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2025年6月の記事一覧

24回生<祥雲祭1日目>6月13日(金)

さあ、祥雲祭が始まりました。今日は天気にも恵まれ、青空のもと、まさにアンブレラ日和となりました。会場には色とりどりの傘が空にも地にも広がり、そこに今年新たに加わったゾウのオブジェも相まって、誰もが思わずカメラを向けたくなる写真スポットとなっていました。

今年の祥雲祭は、生徒会が制作した先生方の諸注意をまとめた動画からスタート。ユーモアもある動画に、会場が大いに盛り上がっていましたね。

その後の応援団チアリーディング部のパフォーマンスもよかったですね。1年次も入部して間もないにもかかわらず,リフトしたり,踊ったりしていたのに驚きました。

その後、いよいよ1年次の合唱コンクール本番です。どのクラスも練習の成果を存分に発揮し、会場中が澄んだハーモニーに包まれました。終了後には校長先生と教頭先生から「涙が出るくらい感動した」とのお言葉をいただきました。これまでみんなの頑張りを見守ってきた私にとっても、その言葉は嬉しかったです。

2組「あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ~」
トップバッターながら堂々とした歌声を響かせました。ハモリや掛け合いも合唱らしさがあり、聴いていて心地よい演奏でした。特にサビでの声量と盛り上がり、ラストの「あ~♪」の余韻には感動がありました。指揮者も落ち着いており、クラス全体をうまくまとめていました。2組がこのコンクールの基準を引き上げたことは間違いありません。

3組「水平線」
静かに始まるソロから徐々に音が重なり、サビへと向かっていく展開がとても自然で、美しいハーモニーが印象的でした。練習で苦戦していた箇所も見事に仕上がっており、最後のハーモニーでは聴いていて胸にこみ上げるものがありました。

4組「Soranji」
冒頭の「貴方に会いたく~」から、観客の心を引き寄せていたのが印象的でした。指揮者の表現力も高く、まるで歌を操っているかのように曲全体を引っ張っていました。後半に向かうにつれて歌声に厚みが増し、会場の空気を包み込むような演奏でした。

5組「カイト」
男子の力強さと女子のやさしさが見事に調和し、サビでは一体感のある力強い合唱が広がりました。ハーモニーのバランスも良く、まるでカイトが風を受けて舞い上がるような情景が浮かびました。ラストの伸びやかな声には、未来への希望が込められているように感じました。

6組「RPG」
手拍子や観客との一体感が魅力で、まるで物語の世界に入り込んだようなワクワク感がありました。明るさとパワーに満ちた演奏で、他のクラスにはない工夫が随所に光っていました。聴いていて元気をもらえる、そんな合唱でした。

1組「僕のこと」
ラストを飾った1組は、男女の掛け合いと感情豊かなハーモニーが印象的でした。静かな悲しみから、サビで一気に前を向くような展開に、胸を打たれました。演出や並び方、小道具の使い方まで細やかに考えられており、完成度の高い発表となっていました。

全体を通して、審査員からは「今年は本当に優劣をつけがたい」との声もありました。それほどどのクラスもよく練習し、素晴らしい演奏を披露してくれたということでしょう。明日の閉幕式で優勝が発表されます。それぞれのクラスのここまでの頑張りを知っているだけに,綺麗ごとではなく,どのクラスにも賞をあげたい気分です。

合唱のあとは、有志や吹奏楽のステージ発表、2年次のクラス展示、模擬店や物品販売など、文化祭らしい楽しい企画が目白押しでした。部活動の展示も見応えがあり、1年後、2年後の自分たちの姿を思い描きながら、今年の祥雲祭を大いに楽しんでいる様子が見られました。

明日も祥雲祭は続きます。今日見られなかった展示やステージもきっとあるはずです。ぜひ会場を回って、最後まで楽しんでください!

                  

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