研修の様子
8月2日(水)ⅢC1227(中高)家庭科教育講座B
〔研修の概要〕
講 義 ICTを活用した授業展開について
発 表 家庭科の学習場面に応じた効果的なICTの活用
演習・協議 1人1台端末環境下での家庭科の授業実践
〔受講者の感想〕
・高校や中学など異校種の教員の授業実践を聞いて非常に参考になりました。個別最適化や協働的な学習に焦点を当てて考えることで、様々な学習場面でICTを活用できることを感じました。その中で自分の分からないことに自分で気づくことができるということが印象に残りました。今後も学習場面に応じてICTを効果的に取り入れるように研修を重ねていきたいです。
・ICTの活用については、以前から意識的に活用していた部分はありましたが、今回異校種の先生方の話を聞き、参考になったものを積極的に取り入れていきたいと思いました。また、自校で活用しているツールを充分に使いきれていない部分もあるので、使い方や機能についてさらに学ぶ必要性を感じました。
・どのアプリやデバイスを使うと授業が効率的に行えるのか、生徒にとって学びたくなるのかを探していきたいと思いました。そして、ICTの活用方法だけではなく、家庭科という教科として生徒に何を学ばせたいのか、どのような力をつけさせたいのかを明確にして授業を作っていきたいです。
8月4日(金)ⅢC1237 (高)看護科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 主体的・対話的で深い学びを実現する看護教育の在り方
-学習改善につながる妥当性・信頼性の高い評価方法の構築-
愛媛大学医学部附属病院 助教 内藤 知佐子
演 習 生徒の看護実践能力の向上に向けた評価の在り方について
-看護実践能力を向上させるための自己評価について-
〔受講者の感想〕
- ルーブリック評価には、具体的で明確な表現が必要であることを改めて認識しました。実際に実習評価を行う際、曖昧になっている部分があることや、生徒が理解できない部分を残さないようにすることを学びました。
- ルーブリック評価を活用しきれていない部分もあったので、どのように活用していくべきかを再度学ぶことができました。また、今後ルーブリック評価を活用して、よりよい評価を行いたいです。
- 理解してもらいたい事を伝える授業になりがちなため、生徒の理解度と授業の効果を見極めながら授業を展開していきたいです。
8月2日(水)ⅢC1225 (高)芸術科(書道)教育講座
〔研修の概要〕
講 義 ICTを活用した芸術科(書道)の授業実践について
武庫川女子大学 准教授 平田 光彦
演習・協議 生徒の主体的な学びを実現する芸術科(書道)の授業づくり
〔受講者の感想〕
- ICTを活用することでコミュニケーションを大切にしながら授業を進める方法を学んだので、生徒に還元できるように今まで行ってきた授業をさらに充実させていけるように考えていきたいです。
- 普段の生活から書道に関連するものを見つけるアンテナを張っておくことで、生徒に興味を持たせたり、おもしろいと思わせたりすることができる導入を考えたいです。
- 普段は書画カメラを使用していますが、プレゼンテーションソフトを使用した教材作成を体験したことで新しい授業展開が思い浮かびました。これからも色々と試してみたいと感じました。
8月2日(水) ⅢC1224 (高)芸術科(美術)教育講座
〔研修の概要〕
講 義 「指導と評価の一体化」の実現に向けて
・学習指導要領の改訂を踏まえた学習評価の改善
京都市立芸術大学 教授 飯田 真人
演 習 観点別学習状況の評価
・妥当性・信頼性の高い評価規準の在り方
・指導と評価の計画
(受講者の感想)
- 講義内容にあった通り、授業内容と目標と評価は結びつくものなので、評価に焦点を当てることで、授業を通して生徒に伝えたいことをしっかりと考えていきたいです。
- 本日の研修成果を生徒の実態に応じた授業を計画することや、指導方法の改善につなげたいと思います。
- 教員の主観で評価をつけていると誤解されやすい教科であることを再認識したため、今後より客観的な評価ができるように注意していきたいと思います。
8月1日(火)ⅢC1236(高)商業科教育講座B
〔研修の概要〕
講 義 商業科教員に期待すること
-商業教育の現状と課題-
発 表 専門学科における特色教育の取組
-高度専門職業人の育成を目指して-
講義・実習 コンピュータ会計と簿記教育
・会計ソフトウェアの基本的な操作方法と活用
・CBT検定試験への対応
〔受講者の感想〕
- 自分自身の知らないことが多数あったので、もっと学ぶ必要があると感じました。もっと外の世界を知り、学んだことを勤務校の教育活動に活かしたいです。
- 3年間を見通した高度専門職業人の育成を視野に入れた実践的な取組を勤務校でも展開していきたいと思いました。
- 生徒が「なぜ?」と考えることができる授業、自身のことを語ることができる取組を継続していきたいです。