年次ブログ

2023年2月の記事一覧

21回生の日常風景<校長先生の講話にもありましたが・・・>2月1日(水)

本日は1日ということで,全校集会がありました。1年次は大講義棟に集まりました。校長先生が「FACTFULNESS (10の思い込みを乗り越え,データを基に世界を正しく見る習慣)」の本の話をされていました。1年次の皆さんに向けても,2年の探究で実験したり調べたりすることでデータを活用し,仮説を立て,そして分析やアプローチを考えていく,そういった力はこれから社会に出た後でも役立つものである,と話をされていました。また,関学の教授とお話される機会があり,関学に来る祥雲生はみな優秀で高い評価をされていると聞き,それはきっと探究とかで力を付けていくからではないかと,おっしゃっていました。みんなも先輩たちに負けず,頑張って自分の能力を高めていきましょう!

今日の探究は,LHRの時間も使い,2時間連続でした。理系文系で分かれての活動となりました。理系では,「紙コップにお湯を注ぐと,机に水滴がつくのはなぜか」というテーマで,仮説を立て,実験をし,検証をしていきました。

紙コップだけでなく,様々な形や材質の容器を用いたり,アルミホイルやラップやビニール袋を使ったり,それぞれの班ごとに考えて検証をしていました。答えを教えてもらうのではなく,自分たちで仮説を立て,それが立証できるか実験で証明していく。今日の全校集会の校長先生の講話にもありましたが,まさしく来年度の課題研究に繋がるような授業でした。

最後は自分たちの仮説と研究結果を報告して終わりました。きちんとした答えにたどり着いた班もありましたよ。

文系は,県立図書館から木村健太郎さん,山本真幸さんをお招きして,「インターネットを活用した調べもの・図書館の上手な使い方」のお話をしていただきました。インターネットと図書は,情報を調べる際に利用しますが,どちらも長所短所があり,使い分けることでより求める情報にたどり着けるという内容でした。図書館の活用方法やインターネット検索のコツ,参考文献の表記例など,これからの探究で必要な知識や技術を教えていただきました。生徒たちも真剣な様子でメモをとっていました。高校のうちから,このようなことを学べるのはありがたいことで,全校集会の校長先生の講話にもありましたが,大学で祥雲生の評価が高いのは,こうした知識・技能を大学でも活かしているからではないでしょうか。