ブログ

北高ダイアリー

アンケートの適切な設定方法やインタビューなどの手法(リス探)

6月6日

普通科2年生を対象に、兵庫県立大学減災復興政策研究科の馬場美智子先生をお招きし、「アンケートの適切な設定方法やインタビューなどの手法」をテーマに講演会を実施しました。


講演では、アンケートの具体的な作り方や実施時の注意点について、詳細な資料をもとに分かりやすくご説明いただきました。また、講演会の後半では、ワークシートを用いた演習を通じて、調査目的や把握したい内容に応じて設問を工夫することの大切さを学びました。
今回の講演で得た知識や視点を今後の各ゼミでの探究に活かし、より深みのある活動につなげていってほしいと期待しています。

GS科 39回生 3年生 論文書き方講座

5月13日(金)

GS科3年生が学校設定科目「GSⅢ」において、兵庫県立大学准教授、人と自然の博物館主任研究員の中濵直之先生をお迎えし、「論文書き方講座」を受講しました。
「GSⅢ」では、「GSⅡ」で行ってきた「課題研究」を卒業論文としてまとめます。これまで、内部、外部での研究発表を行うにあたり、ポスターやスライドを作成してきましたが、科学論文を書くのは初めてです。どこからどのように書けばよいのか不安に思っている中、書き方に決まりがあることや、書き始める上でのコツなどを丁寧にお教え下さり、非常に有意義な時間となりました。
これから、班員で協力して卒業論文に仕上げていきます。そして、専門家の方に査読を頂き、充実したものにブラッシュアップしていきます。出来上がりが楽しみですね。

GS科3年生 和蝋燭班 松本商店訪問

5月17日(土)

GS科 3年生 和蝋燭班の4人が和蝋燭メーカーの松本商店(西宮市)を訪問し、課題研究の結果の報告と今後の展開について相談しました。

和蝋燭班は松本商店さんからの依頼を受けて「芯切り不要な和蝋燭」の開発について研究しました。過去には本校では先輩方が、そして、他校でも何度か検討されてきましたが十分な解決案を提案できないままとなっていました。しかし今回、「GSⅡ」で研究を重ねた結果、従来の検討を見直し柔軟な発想で、普及の障壁となっていた「芯切り」という作業を必要としない新たな和蝋燭の形を見出しました。そこで、松本商店を訪問し、これを提案しました。和蝋燭班の4人も、自分たちの発想が受け入れられるのか不安で一杯でしたが、結果「非常におもしろい」とのコメントを頂き「ホッ」としました。実用に向けて検討を進めて頂けることになり、自分たちが開発した物が商品として出ていく可能性に大いに喜びを感じました。一方で、松本商店さんの「お客さんが先ず安全に、快適に使用できることが一番大事だ」というお言葉をお聞きし、商品を販売する責任も強く感じることにもなりました。今回の開発品が伝統の継承の一つの形になればいいですね。

学校説明会を実施しました

5月24日(土)に中学生向けの学校説明会を実施しました。
兵庫県内の約60校からたくさんの中学生と保護者の方が参加してくださいました。

(プログラム)
①学校紹介動画
②学校長挨拶
③学校概要説明
④北高の学校生活の様子について(生徒会生徒)
⑤スーパーサイエンスハイスクールについて
⑥普通科について(普通科代表生徒)
⑦グローバルサイエンス科について(GS科代表生徒)
⑧演劇科について(演劇科代表生徒)
⑨進路について
⑩個別相談

  

  
 参加された方々からは、「生徒の発表がハキハキとしていてわかりやすく、主体性が感じられた」「学校の雰囲気や学科の特徴がよく伝わってきた」「実際に生徒の姿を見て生き生きと充実した学校生活を送っていることが伝わった」「とても魅力ある学校だと感じた」などの嬉しいご感想を多数いただきました。
 特に、探究活動への関心や、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業のもとで3学科が連携しながら高め合う姿勢に対して、興味を持っていただけたことは大変励みになりました。また、在校生・卒業生の声を通して将来の具体的なイメージが持てたという意見も多くいただきました。
 今後も、本校の魅力をより多くの方に知っていただけるよう、丁寧で充実した説明・発信に努めてまいります。ご参加いただき、ありがとうございました。