カテゴリ:SSH
フィールドスタディ in 福島 3日目を実施しました!
8月26日(水)、フィールドスタディin福島の3日目は、午前に楢葉遠隔技術開発センターを訪問し、研修のまとめとなるワークショップを行った後、帰路につきました。
同センターでは、福島第一原子力発電所の内部を現場で計測して得られた点群データや設計図をもとに構築されたVRシステムを体験しました。また、クローラ型ロボットの操作や、試験用水槽内での水中ROV操作実習にも取り組みました。安全な廃炉を実現するために、さまざまな技術が開発・活用されている現場に触れ、科学技術が果たす役割について深く考える一日となりました。
お昼には三日間の振り返りを行い、今回のフィールドスタディで最も伝えたいことは何かについて、グループ討議を行いました。
この旅で得た知識や感動、現地で伺った思いを胸に、自分たちに何ができるのか、これからどのような社会を築いていきたいのかを、今後も考え続けていきたいと思います。
フィールドスタディ in 福島 2日目を実施しました
8月25日(火)、フィールドスタディin福島の2日目を実施しました。
午前は、人文科学系コースと自然科学系コースに分かれて研修を行いました。人文科学系コースでは、「おれたちの伝承館」や双葉駅周辺を訪れ、震災・原子力災害の記憶をどのように受け継ぎ、地域の再生につなげていくかを考えました。自然科学系コースでは、福島ロボットテストフィールドと福島水素エネルギー研究フィールドを見学し、復興を支えるロボット技術や水素エネルギーについて学びました。
午後は、相馬広域こころのケアセンターなごみセンター長の米倉様より、災害と心のケアや孤立してしまった方への支援についてお話頂き、対話を重ねました。その後、東京電力廃炉資料館を訪れ、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取組について学びました。
夜には、株式会社 F-ACE の佐々木様より、災害時に命と暮らしを守るための防災・減災についてお話し頂きました。生徒たちは、復興を技術だけでなく、地域で暮らす人々の思いや生活、支え合いの視点からも捉え直し、それぞれが感じた疑問や考えを共有しました。
フィールドスタディin福島 1日目を実施しました
8月24日(月)、普通科1年生20名が参加する「フィールドスタディin福島」が始まりました。
初日は、双葉駅周辺、東日本大震災・原子力災害伝承館、震災遺構浪江町立請戸小学校、大平山霊園を訪れ、東日本大震災と原子力災害が地域にもたらした影響と、復興の現在について学びました。
夜には、元富岡高等学校長で語り部の青木さんからお話をうかがいました。原子力災害は、建物や田畑が残っていても住民が避難を余儀なくされた災害であり、長期避難による地域コミュニティの分断や風評被害など、今なお多くの課題が残されていることを学びました。また、災害時には科学技術や物資だけでなく、互いに相談し支え合える人間関係が大切であるという言葉が、生徒の心に強く残りました。
生徒たちは、現地で見聞きしたことをもとに、「心が動いた瞬間」やそこから生まれた疑問を記録し、仲間と共有しました。明日以降も、復興を人文科学・自然科学の両面から捉え、自らの探究につながる問いを深めていきます。
化学部がSSH生徒研究発表会でポスター発表賞を受賞しました!
