カテゴリ:講座の実施報告
8月4日(金)ⅢC1237 (高)看護科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 主体的・対話的で深い学びを実現する看護教育の在り方
-学習改善につながる妥当性・信頼性の高い評価方法の構築-
愛媛大学医学部附属病院 助教 内藤 知佐子
演 習 生徒の看護実践能力の向上に向けた評価の在り方について
-看護実践能力を向上させるための自己評価について-
〔受講者の感想〕
- ルーブリック評価には、具体的で明確な表現が必要であることを改めて認識しました。実際に実習評価を行う際、曖昧になっている部分があることや、生徒が理解できない部分を残さないようにすることを学びました。
- ルーブリック評価を活用しきれていない部分もあったので、どのように活用していくべきかを再度学ぶことができました。また、今後ルーブリック評価を活用して、よりよい評価を行いたいです。
- 理解してもらいたい事を伝える授業になりがちなため、生徒の理解度と授業の効果を見極めながら授業を展開していきたいです。
8月2日(水)ⅢC1225 (高)芸術科(書道)教育講座
〔研修の概要〕
講 義 ICTを活用した芸術科(書道)の授業実践について
武庫川女子大学 准教授 平田 光彦
演習・協議 生徒の主体的な学びを実現する芸術科(書道)の授業づくり
〔受講者の感想〕
- ICTを活用することでコミュニケーションを大切にしながら授業を進める方法を学んだので、生徒に還元できるように今まで行ってきた授業をさらに充実させていけるように考えていきたいです。
- 普段の生活から書道に関連するものを見つけるアンテナを張っておくことで、生徒に興味を持たせたり、おもしろいと思わせたりすることができる導入を考えたいです。
- 普段は書画カメラを使用していますが、プレゼンテーションソフトを使用した教材作成を体験したことで新しい授業展開が思い浮かびました。これからも色々と試してみたいと感じました。
7月28日(金)ⅢD1503 いじめ問題への対応講座(集合研修)
7月28日(金)ⅢD1503 いじめ問題への対応講座(集合研修)を実施しました。
〔研修の概要〕
講義・演習:いじめ問題に適切に対応するために
兵庫教育大学大学院 教授 松本 剛
講義・演習:児童生徒自らいじめについて学び、取り組んでいくために
〔受講者の感想〕
・いじめ事案が発生した際の記録の重要性について再認識できました。教員と生徒・保護者との日頃からの関係性が重要であると強く感じました。
・小学校2年生のいじめ認知件数が最も多いと知ることができました。今後もいじめアンケートの際などに、気をつけて見ていきたいと思いました。
・いじめが起きた際にも教員と児童や保護者との普段からの関係づくりを良好にしておくことで、その後の経過が変わることから、普段の関わり、観察、授業への取組の大切さを感じました。また、いじめ未然防止プログラム、CoCoLo-34を知り、活用していきたいと感じました。
7月14日(金)ⅢA1101 学校における危機管理講座
講義:学校における危機管理と危機対応 -学校事故等の事例から-
多聞法律事務所 弁護士 中川 勘太 氏
演習:学校内外における事故等への対応の在り方
・自校の危機の予測
・教職員による学校安全のための適切な対応
・児童生徒が事故や被害にあわないために
〔受講者の感想〕
・校内の危機管理マニュアルは見ているつもりだが、実際にどこでどんな事象が発生するかわからないため、日常的に考えておく必要性を感じた。また、共通認識・共通理解が教職員の間で行われていないと、スムーズに適切な対応はできないと考えた。今後の現場で起こりうる危機に対応できるように意識を高く持っておく必要があると考えさせられた。
・危機管理研修を通して学んだことと、実際に学校で起きた事故を結びつけて反省する。その繰り返しをどんどん蓄積していくことが大切だと思った。また、事故という普段はない特別な事態ではあるが、こうした研修は定期的に行い、いつ発生しても適切な対処が取れるように物や設備などだけでなく、心の準備も大切だと思った。
・事故や災害が起きたときにしっかりと対応するための正しい知識と判断力が大切である。マニュアルはあるが、実際に起きるとパニックになると思うので、学校がしなくてはいけないことは何かをしっかり把握しておき、柔軟に動けるようにしたい。また未然に防げるものは防ぐために、正しい情報を子ども達に啓発することも大切だと感じた。
7月13日(木) ⅢF1302 教員のためのICT活用講座
講義・演習
ICT機器(実物投影機・大型提示装置等)の特性について
・一斉学習における教員による教材の提示
演 習
学習効果を高めるためのICTの活用
・写真教材の作成
・アプリを活用した動画の作成
演 習
教育の情報化の推進について
・ICTを活用した授業の充実のための校内研修のあり方
(受講者の感想)
・今回の研修で、ICTの基本的な活用の仕方を学んだので、今後は、どのようにICTを活用し、授業に取り入れていくか考えていきたいと思います。
・今回の研修で、学んだことを実践していくことで自分の力にしていくことが大切だと思いました。しかし、できるだけいろいろな場面でICT機器やアプリなどを活用していくことと同時に、一人で取り組むのは大変なところもあるので、今日の研修の内容を他の先生方にも共有し、学校として取り組んでいきたいと思います。
・研修の計画を立てたことで具体的にどんなことをしたいのかを考えるきっかけになったと思います。さらに、職員で協力して研修を行い、ICTを活用して指導する力をつけていきたいと思います。