校長あいさつ

 兵庫県立龍野北高等学校 第7代校長 松浦 弘幹

  龍野北高校のホームページにようこそお越しくださいました。魅力ある学校の様子を、是非、ご覧ください。

  今年度より第7代目の校長として着任しました松浦です。本校の前身は、伝統と実績を持つ龍野実業高校(全日制・定時制)と新宮高校が発展的統合により、工業系(電気情報システム科、環境建設工学科、総合デザイン科)、総合福祉科、看護科、商業科(定時制)の6学科を設置した学校です。さらに、看護専攻科も併設した全国的にもユニークな構成で16年目を迎え、常に進化を続ける学校です。令和4年3月に「県立高等学校教育改革第三次実施計画」が発行され、その基本理念にあります「学びたいことが学べる学校づくり」に基づいて、様々な取組を行っていきたいと考えているところです。詳細の内容は、各項目を覗いていただくことにして、本校の学びを通して職業人として規範意識や倫理観、発展する技術に各産業界の求める知識と技術を身につけ、地域産業を担う即戦力となる人材の育成を目指していきます。また、授業や部活動等で充実感と成就感を味わい、自尊意識を高めるカリキュラムを用意し、明るく楽しい学校生活が送れるように全教職員が一丸となってサポートしていきます。また、地域社会との交流を積極的に行い、社会奉仕(ボランティア精神)や職業教育(就業体験等)の充実を図っていきます。

 さて、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、さまざまな対策が迫られる中で、急速に飛躍的にICT化が進み、リモート授業・会議も盛んに行われるようになりました。また、人・物・貨幣・情報等が国境を瞬時に越えるグローバル化が進展し、AI(人工知能:Artificial intelligence)等の高度な情報技術の進歩により、産業・就業構造や生活様式が急激に変化しています。今後、社会が予測困難な変化の激しい時代を乗り越えていくための学びが不可欠になってきました。また、令和4年4月からは成人年齢の引き下げが行われ、より一層の社会的・職業的自立に向けた教育活動が求められます。そのような社会を生き抜いていくために「知・徳・体」の調和のとれた基礎的な力の育成を図り、将来を見据えた行動ができる態度や能力を育むことを目指します。また、BYOD(Bring Your Own Device)導入により一人一台のタブレット(iPad)が用意されることで、有効的・効果的な活用を積極的に行い、情報活用能力を育成する指導方法を模索していきます。

 国連が設定したSDGs(持続可能な開発目標)が大きな話題になり、多方面から注目されていますが、生徒一人一人が自ら課題を見つけ取り組んでいける資質・能力を身につけること、まさに、自ら考え、自ら学び、深い学びに繋げて、幅広い興味関心を持ち、未知なる可能性を見つけ出していける場(学校)であり続けます。とにかく、勉学であれ、部活動であれ、社会貢献であれ、家庭や地域が一体となり、子供たちを見守り育て上げる環境を整えた学校であり続けるために、教職員が知恵を振り絞り取り組んでいきたいと決意しているところです。そして、この学校で学び、卒業していく生徒たちが充実感と達成感を味わって胸を張って羽ばたいてくれることを願っています。

 本校が地域に愛され、生徒が愛校心を育むための学校教育に邁進して参ります。今後とも本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。なお、学校の取り組みは、サイドメニューをご覧ください。進化し続ける龍野北高校をどうぞご覧ください。

 

令和 5 年 4 月 1 日 

兵庫県立龍野北高等学校 

校  長   松浦 弘幹 

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