8月5日(水)・6日(木)、神戸国際展示場で開催された令和8年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会において、本校化学部がポスター発表賞を受賞しました。
本発表会は、文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催し、全国のSSH指定校等239校が日頃の研究成果を発表する全国規模の発表会です。本校化学部は、「銅の煮色着色技法における新規発色機構の提唱」をテーマにポスター発表を行いました。
煮色着色は、銅を煮沸して柔らかく深みのある色合い(古銅色)を生み出す伝統技法であり、本研究では、電子顕微鏡観察や表面分析を元に、新しい発色機構を提唱しました。
ポスター発表賞は、ポスター発表の審査で高い評価を受けた12校に贈られる賞です。化学部員にとって、研究成果が全国の舞台で認められる大きな励みとなりました。今後も、伝統技法に秘められた科学的な仕組みの解明に取り組んでいきます。
3Dプリンタ講習会 五国SSHプログラム
8月1日(土)本校PC教室にて、県内の高校生・教員および宝塚市内の中学生を対象とした「3Dプリンタ講習会」を開催しました。当日は中高生19名、教員8名などが参加し、本校生徒4名もTAとして講習会をサポートしました。
午前は、3Dプリンタの基本的な仕組みや、3Dモデリングソフト「Tinkercad」の使い方を学び、実際に立体物の設計に挑戦しました。午後の「3Dプリンタ アイデアチャレンジ」では、「教科書とタブレットの両方を見ながらノートを取りやすくするにはどうすればよいか」という身近な課題をもとに、グループで原因を考え、解決するための製品を設計しました。
学校や学年の異なる生徒同士でアイデアを出し合い、形や寸法、実現可能性を検討しながら、自分たちの考えを具体的な「もの」へと変えていきました。完成後は作品を紹介し合い、他のグループの発想や工夫についても学びました。
今回の講習会を通して、3Dプリンタを単に作品をつくるための機器としてではなく、自分のアイデアを具体化し、課題解決のために試作・改善する「探究のツール」として活用する可能性を学ぶ機会となりました。
阪神・淡路の体験と避難所運営ゲームから学ぶ ≪フィールドスタディ in 福島の事前学習≫
本校では、SSH事業の一環として8月24日~26日に「フィールドスタディin福島」を実施します。
その事前学習の一環として、7月29日(水)に、宝塚市売布にある「こむの事業所」に参加生徒が伺いました。
この事前学習では、阪神・淡路大震災当時宝塚市役所職員として避難所運営や被災者支援に携わった松藤さんを講師にお招きしました。行政による支援には公平性が求められる一方、ボランティアだからこそ一人ひとりの状況に応じて柔軟に支援できることなど、実体験に基づくお話から、災害時の支援について考えました。生徒からは「行政とボランティアが互いに補い合うことが重要だと感じた」「地域コミュニティの大切さに気づいた」といった感想が寄せられました。
講演の後は避難所の運営を模擬的に体験するゲームの中で、避難者の年齢や家族構成、健康状態などを考えながら、体育館や教室への配置をグループで検討しました。次々と変化する状況に対応する中で、限られた情報から判断する難しさや、多様な立場の人を想像して行動することの大切さを体験しました。生徒からは、「避難所の話を聞き、苦労が想像しやすく他人事にできないと感じた」「現地に行かないと分からないことがある」との声もあり、震災を過去の出来事としてではなく、自分たちにつながる課題として捉える機会となりました。
なお、この事前学習の様子は新聞でも紹介されました。
これから研究を始める高校生のためのリサーチプラン研修会
1月 24 日(土)甲南大学フロンティアサイエンス学部教授 甲元一也先生をお招きし、「リサーチプラン研修会」を開催しました。この取り組みは五国 SSH 連携事業として兵庫県下SSH指定校が各校主催で行うイベントで、姫路西高校、三田祥雲館高校、本校の生徒44名が参加し行われました。
次年度から研究を始める1年生が主な参加者であり、まずは考えてきたリサーチプランをグループ内で発表をしました。続いて甲本先生の講演を聞き、「研究内容に関して、事例・文献調査の必要性」「新規性・独自性・進歩性の確認」「生成AIとの向き合い方」等の講義を聞きました。
