2023年6月の記事一覧

赤穂郡大会に参加しました!

剣道部が6月23日(金)に、バスケットボール部が6月25日(日)に赤穂郡大会に参加しました。

剣道部は久しぶりに、附属中学校剣道場での大会になりました。中学校から剣道を始めた生徒も多い中、果敢に勝負に挑み、正々堂々と立派に戦う姿が大変印象的でした。

団体戦は男女とも惜敗しましたが、男子個人戦で2位=得能さん・3位=岸本さん、女子個人戦で3=吉本さんが入賞しました。

バスケットボール部は上郡中学校での試合でした。直前の怪我に苦しんだ選手もいましたが、お互いにカバーしながら、それぞれも最大限に力を発揮して戦い切りました。

女子は惜しくも敗戦となりましたが、男子は抜きつ抜かれつの大接戦の結果、勝利を手にしました。

 

1年生エリア学習へ行ってきました。

6月21日(水)に、1年生が附属中学校独自の総合学習である「エリア学習」を行いました。

今回は「播磨科学公園都市の施設見学」と称して、「SPring-8/SACLA」と「ひょうご環境体験館」を訪問しました。

SPring-8/SACLAでは、職員・研究員の方々から施設で行われている研究について伺うとともに、ボールを使った「運動エネルギーの受け渡し」の実験を体験しました。ボールがバウンドする高さをどうやって高めることができるのか、さまざまな意見を研究員の方と共有することができました。

ひょうご環境体験館では、展示見学とシアター学習に分かれて環境問題について学びました。展示見学では、兵庫県の環境や自然災害に関する展示、さまざまな発電方法に関する展示などを通じて、体験的に環境について学ぶことができました。シアター学習では、「触れる地球」を活用した講義を通じて、地球規模の環境問題について視覚的に学ぶことができました。

今回の学習を通じて、科学と環境に対する視野を広げることができました。

 

[SPring-8/SACLA]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ひょうご環境体験館]

(5月12日)令和5年度文化祭2日目~3年生ポスターセッション~

5月12日(金)、昨日に引き続き文化祭が開催されました。高校2年生の劇を鑑賞したり、高校1,3年生の縁日やバザーを楽しんだりするとともに、3年生はプロジェクト学習のポスターセッションを行いました。また、音楽部や有志による演奏・舞台発表も行われました。さらには、PTAによる食堂や文化部による活動も展開され、百人GL一首大会も開催されました。

3年生によるプロジェクト学習のポスターセッションでは、自分たちの研究の内容や成果を、さまざまな工夫をもって分かりやすく、そして面白く伝えていました。特に1年生は、間近で触れる先輩方の研究に心を躍らせ、まさに目を輝かせて説明に聞き入っていました。今回のポスターセッションを通じて、来年度以降のプロジェクト学習をどのようなものにしていきたいかを考えることができたと思います。

音楽部の発表では、プログラムを『奏』と題し、『「ホルベルク組曲」より前奏曲(グリーグ作曲)』『花は咲く』『銀河鉄道999』の3曲を高校生の先輩たちとともに演奏しました。弦楽合奏による豊かで優しい響きを体育館全体に届けるような、素敵な調べを奏でました。

また、茶道部は、高校茶道部とともに御茶席を開き、お招きしたお客さんを優雅にもてなしました。そして華道部は中学生合同作品を生けて展示を行いました。

3年ぶりに制限なしで開催することができた文化祭ですが、今年のテーマである『雅』が溢れる、「文化」のさらなる可能性が感じられる2日間となりました。

 

部活動壮行会(剣道部・男女バスケットボール部・水泳競技)・実習生紹介を行いました。

6月19日(月)8時15分より、夢創館にて赤穂郡大会(剣道部・男女バスケットボール部)と、西播総体(水泳競技)に向けた部活動壮行会と、教育実習生紹介を行いました。

各部の部長による決意表明が行われ、いよいよ始まる総体に向けた熱意を全校生徒が共有する形となりました。校長先生から激励の言葉が贈られ、各部の生徒も決意を新たにすることができました。日ごろの成果を存分に発揮し、各々の目指す勝利を掴み取ってほしいと思います。

その後、教育実習生の先生の紹介がありました。今年は2名の先生が来校されました。1週間と短い期間ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします!

