校長ブログ

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ALTのマリ先生着任式と2学期始業式~命を大切に基礎基本をしっかり~【9月1日】

9月1日(月)、2学期が始まりました。大掃除のあと、大変暑いので体育館での実施を避けて、放送においてALTの着任式と2学期始業式を行いました。

8月下旬にALTとして本校に着任されたパリス マリ先生の着任式では、マリ先生から自己紹介がされました。アメリカから来てワイントン州で育ち、日本で生まれてアメリカで育ったので英語が話せ、日本語も少しだけ話せるようです。「これまで、自然保護区で働いていたので動植物が好きです。英語の学習を楽しくしたい。一緒に英語で話しましょう。佐用高校に来られたことを光栄に思います。」と生徒に伝えられました。英語の授業でお世話になるかと思いますので、よろしくお願いします。

始業式での校長式辞では、まず、オープン・ハイスクールでの中学生のもてなしをはじめ夏休み中に頑張った生徒たちに感動したことを伝えました。そのあと「おまえはまぜ、3階を建てんのだ」という、愚かな人の話を通じて基礎基本の大切さを伝えました。3階建てを建てるには、地下を深く掘って基礎が大変大切であるが、大工に向かって「オレは3階だけでよいのだ、なぜ3階を建てないんだ」と怒鳴った話です。目的が高いほど、基礎基本を大切にして欲しいと思います。(式辞の概要は後に掲載)

また、文部科学大臣からの「中学生・高校生のみなさんへ」というメッセージにも触れ、辛いことや困ったことがあれば本日本校に開設した「心のサポート相談窓口」への相談も呼びかけました。命を大切にして、2学期の目標に向かって欲しいと願っています。全校生で校歌を歌って始業式を終えました。

生徒指導部長の三浦先生から、不安や悩みがあれば相談して欲しいことや、町民プールが工事されて通学時の注意などが伝えられました。

いよいよ2学期がはじまり、3年生は就職や進学に向けて大事な時期となります。自分の中で、目標を持って基礎基本を大切にして、スタートを切ってください。応援しています。

 校長式辞の概要:令和7年度2学期始業式 校長式辞(概要).pdf

       

 

兵庫県教育委員会の藤原教育長が本校に視察に来校~魅力・特色をしっかり見て帰られました~【8月22日】

8月22日(金)の午後に、兵庫県教育長の藤原俊平教育長が本校に来校されました。普通科に加え、農業、家庭に関する2つの専門学科がある本校の魅力・特色や今後の目指している方向性を説明したあと、本校の農業科学科を中心としたビニールハウスや鶏舎、牛舎などの施設等を見学されました。本校で飼っているニワトリや牛の見学も興味深く熱心にしていただき、色々と質問もされました。時間がなく、家政科の取組や作品等を実際にみていただくことができなかったのは残念でした。

本校の頑張っていることを、藤原教育長にきちんと知っていただく機会となってよかったです。本校の「こっこくらぶ」の生徒が作成した動画も見ていただき、早速「いいね」をしていただきました。今回、「こっこくらぶ」の生徒が中心に農業科学科の教員と新たに開発した「さよたまぷれみあむ」の卵についても知っていただきました。生徒も教員も嬉しい限りです。お越し頂きありがとうございました。

※ 新開発の「さよたまぷれみあむ」の内容は校長ブログ8月21日に紹介 

    

 

 

普通科オープン・ハイスクールを2日間実施~I can do から愛 感動の学びの佐用高校の魅力を伝える~【8月21,22日】

8月21日(木)と22日(金)の2日間、普通科のオープン・ハイスクールを実施し、中学生と保護者の約140人の参加がありました。

開会式で、校長の私からは本校には普通科、農業科学科、家政科(農業と家庭の両方の専門学科があるのは県下で本校のみ)の3科があり様々な連携した学びがあり、小規模校ですが「君の未来はここにある」をテーマに、国公立大学や難関私立大学進学から就職まで、様々な進路実現に取り組んでおり、「I can do」で何かができるようになれば、「I 感動」で感動するようになり「愛 感動」の佐用高校での高校生活を送って欲しいと伝えました。また、生徒会長からは、参加への感謝と歓迎のあいさつがありました。

その後、学校紹介と校舎案内の班に分かれて学校の様子を紹介・見学しました。学校紹介では、魅力ある学校行事の様子や探究活動発表会の内容、制服についてや「ぶっちゃやけトーク」で本校の魅力と残念なところを伝えました。また、校舎案内は本校生が誘導して案内し、特別教室に加えて、家政科の作成した衣装や農業科学科の牛やニワトリも見てもらいました。普通科に加えて、家庭や農業の魅力も知ってもらえたと思います。