午後からは、本校卒業生3名にティーチングアシスタントとして参加してもらい、リサーチプランの検討が行われ、班ごとの研究が発表されました。
発表の後、先生から講評をいただきました。
参加者感想
・今回の研修会は自分が悩んでいた研究の進め方や改善すべきポイントをしっかり理解できました。
・冬休みに軽く研究のリサーチプランを作るときに何を示してどのように調べたらいいか分からず行き詰まったので、もっと早く聴きたかった。
・「新規性」「独自性」「進歩性」のどれなのかによってアプローチの仕方が変わってきたり最初の土台の完成度によって進度がとてもかわってくると聞いたのでもっと先行研究を調べたり知識を増やして実験に臨むことが大事だと改めてわかりました。
生物部 近畿高等学校総合文化祭鳥取大会 生物部門 優秀賞受賞
11月22、23日
鳥取県米子市にある文化センターさなめホールで、第45回近畿高等学校総合文化祭鳥取大会が開催され、本校生物部1年生2名が生物部門の口頭発表に出場し、優秀賞を受賞しました。発表したのは「ホウレンソウの白色顆粒は葉を守るのか~抗菌性および耐凍性に関する実験的検証~」という、ホウレンソウについている白い粒にどんな役割があるのかを調べた研究です。1年生にとって、自分たちだけで挑戦する初めての大舞台でしたが、立派に発表することができ、多くの質問にも適切に答えることができていました。これからの成長が楽しみです。
生物部 JSEC(高校生・高専生科学技術チャレンジ)2025 敢闘賞 受賞
11月19日
生物部の研究「ホウレンソウの白色顆粒は葉を守るのか~耐寒性と抗菌性の実験的検証~」が、JSEC2025※において敢闘賞を受賞しました。
JSECホームページ https://manabu.asahi.com/jsec/2025/award/index.html
本校生物部では代々ホウレンソウの白色顆粒に関する研究を続けてきましたが、今回の受賞は、39回生(現3年生)の生徒3名を中心に行われた研究内容が高く評価されたものです。
生物部では今後もホウレンソウの白色顆粒についての研究を継続していく予定です。
身近な植物であるホウレンソウの小さな粒に隠された“生存戦略”を、高校生自らの手で解き明かしていくという大きな挑戦は、これからも続きます。
※JSEC(高校生・高専生科学技術チャレンジ)は、全国の高校生・高等専門学校生を対象
に、科学技術水準の向上を目的として2003年に始まりました。また国際競争力を身につけ
るために、上位受賞者は国際大会「ISEF」に日本代表として派遣されるものです。
化学部 全国総文(かがわ総文)で研究発表(化学分野)において奨励賞を受賞
7月26日(土)~28日(月)
香川大学で行われた第49回全国高等学校総合文化祭の研究発表(化学分野)において、化学部の「安全で環境にやさしい充電池の開発」に関する研究発表が奨励賞(4~8位相当)に選ばれました。
発表は、昨年の兵庫県総合文化祭自然科学部門の発表会にて最優秀賞となったことを受けて県の代表として推薦いただき、二年連続の出場となったもので、県代表としての責任と昨年を上回る発表をしようと挑んだものです。その結果、文部科学大臣賞には及ばなかったものの、こうした栄えある賞を頂きがんばってきた甲斐があったと喜びました。さらに受賞に加えて、自分たちで育ててきた電池を全国のみなさんに知ってもらい共感してもらったことにより喜びを感じることになりました。
また、発表以外では他校の生徒と交流を深めたり、香川大学での希少糖の研究施設を訪問したりと全国総文ならではの貴重な経験ができました。さらに、自校部員との絆を深め、もちろん本場のさぬきうどんもしっかりと味わいました。充実した2泊3日の夏の思い出の一つとなりました。
研究においては川西市の公益財団法人東洋食品研究所様に分析でご協力頂き感謝申し上げます。
また、とことん研究活動に向かえる宝塚北高校の環境も大きいと感じました。
運営においては香川県の全国総文運営の生徒のみなさん、先生方、参加の手配でお世話になった兵庫県の先生方ありがとうございました。
宝塚市すみれガ丘4丁目1-1
Tel:(0797)86-3291 代表
Fax:(0797)86-3292