北高ダイアリー
芸術鑑賞会
例年この時期に実施している芸術鑑賞会。
今年度は、本校の卒業生でマイム俳優の いいむろなおき さんによるパントマイム「マイムの時間」を東リ いたみホールで鑑賞しました。
さまざまなテーマについて、ことばの発声がなく、動きだけで見事に演じておられ、時には大きな笑いがおこり、時にははっと考えさせられるなど、終始演技に引き込まれあっという間に時間が過ぎました。
後半ではパントマイム講座や生徒や職員がステージにあがって演技に挑戦するコーナーもあり、大いに盛り上がりました。
ソロプチミスト入会式
7月11日(金) 於 アポロンホール 新生徒会役員・演劇科2年生
国際ソロプチミスト宝塚Sクラブ兵庫県立宝塚北高等学校新入会員入会式がとり行われました。
式次第
1 開会宣言 演劇科生徒代表
2 スポンサークラブ会長挨拶 国際ソロプチミスト宝塚会長
3 生徒(Sクラブ)代表挨拶 本校生徒会長
4 新入会員紹介(名乗り)
5 バッジ授与
6 謝辞・誓約 演劇科生徒代表
7 式歌披露 演劇科2年生
「永遠の花」
8 閉会宣言 生徒会生徒代表
*国際ソロプチミストとは世界的な女性の奉仕団体である。1920年代アメリカで伐採されようとする木々を守るために女性たちが立ち上がったことから始まる。
*国際ソロプチミスト宝塚とは1979年日本で90番目のクラブとして誕生し、女性と子供たちのよりよい生活をめざして地域に根ざした奉仕活動を行っている。
*Sクラブの“S”とはサービス(奉仕)のSで、学校(School)、地域社会(Society)への奉仕のSであり、そしてソロプチミストの“S”でもある。
「GSⅠ」 演劇科卒業公演鑑賞会
GS科1年生が学校設定科目「GSⅠ」において、本校演劇科3年生の卒業公演を鑑賞しました。
演劇科の学びの集大成を鑑賞し、演劇科から「表現」について学ぼうとするものです。作品は生徒たちが一から作ったものということで、始まる前は若干の不安もありましたが、最初の挨拶からその迫力に圧倒され、そこから引き込まれていきました。GS科の生徒らも瞬きすら忘れるくらい引き込まれ、見入っていました。
振り返りのアンケートでは、
92%の生徒が、「自身の意識の変化や成長につながるものであった」と回答しました。また、表現技法や意識、そこまでのプロセスを讃えるものに加えて▶個々の力では表現できないこともある中、仲間と協力する事でできる事が格段に増える。▶したいことに没頭し、それを外に出すことで人を感動させることができる。▶全力で取り組むことのかっこ良さ。▶見ている人に伝えたいという熱意が指先まで感じられて、それまでの道のりの長さが伝わってきた▶自分たちも、聞き手を感動させられる研究発表会にしたい▶三科が奏でるハーモニーでした!!
