちの輝くような姿は本当にまぶしく、たくましく、そして美しくもあって、いつも心地よい活力をもらっています。あれは確か63総体(昭和63年度全国高等学校総合体育大会)、つまり兵庫県を舞台に実施された全国総体のスローガンが「光る汗、かがやく瞳、いま青春!」であったのですが、目の前に展開する若者たちの姿は正にこの標語そのものであり、若き教師であった頃に出逢った言葉が今でも鮮やかに蘇って来ます。

今日は、まず姫路市中地にある総合スポーツ会館に赴き、男女バドミントンの試合を観戦しました。10時半頃に着くと、ちょうど本校の男女チームがほぼ同時にコート中央の奥(女子)と手前(男子)が団体戦を始めたところでした。出番の時間を全く知らずに会場入りをしていますので、本当に幸運でした。女子チームは対姫路別所戦を突破し、2回戦を姫路西と対戦しました(残念ながら敗退)。男子は対佐用戦で敗退し、残念ながら初戦突破は成りませんでした。入部したばかりの1年生も何名かが観戦に来ており、先輩の試合を見ながら、来年こそは自分たちがこの場に、と気合を入れていました。明日からは同会場で個人戦(ダブルス、シングルス)が始まるとのことです。是非とも選手各自ベストを尽くして団体戦の雪辱を果たして下さい。

  
  

次に、柔道部の西播大会を目指して歩いて県立武道館に行くと、これも本当に幸運なことに11時半頃でしたが、3年生の西村君が龍野北と佐用の選手を見事な技で下して個人戦県大会出場を決めた瞬間に立ち会うことが出来ました。昨年もそうでしたが、確か6月初旬に高砂市総合体育館で県総体があります。ベストを尽くして頑張って下さい。ところで、県立武道館のホール内には各武道で名を成した方々の書や資料が展示してあるのですが、その中に今も大河ドラマ『いだてん』に登場する嘉納治五郎先生の書「精力善用、自他共榮」を見つけて感慨を深くしました。H30山崎高校新聞原稿(校長).pdf 勿論、これらは複製版であるのですが、他に宮本武蔵先生の手になる書画も展示してあり、正に武道の殿堂たるべき神聖なる空間となっています。機会あらば是非お立ち寄り下さい。

  
  

県立武道館を辞してもう一度総合スポーツ会館に行き、女子バドミントンの対姫路西戦を観戦して後、姫路東高校に赴くと、これも幸運なことに1時半頃ちょうど女子ソフトボール部の対姫路南戦が始まって間もなくのところでした。本校の女子ソフトボール部は今本当によく鍛えられており、今日も見事な試合運びと力強い団結力で遺憾なく実力を発揮し、結果として18-0、3回コールドゲームによって5月3日(金)山崎高校会場での準々決勝、準決勝、そして決勝戦に向けて駒を進めました。今日は入部したばかりの1年生数名も観戦していましたが、次世代を担うべく心技体を鍛えて、青春の炎を燃やして下さい。

  
  

さて、明日は上郡町光都の広場(播磨科学公園都市芝生広場)で「第18回出る杭大会(西播磨フロンティア祭2019)」が開催され、本校の生徒会役員数名が舞台発表及び演技等の司会を担当します。井戸兵庫県知事様を始め、地元各市町の首長様は勿論のこと、西播磨地域のマスコットキャラクターも集結する非常ににぎやかな催しですので、生徒会の諸君も緊張はするでしょうが、気持ちを奮い立たせて頑張ってくれればと思っています。
0

山高街の駅&運動部西播大会

10日間にわたる大型連休が始まり、その初日の今日も今年度第1回目の「山高街の駅」を始め、西播各地で様々な行事や運動部の西播大会が繰り広げられました。唯、つい先日は暑い日もあったのですが、今日は朝から強い風が吹いて雨も降り、本当に肌寒い1日となりました。

本日の「山高街の駅」は、宍粟市商工会駐車場を会場に行われ、生活創造科1年生・2年生の諸君が手作りのカップケーキやパウンドケーキ、そしてお馴染みの「ゆずしそ醤油」の販売を行いました。毎年恒例の「山崎ウォーキング&ウォッチング」の一環として行われ、生徒たちは手作りのポスターを手に街中を歩いて回ったり、或いは6種類のカップケーキの試食を道行く皆さんに勧めたりと、工夫を凝らしての街の駅となりました。近くの大歳神社では「藤まつり」も始まってはいるのですが、まだ肌寒いのか藤の花の見ごろはまだまだといった感じでした。

  
  

お昼過ぎに山崎を出て姫路に向かい、何か所かで行われている運動部の西播大会を覗いてみました。会場によっては本校の試合が既に終わってしまっていたところもあり、残念極まりなかったのですが、姫路工業高校を訪ねると、丁度男子バレーボール部が姫路工業との決勝戦に臨んでいるところで、西播の1・2位を争う両校の試合を観戦させてもらいました。残念ながら1-2で敗れてしまいましたが、いつの日にかこの雪辱を果たすべく、また頑張ってもらいたいと思います。しかし、準優勝です。立派です。本当におめでとう!

