環境建設工学科長&愉快な先生たち
環境建設工学科の授業
今回は、2年生の実習の様子です。実習では材料実習・情報実習・類型実習の3つのグループに分かれて授業を行っています。材料実習ではコンクリートを作るために必要な材料の分量計算(配合計算といいます)を行っています。計算ミスがないようみんな集中しています。情報実習では表計算ソフトであるEXCELの使い方について学んでいます。現在は関数を使って数値の合計、平均値、順位などを求める練習や、求めたデータをグラフにする練習を行っています。類型実習の都市計画類型では、測量機器を使って地盤の高さを求める水準測量の練習、建築類型では平屋建住宅の図面を描いて、そこから建物の骨組である軸組模型を作っています。3時間連続の授業ですが、みんな一生懸命取り組んでいます。
材料実習の様子 情報実習の様子
類型実習(都市計画類型) 類型実習(建築類型)
環境建設工学科の授業
3年生 課題研究(造園班)の授業では、西播磨文化会館の敷地内整備を行っています。この整備は1期生から毎年行っており、その年毎にテーマを決めて作業をします。今年度は「秋」をテーマに、人々の憩いのスペースを作っています。今回の授業では、床を作る作業のメインである生コンクリートの打込みを行い、鏝(こて)を用いて生コンクリートの表面を平らに仕上げました。12月の完成式に向けて頑張っています。
環境建設工学科の授業
1年生 工業技術基礎の授業の様子です。現在は建築類型と都市計画類型、両方の学びを体験しています。
建築類型では住宅やマンション、店舗といった図面をたくさん描きます。そのために必要な線の引き方や表現方法について学んでいます。図面を汚していないか、定規の使い方は間違っていないか見回り指導中です。
都市計画類型では道路を設計するために必要な曲線の描き方について勉強中です。皆さんが普段何気なく通っている道路も、実は綿密な計算に基づいて造られているのですよ。
環境建設工学科の授業
本校は、兵庫県下でも珍しい、室内に土が敷いてある教室があります。そこで行われる授業の一つに、1年生の環境緑化の授業があります。写真は造園実習班の様子です。この授業では、3級造園技能検定を基に、四ツ目垣を作る練習をしています。その中でも難しいのが丸太と竹、竹と竹が交差するところを結ぶやり方です。生徒たちは苦戦しながらも、チームで協力しながら完成させていきました。造園実習では少人数で作業を行うため、一人一人が積極的に行動する必要があります。そのため、クラスの団結力は自然と高まっていきます。
環境建設工学科の授業
3年生 課題研究の授業です。今週から新たにドローンを使った測量の練習をスタートしました。今日は、初めての授業ということもあり、ドローンの初期設定である「コンパス・キャリブレーション」のやり方と、低空でのドローンの飛行練習をしました。各班それぞれドローンの操縦係とタブレットの映像確認係に分かれて進めていきました。どの班も、30分程度の練習で全員が操縦方法をマスターできました。次回は上空30mまで上昇させ、学校の航空写真を撮影する予定です。
環境建設工学科では、県内でも珍しいドローンなどの最新機器を使った授業も行っているんですよ。