2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

検察官による出前授業

9月15日(金)のリーガルマインドⅠの授業は神戸地方検察庁より検察官と検察事務官の方をお迎えして、裁判制度の理解や模擬裁判のポイントなどをテーマに出前授業をしていただきました。

まずは、自己紹介を兼ねて「なぜ検察官になろうと思われたのか。」また、「検察官としてのやりがい」や「仕事をしていて大変なこと」などのお話をしていただきました。生徒たちは様々な経験をへて検察官になられたというお話を興味深く聞いていました。また、検察官の視点からリーガルマインドを学ぶ意義もお話しいただきました。

後半は、模擬裁判に向けて刑事裁判における検察官の役割や裁判の意義をお話していただきました。前回、模擬裁判の役割を決定したので、今回のお話はそれぞれの立場を念頭において聞くことができたようです。今回の模擬裁判を行う上での着目点などの貴重な話もしていただき、多くのヒントをいただきました。

終了後には検察官役の生徒が質問をしたり、検察事務官の方に質問をした生徒もいました。生徒たちにとって充実した一時間になったようです。お忙しい中、出前授業にご協力いただいた神戸地方検察庁の皆様、本当にありがとうございました。今後の授業にぜひ役立てていきましょう。

感想の一部を載せておきます。

「いろいろな角度から物事を多角的にとらえるというリーガルマインドの考え方がなぜ必要なのか、また学ぶことが何に繋がるのかということを学習できたと思います。

「検事さんのお話を直接伺うというまたとない経験をさせてもらい、感謝の気持ちでいっぱいだ。もともと法律や裁判に興味はあったが、今回の授業でより興味が沸いた。模擬裁判では根拠をしっかりと持って論理的に考えを言えるように今日学んだことを今後の授業に活かし、悔いの残らないような模擬裁判にしたい。」

「今回の授業は模擬裁判に活かせそうな事柄がたくさんあり、ものすごく参考になりました。正直者が馬鹿をみない社会を実現する、というのが一番心に残っています。また、模擬裁判では検察側の主張がその後の議論の土俵になると聞いて、検察官役としてはプレッシャーとなりましたが、みんなと協力してしっかりと土俵づくりをしていきたいです。」