体験授業では、国語、社会、数学、理科、英語と希望に分かれて、参加した中学生たちは大変楽しく熱心に取り組んでくれました。閉会式では生徒会副会長から、「来年の春に、佐用高校への入学を心からお待ちしています」と伝え終了しました。帰りに本校の名物「さよたま」の卵販売も行いました。

参加頂きました中学生のみなさん、保護者のみなさん、ありがとうございました。本校は、みなさんのご入学を在校生と教職員一同で心からお待ちしています。

                                   

 

おからを使った「さよたまぷれみあむ」を開発して卵かけご飯を提供~味わいの里 三日月で8月31日まで延期で1日約15食限定~【8月21,22日】

農業科学科の「こっこくらぶ」の生徒が中心となって、本校のブランド卵「さよたま」をさらにバージョンアップした「さよたまぷれみあむ」を開発しました。

「さようたまぷれみあむ」は、元気工房さようで佐用もち大豆から豆腐を製造される際に出てくるおからを頂いて、本校で乾燥・粉末にしてニワトリに与えて生産した卵で、栄養素のレシチンが通常の卵の10倍以上の値となりました。レシチンは、細胞内の老廃物の排出、動脈硬化や脳内血管障害の予防、脳機能の低下予防や改善に効果がある栄養素です。

8月21日から期間限定で、味わいの里 三日月(元気工房さよう)で、卵かけご飯定食(800円)として1日約15食限定で販売されることになりました。初日の21日は、本校の「こっこくらぶ」の生徒3人が、お昼に来られたお客さんに卵かけご飯定食の案内をして、多くの方に食べて頂きました。

「さよたまぷれみあむ」の卵2個でご飯はお替わり1回まで可能で、校長の私や教頭先生も食べましたが佐用もち大豆醤油をかけたら最高の味でした。案内のあと、生徒達や農業科学科の教員も、卵かけご飯定食を食べて、「美味しくて最高です」「このような機会で多くの人に食べて欲しい」と語ってくれました。素晴らしい卵の開発に頑張ったことを素晴らしく思うと共に、大変嬉しく思いました。

「さよたまぷれみあむ」の卵かけご飯定食(800円)は、8月22日には、本校のオープン・ハイスクールの視察の帰りに播磨西教育事務所の近都所長をはじめ4名の教育委員会の方々にも卵かけご飯定食を食べていただき好評で、案内をしていた生徒が神戸新聞などの報道からの取材をうけました。当初は8月24日までの期間限定の提供の予定でしたが、大変好評であるため急遽8月31日(日)までの期間の提供に延長となりました。多くの人に是非食べて欲しいと思います。毎日産む卵の数が限られていますので、卵がなくなり次第その日の提供が終了ですので、早めに行ってご利用ください。近日中の、神戸新聞の記事も楽しみです。

味わいの里 三日月:佐用郡佐用町乃井野1266 0790-79-2521 レストラン 11:00~14:00 (定休日:火・水曜日) (直売所は9:00~17:00ですが今回の卵は販売していません)

         

 

県高等学校家庭クラブ研究発表大会で本校の家政科生徒が全国養成講座報告~交流会や小物づくりで他校生と交流~【8月19日】

8月19日(火)に西脇市市民交流施設オリナスにおいて、令和7年度兵庫県高等学校家庭クラブ連盟大会・第64回兵庫県高等学校家庭クラブ指導者養成講座・第65回兵庫県高等学校家庭クラブ研究発表大会が実施され、本校の家政科の生徒と教員が参加しました。

研究発表大会では、4校の家庭クラブの生徒から研究発表がされたあと、本校生徒が7月に東京で実施された全国高等学校家庭クラブ連盟指導者養成講座の参加報告を落ち着いて丁寧に行いました。生徒に体験が伝わったと思います。お疲れ様でした。

昼休みには、大阪万博で西脇高校が行ったファッションショーの動画上映や、他校の生徒との交流会が実施され、午後からは「SDGs播州織の布地を使った小物づくり」を体験して楽しみました。

閉会式では、最後に校長の私が家庭クラブ成人副代表として閉会あいさつを行いました。今日は8月19日で「俳句の日」にちなんで、「西脇の 稲穂も垂れて 発表会」(西脇の地で秋の訪れに実りある発表会が実施された)と、「学び得て また次の道 夏の果て」(今日の発表会で学んだことは1つのゴールであるが、次への道のスタートであり、夏の終わりに今後の活動への決意をもってほしい)という、俳句を伝えました。

来年度は佐用高校が事務局となって、県大会を姫路で実施します。今回大会事務局の西脇高校の皆さんの素晴らしいおもてなしと準備と運営に心から感謝しつつ、次年度の家庭クラブの県大会に向けて生徒と共に頑張りたいと思います。