校長ブログ

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おからを使った「さよたまぷれみあむ」を開発して卵かけご飯を提供~味わいの里 三日月で8月31日まで延期で1日約15食限定~【8月21,22日】

農業科学科の「こっこくらぶ」の生徒が中心となって、本校のブランド卵「さよたま」をさらにバージョンアップした「さよたまぷれみあむ」を開発しました。

「さようたまぷれみあむ」は、元気工房さようで佐用もち大豆から豆腐を製造される際に出てくるおからを頂いて、本校で乾燥・粉末にしてニワトリに与えて生産した卵で、栄養素のレシチンが通常の卵の10倍以上の値となりました。レシチンは、細胞内の老廃物の排出、動脈硬化や脳内血管障害の予防、脳機能の低下予防や改善に効果がある栄養素です。

8月21日から期間限定で、味わいの里 三日月(元気工房さよう)で、卵かけご飯定食(800円)として1日約15食限定で販売されることになりました。初日の21日は、本校の「こっこくらぶ」の生徒3人が、お昼に来られたお客さんに卵かけご飯定食の案内をして、多くの方に食べて頂きました。

「さよたまぷれみあむ」の卵2個でご飯はお替わり1回まで可能で、校長の私や教頭先生も食べましたが佐用もち大豆醤油をかけたら最高の味でした。案内のあと、生徒達や農業科学科の教員も、卵かけご飯定食を食べて、「美味しくて最高です」「このような機会で多くの人に食べて欲しい」と語ってくれました。素晴らしい卵の開発に頑張ったことを素晴らしく思うと共に、大変嬉しく思いました。

「さよたまぷれみあむ」の卵かけご飯定食(800円)は、8月22日には、本校のオープン・ハイスクールの視察の帰りに播磨西教育事務所の近都所長をはじめ4名の教育委員会の方々にも卵かけご飯定食を食べていただき好評で、案内をしていた生徒が神戸新聞などの報道からの取材をうけました。当初は8月24日までの期間限定の提供の予定でしたが、大変好評であるため急遽8月31日(日)までの期間の提供に延長となりました。多くの人に是非食べて欲しいと思います。毎日産む卵の数が限られていますので、卵がなくなり次第その日の提供が終了ですので、早めに行ってご利用ください。近日中の、神戸新聞の記事も楽しみです。

味わいの里 三日月:佐用郡佐用町乃井野1266 0790-79-2521 レストラン 11:00~14:00 (定休日:火・水曜日) (直売所は9:00~17:00ですが今回の卵は販売していません)

         

 

県高等学校家庭クラブ研究発表大会で本校の家政科生徒が全国養成講座報告~交流会や小物づくりで他校生と交流~【8月19日】

8月19日(火)に西脇市市民交流施設オリナスにおいて、令和7年度兵庫県高等学校家庭クラブ連盟大会・第64回兵庫県高等学校家庭クラブ指導者養成講座・第65回兵庫県高等学校家庭クラブ研究発表大会が実施され、本校の家政科の生徒と教員が参加しました。

研究発表大会では、4校の家庭クラブの生徒から研究発表がされたあと、本校生徒が7月に東京で実施された全国高等学校家庭クラブ連盟指導者養成講座の参加報告を落ち着いて丁寧に行いました。生徒に体験が伝わったと思います。お疲れ様でした。

昼休みには、大阪万博で西脇高校が行ったファッションショーの動画上映や、他校の生徒との交流会が実施され、午後からは「SDGs播州織の布地を使った小物づくり」を体験して楽しみました。

閉会式では、最後に校長の私が家庭クラブ成人副代表として閉会あいさつを行いました。今日は8月19日で「俳句の日」にちなんで、「西脇の 稲穂も垂れて 発表会」(西脇の地で秋の訪れに実りある発表会が実施された)と、「学び得て また次の道 夏の果て」(今日の発表会で学んだことは1つのゴールであるが、次への道のスタートであり、夏の終わりに今後の活動への決意をもってほしい)という、俳句を伝えました。

来年度は佐用高校が事務局となって、県大会を姫路で実施します。今回大会事務局の西脇高校の皆さんの素晴らしいおもてなしと準備と運営に心から感謝しつつ、次年度の家庭クラブの県大会に向けて生徒と共に頑張りたいと思います。

           

