研修の様子
7月11日(木)ⅢC1214 (高)情報科教育講座B
(研修の概要)
演 習 情報デザイン
・情報をデザインすることの意味
・デザインの一連の流れ(プロトタイプの作成)
演 習 情報通信ネットワークの仕組みと情報セキュリティ
・実機を使ったネットワーク構築
・パケット通信の流れ
・通信の暗号化(暗号化の仕組み、無線LANの暗号化技術)
(受講者の感想)
・IPアドレスやデフォルトゲートウェイなど、言葉は知っていても、どの用語がどの部分までネットワーク構成にかかわってるかが曖昧だったが、学校のネットワークをイメージしながらパケットトレーサーを使うことで、段階的によく理解できました。
・今回の研修で学んだことを生かして、生徒の資質能力をより高める実習を行っていきたいです。
7月5日(金)ⅢF1312 先端技術活用講座 -STEAM教育の推進(ドローン)-
(研修の概要)
講 義 授業における先端技術の活用
演 習 ドローンの活用
・ドローンの操作方法
・ドローンプログラミング
演習・協議 STEAM教育における先端技術の活用
(受講者の感想)
・生徒も実際動くものにプログラミングすることで、興味をもつと感じました。ドローンに興味を持つことでプログラミングの基礎を学ぶことができると感じました。
・新しい技術は勝手に難しいと思い込んでいました。生徒が意欲的に学習するためには、自分自身も楽しいと思える教材を使って、授業改善を行っていきたいと思いました。
7月5日(金)ⅢF1311 先端技術活用講座 -STEAM教育の推進(3Dプリンタ)-
(研修の概要)
講 義 授業における先端技術の活用
演 習 3Dプリンタの活用
・3Dデータ編集ソフトの操作方法
・3DCADの操作方法
・3Dプリンタの操作方法
演習・協議 STEAM教育における先端技術の活用
(受講者の感想)
・立体の構図の作成や3Dプリンタを使用した立体物の作成をしてみると、上手くいかないことも何度かありました。そこから創意工夫を行い、改善策を考え、その中で楽しさを実感しました。トライ&エラーを繰り返し、より良くなるように考えることが学びにつながると思うので、今日の演習は今後の指導のための大きな学びとなりました。
・3Dプリンタを現在使用している課題研究の授業だけでなく、イメージを形にして伝えることや、サンプルを作成させることなどを他の授業でも行っていきたいです。
7月3日(水) ⅢF1307 Office365基礎講座
(研修の概要)
講義・演習 クラウドサービスの授業での活用
演 習 Office365の各アプリケーションの使い方
演 習 Office365を活用した学習場面づくり
・授業の中での効果的なアプリケーションの活用
(受講者の感想)
・これまでアナログに頼っていた部分を一部でもデジタル化することで、時間短縮につながるだけでなく生徒の協働学習の質も高くなることを実感しました。複線型の授業を意識して、生徒たちが学ぶことが楽しいと感じられる授業実践をしたいです。
・自分自身がこれまでにワークシートやノートを使って行ってきた授業実践の中に、クラウドサービスをうまく取り入れることができれば、学習が得意な生徒・苦手な生徒、両者にとって良い学びを提供できるのではないかと思いました。
・今の自分の授業を振り返ると教員側の作業が多くなっており、「生徒の活動をどれだけ取り入れられているか?」と反省する機会となりました。教科の特性もあるので、デジタルに特化してしまうのではなく、アナログという側面の必要性についてもあらためて考え、ハイブリッドな授業実現をめざしたいと思います。
6月27日(木)ⅢC1213 (高)情報科教育講座A
(研修の概要)
演 習 プログラムの考え方や読み解き方
・アルゴリズムの表現
・制御構造
・配列、関数、WebAPIを用いたプログラム
演 習 シミュレーションによる問題解決
・モデルを数式で表現し、プログラミングを行う
(受講者の感想)
・生徒に教える際の工夫や新しいアプリケーションなどを学ぶことができたので、今後の授業に生かしていきたいと思いました。
・研修で学んだプログラミングを実際にやってみて、自分自身がとても楽しく学ぶことができました。
6月19日(水) ⅢG1402 基礎的な障害理解と自立活動の指導充実講座
(研修の概要)
講 義 「障害特性の理解と個に応じた指導の工夫」
「個に応じた教育課程の編成と自立活動の指導」
演習・協議 「個に応じた指導の工夫」
・主体的・対話的で深い学びの実現と自立活動の充実
・自立活動の指導に関する教材・教具
(受講者の感想)
・具体的なシチュエーションや手立てを示していただき、クラスの児童を思い浮かべながら講義を受けることができました。明日からの支援に活かしたいと思うお話ばかりでした。中でも、「こうあるべき」という気持ちが怒りを生む原因になっているというお話を聞いて、まさに私のことだと反省しました。許容範囲を広げる努力をしてきたいと思います。
・特別の教育課程は、児童生徒が自分の力を可能な限り発揮していくために必要だと分りました。個別の指導計画をどのように作成しようかと不安に思う部分もありましたが、学習指導要領の例や流れ図を見せていただいたので、相互に関連づいているかチェックしながら作成しなければと思いました。