(5月11日)令和5年度文化祭1日目~インターぴーぷるday~

5月11日(木)、附属高校と合同の文化祭1日目が開催されました。今日は「インターぴーぷるday」として、午前中は体育館でプレゼンテーション、ゲストスピーチ、スピーチコンテストが英語で行われました。プレゼンテーションでは、2年生の女子生徒と3年生の男子生徒が出場し、それぞれイルカと映画『タイタニック』の魅力を、さまざまな工夫をもって伝えました。そして中学校では午後に、計8会場に分かれてクラス交流会が行われました。オーストラリア、中国、アメリカ合衆国、イングランド、マレーシア出身のCIRやALTの先生をお招きし、1年生は日本語を交え、2,3年生は英語で会話やゲームを通じて交流を楽しみました。

どのクラスも大盛況で、普段あまり触れる機会のない文化を積極的に知ろうと、ゲストの先生方とさまざまなコミュニケーションを通じて国際交流を深めることができました。

防災避難訓練・防災教育を実施しました。

6月9日(金)4時間目に、防災避難訓練と防災教育を実施しました。

避難訓練については、3時間目の休み時間中の出火を想定し、一人ひとりがその場に応じた避難を行うことができました。

続いて4時間目の防災教育では、実際にたつの消防署光都分署の方に来ていただき、消防車による放水の実演を間近で見学することができました。その後、各学年の代表生徒が消火器を使った消火訓練と、学校に設置されたホースを用いた放水訓練を体験しました。特にホースを使った訓練では、代表生徒3名が協力することで、見事な実演を果たすことができました。

今回の訓練を通じて、どのような状況においても、その場にあった避難ができるようにしておくことが大切なのだと、一人ひとりが学ぶことができた訓練となりました。

プロジェクト学習の成果が論文に掲載されました!

2年前のプロジェクト学習「コケの調査」班の探究成果が、日本蘚苔類学会の学会誌に新産地報告として紹介されました。論文としての掲載です。

ご指導いただいた元兵庫県立人と自然の博物館の秋山弘之先生の論文に、共著者として、本校生徒(当時中学3年生、現在高校2年生)の名前が掲載されています。

カシミールクマノゴケは、2021年10月14日のプロジェクト学習フィールドワーク「コケ直物の調査」において発見されました。兵庫県佐用郡大畑から赤穂郡上郡町金出地にまたがる大鳴渓谷(鞍居川上流、金出地ダムの上流部)において、絶滅が危惧される蘚苔類の1種であるカシミールクマノゴケの生育が確認されたのです。

ちなみに大鳴渓谷からはこれまでに、オチフジ(3年前のプロジェクト学習で調査)やマヤランなどの希少植物が確認されていて、貴重な植物種が数多く報告されています。

論文は以下の場所からもダウンロードすることができますので、どうぞ詳細をご覧ください。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/bryologicalresearch/12/11/12_274/_article/-char/ja

以下は参考まで、コケ調査時や成果発表時の画像です。

全校集会を実施しました。

6月6日(火)1時間目に、全校集会を開きました。

泉村校長先生の「孟嘗君」のお話の後、生徒会執行部を中心に、各委員会による4,5月の振り返りと6,7月の目標の確認が行われました。

生徒総会後、初の全校集会となりましたが、よりよい学校づくりの一環として、生徒一人ひとりが改めて学校生活を振り返るための良い機会とすることができました。

2年生が中大連携授業に臨みました!

6月8日(木)5・6校時に、2年生の生徒が初めて、県立大学中大連携授業に臨みました。

講師は県立大学看護学部の大村佳代子先生でした。

大村先生は、ご専門の在宅看護学を究めようと決意されたきっかけや病棟や看護ステーションでの勤務のご経験などを交えながら自己紹介をしてくださった後、「大学教員の一日」「研究紹介:国際交流」「研究紹介:血友病者へのケア」についてご講義くださいました。

中学生にとって身近なエピソードにもふれてくださったので、生徒らは真剣な眼差しで講義を聞き、理解しようと頑張っていました。特に、在宅看護と病院看護の違いについてお話くださった時、「在宅看護はその人がどう生きたいかを尊重するケアである」というお言葉が印象的でした。

また、国際交流については、研究生活においても、人として見識を広げるためにも海外との交流は有意義であることを先生の実体験をもとに、たくさんの写真を見せていただきながら聞くことができ、楽しい時間になりました。

講演後の質問タイムでも多くの生徒が挙手をして、「看護している人との会話などで大切にしていること」「看護の勉強を深めるために中学生時代によく学習しておいたらよい教科」「認知症の方への効果的な声かけ」などを先生に尋ねることができました。