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カテゴリ:講座の実施報告

9月22日(木)(高)地理歴史科・公民科教育講座

 

〔研修の概要〕

講   義 社会的な見方・考え方を働かせる授業づくり
       ー新科目「地理総合」を中心にー
                         奈良大学 教授 酒井 高正 

演習・協議 社会的事象の地理的な見方・考え方を働かせる授業づくり
       ー新科目「地理総合」における思考力、判断力、表現力の育成ー
       ・社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする授業プランの考察 
                        

 〔受講者の感想〕

  • 「地理総合」が必修科目になり、担当する可能性がありますが、これまで地理を担当したことがないため、不安感がありました。今日の研修を通じて、GISを活用すると、比較、分析等が容易にできることが分かり、少し不安感が解消されました。
  • 講義では、GISを活用するためのツールをたくさん教わりました。勤務校の先生とも、本日学んだツールの活用方法だけでなく、演習で考えた授業プランのアイデアも共有して、地理歴史科・公民科教員全体でより良い授業をつくりたいと思いました。 
  • 講義では地理院地図や今昔マップ、MANDARA等、授業の一助となるツールをたくさん教えていただきました。また、演習・協議では、他校の先生方の授業プランを聞いて、視野が広がりました。中にはすぐに実践できそうな授業プランもあり、とても参考になりました。

9月22日(木)(高)国語科授業実践講座

 

 

 

 

 

 

〔研修の概要〕

演習・協議:タブレット端末を活用した授業実践

・思考・表現のツールとしてのICT

 

〔受講者の感想〕

  • 他の先生方の実践を踏まえて自身の授業を振り返ると、まだまだ面白く充実したものに出来そうだと感じました。また、まだまだ不十分であるところ、生徒のコンピテンシーを育む授業になっていないところが明確になりました。他の先生方の実践を吸収し、早速授業改善に取り組んでいきたいと思います。
  • 「説明」をすべて文章化するというのはとても難しくて時間もかかることですが、自分自身の理解が深まるだけでなく、生徒の読み書きの力を向上させるために有効な方法だとも思いました。生徒に配布する資料について「見出し」を意識することや、ハイパーリンクを活用することなどにも少しずつ慣れていき、よりよい教材を作っていきたいと思います。

9月12日(月)ⅢC1216(高)国語科教育講座

 

〔研修の概要〕

講義:国語科の授業と「論理」
    ―国語科の授業で「論理」をどう教えるか―
       広島大学 副理事 教授 難波 博孝

演習:生徒の論理的思考力を育む国語科の授業を考える
     ―教材づくりと形成的評価の方法―

 〔受講者の感想〕

  • 普段漠然としか意識していなかったことをよく自覚して授業を組み立てていきたいと思いました。生徒を「言論の場」に立ち会わせるために、文章を読む前に世界観を作らせるなど、教材を効果的に扱えるよう、計画的に授業づくりを進めたいと思います。
  • 普段、考えたことを言語化するということがなかなかできていないため、「論理的思考」の教材づくりの演習は難しい反面、面白いと感じました。自分の授業づくりに生かすことができそうな、他の先生方の考え方を学ぶことができ、とても充実した時間でした。
  • 考えを文章として固定する、という点は、教師側にも生徒側にもメリットがあると思いました。自分自身の考えが明確になるだけでなく、生徒にとってもわかりやすくなると感じました。無意識下にあるものを「メタ知識」として具現化し、双方ともに成長できるきっかけとしたいと思いました。

9月9日(金) ⅢC1234(高)理科教育講座

     

〔研修の概要〕

講   義 「探究の過程」を踏まえた学習活動を行うための授業づくり
                    -観察、実験の授業を通じて科学的に探究する資質・能力の育成-
                     上越教育大学 名誉教授 小林 辰至

演   習  理科の見方・考え方を働かせる授業づくり
                    ・「理科の見方・考え方」を働かせて問題解決に向けた授業プランを考える

 

〔受講者の感想〕

  • 作業仮説、説明仮説など今まで知らなかった理科教育に関する概念について学ぶことができました。班別協議をする中で新たな発見が多くあり、授業で実践していきたいと感じました。
  • 講義の中で、指導要領の解釈や課題の設定方法など、初めて得られた知識が多く、非常に参考になりました。今後、論文や書籍を読んでさらに深めていきたいと思います。演習では、課題を洗い出した上で、講義で学んだ仮説の立て方や理科の見方・考え方を生かして、指導案の作成をすることができました。
  • 探究の授業以外に、普段の授業でも探究の考え方をかなりの程度生かすことができると感じました。これまでの授業では、「なぜそのような結果になるのか」という部分にこだわって授業を組み立ててきましたが、今回の研修をきっかけに、探究の過程、理科の見方・考え方の視点を取り入れ、今後の教育活動に取り組んでいきたいと思います。

 

ⅢE1309 校務に役立つ表計算ソフト活用講座

※9月9日(金) ⅢE1309 校務に役立つ表計算ソフト活用講座を実施しました。

 

〔研修の概要〕

演 習  成績データを集計するための関数の利用
      ・COUNTIF関数を活用した個別データカウント
      ・SUMIF関数を活用した個別データ集計
      ・VLOOKUP関数を活用したデータ表示  など

 

演 習  成績処理など校務に役立つ機能
      ・グラフの作成と表現
      ・データの並べ替え、条件付き書式、Wordへの差し込み印刷
      ・クロス集計(ピボットテーブル)の基本操作と活用   など

 

〔受講者の感想〕

・悩みながらエクセルを使うより、手書きでやった方が速いと思い、今まで触ってこなかったですが、
 アンケート集計や成績処理等でどんどんエクセルを使いながらスキルを習得していきたいです。

・理解せずに使用していたことが恐ろしいなと感じました。この機会にしっかりと学べてよかったです。
 使わないと忘れるので、しっかり復習したいです。

・関数の触り方、作り方がわかったので業務改善につなげていきたい。今後ピポットテーブルが利活用を考えていきたい。