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環境建設工学科長&愉快な先生たち

1年生の工業技術基礎「1枚残しを習得しよう」

みなさん、お久しぶりです。環境建設工学科の愉快な先生こと ハッピー です(^^)/

2月になって、とても寒くなりましたね。ブログをご覧のみなさんも体調に気を付けて下さい。

今回は1年生の工業技術基礎の様子を紹介します。さて今回のミッションは「秘儀!1枚残しを習得せよ!」です。

「1枚残しって何??」という人も多いでしょう。建築では、図面を描くだけでなく、建物の模型を作ったりします。その模型作りで必要な技能が「1枚残し」です。

下の写真を見て下さい。2枚の5mm厚のボードをL字型に張り付けました。

皆さん、どちらの方がきれいに見えますか?

右の方が継目が隠れてキレイに見えますね。このように「1枚残し」の技を使うとコーナー部分をキレイに見せることができます。でも、模型作りに慣れていない1年生にはとても難しい技能です。カッターの刃を入れすぎてしまうと、紙の部分も切ってしまい失敗しちゃいます。まずカッターの扱いに慣れていない生徒は、まっすぐ材料をカットするのも一苦労です。

下の写真は一番の難関、カッターの刃を横に入れて、表面の紙1枚だけを残すところです。おっと、手を切らないで下さいよ……

この「1枚残し」の技能を活用して「サイコロ」を作りました。サイコロは対角の目の合計が7になるようにできています。(小学校で習いましたよね!?)

単に作業をするだけでなく対角の目の数も考えながら組み立てていきます。

頭の体操もしながら、完成を目指す模型作りの時間となりました。

1年生のみんなは、右脳も活性化したかな!?