・それぞれの学校での取組で、視覚的な支援や事前にどのようなことができるかがとても参考になった。ぜひ真似して取り入れてみたい。
6月20日(木) ⅢF1305 Google Workspace基礎講座
(研修の概要)
講義・演習 クラウドサービスの授業での活用
演 習 Google Workspaceの各アプリケーションの基本的な使い方
演 習 Google Workspaceを活用した学習場面づくり
・授業の中での効果的なアプリケーションの活用
(受講者の感想)
・アプリを知っているだけでは授業の改善につながらないので、より良い授業を作っていくためにもアプリを使うことにフォーカスするだけでなく、アプリを通じて、子どもにどのような力をつけさせたいのかを考えていきたい。
・クラウドサービスを一度使うと感覚で覚えているものですが、使い方を知らないと便利な機能を知らなかったりするので、今日学んだことを生かして授業などで実践したいと思います。
・今回、Google Workspace基礎講座で学び、たいへん勉強になった。班に同じ教科の方がいらしたので、話や使い方の場面でも共有できる部分が多く、スムーズに操作ができたと思う。ICTに関しては、まだまだ未熟と感じているので、機会があれば、実践講座にも参加したい。Classroomについては、さらに理解を深めたい。
6月13日(木)ⅢG1404 特別支援教育における効果的なICT活用講座A
(研修の概要)
講 義 「幼児児童生徒の自発的・主体的な学びを引き出す効果的なICT活用」
・特別支援教育における効果的なICT活用と環境整備の工夫
・学ぶ楽しさを実現する、ICTを活用したわかる授業づくり
演習・協議 「学ぶ楽しさを実感できる教員のICTの活用」
(受講者の感想)
・ICT機器の操作が苦手でしたが、できることをどう活用していくかを考えるだけでいいということが分りました。背伸びをせずに、今の自分にできることをしていき、少しずつ新しいことを取り入れていきたいと思います。
・最初はCMを作ってくださいと言われ困ったが、ICT機器が得意な方に教えていただきながら最後は面白いCMが作れたと思った。試行錯誤が生まれやすい環境をいかにつくっていくかが教員に求められる資質であることが理解できた。
・この研修で操作方法などのスキルを身につけたいと思って参加していました。しかし、小川教授の講義を受けて、ICTについての思い込みに気づきました。アプリが使えるかどうかではなく、目の前の子どもたちがどんなことにワクワクするのか、どんなことに困っているのかについてコミュニケーションを取ることが全ての中心なのだと分かりました。小川教授が言われた「ICTはカレーライスに添える福神漬け」という新たな認識を得ることができました。
6月13日(木)Ⅱ1301 県立学校情報担当者養成講座
(研修の概要)
講義 学校教育情報セキュリティ・システム担当者(情報担当者)の役割
演習 教育情報ネットワークの構成、校内LANの運用・管理とネットワーク障害への対応
・教育情報ネットワークの全体像と提供サービス
・コマンドプロンプトの活用(設定情報確認、ネットワークの疎通確認)
演習 コンピュータを校内ネットワークへ接続する方法
(受講者の感想)
・勤務校のネットワーク等の状況を改めて考え直すいい機会になりました。また、研修を通じて疑問に思っていたこと等理解することもできました。早速、明日から校務に生かしていきたいと思います。
・受講前は分からないことが多かったが、手順書を見ながら実践したことで設定方法などの概要が理解できました。実際の現場での運用状況についてはまだ理解できていないところもあるので、担当の先生の助けを借りながら実践していきたいと思いました。
・今日の研修を通して、情報担当として理解しなければいけないこと、把握しなければならないことがわかりました。それを一人でせずに、チームとして協力して取り組みたいと思いました。
6月10日(月)ⅢD1504 不登校への対応講座A
(研修の概要)
講義・演習 不登校児童生徒の内面の理解に生かせる視点
・多面的な視点による不登校児童生徒や保護者への支援
兵庫教育大学大学院 教授 遠藤 裕乃
講義・演習 不登校傾向にある児童生徒や保護者に寄り添った支援
・教育相談の視点を生かした不登校初期の児童生徒や保護者との関わり
・不登校の早期対応のための校内ケース会議の在り方
(受講者の感想)
・直線的因果律で問題を把握して解決しようとしていたことが多くありました。今回御指導いただいた「円環的因果律」による「原因は個人ではなく、関係性の問題」という遠藤教授のお言葉は大変示唆になりました。
・来週ケース会議を開くのでどのような視点で話をしようかと考えていましたが、遠藤教授の本日の話がとても参考になりました。現状維持することや、うまくいっていないことについてはやめるということも念頭において進めていこうと思います。
・ロールプレイはとても実践的で良かったです。質問責めに合う生徒の気持ちや保護者の気持ちが体感できました。原因の追究や対策ばかりに目が行きがちですが、本人や家族に寄り添い、受容する姿勢を忘れてはいけないと実感しました。