〒651-1102 兵庫県神戸市北区山田町下谷上字中一里山9-107
TEL 078-591-1331 FAX 078- 591-1332
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第2学年の総合的な探究の時間における開講講座のひとつ、「北区はワクワクドキドキであふれている~北区ミリョク発見!!~」では、神戸市北区役所まちづくり課様のご指導のもと、地域の課題解決や魅力発信に取り組んでいます。
地域の魅力を発信するためのプロジェクトとして取り組んできた「北区の米粉と特産品を使ったパンづくり」の発表の機会として、1月29日(日)の11:30より、ベルスト鈴蘭台3階でパンの販売を行いました。ぱん屋kokoro様、株式会社ヒトトバ様、結café様にご指導いただきながら高校生の視点で企画した4種類のパン、「JK開発ころっけサンド」、「二郎のおいしさギュッとつめ米ケーキ」、「#メロメロメロンパン」、「二郎ジャムのコッペパン」は、文字通り飛ぶように売れて行きました。わずか17分40秒での完売でした。
販売前から列を作ってお待ちいただいたお客様や完売後に来店いただいたお客様からの温かいお声かけやお心遣いから、生徒たちは働くことの大切さや素晴らしさを実感として捉えることができたようです。
ご指導いただきました皆様、このたびは誠にありがとうございました。
10月28日(金)の6時間目、第2学年の総合的な探究の時間において、高大連携関係にある5つの大学より講師の方々、また神戸市北区役所まちづくり課からは地域連携担当者様をお招きし、高大連携授業第1回を実施しました。
第2学年の総合的な探究の時間では、5月から10月前半にかけて、SDGsをテーマに探究活動に取り組みました。年度の後半にあたる10月下旬からは、外部から専門家の先生方をお招きし、グループに分かれてSDGsの視点や知識を生かしながらゼミ形式で課題研究に取り組みます。11月から1月にかけての探究活動を通じて得た研究成果を2月中旬のグループ内発表会と学年成果発表会において共有する予定です。
講座名とご担当いただく先生方を以下にご紹介します。
1 SDGsとマーケティングの好循環を考える:流通科学大学副学長 清水信年 様
2 地域観光とSDGs:流通科学大学人間社会学部准教授 山川拓也 様
3 未来社会に対応した教育の姿を考える:神戸常盤大学副学長 大森雅人 様、同大学教育学部教授 中西理恵 様
4 模擬裁判を通じて学ぼう!:神戸学院大学法学部准教授 佐藤弘直 様
5 模擬国連体験:神戸学院大学グローバルコミュニケーション学部教授 荒島千鶴 様
6 SDGsを探そう~身近な生活に視点をおいて~:神戸松蔭女子学院大学准教授 奥井一幾 様
7 Make Robot Project:神戸芸術工科大学プロダクトインテリアデザイン学部長 相良二朗 様
8 北区はワクワクドキドキであふれている~北区ミリョク発見!!~:神戸市北区役所総務部まちづくり課 坂田ひなの 様
10月26日(水)の5・6時間目、第1及び第2学年の国際コミュニケーションコース在籍生徒を対象に、流通科学大学より10名の留学生をお招きし、留学生交流会を開催しました。
8月22日(月)と23日(火)の両日で開催した夏季集中講座では、「英語を母語とするALTの先生方との活動を通じて、他国の文化を知り、自国の文化を伝える力を身につけること」を目的に掲げ、他校から6名ALTの先生方をお招きして様々なプログラムを通じて異文化理解とコミュニケ-ション能力の向上に取り組みました。
一方、今回開催した留学生交流会では、「英語を母語としない、年代の近いアジア諸国からの留学生の皆さんとの交流を通じて、他国の文化や言語についての知識を得ること」を目的として、各国(インドネシア、ベトナム、カンボジア、バングラデシュ、フィリピン、ミャンマー、モンゴル、中国)から留学のために来日された少し年の離れた同世代の先輩方との交流を通じて、アジア圏の近隣諸国の言語や文化についての知識を深めました。