  
  

次に姫路東高校へ女子ソフトボール部の試合を目当てに行くと、午前中の雨で開会式が遅れ、さらには試合の中断もあったとのことでかなりスケジュールが遅れてしまっていました。他の会場を回って戻って来たのは5時であったのですが、山崎高校と姫路西・網干・賢明合同チームとの試合が始まったのは5時半でした。夕刻の東高校グラウンドには白鷺城の美しいシルエットが浮かび上がり、非常に肌寒いながらも時には選手の姿が夕日に照り映える印象的な試合となりました。結果としては20-0、3回コールドゲームでの勝利でした。次は明日、同会場でさらに勝ち進み、5月3日(金)の準決勝・決勝戦、山崎高校会場での優勝を目指して頑張って下さい! また、いずれの会場でも各ご家庭の皆様方の熱い声援があり、生徒たちは大いに勇気づけられていました。心よりお礼を申し上げます。

  
  
0

74回生・新入生オリエンテーション合宿

【4月23日(火)】
昨日と本日の2日間にわたって、74回生の諸君が毎年恒例の「新入生オリエンテーション合宿」に臨み、広島県福山市の「ツネイシしまなみビレッジ」及びその周辺に於いて、山高生活3年間の基礎作りに挑戦しました。初日は、現地に到着して昼食を終えた後「座禅体験」を行い、昨年もお世話になったお坊さんのご指導で、最初は10分間、休憩を挟んでさらに20分間、静寂なるお堂の中で自己の内面に向き合うという貴重な体験となりました。臨済宗建仁寺派神勝禅寺というお寺で、座禅の間幾度となく修行者である生徒たちが、「警策(けいさく)」という棒で肩や背中を叩いて頂き、心の在り方及び姿勢を正す機会となりました。

  

座禅の後は体育館で「集団行動」を行い、日頃の体育授業の成果を発揮する場となりました。74回生は「青色」の学年で、ブルーの床に生徒たちの体操服が映えて非常に美しいシルエットを描いていました。夕食時には雨が降っていましたが、食べ切れないほどのバーベキューに舌鼓を打ち、正に鱈腹(たらふく)食べて、食後の合唱コンクールで各クラス共に力を出し切ることが出来たのは嬉しい限りです。体育館へと続く夜の沿道が、非常に美しいイルミネーションに彩られていて生徒たちが感動の声を上げていたのも印象的でした。合唱コンクールでは、今年は何と体育館内に「舞台」(と審査員席)が設置され、声の大きさ、歌詞の暗唱、メロディー、団結力といった力を発揮するのに大いに役立ったのではないかと思います。校歌は勿論のこと、私が紹介をした生徒会歌も早く覚えて、いろんな機会に歌ってくれたらと思います。

  
  

【4月24日(水)】
2日目の朝は起きるとあいにくの雨。しかし、カッター訓練に出かける時には雨も上がって心地良いそよ風が吹く絶好の「カッター日和」となりました。各クラス2艇ずつの計12艇に分かれて福山湾に漕ぎ出し、指導員の方々の手際よい指示によって少しずつコツを掴んでいったようです。途中、一度だけやや激しく雨に降られたこともあったのですが、その様な悪天候もものともせずに約700mのレース競争を漕ぎ切ることが出来ました。高校生活もそうですが、私たちの人生は照る日もあれば、曇る日、雨の日も多くあります。そんな時、仲間同士で声をかけ合い、力を出し合って困難に立ち向かうことがどんなに大事であるかということの意味合いを、今日のこの訓練で掴み取ってくれたのではないかと思います。「74回生」という船は、今船出したばかりです。これからの3年間いろんなこともあるでしょうが、この合宿で学んだ「内なる力」と「仲間との団結力」で、見事に乗り切ってくれることを切に願っています。今回の合宿に際してお世話になった皆様方に、心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

  
  