など、多くの気づきを振り返りに書いてくれました。
普段廊下ですれ違う演劇科生がここまで凄い演劇を造りあげていることに感動し、自分たちも形は違えど、同じように完成度の高い研究発表をしたいと思わされた鑑賞会でした。演劇科、普通科、GS科、3科がある宝塚北高校ならではの、大切なひと時でした。
GS科1年生 学校設定科目GSⅠ「探究基礎実習」
6月17日(火)
GS科1年生が学校設定科目「GSⅠ」の授業として、京都教育大学 村上忠幸先生、亀田 直記先生をお迎えし、探究実習を実施しました。
今回の実習は、単なる課題の探究ではなく、“マルチプル・インテリジェンス理論”に基づいて班を編成し、探究し、最後に“デノボの帽子思考法”を使って、進め方、行動、考え方について振り返るというものです。この理論に基づいて、個人の知能を8つに分類し分析し、お互いに補いあって8つの知能を集結させた班を編成し、探究活動に挑みました。お互いに苦手を得意でカバーしあった班編成の中で、自分の得意を発揮し、チームとして機能させます。北高GS科が目指す、チームでの探究活動の神髄ですね。そうしたチームで不思議現象の解明に挑みました。なかなか苦戦し探究のプロセスを何回も繰り返しましたが、最後は多くの班が仮説の実証にたどり着きました。誰かのちょっとした一言から一気に動き出す場面などもあり、ワイワイがやがや、あーでもないこうでもないと取組みながら、解明できたときの達成感はひとしおでした。探究後は、デボノの帽子という色別のカードを使って、活動での具体的な場面を思い出しながら振り返り、自分を見つめ直すことができました。また、教員を目指す京都教育大学の学生4名の方にも、実習をお手伝いいただきました。京都教育大学の先生方、学生さん、ありがとうございました。
第39回 演劇科卒業公演 『不滅のひと夏』
6月14日(土)演劇科39回生の卒業公演は無事終了いたしました。
今年の演目は、自分たちでゼロから物語を立ち上げた作品『不滅のひと夏』でした。
今年も、中学生の皆さまをはじめ、非常にたくさんのお客さまが足を運んでくださり、文字通り、満員御礼となりました。ご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
開催にあたりご支援いただきました皆さまに心より感謝申し上げます。
演劇科3年生 メイク講習会
5月24日(土) 於 アポロンホール2F
講師として35回生の村山由芽さんをお迎えし、卒業公演に向けて舞台メイクの仕方について学びました。
先生方に助けていただきながら、悪戦苦闘でメイクを仕上げていきます。
最後は、それぞれの衣裳に着替え、役に合ったメイクの仕方、髪型などのアドバイスを受けました。
GS科40回生 2年生のイラストが神戸新聞に掲載されました。(GS科)
6月6日(金)
神戸新聞 教育・子育て欄の 子ども新聞まなびーでのコラム「理科の散歩道」にGS科2年生上条さんのイラストが掲載されました。
コラムは、オタマジャクシからカエルに成長していく過程で尾部がなくなるプログラム細胞死(アポトーシス)をもとに、植物やガンの細胞についても書かれたもので、生物の魅力的な世界が書かれています。年齢によっては少し難しい話かもしれない中で、誰もが知るところのオタマジャクシのプログラム死を経て力強く成長を遂げるカエルの姿を描き、コラムに花を添えてくれました。
第40回文化フェスティバルが開催されました
第40回文化フェスティバルが6月3日(火)・4日(水)に開催されました。
今年のテーマは「Requartet(リカルテット)」です。このテーマにはこれまでの「40年間」の伝統と「新たな挑戦」を組み合わせ、より楽しめるものにしたいという生徒会執行部の思いが込められています。
1学年は、合唱コンクールでクラス一丸となり、美しいハーモニーを奏でてくれました。振り付けがあるなど、それぞれのクラスの個性が見られました。2学年は、手の込んだアイデアたっぷりの展示でクラスの個性を表現してくれました。また、模擬店では電子決済を導入し、どの店も大繁盛していました。3学年は、クラス一丸となって舞台作品を作り上げ、工夫いっぱいの演出、演技、ダンスで観客を魅了しました。文化部の皆さんも、日頃の活動の成果を発表してくれました。
ご来場いただいた来賓や保護者の皆様、生徒会をはじめ、準備・運営に携わったすべての方々に、心よ りお礼申し上げます。
2日目は中学生対象のオープンハイスクールでもあり、校内のあちこちで北高の文化祭を楽しむ姿が見受けられました。生徒会執行部の思いが伝わり、エネルギーみなぎる素晴らしい2日間となりました。
PTAのページでも文化フェスティバルが特集されています。ご覧ください。
アンケートの適切な設定方法やインタビューなどの手法(リス探)
6月6日
普通科2年生を対象に、兵庫県立大学減災復興政策研究科の馬場美智子先生をお招きし、「アンケートの適切な設定方法やインタビューなどの手法」をテーマに講演会を実施しました。
講演では、アンケートの具体的な作り方や実施時の注意点について、詳細な資料をもとに分かりやすくご説明いただきました。また、講演会の後半では、ワークシートを用いた演習を通じて、調査目的や把握したい内容に応じて設問を工夫することの大切さを学びました。
今回の講演で得た知識や視点を今後の各ゼミでの探究に活かし、より深みのある活動につなげていってほしいと期待しています。
学校通信5月号
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