農業科学科と家政科のオープン・ハイスクールに多くの中学生が楽しく参加~本校生徒が農業や家庭に関する体験学習を丁寧に説明~【8月7日】

8月7日(木)、専門学科である農業科学科と家政科のオープン・ハイスクールを実施して、中学生や保護者がたくさん参加しました。

各学科の魅力や特徴を紹介し、農業科学科では、生徒が栽培体験として花の寄せ植えの作成を説明したり、飼育体験として飼育している牛の紹介やたくさんの種類を飼っているニワトリを紹介して実施に触れてみる体験に盛り上がりました。家政科では、生徒が被服分野で皆田和紙を使ったうちわの製作の説明をしたり、ミカン缶で寒天ゼリーを作って食べるなど、楽しい体験に盛り上がりました。

本校での魅力・特色の一部しか体験してもらえませんでしたが、中学生は楽しそうに熱心に取り組んでくれました。佐用高校で、教室だけでは学べない様々な実習や経験をして欲しいと願っています。準備や指導に関わってくれた生徒の皆さん、お疲れ様でした。専門学科の先生達も、素晴らしい体験の企画をありがとうございました。

普通科のオープン・ハイスクールは、8月21日、22日の2日間行いますので、また多くの中学生の参加をお待ちしています。

                       

 

犯罪のない明るいまちづくり町民のつどいで生徒が司会~前生徒会長の神原さんが司会で活躍~【8月6日】

8月6日に、さよう文化情報センター おりひめ文化ホールで、「第75回犯罪のない明るいまちづくり町民のつどい」が行われ、多くの町民の方が参加されました。

司会は、本校の前生徒会長の神原緋弥喜くんが担当して、主催者あいさつや来賓祝辞などやアトラクションの幕山太鼓の紹介など、丁寧に進行しました。

主催者側として舞台に登壇していた校長の私も、頼もしく思いました。終了後に、佐用町ケーブルテレビのインタビューに答え、「佐用高校をよろしくお願いします」と伝えていました。参加した町民の人たちからは、「高校生が司会をして良かった。これからもしてほしい。」と好評でした。

     

 

近畿・東海地区の高校農場協会大会・高校農業教育研究大会が姫路で開催~本校の上村先生が農業教育功労者表彰を受賞~【7月31日~8月1日】

7月31日(木)と8月1日に、令和7年度全国高等学校農場協会近東支部大会 ・ 近畿・東海地区高等学校農業教育研究大会が、姫路市の姫路キャッスルグランヴィリオホテルで開催されました。大会テーマは、「自然と共生する持続可能な農業への取組」で、近畿(滋賀・京都・大阪・奈良・和歌山・兵庫)と東海(岐阜・愛知・三重)地区から高校の農業教育関係者が集まりました。

31日の開会式では、主催者として、兵庫県立農業高等学校の村中校長先生からあいさつがあり、来賓として兵庫県教育委員会の大迎教育次長から祝辞をいただきました。その後、農業教育功労者表彰として、近畿・東海地区で長年の農業教育に貢献された25人に表彰があり、本校の上村昌史先生が表彰されました。表彰者代表あいさつとして上村先生から、これまで農業教育に取り組まれてきたことについての話があり、最後に「努力を惜しまず 感謝を忘れず 夢に向かって日々精進」の言葉をこれからの農業教育に関わる先生方に伝えられました。この気持ちで取り組んで来られたのだと思い、若手の教員だけでなく生徒にも伝えたい素晴らしい言葉です。

上村先生の長年の功績に感謝するとともに、本校として誇りに思います。表彰おめでとうございました。

分科会では6つの課題テーマの分科会に分かれ、佐用高校の先生方は第2分科会の「資源活用系分野に関する実践発表」の運営を担当し、地域に根ざした取組や地域資源を活用した地域貢献・地域交流の意見発表や意見協議、指導助言があり、有意義な時間を過ごしました。

      

2日目の8月1日は、総会と農場協会本部報告が行われ、兵庫大学の田端和彦教授から「農で拓く地方創生~幸福度の高い地域のための農業教育の可能性」と題して講演をいただきました。文部科学省の教科調査官の吉田幸人氏から講評を頂き、これからの農業教育に必要な「自分ごと」「協働」「対話」や農業教育の可能性について話していただきました。閉会式では、兵庫県から次年度開催の奈良県に引き継ぎがありました。

2日間、近畿・東海から多くの農業に関する教員が参加し、交流もできて素晴らしい機会になりました、本校の農業科の先生方も裏方等でもお疲れ様でした。