流暢な日本語で自国の文化や将来の夢を語る先輩方の姿に、留学への憧れの気持ちをかき立てられた生徒も多数いたようです。好奇心を羅針盤に、自らの将来像を自由に描いてもらいたいと思います。
10月12日(水)の5・6時間目、全校生徒を対象に、今年度の人権ホームルームのテーマ、「障害者に関わる人権」にもとづき、県立神戸聴覚特別支援学校より青木美静先生をお招きし、人権講演会を開催しました。
ご自身も聴覚に障害をお持ちである青木先生より、手話と発語でご講演をいただきました。司会公募に応募した2名の生徒が、事前に学んだ手話を生かしながら、スムーズに講演を進行してくれました。
引き続き、感染対策として、1・2年生が体育館、3年生が講義棟(リモート)に分かれた形での受講となりましたが、青木先生の思いが伝わる一体感のあるご講演となりました。
ご講演では、「人権とは」、「手話のメリット」、「健常者に配慮してもらいたいこと」などについてお話をいただきました。ご講演の後半には、生徒たちがペアになって、「よろしくお願いします」、「学校名」、「私の趣味は~です」、「ありがとうございます」などの手話を体験しました。
青木先生からは、「聞こえても聞こえなくても同じ人間。少しだけ違いがあるだけ。解決できない違いではない。コミュニケーションの壁は、解決できない課題ではない。『寄り添う』、『歩み寄る』、『向き合う』気持ちを持ってもらいたい。かけがえのない3年間を思い切り生きて欲しい。楽しいことも苦しいことも含めて、思い切り頑張ったと振り返ることができる高校生活を送って欲しい」とのメッセージをいただきました。
ご講演終了後、会場を会議室に移して、希望者を対象に交流会を行いました。参加した生徒たちが、筆談と手話を用いて講演で学んだことなどを共有しました。参加した先生方や生徒の皆さんの真っ直ぐな思いと上手な手話にただただ感動しました。
青木先生、校務ご多用の中、人権講演会の講師をお受けいただき誠にありがとうございました。
9月29日(木)、第14回体育祭を開催しました。7月中旬からの第7波の到来以降、未だ収束の兆しが見えないコロナ禍の中にあっても、大幅に規模を縮小する等の変更を加えることなく無事に体育祭を開催できたことを大変嬉しく思います。体育祭の安全で安心な開催に向けて、万全の体制で準備に取り組んだ生徒指導部や保健体育科の先生たち、そして生徒会執行部等、準備に携わったすべての生徒の皆さんに心から感謝の意を表します。
体育祭は文化祭と並ぶ本校学校行事の二本柱のひとつです。生徒それぞれが、「自律心」と「行動力」発揮し、互いに個性を尊重し合いながら、ともに行事を盛り上げ、行事を成功へと導いてくれました。「元気」と「やる気」、そして「本気」に溢れる立派な体育祭でした。
昼休みには、PTAより全校生徒へ飲み物の差し入れをいただきました。細やかなお心遣いをありがとうございました。この場をお借りして心よりお礼を申し上げます。また、9月12日(月)に再開した食堂で、多くの保護者の方々が昼食を楽しんでくださいました。子どもたちの昼休みの憩いの場が戻ってきました。新たな食堂業者さんも頑張ってくださっていますので、リニューアルした食堂の応援も併せてよろしくお願いいたします。
さて、生徒たちは体育祭を通じて、限りある高校生活の若さと躍動の中で仲間との絆を実感として捉え、自らの成長を全身で感じるとることができたようです。保護者席で見守る3年生の保護者の方々の子どもたちの勇姿を微笑ましく見つめる眼差しにも心を動かされました。体育祭での「学び」や「気づき」は、生徒それぞれで異なるはずです。しかしながら、「今、この時」を共有したということは共通の掛け替えのない体験です。すべての生徒たちが、体育祭での「学び」と「気づき」を糧にして、年度後半を勢いよく駆け抜けることを心から願っています。