校長日誌(31年度)
74回生・新入生オリエンテーション合宿
【4月23日(火)】
昨日と本日の2日間にわたって、74回生の諸君が毎年恒例の「新入生オリエンテーション合宿」に臨み、広島県福山市の「ツネイシしまなみビレッジ」及びその周辺に於いて、山高生活3年間の基礎作りに挑戦しました。初日は、現地に到着して昼食を終えた後「座禅体験」を行い、昨年もお世話になったお坊さんのご指導で、最初は10分間、休憩を挟んでさらに20分間、静寂なるお堂の中で自己の内面に向き合うという貴重な体験となりました。臨済宗建仁寺派神勝禅寺というお寺で、座禅の間幾度となく修行者である生徒たちが、「警策(けいさく)」という棒で肩や背中を叩いて頂き、心の在り方及び姿勢を正す機会となりました。

座禅の後は体育館で「集団行動」を行い、日頃の体育授業の成果を発揮する場となりました。74回生は「青色」の学年で、ブルーの床に生徒たちの体操服が映えて非常に美しいシルエットを描いていました。夕食時には雨が降っていましたが、食べ切れないほどのバーベキューに舌鼓を打ち、正に鱈腹(たらふく)食べて、食後の合唱コンクールで各クラス共に力を出し切ることが出来たのは嬉しい限りです。体育館へと続く夜の沿道が、非常に美しいイルミネーションに彩られていて生徒たちが感動の声を上げていたのも印象的でした。合唱コンクールでは、今年は何と体育館内に「舞台」(と審査員席)が設置され、声の大きさ、歌詞の暗唱、メロディー、団結力といった力を発揮するのに大いに役立ったのではないかと思います。校歌は勿論のこと、私が紹介をした生徒会歌も早く覚えて、いろんな機会に歌ってくれたらと思います。


【4月24日(水)】
2日目の朝は起きるとあいにくの雨。しかし、カッター訓練に出かける時には雨も上がって心地良いそよ風が吹く絶好の「カッター日和」となりました。各クラス2艇ずつの計12艇に分かれて福山湾に漕ぎ出し、指導員の方々の手際よい指示によって少しずつコツを掴んでいったようです。途中、一度だけやや激しく雨に降られたこともあったのですが、その様な悪天候もものともせずに約700mのレース競争を漕ぎ切ることが出来ました。高校生活もそうですが、私たちの人生は照る日もあれば、曇る日、雨の日も多くあります。そんな時、仲間同士で声をかけ合い、力を出し合って困難に立ち向かうことがどんなに大事であるかということの意味合いを、今日のこの訓練で掴み取ってくれたのではないかと思います。「74回生」という船は、今船出したばかりです。これからの3年間いろんなこともあるでしょうが、この合宿で学んだ「内なる力」と「仲間との団結力」で、見事に乗り切ってくれることを切に願っています。今回の合宿に際してお世話になった皆様方に、心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

昨日と本日の2日間にわたって、74回生の諸君が毎年恒例の「新入生オリエンテーション合宿」に臨み、広島県福山市の「ツネイシしまなみビレッジ」及びその周辺に於いて、山高生活3年間の基礎作りに挑戦しました。初日は、現地に到着して昼食を終えた後「座禅体験」を行い、昨年もお世話になったお坊さんのご指導で、最初は10分間、休憩を挟んでさらに20分間、静寂なるお堂の中で自己の内面に向き合うという貴重な体験となりました。臨済宗建仁寺派神勝禅寺というお寺で、座禅の間幾度となく修行者である生徒たちが、「警策(けいさく)」という棒で肩や背中を叩いて頂き、心の在り方及び姿勢を正す機会となりました。
座禅の後は体育館で「集団行動」を行い、日頃の体育授業の成果を発揮する場となりました。74回生は「青色」の学年で、ブルーの床に生徒たちの体操服が映えて非常に美しいシルエットを描いていました。夕食時には雨が降っていましたが、食べ切れないほどのバーベキューに舌鼓を打ち、正に鱈腹(たらふく)食べて、食後の合唱コンクールで各クラス共に力を出し切ることが出来たのは嬉しい限りです。体育館へと続く夜の沿道が、非常に美しいイルミネーションに彩られていて生徒たちが感動の声を上げていたのも印象的でした。合唱コンクールでは、今年は何と体育館内に「舞台」(と審査員席)が設置され、声の大きさ、歌詞の暗唱、メロディー、団結力といった力を発揮するのに大いに役立ったのではないかと思います。校歌は勿論のこと、私が紹介をした生徒会歌も早く覚えて、いろんな機会に歌ってくれたらと思います。
【4月24日(水)】
2日目の朝は起きるとあいにくの雨。しかし、カッター訓練に出かける時には雨も上がって心地良いそよ風が吹く絶好の「カッター日和」となりました。各クラス2艇ずつの計12艇に分かれて福山湾に漕ぎ出し、指導員の方々の手際よい指示によって少しずつコツを掴んでいったようです。途中、一度だけやや激しく雨に降られたこともあったのですが、その様な悪天候もものともせずに約700mのレース競争を漕ぎ切ることが出来ました。高校生活もそうですが、私たちの人生は照る日もあれば、曇る日、雨の日も多くあります。そんな時、仲間同士で声をかけ合い、力を出し合って困難に立ち向かうことがどんなに大事であるかということの意味合いを、今日のこの訓練で掴み取ってくれたのではないかと思います。「74回生」という船は、今船出したばかりです。これからの3年間いろんなこともあるでしょうが、この合宿で学んだ「内なる力」と「仲間との団結力」で、見事に乗り切ってくれることを切に願っています。今回の合宿に際してお世話になった皆様方に、心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
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