0

山崎高校1週間…

近年まれに見る桜花爛漫の始業式及び入学式から1週間が過ぎ、本校もようやく通常の日々が始まりました。特に、1年生(74回生)の諸君にとっては毎日行事ごとが続き、本当に目まぐるしい日々であったと思います。来週の23日(火)・24日(水)、毎年恒例のオリエンテーション合宿に広島県の「ツネイシしまなみビレッジ」に行きますので、今週はまずは落ち着いて呼吸を整え、各部活動を見て回ったりして学校の中を探検し、次なるステップへと進むための1週間と致しましょう。

  

さて、8日(月)の着任式では新たに9人の先生方が着任され、山崎高校の仲間入りをされました。中野教頭先生以外は比較的お若い先生方が多く、特に新採用で着任された方にとっては、今後数年間が生涯忘れられない宝物のような期間となるでしょう。生徒諸君と共に、一所懸命頑張って頂きたいと思います。続く始業式では、昨年同様新2・3年生の諸君に、校訓の意味を理解したり元気のよい挨拶を心がけることなど、山高生として心がけてほしい8つの事柄について話をしました。
H31山高生徒諸君に向けて.pdf 朝のSHRや授業の最初に腰骨を立てて姿勢を正すことも述べていますので、是非とも実践して下さい。入学式の式辞で新入生諸君に一番強調したことも、やはり「朝の元気な挨拶」でした。本校の校歌でも作詩者の竹中郁先生が、「(朝の挨拶は)心の扉開く音」とおっしゃって下さっています。元気よく挨拶ができ、大きな声で校歌が歌える学校を目指しましょう。H31入学式式辞.pdf 

  

9日(火)午後には、対面式・生徒総会・部活動紹介が行われ、これで72回生・73回生・74回生という3学年が揃って今年度の山高生の姿が出来上がりました。「先輩、宜しくお願いします!」「何でも分からないことがあったら聞いて下さい!」という言葉を交わしながら互いの信頼関係を形作っていって頂きたいと思います。部活動はやはり勉強と並んで、高校生活のもう一本の柱です。各部共に趣向を凝らした紹介が見られ、新入生諸君からも先輩の実演・演技等に感激の声を上げる場面もありました。確か26日(金)が部活動登録の締切ですので、新入生諸君は約2週間をかけて放課後等に部活動見学を行い、入る部活動を決める予定です。

  

さて、10日(水)の午後には離任式が行われ、10人の先生方をお送り致しました。事務室関係の3名の方々はご欠席でしたが、ご出席いただいた7名の先生方は本校へ初任で来られた方がほとんどで、生徒諸君への言葉の中で、本校での思い出と共に山高生飛躍の秘訣とも言うべきいろんなアドバイスを最後のメッセージとして頂くことが出来ました。先生方、本当にありがとうございました。次の学校でもご活躍になることを祈念しています。この様にして、今年度最初の節目となる行事を終えつつ、課題考査や各教科の授業開きが行われる1週間が過ぎていきました。土日も部活動練習や練習試合にいそしんだ部活が多く、特に14日の日曜日ですが、お昼頃学校に来ると音楽室から昔懐かしいメロディーが聞こえてきたので行ってみると、吹奏楽部の皆さんが合田先生の指揮のもと「山崎高校生徒会歌」の練習をしているところでした。5月2日(木・祝)の定期演奏会で披露されます。今から楽しみです。是非とも6月の山高祭(文化祭)でも校歌と共に演奏して頂きたいと思っています。今週もまた一日一歩ずつ頑張りましょう。
0

新入生登校日・桜五分咲きの便り

4月1日に新しい元号「令和」が発表されました。日本の次なる時代の到来を喜ぶと共に、本校もまた新たなる一歩を踏み出してゆきたいと誓いを新たに致しております。さて、本日午前10時から本校体育館で新入生(74回生)の招集が行われ、入学前の指導と共に新しい制服などの受け渡しが行われました。今日はまだ各自中学校の制服に身を包んでの登校でしたが、こちらから「おはよう!」と声をかけると、皆元気のよい声で「おはようございます!」と返してくれて、より一層8日の入学式を待ち遠しく思いました。入学式と言えば、桜の花満開の時が重なればと毎年思うのですが、それが中々難しく、昨年などは4月の3日が満開でした。と、思いながら本校の今年の桜を眺めてみると、今日で5分咲きあたり。木によっては3分咲きのものもあり、8日(月)にはかなり期待出来るのではないかと心密かに思っています。新2・3年生の先輩も、今日もグラウンドで部活動に汗を流し、そして新旧生徒会執行部と合唱部が入学式に披露する校歌と生徒会歌の練習を行いました。74回生諸君の入学を心待ちにしています。来週から、是非一緒に頑張りましょう。

  
  
0